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真夜中コンビニの駐車場で このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が番組についての感想や愛を語ります
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今回は浅草演芸場 人生は笑いと共にという間について語っていきます
タイトルの通り浅草の演芸場が今回の舞台です
コロナ禍で来る人がお店はそもそも演芸場が開けなかったりとかする中で
でもこれから徐々に演芸場開いてそこに人がまた集まってきて
しかもその来ている人たちは笑いを求めて集まってきて
そのお客さんと演者の関係だったりとか演者たちが実は舞台裏こういうことやってますだったりとか
今回浅草の演芸場に割といつものドキュメントの72時間よりも
踏み込んで多角的に迫った3日間の模様になっていると思っています
ということで本田さんいかがだったでしょうか
はい
今回はね 本当に文字通り今回の放送でもずっと出てくるんですけど
文字通り舞台袖が舞台というか
はい
という感じですよね 実際にあの舞台の袖のところで見守る後輩新人の芸人さんと
芸人さんというか話しかさんがいたりとかっていうところを覗くっていうところで
そこに結構密着しているなというふうに思ったんですけど
割とこれ72時間には珍しくマニアックというよりは王道なドキュメンタリーっていう感じありますよね
そうですね
つまりそのドキュメント72時間って今まであんまり存在があることは知ってたけど
こんな場所行ったことないなっていうところだったり
本当に何も知らない場所だったりっていうところに集まる人どんな人がいるんだろうみたいなのがあるんですけど
割とやっぱり演芸場ってもちろん行ったことある人ない人すごいいると思うんですけど
なんかこうなんとなく落語なんだなっていうところはわかるし
そこに落語をする人でその修行をしている人で見に来る人っていうような構図とかも
なんとなくこう日本人全員が知ってるとは言わないですけど
実は知ってるようで知らないみたいな感じなんですけど
そこに結構いろいろ先冒頭で説明もあったように
いろいろな視点で話を聞いていくっていうところが
すごく王道ドキュメンタリー感があるなっていうのがすごく大枠での今回の感想だったんですよね
その中で一番ドキュメント72時間らしく焦点はついてたのが
やっぱりその舞台袖の雰囲気っていうんですかね
っていうのをいろいろ漫画とかドラマとかでなんとなく知ってはいたものの
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やっぱり実際にこんな感じなんだなっていうその舞台袖のところを
72時間描き出してるっていうところが今回いいなっていうふうに思った
確かにね王道ドキュメンタリーって感じですよね
ありますよね
ありますね
そのわかりやすいというか想像しやすいじゃないですか
演芸場の舞台裏なんかなんとなくこうなっているんだろうなみたいなのは
別に翡翠探しの海岸はちょっとわからないけど
誰がいてどうなってるのかわかんないけどね
演芸場はわかりやすいじゃないですか
みんな着物着てるとか服装とかからでいったらね
わかりやすい
師匠がいてとか
そうそうそうそう
なんかそれのわりとこう答え合わせをするみたいな感じが結構印象としては僕もありますね
なんかそういう意味でいくと最初冒頭から答え合わせっていう中でびっくりしたのは
すごいあっさりっていうのがあって出番前の感じ
あんななんか30分前とかひどいバージョンだと15分前ぐらいになんかギリギリで到着して
さっと着物に着替えるだけ着替えて
しかもそのネタも直前に出る時のこのお客さんの雰囲気でパッと決めるみたいなのって
こんなにあっさりその本当に瞬間芸というとあれですけど
それぐらいのそのその場のセッションで決まってるんだなっていうのが
なんか意外というかやっぱりそうなんだっていうところがあったっていうのがありましたね
なんかその笑いって笑いというか落語って基本的に話が決まってるじゃないですか
はいはいはい
もうこの話はこの家があってみたいな
だからこそより生物感が重要になるというか
それは話し手によっても変わるし
だからこそそのお客さんの雰囲気を見て話を変えるって多分そういうところで
そのなんか生物感みたいなのが
演芸場行くとずっと落語やってて
いつも変わらない風景がそこにあるみたいなところじゃないところがわかるっていうのは
