1. デザイナーの給湯室
  2. #141 生成AIの権利
2024-12-12 35:10

#141 生成AIの権利

今回は珍しくUTAの持ち込み企画。生成AIの技術の進歩が目まぐるしい昨今、もちろん同人ボドゲ界にも生成AIの波が押し寄せています。そこで、きになる生成AIで生成した画像の権利や扱いについて話してみました👍


\デザインの質問や疑問など、どしどしお寄せください!/

【デザ給お便りBOX!】

⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/sGDpu3DWoNpishvY6⁠⁠⁠⁠


 コーヒー焙煎極まる

 ボドゲ業界の生成AI事情

 生成AIの権利

 EDトーク


【※】1ハゼ、2ハゼ・・・・コーヒーの生豆を焙煎した際、ポップコーンのように爆ぜるタイミングのこと。主に2回爆ぜ、豆の大きさも1.1倍くらいになる。1ハゼで「浅煎り」、2ハゼで「中煎り」、2ハゼ以降「深煎り」。

【※】ニッチさん・・・・https://x.com/nitiniti_droom

【※】生成AIの権利・・・・2024.12現在、生成AIで生成された画像やデータなどに著作権は発生しません。ただ、複雑に書き込まれたプロンプトには著作権が発生する可能性があるとのこと。また、生成AIで生成したイラストを加筆修正した場合は、加筆した部分には著作権が発生するとみられているが、多少加筆したからといって盗作している可能性が0になるわけではないので注意が必要(多少の違いがあっても、裁判などで元絵と酷似していると判別されたら盗作とされる)。ちなみに、個人利用であれば問題なく使える、、、、とのことだが、SNSへの投稿はグレーゾーン。


———————————————————————————


【X】⁠⁠https://x.com/des_q_⁠⁠


【YouTube】⁠⁠https://www.youtube.com/@desi_q/featured⁠⁠


———————————————————————————


【ぱちぱち】デザイナー。登録者2万超えのデザイン系YouTuber。

(著書)『一生懸命デザインしたのにプロっぽくなりません。』『そもそものデザインのりくつ』発売中

(HP)⁠⁠https://creativestudio428.com/⁠⁠

(YouTube)⁠⁠https://www.youtube.com/channel/UCc-QzxU1sCPDv7thToQ0ZYQ⁠⁠

(X)⁠⁠https://x.com/CS_428⁠⁠


【UTA】デザイナー兼イラストレーター。最近はボードゲームクリエイターを目指して奮闘中。

(insta)⁠⁠https://www.instagram.com/hoshino_design_icon/⁠⁠

(X)⁠⁠https://x.com/uta_dib

(ボドゲ)https://hoshino-d-o.booth.pm/items/5701662


【お問い合わせ】⁠⁠pachi2.uta@gmail.com⁠⁠


———————————————————————————


thanks!

タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか


#デザイナー #デザイン #ポッドキャスト #雑談

サマリー

ボードゲーム業界における生成AIの影響についての議論が展開されています。特に生成AIによるデザイン表記の無表記問題が浮上しています。また、生成AIを利用した作品が消費者にどのように受け取られているのかに関して、賛否が分かれていることが語られています。生成AIの権利についての議論が進んでおり、著作権が存在しないために様々なリスクが考慮されています。さらに、AIが生成した作品の利用に対する倫理的な問題も浮上しています。生成AIの技術が進む中、デザイン業界やボードゲーム業界における権利問題と商用利用のリスクが議論されています。特に、クリエイターが盗作の疑いを受ける可能性について警鐘が鳴らされており、その使用に対する慎重な姿勢が求められています。

