00:04
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
長くお話ししてた、「わけの九太郎」の話も 前回で終わりまして、
またね、新しいお話をしようかなと思って 選んでたんですけども、
今回ですね、チンプイというお話を これから取り上げようと思ってるんですよ。
はいはいはいはい。
で、ご存知の方はもちろんいらっしゃると思うんですが、 このお話、主人公が女の子なんですね。
うんうんうん。
珍しいと思うんですけど、 女の子を藤子不二雄先生が描いたときって、
なんかちょっとやっぱり、昔の作品から 最近の作品になっていくにつれて、
この女の子像みたいなのが 結構変わってるなって感じたところがあって、
そのあたりをちょっとね、自分なりに感じたことを ちょっとお話ししてから、
チンプイの話につなげようかなと思ってるんですけど。
うんうんうんうん。
一番やっぱり藤子作品で有名な女の子キャラクターって言ったら、 静香ちゃんですよね。
はいはいはいはい。
静香ちゃんの話はね、だいぶこの不思議な話でも、 初期の方に結構したような気がするんですけども、
改めて話すと、皆さんご存知ドラえもんの登場キャラクターで、
のび太くんの将来のお嫁さんですよね。
はいはいはい。
ドラえもんのストーリーっていうもの自体が、
いろいろね、毎話毎話、いろんな秘密像が出てきて みたいなものはあるにしろ、
大まかなね、メインの軸になるお話っていうのは、 のび太くんの運命を変えるための話だと。
うーん。
その相手役でもあるわけですよ。
はいはいはい。
で、ドラえもんの話をしたときにも 出てきたと思うんですけども、
初めの頃ってあんまり構想が固まってなくて、
相変わらずトタバタしてますと、ギャグとして。
うんうんうん。
なんかドラえもんもキャラが定まってなくて、
どっちかっていうと、のび太の方が常識人で、
ドラえもんは未来から来て常識がないから、
なんかこう周りのことをひっかき回して、
っていうなんか変な、よそから来たキャラみたいな感じだったのが、
だんだんとキャラが固まってくると。
連載のね、長期化につれて。
うんうん。
まあまあまあ、すごく長い連載あったんで、
そんな感じでキャラも変わっていくんですが、
静香ちゃんなんかね、特に初めの頃、無個性で。
うんうん。
よくいる女の子キャラクターっていう感じ?
うんうん。
で、クラスの中に1人いる、なんかこう、
クラスのマドンナ的な感じ?
みんな男の子がその子のこと好きで、みたいな。
うんうん。
女の子らしい、なんか趣味持ってて、みたいな感じの子だったのが、
だんだんだんだんね、こうみんなが知ってるみたいな、
すごく信用持ってて。
うんうん。
勝ち気で、まあおてんばでもあって、
でも女の子としての、このおしとやかさもあって、みたいなね。
03:00
うん。
静香ちゃんにどんどん変わっていくわけですよ。
うんうん。
静香ちゃんの、まあキャラ編劇っていうのは、
やっぱりこう伸びた後の絡みっていうのがすごく多くて、
はいはいはいはい。
まあ初めはね、なんとなくその、
クラスにいる女の子?キャラ?みたいな感じだったのが、
伸びたの相手役というポジションを確立して、
うん。
映画でみんなで異世界に行ったりとか、
うん、はいはいはい。
する中でこうね、キャラ付けが生まれていったわけじゃないですか。
なんで、こう女の子のキャラクターって、
結構そういうふうに見ていくと、
描き方が変わってるなっていうのが思ったんですよね。
うん。
ほんで、次に女の子のキャラクターで言って、
たぶんさっぱさんが思い浮かべてくれるのって言えば、
はい。
たぶんまみちゃんだと思うんですよ。
ああそうですね、うん。
エスパーマミのね。
うん。
で、エスパーマミのさくらまみちゃんっていうのは、
うん。
これも女の子主人公の漫画の主人公ではあるんですけど、
うん。
年齢がちょっと高かったじゃないですか。
はいはいはいはい。
中学生でね。
うん。
で、読んでる読者のね、こうターゲットも少し、
他の児童向け作品よりも上に設定してるというか、
うんうんうん。
お話のね、内容も結構考えさせられるものが多かったりとか、
静香ちゃんと同じラインにいるかって言うと、
ちょっと違うところにいるキャラクターだったように思うんですね。
はいはいはいはい。
で、お色系的なね、授業も当時はあったっていうことで、
もう冒頭からね、ヌードシーンが出てくるとかいうので有名だったりしますけど。
うん。
で、ちょっと年色を重ねた、
思春期の女の子っていうのを描くにあたって、
これ結構有名な話なんですけど、
藤本先生やっぱり女の子を描くのがわからんと。
なってですね、SMクラブに通いつめて、
あの、女体をすごく研究したらしいですよ。
まみちゃんの裸を描くためにね。
言ったら、この藤本先生も一人の男性なわけで、