一個発見としてありましたね僕も
うん本当そうですよね
なんかまあ落語ってイメージも含めてすごく
なんていうか昭和というかアナログ感もあってっていうところがあったんですけど
なんかそれが変わらず残っていて
しかもその残ってること自体に結構やっぱり今求められている価値があるんだなっていうのは
すごく雰囲気を感じていて
やっぱりこうその放送の中の雰囲気とかお客さんの感じとか
あと演出も含めて流すBGMとかもそうだったんですけど
やっぱり結構銀座と対をやっぱり流してますよね
人情の街、思い出の昭和みたいなところの
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古き良き部分みたいなところが残ってるっていう雰囲気があって
で来るお客さんもそのご高齢の方とかやっぱりそういう青春の思い出とかそういうのもあって
来ていろいろなことを思い出したりとか
今のちょっとそういう嫌なことを忘れたりっていうところにつながっているし
逆に結構意外だったのは若い人も結構多いっていうところで
若い人っていうのもなんかそういう少し昔のレコードを懐かしむとかもありましたけど
なんかそういう感じの雰囲気が落語にもやっぱりあって
というところで若い人にも人気が出ているっていうところが
その人情みたいなものが懐かしの昭和ここにありっていうところが
特にこのコロナ禍を越えてもまだやっぱり残ってた良かったみたいなところの雰囲気が全体としてあるなっていうのはもちろん
確かにねでもその懐かしいところがありつつも
やっぱり今回その3日間一着する中で注目すべきはやっぱり前座の若者じゃないですか
そうですよねレンジさんね
桂レンジさん
やっぱ彼の話彼のドキュメンタリーといっても過言ではないぐらいの
そうですね主役レベルでしたね
高校卒業後すぐに落語の業界に入って
今はもう下積みだからこうブザーとかドン長とかそういう裏方仕事は全部自分でやると
そういうなんか彼のこう日着したのが2日間
3日間なんで実際出てくるの2日目からなんで彼が事実上2日なんですけどその2日間で
彼がちょっとこう成長する物語みたいな
はいはい
だってこれ最後の終わり方ですよねこの回の最後
レンジさんの背中で終わるんですよね最後
そうそうそう
なんかあのなんていうんですかね彼の話を中心にというか
彼が取り巻く環境がどんどんなんか紹介されていってるんですよね
そうそうそうそう
それこそ最初朝一起きて明けるのはその前座の仕事場みたいな感じでレンジさんが出てくるんですけど
それで結局その1日目にあった楽屋の風景とかも実はレンジさんが座布団引いてたとか
机をこう用意してたとかねあとそういうどん帳とかも自分で開けて出てくし
っていうのはなんか全部自分でやってそこから始まるんだその前座は
で2つ目真内みたいなのがあるよっていうところで実際あの当日3日目の夜ですかね
その真内の方のお披露目会だったんですけど結局やっぱりそれがこう繋がっていくわけですよね
あの前座で頑張っていたレンジさんもいつかはこうやって真内になるかもしれないが
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今はそのためにこういった雑用とか舞台袖で師匠の演目を見て学んで盗んでっていうところをやっていくっていうのが
落語の世界ですよっていうのがすべて説明されていたというか彼を中心に説明されてたってのがすごいありますよね
なんか当然なんですけど演芸場の舞台笑いの舞台が人でできているっていうのがわかりますよね
いや本当そうですね
演者だけじゃなくて準備も含めて太鼓とかそういうところも含めて人でできてるし
よりこうこういうのを見るとまあドキュメンタリーってどういうのでもそうなんですけど
そこに泥臭さがあったりとか別にこう僕これ見て意外だったのは
意外とそのセカンドキャリアとして漫才した落語家になっている人って多いんだみたいな
意外といたっていうのも面白かったですね
そのサラリーマン10年やって入りましたっていう人とか
元々漫才師で落語の世界に入りましたとか
ファンから落語家になりましたとか
意外とストレートで行く人って珍しいんだなっていうのが
レンジさんみたいな高校卒業してすぐストレートで入る人とは
そこがまた対比になってて面白いと思うんですよね
本当そうですよね
たぶん落語の今までの歴史の中だとたぶんそういうのがいろいろ入り混ざって
そうやって切磋琢磨したりしてっていうのがあったと思うんですけど
逆に言うとレンジさんみたいにいきなりやっぱり18歳で高校卒業して入るっていうのも
