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引き続き、ネイジさんに来ていただいております。
ありがとうございます。
ネイジさん、今度本出すんですよね?
そうです。10月14日発売です。
何て本なんですか?
超ノート術という本なんですけど、
いわゆるノート術系の、そのままですけどね。
ノートを取る方法?
ノートの取り方とか、
ノートに何をどんな風に書いていくかみたいな、結構本って昔から一個のジャンルとしてあって。
そういうのを見て、僕結構ノート好きなので、
よくいろいろ工夫して取ったんですけど、
本内容はそのノート術と、自分なりのノート術の紹介と、
それに絡めて発想方法、発想術というか、混ぜたような感じの本になっています。
ネイジさんはね、
ネイジさんに言ってなかったんですけど、
言おうかなと思ったんですけど、
今でも覚えてます。
2012年の10月ぐらいで、
僕がフィリピンに行く前日ですよ。
オフィスで夜中一人でいて、
明日からずっとフィリピンかと思って、
ふらふらしてたら、
オフィスのところにA4の紙が置いてあったんですよ。
何だろうと思ったら、
フリーのアイディアで、
面白い企画が1ページ1個手書きで書いてあって、
自由にお持ちくださいみたいなのを、
ネイジさんが置いてたんですよ。
あれ、こんなのあると思って、
結構あって、見たら全部、
僕これ、社名全部取ったんですけど、
これ使えんじゃんっていうレベルのものを、
フリーで置いてて、
それを見た時に、企画はそもそも面白いし、
ノート術に近いですけど、
1枚にちゃんと押し込むのが大事ってことですか?
何が面白いのかが、
すごい分かりやすく書かれてて、
僕その時には、これネイジさんのノート見たいなって思いました。
すごい上手いですね。
いやいや、それが書かれてる。
その話を忘れてた。
やってましたよね。
ノートってメモを取るとかじゃなくて、
自分のアイディアを紙にまとめるってことなんですか?
普段、どんなふうに情報を集めてきて、
どんなふうに加工して、
どういうふうに残しておくかみたいな、
それについて結構思いがあって、
よくアイデアマンみたいな感じで、
今言ってもらうことが多いんですけど、
天才と盆栽の壁みたいなものをよく感じてて、
天才と言われる人たちって、
本当に瞬間的に前触れもなく、
出せるような気がするんですよ。
旗から見てたんですよね。
どういう努力をしてるかわからないんですけど。
僕はそんなに瞬発的に出す時のアイディアの質は、
そんなにすごい高いとは思ってなくて、
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どちらかというと、
パンチ力が高くない。
アイディアをパンチ力とした場合に、
パンチ力がすごい高い人ではないと思ってて、
結構コンプレックスはあるんですけど、
その代わり、
コツコツやるのが好きで、
そういうのをコツコツ派というか。
コツコツやってる人たちって結構いると思うんですけど、
あの人たち、僕も含めて、
コツコツやってる努力があんまりうまく、
最終的なアウトプットに生かせてないっていうことが多くて、
それはノートが好きだけど、
ノートにいっぱいメモをしたらアイディアを貯めていくんだけど、
それをうまく生かせない。
消化不良で終わるみたいな時代がずっとあって、
なんとなくそういう人たちもいると思うんですけどね。
それをだんだん活かす、
回し方がなんか見えてきて、
そんなようなこととかを本人も書いてるんですけど、
要はパンチ力に例えると、
普段から毎日メモを取ってて、
それをちゃんとアウトプットをイメージしながらメモを取ってて、
やるといざ本番の時に、
最近あったことからブレストで発想するんじゃなくて、
自分の人生そのものがネタのあること。
要は体重の効いたパンチが、
パンチ力弱いけど、アイキドの人とかって、
筋力が弱いけどうまく体重を使ったりとかして、
結果勝てるみたいな、
ああいう感じが自分にはあってて、
それをノートで言うと、
要はノートをどう書くかっていうか、
雑誌とノートがどう繋がっていくのか、
どうアイデアを貯めていくかみたいなのを、
よくそれは別に科学の人とか近い人には話してることなんですけど、
そんなものをもうちょっと本という形にして、
すごい勉強なりそうな。
何かしら使えるところはあるんじゃないかなと思うんですけどね。
そうですね。ノートについては結構思いがありますけどね。
おじいさんだって昔、今もかわからないですけど、
一日一つ初めてのことをやるって言って、
それメモしてて、で、何だかの時に話してて、
数週間前だかの初めての時から、
結びつけて話してて、
そんな前の初めてやったことと、
今の企画をそんな結びつけて喋れるってことは、
僕たちって、例えば僕だったら、
今日こういう、例えば今お腹空いてるから、
お腹空いてることの話はできるけど、