男の子のことはわかるけど、女の子のことはわかりにくいと。
どう描けばいいのかわかりにくいと。
いうのが結構あったみたいなんですよ。
なので、今言ったみたいに、そういう逸話が残ってたりとかもするわけですけど、
なんかいろいろとね、漫画以外の周辺の雑誌とか、いろいろ読んでるとですね、
インタビューなんかも結構目にする機会が多くて、僕。
その中に、家族としての藤本寛みたいな記事とかも結構あったりするので、
それ読んでると、奥さんが先生のことをね、
インタビューで紹介してる話があったりとか、
子供が生まれてからは必ず日曜日は家族と過ごすようにしてたとかね。
そんな話が出てくるんですね。
はいはいはいはい。
そういう意味でね、先生の私生活みたいなところに目を向けると、
28歳で結婚されて、子供さんがね、3人とも女の子なんですよ。
06:04
女の子の父親になっていくと。
連載当時はね、すごく若くして18歳で漫画家デビューしてるんですけど、
その頃に書く初期の作品で、どんどんどんどん成功していって、
オバキューとかパーマンとかドラえもんとかってなっていくにつれて、
先生の私生活のほうもそうやって進んでいってるわけですよね。
はいはいはいはい。
女の子キャラクターが登場して、もうすごくテンプレっぽい感じで描かれてて、
あんまりこの個性っていうのが見出しにくいような描写が多かった初期から、
だんだんだんだんそうやって女の子キャラクターにも厚みが出てきてみたいな。
その頃は先生ももう女の子のお父さんみたいな。
そのあたりが結構何やろう、作品のこの掲載されてる時系列と、
何歳の時に結婚してとか、何歳の時に子供さんが生まれてみたいなと照らし合わせると、
結構シンクルしてる感じがあってすごく面白いんですよね。
うーん。
なので、必ず藤子作品って、子供たちのメンツもテンプレあるじゃないですか。
主人公、ガキ大将、それから腰銀着みたいなのがいて、女の子がいて。
はい。
ちょっと頭のいい子がいてみたいな。
うんうんうん。
これ各作品にあるんですけど、
同じように見えて結構違うんですよみたいな、ドラえもんと着てるやつ似てるけど違うよとかね。
うん。
やってきた中で、微妙にやっぱり変えてきてるっていうところがあって、その流れでの陳腐りなんですね。
うんうんうん。
で、この陳腐りっていう作品は、本当に藤子F・藤代キャリアの中では、本当に後期の後期なんですよ。
最後の方の作品なんですよ。
はいはいはいはい。
で、連載っていうのがすごく特殊で、今まではね、何かしらほら、雑誌に掲載されてたじゃないですか。
うん。
あの、コロコロとかサンデーとか。
はい。
大人向けのね、ビッグコミックとかあったじゃないですか。なんですけど、これすごい特殊でですね、サッパさん覚えてるかな。
藤子藤代ランドっていう企画を覚えてますよね。
はいはいはいはい。
藤子藤代がもう日本中でフィーバーして、もう一大ブームが来て、もう毎号毎号、藤子藤代の作品が、
今回はこれ、今回はこれ、今回はこれって言っても藤子藤代ランドっていうシリーズで発行されるっていうのがあったんですよね。
はいはいはい。
それの刊末に連載されてたんですよ。
あ、刊末か。えー。
そうそうそう。藤子藤代ランドの刊末に1話ずつ連載されるっていう形だったんですね。
おー。
雑誌とかじゃなくて、だからこれを読んでた人っていうのは、藤子作品を1巻読み切った後に1話読む。
09:00
で、次の巻が出たら、何かしらまた違う作品を1巻読んでから1話読むみたいな、こういう体験をしてきたわけなんですね。
だからすごく立ち位置的にも特殊なんですね。
はいはいはいはい。
だから結構何やろうね、藤子藤代好きな人が上乗せで楽しんでるみたいなこの話だったっていうことがよくわかるわけですね。
なるほどなるほど。
なので本当に何やろう、初心者向けというよりかはクロート向けな感じがするんですけど、それ聞いてると。
うん。
そういう中で描かれた作品の主人公が女の子っていうのは本当にキャリアの中でも頂点というか、色々な女の子キャラクターを描いてきた藤子先生が、
じゃあこれを新しく連載しますって言って主人公に据えたキャラクターっていうことで、かすがえりちゃんっていう子が出てくるんですけど。
はい。
藤子漫画の登場する女の子の完成形って言ったらなんか変な感じやけど、色んな要素が成熟しきって誕生したのが、この陳腐衣の主人公えりちゃんかなっていう感じが少ししました。
うんうん。
なんかね、少年向け漫画を描いてるので、男の子の活躍が多いっていうのはすごくあるんですけども。
はい。
その中でね、あえて主人公が女の子っていうところがこの陳腐衣の一つの魅力なのかなっていうふうに思ったわけですね。
うんうんうん。
というわけでね、陳腐衣の話をしていきたいんですが、ちなみにサッパさんはこの陳腐衣っていう作品どれぐらい知ってました?
