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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県立赤城公園の整備で、指定管理者候補にスノーピークが選定されました。
県立赤城公園の活性化に向けて、キャンプ場「大沼キャンプフィールド」と周辺拠点施設「赤城ランドステーション」の整備を進める県は17日までに、アウトドア用品大手「スノーピーク」を選定しました。
キャンプ場は来年春オープン予定でしたが、工事が遅れ、完成の目処は立っていません。
県によると、指定管理者に応募した2社を民間有識者で作る選定委員会が審査をした結果、財務状況など全ての基準でスノーピークが上回りました。
指定管理者が自主事業の利益の一部を県に支払う納付金は、年度ごとの利益の15%となっています。
スノーピークはショップやカフェで登山用品や衣服を販売したり、赤城山で育った豚の肉を提供したりする計画で、県は400万円程度の納付金を見込んでいます。
(2)伊勢崎のインドネシア人4人死傷事件。重傷を負った22歳男を入管難民法違反で逮捕しました。
伊勢崎市でインドネシア人4人が死傷した殺人・殺人未遂事件で、伊勢崎市の捜査本部が入管難民法違反の疑いで重傷を負った1人で、ルイス・フィゴ・リチャード・マタンダトゥ容疑者22歳を逮捕していたことが17日分りました。
起訴状によると、ルイス被告は技能実習の有効な在住資格を持っていましたが、9月から11月にかけ太田市内の工事現場などで解体工として働き、許可を受けずに資格外活動をしたとされています。
一方、事件は12月3日未明、伊勢崎市上諏訪町のアパートで発生。警察官が駆けつけると背中を刺されたアブドゥル・ロフマンさん37歳が付近で倒れており、死亡が確認されました。
同じ時間帯に、アパート駐車場の車内でルイス被告と男性がそれぞれ負傷した状態で見つかっています。
関係者によりますと、揉め事の現場には当時10人くらいがいた可能性があり、捜査本部はルイス被告の他にも何らかの事情を知るとみられる人物を殺人以外の容疑で逮捕しているということです。
(3)県がインフル注意報を発令しました。群馬県は17日、医療機関から報告されたインフルエンザの週ごとの患者数が基準値の1医療機関あたり10人を超えたとして「注意報」を発令しました。
発令は2年連続で前の週に比べ89.5%増え、1機関あたり13.0人となりました。
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一方、5月から発令していた乳幼児に多い「手足口病」の警報は、基準値を下回ったとして解除しました。
管轄別では、利根沼田の31.33人が最も多く、次に渋川、桐生と続いています。
(4)太田で道路を横断していた女性が車にはねられ死亡しました。
17日午前4時50分ごろ、太田市大原町の市道で、歩いて道路を横断していた島田友子さん68歳が、左から来た乗用車にはねられました。
島田さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
太田署によると現場は片側一車線の直線道路で、横断歩道はなかったということです。
(5)伊勢崎清明高校で「フードドライブ」の呼びかけが行われました。
伊勢崎清明高校の保健委員会とJRC部は17日、伊勢崎市の学校で、家庭で余った食品などを集め、支援が必要な人に届ける「フードドライブ」を始めました。
地域貢献として昨年度初めて実施し、この日、登校時、両団体など30人が寄付を呼びかけ、カップ麺や調味料などおよそ25キロの食品が集まりました。
集まった食品は18日、市社会福祉協議会に寄付し、運営するフードバンクを通じ生活困窮者や子ども食堂などに送られる予定となります。
以上、県内のニュースをお伝えしました。