太田市長選の動向
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)4月に行われる太田市長選、阿部氏が出馬の見送りを発表しました。
任期満了に伴う太田市長選への立候補を検討していた、県議の阿部ともよ氏は26日、市役所で会見をし、立候補を見送ることを表明しました。
出馬を表明している新人で、自民党県連所属の元県議、穂積昌信氏と政策面で概ね一致したことなどを理由に挙げ、穂積氏を支援する方針を説明しました。
市長選をめぐっては、これまでに穂積氏と合併前の旧市次第を含めて、通算8期目の現職、清水雅芳氏の2人が出馬を表明しています。
阿部氏は、「これ以上同じ人物が権力を持ち続けるのは、市や市民にとってプラスにはならない」と話しました。
(2)伊勢崎高校など県立高校3校に対し、県がデジタル人材を育成する拠点を設置します。
アニメや映画などのクリエイティブ分野にデジタル技術を活用したデジタルクリエイティブ産業の創出を目指す県は、26日、人材の育成拠点、
「ツクルン」のサテライト施設を県立高校3校に設置すると発表しました。 最新機材を揃え、放課後などに専門スタッフが3DCGやプログラミング、仮想現実を活用した創作活動を指導します。
設置高校は伊勢崎、高崎女子、吾妻中央の3つとなります。 高性能なパソコンや画像作成ソフト、撮影機材などを配備し、アニメや映画、ゲームなどの制作を学べるようにするということです。
(3)伊勢崎で納屋1棟が全焼する火事がありました。 26日午後4時10分頃、伊勢崎市茂呂町のイノウエトミオさん宅に住む息子から、
「庭で枯草を燃やしていたところを立木に飛び火し、家にも燃え移りそうだ」と119番通報がありました。 この火事により木造、平屋建ての名屋およそ70平方メートルが全焼し、
北側にある貸屋と南側の倉庫の壁面などが焼けました。 この火事による怪我人はいませんでした。
伊勢崎署によるとイノウエさん宅には息子が一人で暮らしており、息子は逃げて無事だったということです。
(4)去年11月、伊勢崎市で37歳インドネシア人の男性を殺害したとして逮捕起訴された インドネシア人5人が同じ国出身の別の男性に暴行加え
現金などを奪ったとして、強盗などの疑いで再逮捕されました。 再逮捕されたのは、いずれもインドネシア国籍で住所不定無職のルイス・フィゴ・リチャード・ロジャー・マタンダトゥ
容疑者ら5人となります。 警察によりますと、5人は去年11月、伊勢崎市のアパートに押し入り、部屋にいたインドネシア国籍の30代男性に暴行を加えて、現金5万円などを奪ったとして、強盗などの疑いが持たれています。
警察は捜査に支障があるとして、5人の認否を明らかにしていません。 この強盗事件の翌日、同じアパート近くでインドネシア国籍の37歳男性が刃物で刺され
て殺害されているのが見つかり、5人は今年1月に強盗殺人などの疑いで逮捕され、その後、起訴されています。
警察は5人が金品を奪う目的で相次いで事件を起こしたとみて、詳しい行き先を調べています。(5)多々良沼の白鳥が、ふるさとに飛び立つ姿が見られています。
県内は26日、高気圧に覆われて晴れ、高崎の上里見で4月上旬並みの最高気温17℃を記録すなど、温かな陽気となりました。
館林市と邑楽町にまたがる多々良沼では、冬を過ごした白鳥がふるさとのシベリアに戻る時期を迎え、陽光を受け、輝く湖面から飛び立つ姿が見られました。
タタラ沼白鳥を守る会によると、白鳥は例年3月初旬までには全てシベリアに帰るということです。
以上、県内ニュースお伝えしました。