全く知らなかったわけではないっていう期待をしたいんですけど。
え、でも名前はさすがに知ってましたよ。
うんうん。キャラクターとかも、なんか見た目は出てくる感じだった。
そう、なんかグッズみたいなので、見た目だけは知ってた。
うんうん。
って感じかな。
あの、ネズミっぽい子がいるなぁみたいな感じ。
あ、そうそうそうそうそうそう。
本当にそんな感じですよ。
で、今回もね、サッパさんにちょっと漫画をね、お送りして、陳腐衣シリーズはもうサッパさんも読んだ状態で一緒に楽しんでいこうと思ってるんですけど。
うん。
えーと、ざっくりね、あらすじを言うとですね。
はいはい。
えー、ま、普通の主人公、女の子、小学生、かすがえりちゃんっていう子がいるんですね。
うん。
で、この子は小学6年生って名言されてます。
うん。
なんか微妙にね、あの、今までなかった年代設定ですけども。
うんうん。
で、あの、すごくおてんばで。
はい。
なんていうのかなぁ、その、静香ちゃんとかって、こう、女の子でヒロインやけど、個心があって強くて、でもおてんばでみたいな感じやったでしょ。
うん。
で、あの、エスパーマミのマミちゃんとかって、まあ、ポンコツ系って言ったら変な言い方やけど。
まあでもそうかな。
しっかりしてるようで、なんか全然みたいなね。
12:02
思春期なのに、こうね、あの、高畑さんとかがさ、ちょっとこの男の子らしい反応してても、なんかあんまりよくわかってないみたいな。
うん。
まあ、そういう愛嬌のあるキャラだったんですけど、それとはまた違うんですよね、このえりちゃんっていう子は。
うんうんうんうん。
あの、元気で活発で、なんやろ、僕、呼んだ感じでこう、のびのびたを、なんか女の子にしたみたいな感じの印象ちょっと出てて。
さらにもうちょっと元気なんですけどね。
はいはいはいはい。
まあそういう、まあ女の子が出てきてて、まあこれまでの藤子作にはなかったタイプの女主人公だと。
うん。
で、もちろんクラスにお友達とかもいて、まあボーイフレンド的な子もいるんだけど、
うん。
突然、マール星という、35光年離れた遠くの星の宇宙人の王子様に、お妃に選ばれるんですよ。
うんうんうん。
いきなりね、おめでとうございますって言って。
うん。
ぜひマール星へお越しくださいって言って、現れたのが神父、マール星人の神父と、
えーと、まあジーヤ的なポジションのワンダユーさんというね、犬っぽい2人が現れると。
うん。
あなたは選ばれたんですと。これはとても光栄なことです。おめでとうございますと。
いやいやいや、私そんなこと知らないから。ただの小学生だし、まだ結婚なんて考えられないしと。
うん。
いやいやいや、そんなことはもう関係ないです。このここら辺のミスマッチがすごい笑いになっていくんですけど。
うーん。
で、神父の大きなストーリーはここになって、このエリーを説得するためにやってきたマール星人の神父が、
うん。
うんと言わせるために同居するんですよね。
あー、はいはいはいはい。
なんか今までこれもあったようでなかった展開で面白かったりするんですよ。
うんうん。
今までね、いろんなパターンで普通の日常生活にちょっと違う存在が紛れ込んで同居みたいなのあったんですけど、今回はこのラインで行きますみたいな感じで。
はいはいはい。
結構テクニカルな導入やなっていう感じがしますよね。
うん、そうですね。
うーん。なんか、サッパさんは初めの方しかまだ呼んでないっていうことだったんですけど、多分印象を受けたと思うんですよ。
おじいちゃんってすごく元気な子で、どっちかっていうと何やろう、積極的で社交的で、自分のやりたいことがしっかりあるみたいな感じのおしとやか系というよりかは元気の女の子なんですね。
うん。
なんで、いやいや、そんな選ばれたなんて私知らないし、みたいなことを言える感じの子なんですよね。