デザインと生成AIの関係
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。あれですよ、俺。
コーヒーの焙煎がね、極まりましたよ。
どう極まったんですか?
僕のかねてからの目標であるね、甘くて酸味が強めの浅入りコーヒーを目標にしてたんですよ。
それがね、ようやく最近それを入れられるようになって、
入れるようになったか。
手鍋ですか?
手鍋でやって、でね、その目標が何なのかっていうことをまず説明したいとあれですよ。
どこでその目標を見つけたかっていうと、今を遡ること1年前ですよ。
100回記念でステッカーお配りしましたよね。
そのプレゼント企画で皆さんに送って、
律儀な方はお返しとしていろんな品物をいただいたんですよ。
そうなんですよ。
その中でニッチさんっていう方がいらっしゃって、その方からコーヒー豆をいただいたんですよ。
僕の方にも送っていただいたんですよね。
違う方のコーヒー豆なんですけど。
そうなんですよ。ニッチさんは僕の好みに合わせたコーヒー豆を送っていただいて、
アサイリで甘いやつを送っていただいたんですよ。
それがね、衝撃で、すごい匂いがまず甘いんですよ。
どこの豆なんですか?
それがですね、エチオピアさんなんですよ。
エチオピアなんだ。イルガチェフェとか。
エチオピア。そうかな。
ちょっと細かいところの品種までは書いてなかったんですよね。
エチオピアとしか書いてなくて。
ニッチさんが関わりのあるお店の売生にしたコーヒー豆らしいんですけど、
めちゃくちゃ感動しちゃったんですよね、それを。
飲んで。しかも飲んでもまたその甘さがわかるっていうすごい豆だったんですよ。
これ目指してちょっと行ってみるかということで、そこからですよ。
そこからずっと試行錯誤を続けて、今に至ってついこの間完成したわけですよ。
そのレシピは秘蔵ですか、じゃあ。
いや、秘蔵ではないですよ。シンプルにエチオピアさんですよ、僕。
エチオピアさんもグレードがあるんですね、いろいろと。
キマメの状態だとそのグレードがグレード2とかグレード4とかあるんですよ。
グレードがあるんですね。
そうなんですよ。グレード4だとグレードが低い、数字が少ないと高いっていう感じですね。
そういう感じに意識していただければと思うんですけども、最初グレード4買っちゃったんですよ。
グレード4のキマメって欠点豆すごい多いんですね。
そうなんだ。
そうなんです、もうつばんでもつばんでも取り切れないぐらいあって、
これはダメだと思ってグレード2に切り替えたわけですよ。
そうか、2の方が高いグレード。
高いんですよ、いいキマメなんですよ。全然欠点豆がないんですよ。
もうセレクト済みってことなんですかね、グレード。
セレクト済みなのかな、なんか新鮮なのか、ちょっとその辺のどうしてそういう風になってるかは知らないんですけども、
すごい綺麗な豆が届いて、それでいったら、あ、もうそんなにちゃんと入れてなくても甘いんですよ、匂いが。
済みがないといったらいいのかな。
生の状態でもだいぶ匂いますもんね、いいやつはね。
生の状態だとあんまり甘く感じないですよね。
匂い的には。
そうなんですよ。
そこからですよ、そこからちゃんとタイマーで測って、手鍋も2個ぐらい買えたかな。
そうなんだ。
行き着いた手鍋があれですよ、すごい安いやつ。1000円くらいのやつ。
僕も1000円くらいのやつでしたね、1000円くらいのやつでずっとやって。
そう、声優でててすごく。
僕はホームセンで買いましたね。
結局そうなりますよね。
でもね、結局それもだいぶ、週に2,3回焙煎するのがもうめんどくさくなってきて、
結局ホームロースター僕買っちゃってこの間。
いいなそれ。
60グラムずつなんで、手鍋だと200ぐらいやれるじゃないですか。
そうです、一気にバーっていきますよね。
そうそう、いっぺんに量はできないけど、全自動でチャフも回収してくれるから。
そうなんだ。
それをクリスマスプレゼントに。
買ったんすか。
買っていただいて。
ピッて押すだけですよ。
それ羨ましい。
ムラがないんですよ、ただ。
そうですよね。
それが賛否あるじゃないですか。
ムラがない方が、本当は売るんだったら商品としてそれがいいんでしょうけど、