先週の話はもうできないのに、
そこの蓄積があると全然違うなって思います。
それはノート術と関わってるんですかね。
そうですね。よくそれ言いますね。
例えば面白いアイデア100万今すぐ言いなさいって言われた時に、
その場で考えて100万出せる人は天才だと思うんですけど、
それはまあ難しいじゃないですか。
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そういうのは自信につながるって言うんですかね。
最悪今まで培ってきた、
仕事で明日提案してくださいとか、
来週の月曜日提案してくださいとか言われると、
結構急に視野が狭まるって言うか、
なりますよね。
だけど普段仕事じゃないときってリラックスしてるから、
無責任にこれおもろいとか言って飲みながら行ったりとか、
ああいうものがあって、
それをちゃんと拾っておくと、
確かにそれありますよね。
飲んだ後のコンビニ前でハイボール飲んでると、
結構いいこと思いすぎる気がするけど、
何も思い出せない。
でもPCの前に座っていると何も出てこないっていう。
そうなんですよ。
リラックスしてないし。
なんとなくそういう風に人はできてるんじゃないかなと思っていて、
その中から飲んでるとき、別に仕事モードじゃないんですけどね、
癖のようにアイデアを入れる箱のルールが自分の中にできてて、
癖のようにそういうものを貯めておくと、
だんだん自分が好きなものはこうでっていうものが見えてくるし、
強くなっていくというか、
そんなものを持ってて。
そうなんだ、その本すごいよみたいですけど、
もうちょい早く発売してほしいぐらいですね。
でもこれが公開される頃にはおそらく発売してるんで。
手にしていて、すごいアイデアがどんどん出てるっていう。
頃に発売されると思うんで、
ぜひリンクを貼っておくんで、
みんなポチッと買っていただけると嬉しいなって感じ。
ノート術ってなかなか人から教わるチャンスがないですからね。
人のノート見ないですもんね。見せたくないし。
ノートとか紙で何かを記録するところは、
最近無くなってきちゃって。
やっぱデジタルですか?
どうもiPhoneのメモ帳やるとか、
PCでテキストエディターにメモするとか、
それぐらいになっちゃうんで、
紙をちゃんと使えてないなって思うんですよね。
僕今すぐ、最近何か書こうとしたら、
ペンを握って紙で書いてないで、
アルチューみたいな字になって、
本でも書いてるんですけど、
紙を中心に本を書いているんですけど、
本のコンセプトもあるので、
別にアナログもデジタルも両方使ってて、
両方大事だと思うんですけど、
アナログは捨てない方がいい気がしてて、
それはあれなんですよね。
デジタルって解像度72dpiじゃないですか。
アイディアも72dpiになる感じがあるんですよ。
アイディアも72dpiになっちゃう。
要はテキストで単的に分かりやすくまとめるようになっちゃうから、メモが。
そうなるんですよね。
紙で書くときの方がやっぱりぬるっとしたというか、
表現が難しいんですけど、
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もうちょっと遊びがあるというか、
その感じはあって、
メモしながらやっぱりアイディアが出やすいし、
その痕跡そのものが
いいし、
面白いですよね。
力強く破壊力のあるパンチっていうときに破っちゃっていいですからね。
自由度がね。
ちまちまとiPhoneのメモを調理するときに力強いパンチ打てないですよね。
ディスプレイは使えないですからね。
ノート術の本は僕すごい好きでよく読んでるんですけど、
結構多くの場合がですけど、
ザガックの方が当然メインなんですよ。
ハウツー、こういう風に書きますよ、
こういう情報を入れますよっていうのが
誰にでも分かる具体例でまとまっているんですけど、
その人自身のリアルなノートとちょっとだけ違うはずなんですよ。
本にするから分からない人じゃないですか。
そのリアルな具体例が多い方が本当はもっといいなと思っていて、
多分見た、僕読書の方が
そう思っていたので、
自分の本のときにはなるべくその具体例を多く多く
入れるようにして。
僕はねじさんの見たときにそれで感動したんで。
そうなんですよね。
日常からアイディアを集めましょうとしか言わないと
知っているようになっちゃうじゃないですか。
具体的にそれは70dpiな感じの情報で、
それをもっと情報解像度を深めて、
具体的にはこういう風に集めてますっていう
ネタ調の結構セキュラルな写真とかを載せたりとかして、
見させてもらったりとかしてやってます。
ねじさんのノートが読める、
見れるっていうだけでだいぶすごいですよね。
ねじさんのノート売ったらいいんじゃないですか。
100万くらいでね。
解説なしで。
それは本を作るっていうことを
いろいろ編集者の人に教えてもらったんですけど。
ダメ?