うんうんうん。
その子が果たしてこのチンプイと一緒に過ごすことで、最終的にね、お妃になってしまうのかどうかっていうところがストーリーになってると。
うーん。
っていうので、すごくストーリーとしては変わってるんですけども、いつも見てる光景としてはいつもの日常生活にちょっと違うチンプイっていうネズミみたいな宇宙人がおるよと。
15:13
うんうん。
そんな形でですね、僕もね、藤子作品どれも似てるし一緒やんって思ってた頃があるわけですけど。
うん。
よく読んでいくとそれぞれ、あ、設定違うんだなーっていうのが分かって、その中でも結構お気に入りな感じのストーリーラインではあります。
はいはいはいはい。
エリはこのルルロフ殿下と結ばれるのか、それともクラスメイトにね、ボイフレンドみたいな子がいるんですけども、そっちを選ぶのかみたいな話とかも出てくるし。
うんうんうん。
チンプイも、なんか同居する立場としては説得するためにいるんやけど、普通に仲良く友達やったりとかって微妙な距離感だったりするんですよね。
あー。
その辺りがね、今までのマスコットキャラクターにあったようななかったようなキャラ付けですごく面白いなと思ってます。
うん。
女の子キャラクターとしての主人公、久しぶりの主人公、かすがエリちゃんっていうところに注目しながらですね、
この新しく紹介するシリーズであるチンプイっていうところを、次からはね、ちょっと取り上げていきたいなっていうふうに思っております。
はーい。
はい、では終わっていきます。
はい、エンディングです。
はーい。
そんなこんなで、チンプイというお話をね、これからしていこうかなと思ってるんですけど、今のところサッパさんは、
はい。
1話だけ読んだって聞いてますけど。
はい、もう完全に1話だけ、あの2話の扉絵みたいなやつだけ、あの最後に見えるから見えてますけど。
はいはいはいはい。どうでした?なんかその印象。
あー、あの、なんか、私12歳で結婚なんてまだみたいな言ってるとき、それはそうだってめっちゃなんか思ったんですけど。
そやね、だから基本藤子ファンが読んでたとはいえ、それはないでしょうって、あの普通に読んでる側はエリちゃん側っていうのはあるよね。
うん、そうそうそうそう。
何言ってんだこの人たちみたいな感じの慌てぶりっていうところが、こう読んでる読者とシンクロするあたりはあるよな。
うーん、そうですね。
まあね、結婚とかね言われてもわかんないよね、この頃ね。
いやわかんないでしょう。
しかも、見ず知らずのね、やったこともない宇宙人が求婚してるって言われてもね。
そうそうそうそう。
いやだから、まあ一応これが決着つくかどうかっていうのがもうメインのストーリーなんで。
18:02
うーん。
その辺をね、ちょっとこう追っていけたらなと思うんですけど、もうそれだけじゃなくて本当にあの、マイワーマイマー出てくるアイテムとかキャラクターとか面白いのがもうさすが藤子先生だって感じなんで。
はいはいはいはい。
ぜひね、ちょっとあの面白い、僕も好きな作品なんで、これから追っていきたいなと思っております。
はい。
はーい。
というわけで、次回からの話も楽しみにしていてください。
はい。
はい。
じゃあ追っていきます。
少し不思議ナイト、この番組では皆様からの感想、反応、藤子不条作品への愛等々を募集しております。
また先の方サッパさんからよろしくお願いします。
はい。
はい、それからお名前だけで送っていただきますメールフォームの方も応用しております。
エピソードの概要欄、もしくはXの少し不思議ナイトのアカウントのプロフィールのところにお便り方面のリンクがありますので、ぜひぜひご活用ください。
はーい。
というわけで、皆様次の話でお会いしましょう。
さよならー。
またねー。