手鍋でやると結構入りムラが出るから、それがね、ブレンド的な風味が出て、
味に奥行きが出るっていう風に言う人もいる。
結構ポジティブにそこ捉えられてるんですね。
結構ね、何か二極してるみたいですね。
どっちが正しいっていうか、好みみたいな感じなんでしょうけどね。
えー、そうなんだ。
いや、そのムラを出さないようにね、入り方もすごいこだわり始めちゃう。
ムラなく入れるようにまでになったんすか。
そう、もうあれですよ。
一切もう鍋を置かないって言ったら、ごとくに絶対置かない。
ストップしないんだもん。
ストップしないもん。一秒たりともストップしない。
二秒くらい置いちゃうともう焦げちゃうんですよ。
なんか、ぐるぐる回しながらやるやつもあるじゃないですか、ガスコンロにかけて。
あれもいいなと思ったんですけど、ジャフがすごいんですよね。
あれ、そっかそっか。めっちゃ出てくるんだ。
手鍋だと出てこないですからね、基本的にね。
蓋閉められるし、熱もこもるから早いんですよ、その分。
なので、その手鍋の方がお手軽かなと思ってずっとやってるんですけど。
ついにパチパチさん、手鍋卒業しちゃったのか。
そう、僕ね、割と、何て言うんだろうな。
だいぶマニアックな話してるけど、
1派勢が終わって、2派勢入ってすぐぐらい。
だから時間的にはちょっと季節にもよりますけど、
12、3分ぐらいはやってるんで。
確かにね。
我が家的にはちょっと結構深めにいったほうが好みだから。
朝入りだともうちょっと早いですもんね、たぶんね。
そうですね、11分ぐらいかな。
そっか、そこまで変わんないのか。
そうですね、日加減にもよると思うんですけど。
そっか、じゃあちょっと弱めでやってる感じですか、だいぶ。
そうですね、あんまりね、強くやると苦味が出ちゃうんですよ。
そうですよね、で、ムラにもなるし。
ムラにもなるし、で、途中でスピード加減も蓋を開けながら、冷やしながらやってくるんですよね。
一定の温度を保ちたいからパカパカしながらね、やりますよね。
そうなんですよね。
そういう技術を習得してね、ようやく日記さんになりましたね。
日記さんからいただいた豆に近づいたよって話でした。
近づきましたか。
そう、何よりリッチさんにありがとうございます、伝えたい。
エチオピアのお豆美味しいですよね、ブブコムータさんに教えてもらって。
そうなんですよ。
割と甘いですよね。
フルーティー味も結構強いじゃないですか。
そうそうそうそう。
だからその辺より深く感じたいから、ウォッシュドじゃなくてナチュラルお豆の。
なるほどね。
そこまでこだわるとやばいぞもう。
沼がすごいぞ。
ナチュラルだとね、めちゃくちゃ茶風出ますねやっぱり。
洗ってないから。
あ、そっかそっかそっか。
色んな果肉がついてるのか。
果肉はないですけどね、多分厚めに茶風が残ってるものが多いんでしょうね。
精米みたいなことしてないんですね。
自然乾燥だと思うんで。
だいぶマニアックな話になっちゃいましたけど。
そうですね、コーヒー談義今日長かったっすね。
本編かってくらい長かったですね。
いきましょうか。
ありがとうございました。
いきましょうか。
改めましてこんばんはパチパチです。
ウタです。
今日はですね、ちょっとウタさんから色々物申したいことがあるということで。
物申すわけじゃないですよ。
物申したいわけじゃない。
全然物申したいわけじゃないです。
ボードゲーム業界にちょっと。
生成AIの無表記問題
そうなんですよ、ボードゲーム業界にもちょっと生成AIが流れ込んできているってお話ですね。
その辺りをこれも深くやってる感じですかね。
基本的にデザインだとしても関わりのある話であるっていうことなので、ちょっと話してみようかなと思って。
持ち込み企画を持ってきましたよ。
というわけで早速話していきましょうか。
ボードゲーム業界でもその生成AIっていうのがね、少し賛否両論分かれているところで。
一定数の方がやっぱり生成AIだと買わないっていう方がいらっしゃるんですよね。
がっかり感があるって言ったらいいのかな。
ちょっと語弊があるかもしれないんですけども。
ちなみに僕自身はその生成AIでも手書きでもデザインに対して金銭に触れれば買ってしまうんですよね。