竹内さんですよね。
僕の本もそうなんですよ。
僕もお世話になってるんで。
なんか変な感じで。
この辺の人は竹内さんが編集者なんですね。
竹内マフィアってだんだん呼ばれ始めて。
夏目さんそうそう企画書が行く頃だと思うんですよね。
もう来た。
竹内マフィアって。
竹内会やったらいいな。
僕今ちょっと太ってるからね。
ダイエット本を書いたものとして。
ちょっと殺されかねない。
痩せた頃に会いたいな。
本ってそういう責任がありますよね。
アナログの紙のノートの本を書いて、
接触力がない。
パッとノート見られた時にこれ書いてるの?ってなると。
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今後書いた本よりも
ちゃんと進化し続けないといけない。
おすすめのノートってあるんですか?
使ってる手帳みたいな。
ロディアじゃないやつ。
ここはツバメノート。
シルバーの表紙のやつですか?
ツバメと二軍ノート。
これちょっと高いんですよ。
二軍と一軍なんですよ。
こういう閉じるタイプのやつなんですね。
まさにこの話をしてるんですけどね。
これがモレスキンで一軍ノートで、
島光一郎さんの
アイデアの作り方っていう本が
僕のノート術のベースにあるというか。
あのちっちゃいやつですか?
あれに一軍ノート、二軍ノートの話が書いてあって、
それを自分なりに
紹介してやってたスタイルが今のスタイルで
そんな話が書いてあるんですけどね。
もちろん島さんに学んだという前提で
また島さんの話とはだいぶ違うので
一軍ノートという名前はもういただいて。
今僕たちの目の前には3冊のノートが
ちょっと今中身がピラって見えたんですけど、
なんかちょっとすごいなって思いました。
今ちょっと引っ越しの話だったんで、これは引っ越しのプランを書いてますけどね。
本に書いてないルールの書き方になってますけど。
ノート書きたくなってきた。
すごい細かい情報を書いてあるのに
全体的にきれいで見やすいっていうのがすごいなと思って。
そうですね。
ラジオ団でこのって言ってもあれなんですけど、
本を読むとわかるんですね。
線の区切り方のルールとか色ペンのルールとかがあって、
ピンクがアイディアなんですけど、
バッと見たときにピンク色のとこがアイディアなんで
見ればそのアイディアがわかる。
頭の中整理されそうですね。
こういうルールを知ってると。
それ、東大生の受験の本に同じの書いてありましたよ。
コーネルメソッドっていうのが、
本に書いてないけどあるんですよ。
区切りがね。
コーネルメソッドが下に要点があって回っててみたいな。
それをもうちょっとやりやすい形に自分なりに書いた。
ノート術っていう分野があるんですね。
ありますね。
別にこの区切り方自体が新しい発明ですみたいな感じじゃないんだけど、
実践というかそういうのをより自分に紹介していって、
どういう風にやっていくかっていうのを
多分書いて、
多分そのままやるわけじゃなくて、
それぞれを自分に1回インストールして、
ちょっと自分流になってやっていくっていう、
そんな話を書いたりしてます。
これ、僕たちの目の前の今3冊のノートで、
Moreskin B5ぐらいの大きさのが2つと、
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A4のツバメノート。
これちょっと高い、Moreskinも高いやつですけど、
書きやすいやつですよね。
これ、何かしらこだわりがあるんですか?
