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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、毎週火曜日はデザインに関するお話をお届けしておりまして、今日は特に印象づくりに関するお話をしたいなと思います。
この印象づくりって、デザインにおいては本当あらゆる場面、どんな制作物にも大事な部分だと思うんですけど、
バナーだったりポスターだったり、あとは資料デザインとかロゴデザインとか、どんなデザインでも、それを見た人がどういう印象を受けるかみたいなのを意識した上で、デザインのディティールを決めていったりするんですよね。
このなんで印象づくりが大事かっていうと、そのデザインで伝えたい内容と、そのデザインから受ける印象がちぐはぐだと、内容がより伝わりにくくなっちゃう。余計な印象とか、なんか違和感が生まれることによって、情報が喧嘩しあっちゃうんですよね。
あとはもっとシンプルに言うと、第一印象って大事じゃないですか。 あらゆるデザインにおいて、そのパッと見でいかにその印象を伝えられるか。楽しげなバナー、イベントのバナー作るならパッと見で楽しいっていう印象を伝えて、気を引いて中の情報をしっかり読んでもらうみたいな。
この最初の印象で内容の受け取り方も変わってくるみたいなことって、プレゼンとかでもあるじゃないですか。
プレゼンで話してる人が、話し方がどうも自信がなさそうとかだと、聞いてるこっちもなんか、この人が言ってる内容って本当に大丈夫なのかなって、ちょっと不安になっちゃったりとか。
あとはプレゼンの内容がどんなに良くても、そのプレゼンテーターさんがどうしても態度が悪いみたいな。なんか頭に、もうこの人の話全然入ってこないんだよなぁみたいなことってあるじゃないですか。
なのでデザインにおいても、この第一印象とかパッと見の印象作りっていうのは、何か正しく伝えるとかわかりやすく伝えたい時には結構大事になってきますよね。
というところで、今日は印象に影響を与える要素3選っていうのをフォント例に挙げながら、3つご紹介したいなと思います。
これなんで今回はフォントを例に挙げているのかっていうと、よりあらゆる場面で応用しやすいようにするためなんですよね。
どういうことかというと、デザインにおける印象作りって本当たくさんあるんですよ。
デザインは本当にあらゆる要素を掛け合わせて一つの印象作ったりするので、例えば配色だったり、それこそフォントの種類だったり、
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あとはいろんな写真の使い方あったりあるんですけど、どれにも共通して言えるような、色はさすがにちょっと変わってきますけど、
いろんなロゴデザインでもポスターだったりバナーだったり、プレゼン仕様のデザインだったりでも応用できるような
内容にするためにそのフォントっていうよりもっと小さい要素の中で、そのフォントが
このフォントは何でこういう印象なのかみたいな部分をもっと細かい要素で考えることによって、それが別のところでも応用できますよという意味で今回はフォントを例に挙げて印象に影響を与える要素っていうのを3つご紹介します。
ちょっとわかりにくかったかもしれないんですけど、具体的に3つ言ってしまうと、1つ目が太さ、2つ目が形、3つ目が密度。
これってフォントにおいても言えるし、もっと広い目で見た時のポスター全体でもこの太さ、形、密度を見ていくと印象づくりも
印象づくりに応用できたりするっていう意味で、こういう形で今日はご紹介していきます。
前振りがだいぶ長くなってしまいましたが、早速印象に影響を与える要素3線ということで、1つ目は太さですね。
この線が太いか細いかでだいぶいろんな印象が変わってきます。
例えば太い線とかフォントだったりすると力強いとか、より強調するインパクトのあるとか、
あとは安定感とかもありますね。がっしりした印象とか、あとはちょっと幼い印象とかも個人的にあるかなと思います。
逆に細い線が細い装飾だったりフォント、文字の太さが細いっていうものだと、より繊細な印象とか高級感とか上品な感じ、大人っぽい落ち着いた印象とかもあるかなと思います。
という感じで線の太さ一つでもだいぶ印象って変わってきますね。文字もそうですし、
装飾で一本線引くだけっていうのも結構あるんですけど、その時に本当太さをこだわるだけでだいぶ全体の印象って変わってきます。
そのデフォルトの線の太さだと、結構本当よく見る感じ、手を加えてない、こだわってない感じっていうのが出ちゃったりするんですよ。
なのであえて結構太めにするとか、逆に本当ギリギリ見えるぐらいのか弱い線、か細い線にしてあげたほうが上品になったりとか、
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そういう感じで線の太さ一つでも印象変わりますよっていうのが一つ目ですね。続いて2つ目は形。
この形に関しては例を挙げればキリがなくなってしまうんですけど、フォントで言うと
例えば、英語のフォントってセリフ体とサンセリフ体っていう大きく大きくざっくりめちゃくちゃざっくり言うと2つあるんですけど、
日本語で言うところのゴシック体とのミンチョウ体みたいな、よりカクカクしたフォントかちょっと手書きの筆のタッチが残ったようなミンチョウ体かみたいな感じで英語もセリフ体とサンセリフ体ってあるんですけど、
そのカクカクしたサンセリフ体の方でも小文字の例えばアイの点、点の部分が四角と丸みたいな差があったりするんですよね。
とかそのサンセリフ体じゃなくてその筆圧が残ったようなセリフ体、ヒゲっていう装飾
その筆の跡みたいなところをヒゲって呼んだりするんですけど、そのヒゲになっている部分がより丸っこいクルンってなっているのか、ちょっと三角形っぽいシュってなった
彫刻刀で切ったようなカクカクってした形なのかみたいな、そういった細かい部分でも形の違いで印象が変わってきたりするんですよね。
その細かいディティールが丸い、全体的に丸くなっているフォントは全体的に柔らかい印象を受けたり、
反対に角張ったフォントだったらキリッとした力強いシャープな印象を受けたりとか、そういった感じで形一つでも印象が変わってきますっていうのが2つ目の例ですね。
最後の3つ目は密度。これは言ってしまうと余白とも言えると思うんですけど、
その例えばフォントで言うと大文字のGとか結構差が出てきやすいんですけど、このGの右下の部分がどれだけ真ん中に食い込んでいるかで、
そのGの内部の余白って変わってくるんですよね。その中が、そのGの右下の装飾がよりこじんまりした右下に収まっている感じのGだと、
真ん中の余白って広くなって結構ゆったりした印象のフォントだったりするんですけど、反対にそのGの右下の部分がしっかり中の方まで食い込んでいる感じだと、
そういう余白も少なくなって、力強さの方が印象に残るとか、
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そういった感じで、その密度とか余白をどれだけ取るかみたいなところで、全体がゆったりした印象とかリラックスしてたり高級感とかを演出できたりします。
という感じで、今日は印象に影響を与える要素3点ということで、太さ、形、密度をご紹介しました。
この3つの要素を意識できているだけで、フォントを選ぶ時にもそうですし、あとはデザインの装飾を作る時とか、
レイアウトを組む時とかにもこの考え方って応用できると思うので、ぜひぜひ活用していただければなと思います。
キクダケフリーランス講座の毎週火曜日は、こんな感じでデザインに関するお話をお届けしています。
最後まで聞いてくださりありがとうございます。