生成AIで描いたイラストのデザインのボードゲームをいくつか持ってたりするんですよ。
具体的にどういう部分に使われるんですかね。
生成AIですよね。
生成AIが。
生成AIは具体的にカードのイラストとか。
カードゲームだとカードか。
そうですね。箱のアートワークとかをポンと使ったりするわけですよ。
なんかボードがあるんだったらそのボードの背景っていうかボードそのもののデザインも。
デザインは多分ちゃんとレイアウトをやった上で背景のその例えば風景だったりとか。
素材的なものとか。
そうですね。あとキャラクターだったりとか。
キャラクターを作っているらっしゃる方もいらっしゃる感じですね。
なのでそれに対してちょっと拒否反応のある方が何名かいらっしゃる。一定数いらっしゃるっていう話で。
ちょっと物議を醸しているんですよね。
で、これなんで物議を醸しているかというと。
そういう一定数そういう方がいらっしゃるってことは生成AIで作っていらっしゃる方にしてみると。
やっぱり生成AIで作りましたっていう表記をしたくないじゃないですか。
それした時点でちょっと売り行きに影響出るんじゃないかという心配がありますよね。
なので無表記で生成AIを使っているボードゲームが増えたんですね。
でもそれはね僕もねちょっと気持ちがわかるというか。
さすがにそういう状況で生成AI使ってますって表記を書きたくないなって。
僕も生成AI使ってたらそう思うので。
これはしょうがないのかなっていうところで。
なのでこの無表記問題もちょっと物議が醸し出しているところでもあるんですよね。
で、ちょっと稀なケース。これも人伝に聞いた話なんですけど。
自分でイラストを描いたかのような振る舞いをしている方もいらっしゃるみたいで。
それはもう稀ですよね。論外というか。
そうなんですよ。
もう嘘をついてる感じになっちゃいますからね。
書いてはいないですね。指示はしてるかもしれないですけど。
プロンプトを書いたんですね。
そういうことですね。プロンプトで指示。アートディレクトーション的な位置かな。
デザイナーでいうと。指示してるけど書いてはいないっていう人ですよね。
なのでそういう方もたまにはいらっしゃるらしいですよ。
僕もちょっと何人中何名がっていう話はわかんないんですけど。
そんな感じでね。ちょっとボードゲーム業界でもね。
物議を醸しているわけですよ。
音楽業界との比較
なんかあれですよね。ボードゲームを欲しい人属性の方々って
どれぐらいいらっしゃるかわからないんですけど。
例えばなんかそれが音楽だったら
このAIを使うとどれぐらいまずいかっていうのが
割と実感できるかなと思ったんですけど。
例えば新しいアーティストが作った曲が
新曲が全部AIで作られてますとかってなったら
ちょっとがっかりするな。
がっかりしますよね。今時いろんなサブスクリプションで音楽は
割と無料というか曲自体を買って聞くっていう行為はあんまりしないかもですけど
昔例えばCDとか新しい自分の好きなアーティストが出したCDとか
買ってた時代になんかそういうことが行われてたら
大問題っていうか。
ボードゲーム業界の生成AIの使用
そうですね。
それを自分で作曲編曲しましたとか
言って写せる人もいるみたいなことですもんね。だってね。
ちょっと悲しいなそれ。
ねえ。
AI使っても使ってOKな相手。
ボカローもやっぱりAIなのかな。ちょっと分かんないんですけど。
ボカローはね許せるんですよ僕。
あれはまたちょっと違いますもんね。
割とボカロー自体のキャラクターがあるから
これ使ってるなっていうのが明確に分かるし。
分かりますしね。
あとナレーションの先生AIのズンダモンっていうキャラクターいるじゃないですか。
あれですね。かわいいやつ。
ズンダモンとかはもうズンダモンっていう表記入れないと使っちゃダメって言ってるから
プロモーションになるからどんどんもしろ使ってほしいみたいな感じだと思うんで。
なんかあの声優さんの声でその人が喋ってるような感じでやるみたいな感じで
結構問題に一時になってたじゃないですか。
そうですね。この間なってましたもんね。声優さんたちが訴えてましたもんね。
そうそうそう。自分らの仕事がね。
