侵略的外来種のリスト公開
群馬県のニュースをお伝えします。(1) 群馬県は、侵略的外来種のリストを公開しました。
群馬県は、16日、生態系や人の生活に悪影響をもたらす恐れのある侵略的外来種として、動植物212種をリストにまとめ、公開したと発表しました。
このうち58種を、すでに県内で一定の被害が影響が出ている「対策優先種」、そして39種を県内では未確認だが侵入した場合に被害が大きい
「侵入警戒種」に分類し、警戒を呼びかけています。 本年度、被害樹が県内で1万本を超えた昆虫類のクビヤカツヤカミキリなど16種を対策優先種としました。
侵入警戒種には、千葉県などで問題となっているシカ科のキョン、紅葉樹を加害するツヤハダゴマダラカミキリなどが含まれています。
県によると、これまで注意が必要な外来種情報を関係機関で共有したことはありましたが、県内状況を詳しくまとめた資料はありませんでした。
(2)県内の交通事故者数、47人と昨年の総数に並びました。
昨年同じ期と比べると、人身事故の件数や負傷者数はおよそ1割減っていますが、死者数だけは2人増えています。
15日までの死者数を分析すると、歩行中の16人のうち、高齢者が13人で81.3%に達しています。
発生時間帯は、
日没から日の出までの夜間が8人と多く、全員が反射材をつけていなかったということです。
また8人のうち5人が道路横断中に、車から見て右から左に渡っている最中に事故に遭いました。
(3)みどり市で横断歩道を渡っていた小学1年生が跳ねられ、重傷となっています。
16日午後2時50分ごろ、みどり市の県道笠崎赤堀いまい線十字路で、横断歩道を歩いて渡っていた小学1年のタカハシライトさん6歳が右から来た乗用車に跳ねられました。
この事故により、タカハシさんは太田市内の病院に搬送され、右腕の骨折などの重傷を負いました。
警察によると下降途中だったということです。
(4)バスやタクシー事業を展開する高崎市の「上信ハイヤー」労働組合は、今月27と28、ストライキに踏切ることになりました。
これに伴い、藤岡市の路線バスや富岡市の乗り合いタクシーなどで運休などの影響が出る見通しです。
ストライキの構えを明らかにしているのは高崎市の「上信ハイヤー」の労働組合です。
運転士などの給与や当期の賞与の改善を求め、会社側と交渉が続けられてきましたが、
今月13日までにまとまらなかったとして、今月27から48時間のストライキを行うとしています。
組合によりますと、ストライキに踏切った場合、
27と28日に運行を予定している藤岡市の路線バス「めぐるんバス」のすべての路線、合わせて76便と、
高崎市の路線バス「新町線ぐるりんバス」合わせて24便、
まだ富岡市で運行している予約制の乗り合いタクシーの一部について運休となる見通しです。
組合側は今後、再度会社側との交渉を要求しているということです。
(5)伊勢崎市でシカ1頭が確認されました。
16日午後時頃、伊勢崎市宮古町の広瀬川にかかる竜宮場所付近の河川敷で、市の職員がシカ1頭を確認しました。
オスの成獣とみられています。
市内では10月16日にも美茂呂町の広瀬川にかかる光円橋付近で、1頭が確認されています。
市は注意喚起を行っています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。