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皆さんこんにちは。 このポッドキャストは、参院出身の釣り好き、私ロクが日々の釣りを通じて感じたことや釣り方、
知識のまとめなどをダラダラと話してみるメディアです。 いろいろと話しする中で、皆さんの釣りのヒントや興味のきっかけになったらなと思っています。
前回は初めてのポッドキャスト収録ということで、なかなかもっと具体的に話せたなとか、もっと分かりやすく話せたなという反省がある中ではあるんですけれども。
その中で、そもそも誰に向けてこのポッドキャストを話しているのかっていうのがすごく大事だと思うんですが、自分なりのイメージは
ルアー釣りを始めて1、2年くらい経った時の自分自身をイメージしてですね。 当時の自分がもっとこういうアドバイスとか知識とかがあったら
もっと早く上手くなっていたなとか、そういったことを話しています。 今回はですね、オフショアルアーへのいざないというタイトルで、
まだオフショアですね、船釣りをちゃんとしたことがないという人たちに向けて話をしてみたいなと思っています。
そもそもこのオフショアとは何なのかということなんですけれども、いわゆる船釣り。船に乗ってそこから餌であったり、ルアーを投げたりして釣りをするというものになっています。
僕がやったことがあるのはほとんどルアー釣りなので、主にそちらに焦点を当てたいと思うんですけれども、大きく種類としてはチャーターと乗り合いというこの2つのシステムがあります。
チャーターというのは貸し切りですね。 気の知れた友達同士とかグループで完全に借り切ってしまって船で釣りをするという。
それから乗り合い船は仲間内だけではなくて他の人も一緒に混ぜて、知らない人も知っている人も含めてみんなでお金を出して船を借りるという、大体そんな理解でいいと思います。
料金体験は微妙に違うんですけれども、チャーターであれば1隻3万円前後からスタートして、人数が増えていくとチャーター料金全体も上がっていく。
だいたい1人当たりの負担額で言うと1万円から上になることが多いと思います。 乗り合いの場合だと1人当たりの料金というのは完全に固定で決まっていて、
だいたい5千円から1万円。釣り物によるんですけれども、港湾部のいわゆるライトゲームとかその延長線上にある釣りだとこのぐらいの金額になるのかなと思います。
例えばおかっぱりでライトゲームですね、アジとかメバルとかを釣っている人が、 取っ掛かりとしてやりやすいボートの釣りというと、ボートメバリング、それからボートアジング、
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それからボートのチーニングですね、黒台を狙う釣り、 それからSLJ、スーパーライトジギングというものですけれども、この辺りがお勧めかなと思います。
僕ももともとおかっぱりでですね、メバルをずっとやっていたので、 初めてのボート釣りはボートメバリングでした。
当時は東京の方で仕事をしていたので、 東京湾の冒頭に初めて乗り合いでですね、お邪魔をしたというのが一番最初のボート釣りです。
ボート釣りの魅力としてはいくつかあるんですけれども、 まずはほぼ確実に魚がいるポイントに船長が連れて行ってくれるということです。
おかっぱりの場合はその日その場所に魚がいるかどうかというのは、 やってみないとわからないし、一回その場所に腰を据えてしまうとなかなか移動するのが億劫になったり、
なので結構街の釣りをついついしてしまったりとかっていうのがあります。 ボート釣りの場合は、後でまたお話をするんですけれども、かなりテンポよくポイントを回って行って活性が高い魚を
拾っていく釣りが中心になるので、 活性が高い魚に出会える効率性という意味では一番高いのかなと思います。
それからおかっぱりで気がかりな場所の取り合いというのがないというのは非常に大きいと思います。 特にコロナ禍で漁港自体が閉まってしまったり、
釣り禁止エリアがそれ以外のところでも増えたりして、 一方で釣り人の人口というのが若干増えた嫌いもあってですね、
おかっぱりのポイントというのは、かなり過密地帯になっているところも多いです。 そういった中で船であれば、そういったストレスから解放されるというのはすごく大きなことだと思います。
それからおかっぱりと比べると全体的に釣れる魚のサイズが大きいです。 ボートメバリングの平均的なサイズだと場所によってかなり違いはありますが、基本的には20センチ以上。
20センチの中盤から後半というところも少なくないです。 時期にもよりますけれどもね。
場合によっては尺も十分に狙えるというのはあります。 おかっぱりで尺を取れるようなところに行くとなると、かなり足を伸ばさないと、あるいはちょっと危険を犯して人がいないところに行かないと釣れないということも多かったりするので、
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そういった意味では、例えばシャクメワル釣り台とかっていう方はボートもおすすめです。 先ほど挙げたようなメバリング、チニング、アジングあたりだとおかっぱりと基本的にはほぼ同じタックルで、道具立てで遊べますので、
新しい資質をする必要っていうのはほとんどないのかなと思います。 ただ、おかっぱりと明らかに違うポイント、初めてボート釣りをする人はちょっとびっくりされるようなポイントもあるんじゃないかなと思うので、少しお話をすると、