山寺浩一さんとかが肩振ってやってたと思うんですけど
自分らの仕事に影響が出るからどうなんだろうみたいな。
そういうのもあるかなと思うけど。
あと使い方ですよね。
例えば音楽だったら小室哲也さんが子供向けの番組用に曲を作ってるシーンが前なんか番組内でやってて。
そこの中でAIうまく使ってたんですよね。
そうなんだ。AIに音楽を作曲したってことですか。
フレーズをAIに考えさせてましたね。
そうなんだ。
小室哲也らしいフレーズっていうのを学習させて。
自分でももちろんめちゃくちゃ曲のメロディーを考えるんですけど
一部分AIによって作られたフレーズっていうのを盛り込んで曲にしてるっていうことをやってらしたんですけど
その番組もデジタル的なことがテーマの番組だったから
よりAIを使う意味みたいなのもあったんでしょうし
それはすごく嫌な気持ちとして受け止めなかったんですよね。
それは楽しそうですね。むしろ聴いてみたいなって思ったりしますよ。
全然否定的な感じには受け止めなかったから
そういう使い方は使うことに意味があればいいのかなと思うんですよね。
あとマーベルのドラマでオープニングで
そのAIが作った画像をオープニングのメイン画像として使ってるっていう作品があったんですけど
AIで作った画像?
知らないで見てた時は結構なんかこれすごいちょっと不気味だなっていう風に感じ取ってたんですけど
その作品自体がちょっとそういうテーマの作品だったんですよね。
日常に潜む不気味なものを扱ったドラマで
だからあえてその生成AIが作ったちょっと気持ち悪さみたいなものを
演出するために使ったっていう
そういう使い方によるんじゃないかなっていう気がしますしね。
まさしく僕も同感ですよ。
僕もその生成AI、何でもかんでも使われちゃうとそれはそれで嫌なんですけど
テーマ、ボードゲームの内容のテーマとデザインがしっかりマッチしてれば
やっぱりよく見えるんですよ。
出来栄えがよく見えるので
そういう意味では肯定的ではあるんですけど
さっき言った通りその生成AIって
なんかもう生成AI、むき出しの状態だとさすがに買わないかなっていう
そうですね、欲しいってならないだろうな。
そうなんですよ。なので多分賛否がすごく分かれちゃってるってこともあるんですよね。
なんか無表記で販売することに僕なんか別にそこはいいかなと思うんですけど
なんかその生成AIで描いたものを自分が描きましたっていうような振る舞いは
やっぱり許されない行為かなっていう気がしますよね。
ちょっと違いますよね、そこは。
そうですね。そういう売り方はやっぱりどういう分野に置いてもダメなんじゃないかなっていう気がしますしね。
そこをやっちゃうとフェイクと一緒になっちゃうんでよくないですよね。
なのでこれ生成AI、無表記についてはね、もう一つあって
最初パッケージで見た時は生成AIって気づけなかった人が中身を見て
カードとか見てよく見るとあれ細かい部分ぐちょぐちょしてないみたいな感じで
後で気づくパターンがあったらしいんですよね。
あ、だったら買わないよっていう方がいらっしゃったみたいで
そういったところでちょっと表記してほしいっていう方も何人か意見として上がってたらしいですよ。
まあでも好みですからね、それは。
生成AIに対してなんか生理的に受け付けないみたいな方はね、やっぱり。
そうなんですよ。パッケージで、まあね、僕らデザイナーだからわかるけど
デザイナーじゃなかったりイラストレーターさんじゃないと
パッケージだけでわからないっていう方もやっぱり中にいらっしゃるのかなと思って
生成AIって気づいてない方がまあ中にはいらっしゃるのかなとは思いましたよね。
なんで嫌なんだろうな、生成AIだと。
ね、分かんないですね。
剥き出しの生成AIはさすがに僕も嫌ですよ。
なんかそういう低いものだったらね、嫌ですけどね。
なんででしょうね。なんかあれでしょうね。
ボードゲームの場合はアートワークって結構重要な要素になっちゃうんですよね。
そこも割とその商品を選ぶファクターとしては結構重要だってことか。
重要ですね。ぶっちゃけて言ってしまうとデザインだけで売っているボードゲームもあったりもするので。
なるほどね。
