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2024-09-02 11:20

#006 ICT研修のポイントして心がけていること

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今回は自分がICT研修を行うときにどのようなことを心がけているかということについて話しています。
レターでいただいたご質問へのお返事回です!

コメントやレターをいただけると、それについて番組で取り上げて話していきますのでお気軽にコメントをくださいね。

黒瀬先生のポッドキャスト
今日も明日も授業道
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教育科学国語教育
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デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティのKasaharaです。
この番組では、ICTを活用した国語の授業実践に関する話題を中心に、Google for Education認定トレーナーと認定コーチの資格を持つ私、Kasaharaが、教育にまつわる様々な話を配信していきます。
職員室のスタッフ同士で行われる教育談議のようなものだと思って、ゆるっと聞いてください。
この放送の配信予定は9月2日なのですが、もう皆さん、2学期が本格的に始まりましたね。
夏休みが名残惜しいところですが、授業が始まるとやっぱり気分としては前向きになりますよね。
夏の勉強で仕入れた色々なネタを試してみたいという気持ちがあるので、やっぱり授業が始まると嬉しいですよね。
いや、もうちょっとやっぱり休みたいかも。
いやいや、それでも授業は楽しい。
うん、楽しいはず。うん。
さて、9月といえば大学入試が動き始める時期です。
9月1日が総合型選抜。
一昔前だと英翁入試っていう風に言っていたやつですね。
この解禁日となるので、ここから一気に出願が始まって受験シーズンに突入みたいな形になっていきます。
国語科の教員をやっていると、この時期から志望留書の添削などにかなり追われまくる時期なんですよね。
9月は自分にとっては結構いろいろな意味で山場になるかなと思っています。
あと、宣伝です。明治図書の教育科学国語教育っていう雑誌があるんですけど、
9月発売の10月号から半年間、生成AIに関する連載を掲載していただくことになっています。
すでに入稿が終わった原稿と、これから書かなければいけないものとあるんですが、
この連載、生成AIの進化があまりにも早すぎて、何に焦点当てて書いたらいいかっていうのを、かなり本気で今でも迷って書いてるんですよ。
だから、いまいち原稿の歯切れが悪い感じになってしまってはいるんですが、ご覧いただけると幸いです。
概要欄にリンクを貼っておきますので、もし興味があればぜひお読みいただければ嬉しいです。
さて、今回のテーマなのですが、レターの募集をしてみたら、
早速高校の国語科の実践者として大先輩の黒瀬先生が投稿をしてくださったので、
それについてお話をしてみたいなと思います。黒瀬先生、いつもありがとうございます。
ポッドキャスト仲間としてもこれからもよろしくお願いいたします。
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黒瀬先生のポッドキャストは概要欄にリンクを貼っておきますね。
さて、話を戻すとこんな投稿をいただきました。読みますね。
笠原先生が教職員研修でICT研修をされるとき、どういう工夫をしているのかお伺いしたいですね。よろしくお願いします。
とても話しやすいことを選んで送ってくださっている、そういう優しさを感じるコメントですね。
せっかく話しやすいことを送っていただいたので、できるだけ丁寧に答えたいと思います。
細かいことは結構たくさんあるんですが、大きな3つのポイントにそぼってお話しますね。
まず一番教職員研修で気をつけていることとしては、子どもに対する授業と違って大人に対する研修であるってことですね。
我々教員なので、どうしても子どもに対する授業のような話し方、振る舞いをしてしまいがちなんですよ。
でも大人に対する研修だからこそ、子どもに含めるような言い方だとか、無理に何かグループワークをさせてみたいな大人の面子を脅かすようなことはあまり良くないんだろうなというふうに思っています。
その意味だと、あまり知らない知識をたくさん投げつけるようなのも良くないんだなというふうには感じています。
大人であってもやはり知らないことは知らないわけなので、大人のプライドを傷つけるようなことをしてもあんまり良いことってないんですよね。
どうしたらそもそも話を聞いてもらえるのか、どうしたらそもそも興味を持ってもらえるのか、そしてその上でちゃんと難しい話もやっぱり聞いてもらえるようにしたいなーって思うんですよね。
性格のこと伝えておかないと気持ち悪いですし、でも本当に気をつけないと大人の研修なのに生徒に対する言い方みたいになっちゃうので、それが一番良くないので気をつけてますね。
大人相手に対する敬意とも言えますね。
2つ目に気をつけていることとしては、時間は絶対守るっていうことですね。
当たり前っちゃ当たり前の話なんですが、意外と守ってくれない研修多いですよね。自分も身に覚えがあります。
先生方はお忙しいですから、時間を守らない研修というのは自分が受けてもやっぱり嫌です。
だから時間のコントロールには特に気をつけるようにはしてます。
だから資料はできるだけ手厚く作成するようにはしておいても、研修の時には反応を見たり時間を見たりしながら、必要な部分だけ紹介するような形で行うようにはしてます。
研修図鑑内に伝えきれなかった部分に関しては、各図読んでくださいねみたいな形にして時間を守る工夫はしているつもりです。