それはそれでたぶん少ないというか
やっぱりどんどん成り手とかを考えていくと
そういった層が必要なのになかなかそんなのってないっていう中でも
少なくともレンジさんがいるっていうことが
やっぱりその人情の世界まだここにあるみたいな感じになっていて
それこそこの出待ちして
その師匠の方が出待ちしていて
当時の師匠に弟子にさせてくださいって言ったというエピソードもちょっとお話しされてたじゃないですか
そういう昭和のいきなり来て弟子にしてくださいよみたいな
人情話があった中で
当然そんないきなり言ってはないと思うんですけど
18歳の頃からレンジさんは高校卒業前から相談をして
なるっていうところ弟子に入るってところ相談してたみたいな
そういう人情話がいまだにここにあるんですよっていうのが
彼が証明しているみたいなところがあって
それがなんか作られたお話かのようなところで存在するんだなって
すごいんですよそれがその
例えば2日目の話で最後の方に出てくるんですけど
大学生の知見に入っている女性が出てくるんですよね
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で結構賞とかも取ってるみたいな
すごいんだけど
でも将来は落語家は目指さないと
理系の技術者になる予定ですみたいな
そこがまた対比として出てくるわけじゃないですか
高校卒業後落語一本でやっていこうと思った人と
実際才能はあるけれども
才能とか努力もしたんだけれども別の仕事に就く人
さらにセカンドキャリアとして落語家になる人っていう
そこも対比というか
間口が広いからこそ
誰でもというか受け入れられる間口は広いんだけど
その中でやっていく辛さだったりとか
下積みとか
そこがすごい一人の話じゃなくて
いろんな人の話から見えてくるっていうところが
普通のドキュメンタリーっぽいっていう話を最初にしたんだけれども
その視点でいうと
今回は多分演芸上に密着したんじゃなくて
レンジさんが中心にいて
レンジさんのドキュメント72時間なんですよね今回は
そうですね
それに近くなってますね
密着というかね
そうなんですよ
そこから見える演芸上というか
落語の世界みたいな形になっていて
ものすごく特に落語している人っていう話し家さんたちの
さっき言ってたような対比というか
構造っていうのがよく見えてくるっていうところがすごく大きい
それに比べるとあるんですけど
聞く人のところっていうところも
いろんな人が本当に聞きに来るんだなっていうのは分かったんですけども
そういう意味では
レンジさん的なところの新しさみたいなのは
あんまりないというか
結局お笑いを求めてくるっていうのも
これはどっちかというと人それぞれみたいな
人生は笑いと共にありというタイトルの中なんですけれども
その笑いみたいなものの定義が
なんか結構全員聞いてる人は違うんだろうなっていうのは
なんかものすごく思ってます
そう確かにそういうところはあるかもしれないですね
そのIT系の女性が出てきて
でその人が言ってたのは
同世代として励みになるっていう話を言ってて
なんかその目線で
確かに同世代が頑張って親うちになるって
確かに同い年のプロ野球選手が頑張ってるみたいな話に近いですけれども
そういう見方もあるんだみたいなのはちょっと思いましたね
そうなんですよね
なんか単純にこの落語の
なんかあれがいいこれがいい
この間がいいこのネタをこういうふうに演じるのがいいっていう
落語論みたいなのを皆さんしゃべるのかなと思いきや
どっちかというとそういう同世代だから頑張ってほしいとか
なんかこう他にもいろいろありまして
雰囲気がすごくゆったりしているのがいいとか
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なんかいろいろな人の楽しみ方とか需要の仕方があって
今の落語って存在してるんだなというか
なんか変な話
すごい原理主義者的な人だけで成り立ってないというか
あのいろいろな層がいるからこそ年齢層も幅広いし
だからこそ続いていくし
落語っていうのが最初も
そのなんか古き良き昭和みたいな話しましたけど
それでもいろいろと形を変えて
なんか今でも残ってるっていうのが
まあ方と聞いてる人の雰囲気を見てると
ちょっと思うというところがありますね
確かにそうですね
なんかこう
ちなみに本田さんって落語を見たことあります?
落語はありますあります
ただ浅草の園芸場に行ったことないんですよ
行ったんですけどね
それはどういうきっかけで行ったんですか?