そうなのでちょっとね、そこの辺の線引きが難しいところであるんですけども、
アートワークすごく重要なんですよ。
なるほどね。
そんなこんなでボードゲーム業界はこんな感じだったんですよ。
でですね、その生成AIに関してのちょっと次は権利とかリスクの話をしたいので、
一旦ここで区切りたいと思います。
区切りたいと思いますって言ったのは初めてかもしれない。
初めて、そう。
ではではですよ。続いては生成AIの権利についてをちょっと話したほうがいいかなと思って。
僕としては生成AI使ってボードゲーム作る、全然いいんですよ。肯定的というか、どちらかというとね。
ただ使うにあたっていろいろ気をつけなくちゃいけないことがありますよっていう話をね、ちょっとしなくちゃいけないなと思って。
でまずはね、その前にですよ。生成AIが使用される背景っていうのもちょっとね考えておかないとなと思って。
ちょっとね話しておきますね。
まず生成AIが使用される背景として、まずね物価高ですよ。
物価高によって印刷代、あと郵送代とかいろんなものが上がって、
コスト、制作コストがもう格段に上がってるわけですよ。
そんな中でイラストレーターさんとかデザイナーさんに依頼するお金を避けないっていう方がほとんどだと思うんですよね。
なるほどね。
そう、そういったところでコスパ、さらに依頼していろいろ労力かかるんですよ、お金があったとしても。
そうですね、やりとりがね発生しますから。
考えた時にタイパーを考えたら生成AIでパッて作っちゃった方が楽だなっていうところもあるわけですよ。
タイパー、コスパがまずその背景にあるのかなっていうのと、
そういったねクオリティをしっかり担保しなくちゃいけない状況になってしまったっていうそのゲームマーケット事情の背景があって。
ゲームマーケットって最初はやっぱり手作り感のあるゲームが多かったんですよね。
文化祭みたいな雰囲気って言ったらいいのかな。
そんな感じだったんですけど、そんな中にここ10年ぐらいで僕みたいな輩が入ってくるわけですよ。
ほぼプロみたいなやつらが入ってきて。
デザインもイラストも描けちゃうような人たちが。
イラストも描いて、しかも印刷物も完璧なものを仕上げてきちゃうような人たちが入ってきちゃったわけですよ。
そこでやっぱりクオリティもしっかり上げていかないと売れないような状況を僕らみたいな人間が入ったことによって、
クオリティの底上げって言ったらいいんですかね、底上げがされてしまったわけですよね。
そういったところから生成AIで少しでもクオリティ上げたいっていう気持ちで、
生成AIが使用されるようになったのではないかっていう背景がやっぱりありますね。
なるほど。
そう、なので僕自身は正直言うとすごい背徳感があるんですよ。
すいませんっていう。
そう、すいません。本当にちょっとプロみたいなことになっちゃって、本当に申し訳ないという気持ちがあって。
でもそういうもんですからね。どんな分野も。
YouTubeもそうだし。
大きくなってくるとやっぱりクオリティ勝負になってくるところがあるので。
どんどんカウルが入ってくるっていうのは、世の常というか。
世の常なんですよ。なのでちょっと僕自身はそういう最徳感を持ちながらやっているっていうところもあるので、
ちょっと申し訳ないなって気持ちもあるんですけども。
そういった事情があって生成AIが本当に1,2年ですよ。
著作権と生成AIのリスク
ダーッと普及し始めたのかなっていうところはありますね。
技術も今ね、ここ1,2年でガガッと高まっているというのもありますでしょうしね。
そうですね。そういうところもあるので、いろんなサービスも増えていろんなこともやれるようになったんで。
ただね、その生成AIを使用するんやだっていうのを今度は権利の話をしなくちゃいけなくてですね。
生成AIの権利、これねシンプルに著作権がないんですよ。全くない。
全くない。
ご自由にお使いくださいっていう感じですもんね。
状態ですね。そういうことですね。権利がないイコールそういうことなんですよ。
要するにこれ法律的にはどういう扱いされているかというと、人間の創作物じゃないっていうふうにされているわけですよ。
なるほどね。
それが故に著作権が発生しないっていうことなんですね。
