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群馬県のニュースをお伝えします。(1)2023年の人口移動報告が公表され、群馬県は転出者が上回りました。
総務省が30日に公表した2023年の人口移動報告によりますと、 群馬県は転出者が転入者を941人上回り、2年連続の転出超過となりました。
転入者は、前の年より1.8%多い3万7100人で、転出者は3.3%多い3万8041人でした。
国籍別・男女別で見ますと、日本人の女性が1384人、男性が830人の転出超過となり、
外国人は男性が956人、女性が317人の転入超過だったということです。 (2)県内の新型コロナウイルスの患者数が前の週より増加しました。
県衛生環境研究所によりますと、今月22日から28日までの1週間で、 1医療機関あたりの平均患者数は20.66人と前の週より5.78人増加しました。
管内別で多い順に、富岡が39.67人、利根沼田が36.67人、渋川が27.83人などとなっています。
県内の指定医療機関から報告があった患者数は合わせて1756人で、10歳未満が536人と最も多く、次に10代が391人になどとなっています。
また、県内のインフルエンザの平均患者数は14.53人で、2週連続増加しました。
管内別で多い順に、利根沼田が25.33人、桐生が21.38人、富岡が21.33人、渋川が20.67人、伊勢崎が18.1人などとなっています。
指定医療機関から報告があった患者数は1235人で、10歳未満が639人と最も多く、次に10代が372人になどとなっています。
県は引き続き、県内全域にインフルエンザ警報を発令し、こまめな手洗いなど基本的な感染対策の継続を呼びかけています。
(3)東和銀行の融資金詐欺事件の初公判が、前橋地裁で行われました。
東和銀行が事業運転資金などの名目で融資金をだまし取られた事件で、詐欺の罪に問われた田中被告59歳と生方被告40歳の初公判が30日、前橋地裁で開かれました。
田中被告は起訴内容を認め、生方被告は「融資を受けたのは間違いないが、だますつもりはなかった」と無罪を主張しました。
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冒頭陳述によりますと、2人は共謀して2020年2月から2021年10月に、生方被告が個人事業主を装う虚偽の申込書を東和銀行に提出し、融資金合わせて5113万円をだまし取ったとされています。
(4)酒気帯び運転の職員を、停職1年の懲戒処分にしました。
酒気帯び運転をした上、職場への報告を怠ったとして、伊勢崎市は30日、50代の男性職員を停職1年の懲戒処分にしたと発表しました。
伊勢崎市上下水道局によりますと、男性職員は昨年10月1日の正午ごろ、伊勢崎市内の自宅で焼酎を飲み、午後3時ごろ、コンビニエンスストアまで車を運転しました。
その後、駐車場で転倒したのを受け、店長が119番通報し、救急隊員が酒の臭いに気づいて警察に通報、発覚したということです。
また、昨年の12月下旬ごろ、職場の上司が男性職員に対し、前橋地検と連絡を取っている理由を尋ねたところ、事実が判明したということです。
(5)赤城大沼のワカサギ釣りが解禁しました。
赤城大沼漁業協同組合は31日午前7時から、赤城大沼での氷上ワカサギ釣りを解禁しました。
26日に氷の厚さを検査したところ、組合が設ける基準の15センチを上回ったことから解禁されたということです。
今シーズンは暖冬傾向が影響し、例年より解禁が遅れていました。
また、一部の氷の薄い部分は立入禁止エリアとして注意喚起をしています。
ワカサギ釣りは3月末まで楽しめる見込みです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。