えっときっかけで行ったのは
まあこう友人と誘われて行ったっていうのが一番最初ね
だけど当時昭和落語真珠という
昭和原録落語真珠という漫画が流行ってて
僕もそれ読んでてすごい好きだったので
どちらかというとそこが入り口ですけどね
なんかこの来てる人たちのここに出て
今回ドキュメント72時間で出てきた人の来てる理由
結構バラバラなような気がしてて
いやバラバラでしたよね本当
その本田さんと今言ったみたいな理由って
なんていうかこう観光客的な目線じゃないですか
ある意味
今回出てきた人って割とそういう人はいなかったじゃないですか
カットされてるのかもしれないんですけど
割と常連だったりとかが多い印象を受けて
でもこれって多分コロナの前とかはもっとその
それこそ外国人が見に来たりとか
そういう観光客的な人も多かった
上京した時のワンセットとしてもあるし
そうです観光の親を連れて行くとか
例えばですけど
なんかそういうのがある意味
コロナによってちょっとだけ変わってしまったから
ちょっとその通常時よりも
割と常連比率が多くなってるというか
はいはいはい
そういう部分はこれを見て感じたんですけど
ただそのお客さんは常連なんだけれども
出る側がレンジさんとか他の人含めて
新鮮というか新しさを常に求めてるからこそ
停滞した雰囲気がないというか
同じようなことを同じようにやって
同じような場を作るっていう
常連とか馴染みのスナックみたいな
安心感もちろんあるんだけれども
やっぱりこう出す側
笑いを取る側が常に挑戦し続けているからこそ
そういうそのこれを見た限りですけど
その停滞感みたいなものは
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あんまりないと感じられないかなっていうのは思ったし
だからこそ落語が博物館とかそういうのに入る
アーカイブされてしまうような伝統芸能
伝統芸能なんですけど
そういう権威のものではなくて
結局大衆のための娯楽であるっていうところの姿勢は
やっぱり今も生き続けているんだなっていうのは
これを見て改めてですけど感じたところではありますね
確かに今回の見て大衆の娯楽なんだっていうのを
やってる人も聞いてる人も
みんなその雰囲気がありました
なんか変な話伝統芸能だから
守っていかないといけないとか
これは素晴らしい伝統の○○だから
聞き継いでいるのですとかっていうのがあまりなくて
どっちかというと大衆の娯楽として
お客さんに喜んでもらうためにやっていきたい
見に来てるお客さんも
伝説のあれを見たとか
伝統のあれが素晴らしいとかっていうよりは
その時の落語さんの頑張りを見たりとか
ジャズ的なその場の雰囲気を楽しんだりとか
そういう大衆娯楽的なところでよしみたいなところが
すごく感じられたのは本当に
言われたら今そう気づきましたね
そういう新しいことにチャレンジする一方で
やっぱり伝統ルールみたいなのがあるわけじゃないですか
CD買って覚えるんじゃなくて
後頭で落語は必ず受け継がれるみたいな話とかも含めてそうだし
そこのバランスがいいなと思ってて
出る側、演者側、落語家側は
そういう厳格なルールもありつつ
下積みが4年間あるとか
ルールはありつつも
やっぱり落語っていうある種
徹底的に固まったフォーマットの中で
そのフォーマットからいかに
ギリギリ外れないところで楽しませるかみたいなところ
でお客さんとしては実際知っている話であっても
なんかやっぱ違うなとか
話し手によって全然違うっていうのは
僕も何回から見たことあるぐらいですけど
同じ話聞いても話す人によって全然違うじゃないですか
全然違いますよね
うち知ってるのにね
そうなんですよ何が違うっていうのは
すごい難しいんですけど
近い比喩で言うと
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小説がドラマ化するとか
小説がアニメ化するとか
アニメが実写化するでもいいんですけど
別の媒体になる時に出る歪みってあるじゃないですか
それがいい歪みな時も悪い歪みな時もあるんですけど
そこみたいなのが同じ話でも
やっぱり話す人によって
呼吸だったり間だったりが違ったりして
実際じゃあ何が違うのって言われると
素人の僕らからすると分からないんですよ
でもなんとなくこっちの方が面白いっていうのはあるし
そのなんとなくとか
空気的にこっちの方が面白いような気がするみたいな
本当の雲をもつかむ行為っていうのを
ずっとやらなきゃいけないからこそ
大変だけれども
大変だし体系化できない
けどそういうのを楽しむゆとりというか
優雅さというか