でもなんかね、そのリソースはもともと人が作ってるものを学習してアウトプットしてるような部分があるから、
なんかね、どっかで見たような感じはしちゃったりしますもんね、結果的にね。
そうなんですよ。
そういう問題もあるので、おそらく著作権、権利を与えないようにはしてるんでしょうけどね。
まだ途上っていうところもあるので、それから法律が施行される可能性はあるんですけども。
いやだったらなおさらなんか表記はした方がいいのかもしれないですよね。
そうなんですよ。そういうところもありますね。
なので著作権がないイコール、同作される可能性は大いにあるっていうことですよ。
法律上訴えるっていう権利もないわけで、なのでその著作権で訴えることはできないけど、
ひょっとすると名誉毀損のルートで訴える方法はあるのかもしれないですけど、
ちょっと遠回りな方になっちゃうのかなっていうところで、ちょっと権利の主張が難しいっていうのが生成AIですね。
倫理的な問題とデザイン
あとはもう一つ、当然なんですけども、同作しているリスクがあるんですよ。
もう細かいモンタージュ写真って言ったらコラージュ写真が生成AIそのものなので、
もともとは誰かが変えたやつを拡張して、細かく切り張りしてくっつけてるわけですよ。
それを3D化してうまくポージング変えたりとかしてるわけですよ。
なので基本的には同作しているリスクもあるんですよ。
同作されるリスクもあるし、同作しているリスクもあるって。
なので、パチパチさんもそうだと思うんですけど、デザイナーとしてはメイン画像としてバキバキの生成AIのイラストを商品の顔として使うかって言ったら絶対使わないですよ。
いや使わないですね。やっぱり売り物のメインのものに生成されたものをメインとして使わないよな。
補助的なものとか、その制作している段階のラフ。
デザイナーがそのラフ用の写真探してめちゃくちゃ大変じゃないですか。
自分がこういう写真撮りたいっていう時に、そういう画像って世の中にないから。
それをAIに作らせるっていうような、そういう下準備の段階ですごく便利に使うみたいな感じだと思うんですよね、デザイナーの。
使い方としては。
補助的なね、あくまで背景ちょっと広げたりとか、人を消すとか、そのぐらいですよ。
そうですね、やったとしてもね。
そうなんですよ。我々プロとしては1ミリでもリスクがあればそんな使わないんですよ。
なんですけど、ボートゲーム業界ではアートワークですよ。
で、売っているんですよね。
同人だろうが企業だろうが売っている時点でも商用なんですよね。
なのでそこら辺はしっかりと権利のことをリスクを理解した上で制作したほうがいいのかなっていうところはあるかなってちょっと思ってるんですよね。
なので万が一ですよ、本当に。今のところ訴訟問題まで発展しているような話ってないんですよ、あんまり。
そうなる前に、例えばクリエイターたちが団結して訴えている状態ですよ。
なので、その辺はそこはちょっと、
そうなる前に、例えばクリエイターたちが団結して訴えている状態ですよ。
なので、ちゃんと法的に裁かれたっていう件をね、ちょっと色々調べたんですけどないんですよね、今のところ。
そうなんですよ。多発してるとは書いてありますけど。
細かいのが色々。
そう、細かいのがあるらしいですよ。
おめごとは起こってるかもしれないっていう。
おめごとは起きてるんですけど、訴訟問題で裁かれた方で裁かれたっていう例が今のところあんまないんですよね。
これからのことになってくるのかもしれないし。
そう、お互い気をつけてんじゃないですかね、使う側がね。
なので、今のところないから、ほぼほぼないと思うんですよ、もちろんボードゲーム業界でも。
アートワークでバンって作っても、使ってもね、訴訟問題に発展することってほぼほぼないのかもしれないんですけど。
我々デザイナーからすると、少し危機の問題を気にかけながら使った方がいいのかなっていうのは、ちょっと注意喚起しておきたいなっていうのがあって。
この話をしたくて、今回この話をしてるわけです。
そうか。
結構ね、そこら辺しっかり考えてるのであれば、おそらくパッケージの表紙としてバーンって使うのってなかなかためらうよなっていう。