例えば、僕が昔長子だった柴田さんっていう人、
人事の長子がいたんですけど、
あの人は紙なら何でもいいってコピー用紙でバーって書くの。
で、1つまとめるのがすごい得意で、
紙ならあの人は何でもいいって言ったんです。
なんかあるんですか?
ノートは保存性が大事なので、
A4は使うんだけど、
同じフォーマットでまとめる方が、
コレクション性があって楽しいんですよ。
同じノートの種類でずっと。
その方がきっと長く持つって感じがあって。
何年も何年も使ってるんですか?同じものを。
途中でこれになりましたからね。
いろいろ変遷を経て、今はツバメでも、
これからツバメでやっていこうっていう感じ。
今までも付き合ってたんだけど、
見つかったぞって感じはあります。
さっき言ってたシマさんのハコードケトルっていうアイデアすごい。
すごいメモマの人の本もめちゃめちゃオススメなんですけど、
すごい楽しいのが、
あれと同じ時期に佐藤柏さんの超整理術っていう本があって、
その2つが書いてあることが、真逆のこと書いてある。
確かに。
型や整理するやつはバカだ。
ガチャガチャでくっついて報復しろって書いてあって、
型や報復なんてバカじゃないかと、
いいからちゃんと整理してた。
でも結論は同じようなところに行き過ぎた。
読んだ感じとしては別に、僕も両方読んだけど、
結局でもいろんな主義の話を聞いて、
自分なりにまとめていくっていう感じはありますよね。
このノートちょっと形容がしづらいですけど、
ぜひ本には具体例が載ってるってことなんで。
オーラを感じるこのノートから。
今これ最新のノートだから、あんまり鮮度がないんですけど、
これが残ってくと意味が変わるっていうか、
例えば2011年3月11日のノートとかって面白いし、
この本を書くにあたって新卒の時のノートとか出てきたりして、
すごい面白いんですよ。やっぱり昔の自分と対立すると。
何か残しておくとやっぱりいいですね。
残そう。ちょっとこれから。
今から。
残ってない?何もそういうの。
昔はすごい好きだったんで。
まだあるかもしれない。どっかに。
撮ってあります。撮ってあります。
けどもう開学の後半ぐらいからですね。
それまでは採用の企画とか、僕1000個作りました。
それ紙で残してるの?
綿毛でちゃんとこんな綺麗に残ってないんですけど、
例えば人事の採用系やってたんで、
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うるさいようって言って一番声が大きかった人を採用するとか、
臭いようで一番臭かった人とか。
そのレベルを1000個ぐらい出したかな。
900何個です。途中からさばよんで1000個って言った気がするけど。
今読むとすごいいいかもね。
記憶って美化されるじゃないですか。
結構自分は美化か、あるいは強調されるかが、
自分は全然ダメだったとか思ってて、そのノートに向き合うというのに、
結構多分想像と違うものが載ってたりする。
実家にあるかな。
そのアイディアの隣に意外と、
このイベントこの一緒の時期だったんだとか、
いろいろな情報が360dpi以上の情報が詰まってるんで、
面白いですよ本当にノートの。
ちょっとこれから僕たちも。
突然に今の瞬間、紙でノート取る範囲になりました。
今僕もなりましたね。
これ帰り道に、今ここで文房具やったら買ってますね。
書くのは?書くのは?何で書くんですか?
ペンはフリクションボールペン。
消えるやつ?
消えるやつ消えるやつ。
でも一部ノートは消えないペンで書きます。
ペンもたくさん持ってる。
4色ですね。黒、ピンク、青、緑っていうこの4色が。
僕はルールで決めてますけどね。
普段その荷物の中ってPCというよりもそっちのノートなんですか?
あのです、こっちの。PCは普段持たない。
そうなんですね。
なるほどね。僕の目の前にいるなるみさんはPCを手で持ってて、
PC以外を持ってないですからね。
僕に至ってはPCすら持ってなくてiPhoneしか持ってないです。
だからPCはもう置きっぱなしでノートを持ち歩きますよもう。
そうっすね。楽しいですね。
スバメノート。
確かに。
軽いですからね。
確かにね。
ネジさんの本が発売された後だとマネしてるより見られるんで、
発売前からちょっとスバメノート持ち歩こうかなと。
ぜひリンクを貼ってあるので見ていただけたらと思います。