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デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティのKasaharaです。
この番組では、ICTを活用した国語の授業実践に関する話題を中心に、Google for Education認定トレーナーと認定コーチの資格を持つ、
私、Kasaharaが、教育にまつわる様々な話題を配信していきます。
職員室のスタッフ同士で行われる教育談義のようなものだと思って、ゆるっと聞いてください。
今回で4回目の配信となり、予告編から始めると、これで大体1ヶ月継続が達成です。
なんとかやりきりました。夏休みなのでまだ余裕がありますが、これが楽器の途中になってもちゃんと継続できるかどうかというのはちょっと心配なところですね。
録音自体は10分ちょっとでなんとかやってるんですけど、まだ慣れないということもあって、音声の編集には2時間ぐらいかかってるんですよね。
自分がポッドキャストを聞いている時に雑音が多かったり、音量が途中でなんか大きく変わったりすると結構嫌な感じがするので、
できるだけ良い音になるように頑張って色々と編集を試しているところです。
そうそう、音質ということに関連してちょっと前にこんなレターをいただきました。
レターをくださった方はありがとうございます。内容を紹介しますね。
失礼を承知で聞きますが、合成音声を使っていたりしますか?
えーと、自分は全部録音をちゃんと自分の声で一応話してます。
合成音声っぽく聞こえます?
実際問題編集を意識して話す時に結構淡々となってしまっているので、もしかすると変な感じになっているかもしれないですね。
今後はもうちょっと人間味を出してやっていこうというふうに思います。
やっぱり何かを実際にこうやって作っていると色んな知識がついてくるので面白いですね。
だから授業でも生徒に色々とコンテンツを作ってもらうようなものをやっていくのが、
国語の授業としては大切なんだろうなーなんてそんなことを今は考えています。
さて、今回のテーマは授業でICTを使いこなすために必要なことについてお話をしていこうと思います。
どうしたら使えるようになるかということは、すべての学校の現場の先生が知りたいことですよね。
自分も今でもどうしたらうまく使えるんだというふうに結構悩んでます。
最初に解決策を言ってしまうのであれば、もうこれは有識者を呼んでいただくのが一番いいかなというふうに思ってます。
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普段からバリバリとICTを使っている先生方に直接お話をしてもらった方がやっぱり効果が上がりますね。
学校の外側の人に言いづらいことをはっきりと言ってもらった方が何か進むかなーっていう気はしています。
これはステマというかダイレクトにマーケティングになってしまいますが、
自分のようなGoogle for Education認定トレーナーだとかコーチだとか、そういう何か資格を持っている先生に声をかけて研修してもらうのがやっぱり手っ取り早いかなと思います。
業者にお願いするとものすごーくお金がかかりますけど、
自分のような現場の先生が何かこういう認定トレーナーだとかをやっている場合は、
割といろんな面で融通は効きます。お互い様なところがありますからね。
概要欄にGoogle for Education認定トレーナーやコーチを検索できるサイトを貼っておきますから、ご興味があればぜひ使ってみてください。
もちろん自分もお気軽に相談していただいて大丈夫ですよ。
なかなか校内で研修をする準備が難しい。
自分自身で周りの人を巻き込んでいかなければいけない先生も多いかと思います。
なかなか学校の中で研修準備する立場って慣れないですからね。
そういう場合のアドバイスはこれもよく言われているんですけれども、
授業よりも先にまずは日常生活、学校生活の中でたくさん使ってもらうのがこれがいいんですよ。
先生方って授業のプロじゃないですか。
ですからもし授業でICTを使って大失敗をしてしまうと、なかなかそのリカバリーって難しいんですよね。
だからそういうリスクを無闇に他人に押し付けることもできないので、
なかなか学校でICTを進めましょうという時に難しいところってあるんですよね。
北風と対応ではないですが、無理に迫ってやらせても良いことにはならないので、
ちゃんとこういうリスクを心配する先生方を責めるべきではないというふうには思います。
だからこそそういうリスクに対する気持ちもちゃんと理解した上で、
それでもやっぱりICTを使わなきゃなと思うのであれば、
授業ではないところからICTを使ってみようという話を提案してもらうのがいいかなと思います。
で、厄介なことにこういうことを言うと手段が目的化しているみたいなことをよく言われるんですよ。
ただ逆転の発想で手段を目的化させてトレーニングしないとやっぱり経験値が圧倒的に足りないんですよね。
タイピングのスキルだとか、それこそどのアプリがどこから開けるのかだとか、
そういうことを授業時間でやるって大変じゃないですか。
だからこそホームルームの指導の時など、毎日短時間でもいいのでサクッと使ってみておくことが大切なんですよね。
嘘みたいに聞こえるかもしれないですけど、
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毎日のホームルームで例えばGmailの整理する時間を5分ぐらいずつでも取って継続していると、
授業で新しいことを何かするよと言った時にびっくりするぐらいツールの使い方でつまずくことなくスムーズに進むようになるんですよね。
そういうことって結構あるのでぜひ試してみてほしいなと思います。
ICT教育界隈だとセイマーモデル、SAMRモデルっていうのがよく紹介されるんですけれども、
この一番最初の段階、Sの段階、つまり紙の代わりにデジタルにしてみようというような段階があるんですけれども、
これをたくさんやってみることがやっぱりすごい大切なんです。
Sの段階だと本当に簡単なことなんですよね。
例えば配布物を紙じゃなくてPDFで送ってみるだとか、授業の版書を写真に撮って送ってみるだとか本当にそのぐらいのレベルです。
そのぐらいのレベルのことを職員室の先生方でちゃんと足並みを揃えてやってみるっていうのが結構大切です。
どうでしょう?そのくらいのレベルであれば周りにもお願いしやすいと思いませんか?
負担感だとか嫌悪感を持たせないでみんなで一緒にやるって結構地味にレバレッジが効く効果が大きいので、
ぜひ職場で苦手意識を持つ人が多いのであればこういうところからお願いをして始めてみるのがいいんじゃないかなというふうに思います。
今回の配信はいかがだったでしょうか?
ICTはどうしても技術的なこともあるので、知識や経験がないと使ったらダメだみたいなそういうハードルを感じやすいんですよね。
でも実際は鶏と卵どっちが先かみたいなところがあって、使っているうちにわかってくることも多いので、どんどん使ってみないことにはわからないんですよ。
どこかのタイミングでえいやっと決断してとりあえずはまずはたくさん使ってみるということができると見える風景って必ず変わりますから、
もし迷っているようであればぜひ簡単なことから挑戦してみてください。
応援していますし何かあれば手伝いますのでお声掛けください。
今回の配信を聞いて何か参考になったことがあればいいねをもらえると番組作成の励みとなります。
またアウトプットの一環としてぜひお気軽にコメントなどをください。
コメントにはできるだけお返事をします。
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この番組は毎週月曜日に1回ずつ配信されます。
毎週更新されるエピソードでは最新の教育トレンドや事業実践に関する具体的なアドバイスもお届けする予定です。
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次回の配信もお楽しみに。
ではまた。