僕が一番最初にボートに乗って思ったのは、1カ所あたりのポイントの見切りが速い、つまりポイント移動が非常に速いということですね。
これは先ほど言ったように、基本的には活性が高い魚を狙っていく、効率が良い釣りをしようという船長が多いので、
ポイントに着いたらある程度ピンポイントで、例えば工業地帯の柱の近くとかですね、ピンポイントである程度バンバン打っていって、反応がなければもうすぐ移動するという、こんな釣りが多くなります。
そしてもう一つが、これは関連するんですけれども、移動時間が結構長いということです。
例えばボートのチャーターなり乗り合いをして、4時間のコースですとなった場合も、感覚的にはそのうちの3分の1かもしかするともっと多いかなぐらいの時間は移動時間になります。
これは効率性を求める釣りのその反面というかデメリットみたいなところで、なかなか一箇所に腰を落ち着けて差を振るというよりは、本当にポンポンポンポン移動していくので、この辺りが一つ、あえて言うならばデメリットになるのかなというふうには思います。
それから明らかにオカッパリと違うところでいくと、仕掛けの重さですね。基本的には、例えばアジメバルでいうとジグヘッドの重さでいうとオカッパリで使っているものよりプラス1gから上、この重さが必要になってきます。
オカッパリのウェバリングだと、なんとなく1g前後ぐらいが主流なような気がしているんですけれども、基本的にボートからのウェバリングであれば、2gから上ですね。場所にもよりますが、これあたりが基準になってきます。
場所によっては10g近いジグヘッドを使う場合というのもありますので、このあたりは予約をする際にですね、船の方に質問されるのがいいと思いますが、そういった特徴があるということです。
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理由としては、やっぱりボート特有の事情というのがありまして、まず船自体が風とか潮の流れで動く、オカッパリで足場が動くというのは基本的にありえないと思うんですけれども、船の場合はボート自体が風や流れで動くので、ある程度の重さがないと思ったコースを流すことができないという、そういう状況が多いです。
それから、オカッパリと比べて深いポイントが多いということと、それからある程度テンポをよく探っていく必要があるというところが挙げられます。
あと意外とですね、オカッパリと違ってポイントに密着できないというのが挙げられるかなと思います。
どういうことかというと、例えばオカッパリであれば、定防とかテトラの上に立って釣りをしていると、結構立っている足場付近自体が魚の隠れがというか捕食する場になっているので、手前側に引けば引くほど有利になってくるというのがあります。
なので軽いジグヘッドが有効になったりとかすると思うんですけれども、ボートの場合は着水した瞬間、場所が一番魚がいる場所に近いということがよくあるんですね。
例えば工業自体の柱を打っていく時っていうのは、だいたい柱から10mとか離れた位置にボートを船長がつけてくれて、そこから打ち始めるということが多いです。
こういう場合は、極力障害物の近くに着水させて、その瞬間からもう誘い始めないといけない、当たりを取れないといけないということになってきます。
そういう意味では、ある程度飛ばせてラインも張りやすい、やっぱり少し重ためのジグヘッドが有利ということになってくるんじゃないかなと思います。
仕掛けが重たいのに加えて、魚も大きいということで、ラインシステムも基本的にはオカッパリよりもワンランク強いものを使うことが多いです。
深いところが多いというのもあって、一番対応されるのはやっぱりPラインかなと思います。
アジメバルであればやっぱりPラインの0.35とか、この辺りからが基準になるんじゃないかなと思います。
リーダーも2号から上を使うことが個人的には多いです。
やっぱりどうしても工業自体の柱の中とかでかけてしまうと、そこで悠長にドラッグを出していると、柱の裏側に走られて擦れて切れてしまうということも正直あるので、
ドラッグもオカッパリと比べると少しきつめにして、極力エアー強引なファイトで出してしまうということが必要になってくるかなと思います。
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道具についての違いはそんなところですかね。
今までの話を聞いてちょっとやってみたいなと、でもなかなかやっぱりどのタイミング、どのぐらい上手くなったら行ったらいいのかとか悩まれる方も多いと思うんですね。
これは本当に難しくて、ボートの釣りの場合は障害物に対してある程度正確に打つ必要っていうのはオカッパリと比べると結構出てきます。
一方で、とはいえひとまず1回やってみないことにはなかなかその具体的なキャストのイメージとかその釣りのイメージっていうのを持てないと思うんですね。
そういう意味ではこれは完全に私の主観ですが、指標というかポイントになるのはノットの速さですね。糸を結ぶスピードっていうのは一つポイントになるのかなと思います。
とはいえものすごい爆速で結べるということではなくてですね、例えばルアーと糸の結束であれば1分から2分とかですね。
それから糸と糸を結ぶことに関しては2分以内にできる。これFGノットではなくてもっと簡単なトリプルサージャンスとかトリプルエイトノットとかそれでいいんですけれども、
理想を言えば1分前後かな。これちょっと練習したらすぐできるようになると思うんですけど、それが大事なのかなと思います。
というのは足場が不安定な中でキャストをしたりするとやっぱり障害物に絡まって糸が切れてしまうとか、