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3つ目の工夫としては、先生方はやはりすぐに役に立つことを知りたいというニーズが多いので、これなら自分もできそうだなと思えるような内容をできるだけ提供するようにしています。
これは雑誌原稿を書くときなんかも同じですね。
自分にできそうだなと思ったものを持って帰ることができると先生方の満足度って非常に高くなります。
ただ一方で気をつけなければいけないこととしては、すぐにできるばっかりに気を取られると、こんなことも知ってるよというふうに思われてしまって、研修の満足度が下がるってことはよくあります。
いやー、バランスって難しいですよね。
自分は職場内部で研修をすることもあれば、Google for Education認定トレーナーとして別の学校でもトレーニングを行うことがあります。
内部のトレーニングに関して言うと、顔なじみでお互いのスキルレベルが分かっているので、先生方のニーズに合わせた内容をピンポイントで準備して研修することはできるのでやるようにはしています。
いや、内部の先生に対しては結構スパルタになってますね。
いやそれはちゃんと自分で調べてくださいよとか、Googleだ出てくるからまずは自分で頑張ってって、まあこんなこと言ったらトレーナー失格ですね。
一方で外部でトレーニングを行う場合はちゃんと丁寧にやります、さすがに。
目線合わせにどうしても時間がかかってしまうので、トレーニングの時間がちょっと短くなりがちなのは自分のトレーニングの良くないところですね。
どうしても背景からちゃんと説明したくなってしまうのが自分の良くないところなんですよね。
ただ、どんな研修の場合であっても必ず先生方に端末を持ってきてもらうようにはしています。
そしてその場で実際に操作をしてもらうことも心がけています。
ICTの研修なのでどうしてもツールの操作に挑戦してもらわないと、明日から自分で実際に使ってみるっていうイメージになりづらいんですよね。
やっぱり言葉で説明されてもわかりづらいというのがICTの特徴でもありますし、逆に一度自分で操作してもらうことができれば、その後自立して端末が使えるようになることも多いかなって思うんですよね。
ICTにはイメージが持てないから使えないっていう人が意外と多いので、その最初の一歩をしっかりと踏み出してもらうことが研修として大切なんだろうなと思っています。
そういえば、Google for Education認定トレーナーの資格を取るためにトレーニング動画を提出することが求められるんですけど、
その時の内容に関して思い出してみると、2分以内のシンプルな操作な説明だけど、それができると組織の生産性や授業の効率が劇的に変化するような内容が求められていて、合格した時はやっぱりそういう内容だったんですよね。
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だからやっぱり教職員に向けてトレーニングをするのであれば、時間は短くてシンプルでもちゃんと効果が実感できるようなものを計画するべきなのだなぁというふうに思いますね。
それが何かを探り当てることが非常に難しいんですけどね。
今回の配信はいかがだったでしょうか。
自分は年間で大小10回ぐらいは研修を行っているのですが、うまくいくこともあれば失敗することもよくありますね。
思い返してみると、自分が伝えたいことが先走るとうまくいかなくて、その場に集まってきた人の切実に解決したいことや悩んでいることはなんだろうと思いが至った時はやっぱりうまくいきます。
まだまだいろんなことを勉強していかなければいけないなぁと改めて思いました。
クロス先生、ご質問ありがとうございました。
この番組ではコメントやレターはいつでもお待ちしてますので、話してほしいテーマなどご気軽にご投稿くださると嬉しいです。
研修してほしいだとかトレーニングが必要だよということであれば、それについてもぜひ遠慮なくお問い合わせください。
むしろやらなければいけないそういう義務も負っているので、研修の場所を結構切実に必要としています。
今回の配信を聞いて何か参考になったことがあれば、いいねを押してもらえると番組作成の励みになります。
またアウトプットの一環として、ぜひお気軽にコメントなどをください。
コメントにはできるだけお返事をします。
また、SNSでのシェアも大歓迎です。
概要欄のメールアドレスやGoogleホームに直接感想をいただいても嬉しいです。
この番組は毎週月曜日に1回配信されます。
毎週更新されるエピソードでは、最新の教育トレンドや授業実践に関する具体的なアドバイスもお届けする予定です。
次回の配信もお楽しみに。
では、また。
11:20

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コメント

コンピューターに関することはどうしてもどういう工程で理解にいたるのかというが人によって違うので、ある程度ご自身で調べてもらった方がいいところもありそうです。なので「自分で調べてみて」というのも場合によってはよいのかなと思います。 AIについては確かに進歩は目覚ましいですが、「どういう風に使えばいいのか」というアイディア面ではそうそう変わるものではないのかなと思います(もちろんできることが増えるということはいくらでもありえますが)。 ですので実際にご自身でどう使われているのかとか、実際にこういうふうに使われている事例があるんだとか、そういうことに焦点をあてると良いのかなと思います。 Perplexityあたりなら案外「どういう事例がありますか?」という質問でもある程度答えてくれるかもしれません。

Kasahara Satoru
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