笑える余裕というか
そういうのは落語にしかない
フォーマットが固まってるというか
しっかりしているものにしかない
楽しみ方のかもしれないなっていうのは
見てて考えたところですかね
やっぱりその型があればあるほど
それとどう違う形で持っていくかっていうのは
やっぱり大事ですよねっていうところがあって
今回のドキュメント72時間放送を見ると
それがいい塩梅で配置されてるって本当ありますよね
要はそういった定型なものがあって
それをいかに崩したり洗練させたり
そういうどう前も使っているところ
本当に実際はものすごく苦労して
それに挑戦しているわけなんですけど
今回の放送の雰囲気からはそれのか
例えばすごい葛藤とか
それなんかスランプに落ちるとか
今回はうまくいっていってないとかっていうのがなく
割とそのあっさりって言ったように
淡々とやってるように見えるんだけど
実際はそこがあるっていうところが
実はすごいことで
しかもそれを落語家さんも感じさせないし
お客さんもそういうリアリティショーみたいなのが
見たいわけじゃないっていうか
あくまでそこの場の雰囲気っていうところとか
その時の間っていうところを楽しんでるっていうところがあって
ある意味その緩さっていうのかな
それもすごいなって思いましたよね
なんかあれですよね
めちゃめちゃ強い剣豪の剣が力が入ってないとか
名人剣みたいなね
宮本武蔵とかのね
そういう絵とかもありますけど
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ああいうなんかそういうその力の入らない強さというか
15分前に来てサッとやってみたいなね
そういうのもやっぱりこうちゃんとそれまでの練習というか
経験というか空気の読み方というか
があるからこそできることだし
やっぱそこがちょっと浅いですけど
そのなんかこう江戸っこの域的な
文化っていうのがあるんじゃないかなとは思うんですよね
今回の浅草っていう雰囲気とかも含めて
なんかそういうその日本人っていうのが結構ちょっと忘れてしまった
江戸っこの域的なものがやっぱりこの落語の世界には
まだいろいろエッセンスとしてはすごく残っている
そういうのが今回すごく感じられる回だったっていうところは
素晴らしいなっていうのは
やっぱりCDかじゃなくて
口頭でっていう話にも近いですけど
この話で言ってやっぱりYouTubeじゃなくて演芸場なんですよね
そのYouTubeで同じ動画をずっと繰り返し見るっていうのはもちろんできるし
実際だってこの落語だって
例えばじゃあそのYouTubeで一本撮りましたって言って
それを極端な話同じ話だったら
それをずっと流してりゃいいって話じゃないですか
だけどでもそうじゃないじゃないですか
やっぱり生のその雰囲気を感じ取って
もうちょっと間を空けるとか
それこそアドリブ入れるとか
なんかお客さんが少ないですねみたいな話とか入れるとかね
そういうそこのちょっとした差
ちょっとした差こそが実は大きいことだし
この落語自体の演芸場に行くっていうことの
YouTubeではないこの演芸場に行くっていうことの
魅力につながってくるっていうことですよね
だからこの人生は笑いと共にっていう
タイトルだけ見るとさっき本田さんも言ってたみたいに
お客さんの方の話のように見えるけども
それはもちろんお客さんも指すんだけれども
こうやって出る人も含めて
その人生の中で笑いを通る人
セカンドキャリアかもしれないし
高校卒業してそのまま入るかもしれないし
大学でオチ研入ってやめちゃうかもしれないけどみたいな
そこのいろんな人の笑いと共にある人生みたいなのが見えてきて
僕はドキュメント72時間っぽいかと言われると
そうじゃないかもしれないけれども
意外と面白い回だったなとは思ってますね
本当そうですよね
そういう話し家の方っていうのが人生
笑いと共にあるっていう
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そういう落語にしかない笑いみたいなものが
結構あるんだよっていうのがすごく伝わってきたし
話は戻るかもしれないんですけど
結局それを18歳で高校卒業したレンジさんが
お笑い芸人でもなく
YouTuberでもなく
落語家を目指すってところが
いやいやまだ捨てたもんじゃないなって思えるっていうのが
結構ここのメインだったのかな
やっぱ彼の今後に期待ですよね
期待です
はいでは以上になります
ありがとうございました
ありがとうございました
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