あれは思わぬ大きな魚がかかって糸を切られてしまったということはやっぱりあるんです。そうすると足場が不安定な船の上でノットを組まないといけないので、
ある程度の慣れとスピードというのはあった方がいいかなと思います。 あとよくノットを組んでいると船酔いするんですよね。
なのでそういった意味でも極力その体にストレスをかけないようになるべく短い時間でできた方が良いのが良いと思います。
船酔いの話になりましたので、酔い止めですね。 基本的なところですが、これはしっかり持っておいた方が良いと思います。
お勧めはアネロンとセンパー、QTだったかな。 この2つですね。
どちらが効くとか効きやすいみたいなのがどうも体質によってあるようで このどちらかを持っていれば
だいたいの方は船酔いに効くんじゃないかなと思います。 それから前日はしっかり寝るということが
何よりの酔い止めになるので、そこのところをしっかりできたらいいんじゃないかなと思います。
かっこいい私もですね、いまだに前日はテンションが上がりすぎて、ついついその釣りの youtube を見てしまったりしてですね、全く寝れないということがあるので
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皆さんもお気をつけください。 最初の肝問である船の予約の仕方ですね。
基本的に昔ながらのこの電話で予約受付をするという船がまだまだ多いと思いますので
基本的には電話でやり取りをすることになると思います。 その時に必ず聞いておかないといけないのは
ルアーの種類と重さ、それからラインの号数ですね。 リーダーも含めたラインの号数、これは最低限必ず聞いておかないといけない情報になります。
その他、集合場所とかですね、集合時間とか。 だいたい出船時間の30分前には来てくださいという船が多いと思います。
そのあたりの集合時間とかですね、集合場所はしっかり押さえておくということです。 乗り合いの場合は釣り座ですね、船のどの場所から釣りをするのかというのを
くじ引きとかじゃんけんで決める場合も多いです。 先着順とかの場合もありますが。
チャーターの場合はね、考えなくてもいいですけれども、乗り合いの場合はそのあたりも気にして聞いてみてください。
それから、ボートのどの場所に乗るのが有利なのか不利なのかというのはですね、
これもちろんあるのはあると思うんですが、基本的にはその釣り方だったり狙う魚種によって全くこの有利不利というのが変わってきますので、今回は全く気にしなくても良いと思います。
それから最後にですね、少しだけSLJについても触れたいと思います。 近年流行っているのかな、スーパーライトジギングという
大体40gから80gぐらいですかね、このあたりのメタルジグを使ってジギングをするというものですけれども、非常にたくさんいろんな魚種が釣れて、しかも簡単に釣れて美味しいものも多いということで人気です。
この釣りの良さというのは、完全な初心者ですね。 釣りを全くしたことがないというお友達を連れて行く時も、
スーパーライトジギングであれば何とかなることが多いです。 特に投げるという動作をしなくても、真下にルアーを落とすだけで連れてくれたり、
あとはジギングを、通常はジギングの場合はシャクルというルアーロッドでアクションをつけるという動きをするんですけれども、
SLJの場合は、ただ巻くだけで釣れてくれるということも多いので、ある種初心者の方を連れて行くにはぴったりな釣りになります。
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なかなか経験者を頭数揃えてみんなで行くとかチャーターするというのは難しいことも多いと思うので、
仲がいい友達、でも釣りはしたことないんだよなという人がいる場合は、スーパーライトジギングですね。 SLJをぜひ楽しんでみてください。
私の地元、三陰でも大人気でして、例えば向こうの方であれば、初夏辺りからですかね。
浜地、それから平政の小さいの。小さいのといってもたまにすごく大きな平政が上がってしまうこともあるんですけれども、
あとはキジハターですね。 キジハターも非常に食べて美味しくて、サイズも大きければ50センチだったりします。
食べて美味しいですね。 メバリングとかジングをボートでやる場合は、オカッパリを多少こうやってる人じゃないと、そもそも投げるのが難しい。
特にあの軽いジグヘッドを投げるというのは、初心者には想像以上に難しい行為なので、あんまり全く釣りしたことがないという方を連れて行くのは、逆にお勧めできないかなというところもあります。
なのでその場合は、ぜひSLJを検討してみてください。
はい、では今回はオフショアの釣りについてお話をしてみました。 オカッパリと勝手は違うところはあるんですけれども、大きい魚を効率よく釣ることができる。
それから場所の取り合いというストレスからは解放されるという意味では非常にメリットもあると思います。
あと確実にキャストは上手くなります。これはオカッパリでもピンポイントでキャストは決まるようになったりとかして、それで取れる魚が多くなったりっていうのはあります。
ので、ぜひそういう意味でもですね、自分の世界を良い意味で広げるためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
このポップキャストへのご意見ご感想質問などありましたら、概要欄の質問コーナーまでお願いいたします。
では釣りがあなたの人生をもっと豊かにする遊びになることを私ロクも願っております。 ありがとうございました。