まあそうですね、やらないよなっていう感じだけど、便利が故に悪意なくというか、理想もよくわからずに使ってしまってるっていう現状なんでしょうね。
そうなんですよ。あと、同人だからそこまで大丈夫だろうっていう雰囲気もあるんですよ。
でも間違えちゃいけないのが、お金を受け取ってる時点で商用であるっていうことなんですよね。
そこもちゃんとね、理解した上で使わないと、商用利用したっていうことで、いろいろ、もし盗作したって疑いかけられたときに完全に負けてしまいますよっていう話なんですよね。
なので、そういったリスクも考えた上で、先生AI使いましょうっていう壮大な注意喚起の話でした。
商用利用のリスク
警鐘を鳴らしたいと。
警鐘を鳴らしたい。全然僕は先生AI使うことに対しては全然いいと思うんですよ。
使い方をちょっと考えましょうねってことですかね。
そういうことですね。なんて、ボードゲーム業界も、あんまりこういうこと言いすぎると炎上しちゃうかもしれない。
でもね、怖い話でもありますからね。気をつけていただいて。
そうなんですよ。
使う際には。
そう。自分のやつが盗作される分にはいいですよ、まだ。盗作してる可能性が一番怖いんですよ。
人のものを使っちゃってたらね。
そう。それが一番怖いので、そういった覚悟を持って使わないと、かなり後で痛い目見るかもしれないっていう話ですね。
というわけで、ボードゲーム業界にも生成AI、デザイン業界にも綴る話ですよね。
そうですね。デザイン業界で表だってそれバンと使ってるっていうのは、あんまりまだ見てないとは。
ないですよね。
そうですけどね。
仕事としてやってる方はやっぱりリスクをちゃんとわかってるから、使えないですよねっていうことですよね。
そうですね。なるほど。
という話でした。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
デザイナーの給頭室
はい、いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
生成AIについてのお話だったんですけど、AI自体はやっぱりこの世の中をすごく前に推し進めてるいい技術だと思いますし、
あれですよ、ビートルズが新曲をこないだ出したじゃないですか。
出したね、またね。
そうそう。あれができたのもやっぱりAIのおかげなんですね。
本当にAIが進歩しなかったらビートルズの新曲なんて今更聴けなかったんですけど、
やっぱりそのAIが汚い音声をすごく綺麗にするっていう技術を身につけたが故にできたことだと思うんで。
だからそれもやっぱりサポート的な使われ方なんで。
そうですよね、そう思います。
あたかもその人が歌ってるようにする生成AIもあるんですけど、
そういうのを使いどころが難しいというか、技術としてはできるんだけど、どういう必要性があるのかなみたいなのは我々から。
そうなんですよ、第三者が勝手に使うっていうのが良くないって話ですもんね。
そうですよね、あとはそれを商用にあんまりこうむやみやたらに使うのはやっぱり気をつけなきゃいけないなっていう感じですよね。
技術だけがどんどん進歩してますけど、使う人の意識もやっぱりアップデートしていかないと怖いですよね。
アップデートですよ、いい締めくくりでしたね。
なってましたか。
なってましたよ。
この文章を生成AIが考えてたらびっくりしますけどね。
実は生成AIが喋ってるんですよ、樋口さん今日は生成AIですよ。
そうなんですよ、さねやかにすると。
そうです。
でも本当にそういうことが今できちゃうぐらいの技術力があるから怖いですけどね。
怖いですよね。
生身ですよ、僕生パチパチが喋ってますけど。
生パチパチ。
ということで、そんな感じで。
デザイナーのQト室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
デザキーお便りBOXから年々を寄せくださいませ。
次回は12月19日木曜日21時頃を耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お会いでは私、生パチパチと。
生歌でした。
バイバイー。
バイバイー。
35:10

コメント

スクロール