1. from 雑談
  2. #15|LIVE「落語家『立川談志..
2023-03-30 40:40

#15|LIVE「落語家『立川談志』を語る41分<公開収録イベント:TAPROOM #2>」GUEST:座頭一 (ボンクラ映画館)〈収録:2023.3.24〉


from 雑談【LIVE】では、雑談で不定期、あるいは定期で開催する「公開収録イベント」の模様をお届けします。(収録 2023.3.24)

-

[GUEST] ───────────────────

【座頭一/ボンクラ映画館】映画ポッドキャスト『ボンクラ映画館』の管理者。カルト俳優の山本竜二氏を映画の先生として師事。ジョギングと落語と飲み会好き。 https://lit.link/BonkuraTheater

-

[HOST] ───────────────────

【真夜中、コンビニの駐車場で。(ホンダ・ヤマグチ)】 ひとつの場所を72時間にわたって定点観測するNHK番組「ドキュメント72時間」について、その感想や愛を語るPODCAST「勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ」を毎週金曜23時に配信中。2022年には NHK公式PODCAST「聴くドキュメント72時間」へのゲスト出演を果たし、さらにコラムニスト吉田潮をゲストに招いた公開収録を行うなど、個人PODCASTの領域を越え、精力的に活動する。 https://lit.link/d72hwatch

───────────────────────

Twitter|https://twitter.com/zatsudan_co_jp

Instagram|https://instagram.com/zatsudan_co_jp

©︎雑談 https://zatsudan.co.jp


00:08
TAPROOM
東京は東中野にあるCRAFT BEER BAR付きポッドキャストスタジオ
雑談からライブでお届けするトークイベントTAPROOM
TAPROOMでは、毎回ゲストの方にお持ち寄りいただいた
今、個人的に最も旬なコンテンツを軸にトークをお届けします。
なお、この模様はTwitterスペースでも同時生配信中です。
現在、Twitterスペースでこれを聞きのあなた
トークの感想や質問などが浮かびましたら
ぜひTwitterスペース画面右下にあるコメントボタンより
メッセージを寄せください。
放送中は可能な範囲でいただく声は拾いたいと思っております。
ということで、申し遅れましたが
私、ホストを務めます真夜中コンビニの駐車場で見て
普段ドキュメント72時間というNHKの番組について語っております
山口と申します。
はい、同じく真夜中コンビニの駐車場でより
本田です。よろしくお願いします。
はい、ということで改めて始まりました。
トークライブTAPROOM
早速ですが第2回ですね。
ゲストはこの方です。
自己紹介よろしくお願いいたします。
えー、ポッドキャスト番組
ぼんくらい学館を配信しております。
ザトーイと申します。
よろしくお願いいたします。
はい。
ありがとうございます。会場からも。
はい。
ちなみに、今日何とお呼びしたらよろしいですか?
えー、ザトーイチ、もしくはイチで。
はい。
ちなみに、そのお名前の由来は?
えーと、私の本名に
はい。
あの、関数字の1が入ってるのとして
あー、はいはい。
で、まあ、ツイッターのアカウント名で
はい。
何とかの1とかで何か作ろうかなと思ったのが最初だったんですよ。
はい。
で、あ、そういえばザトーイチってあるわと思って
本物だったら市場の1じゃないですか。
そうですね、はい。
それを数字の1にして、で、命名したの。
あ、そうなんですね。
はい。
ちなみにザトーイチ自体はお好きなんですか?
まあ好きですね。勝信太郎さん大好きなの。
そうなんですね。
あ、勝信太郎。
ちなみに、今まあ映画のお話も出ましたけど
はい。
普段やられているポッドキャストはどういった番組なんですか?
あの、基本映画ポッドキャストって
はい。
糸丸さんのラジオとかございますよね。
はいはいはい。
新作を見て感想を語るっていうフォーマットができているので
我々それやってもちょっとこう目立たないなと思って
基本は旧作をメインに語っています。
で、時々ですねゲストの方出ていただいて
はい。
まあ映画監督とか俳優の方
はい。
あとデザイナーの方ですね。
そういう方出ていただいてその現場のお話をうかがう
そういう回もありまして。
あ、そうなんですね。
はい。
ちなみにその旧作って
はい。
無限にあるじゃないですか。
はい。
どうやって選んでいるんですか?
まあ大体やっているメンバーが好きそうなもの
あと思い出があったもの
はい。
私も当時思い出があったものとかそういうのを選びます。
なんかここ最近その配信された中で
はい。
これが自分的に良かったとか盛り上がったみたいな書いてあったりしますか?
えっと最新回だの無能の人っていう
はい。
杉吉春さんの原作
はい。
竹中尚人さん監督の作品があるんですけれども
はい。
あれメンバーの一人がですね思い出がある作品だったので
うん。
03:00
ちょっと語ってもらったんですけど
なかなか良いプレゼンをしていただいた
そうなんですね。
はい。
これはURSか
えっとSpotifyで今検索すれば
はい。
はい。
ありがとうございます。
ちなみに今ってあれですか
いつ頃にポッドキャストって始められた?
えっとですね
2010年の4月1日からです。
はい。
あ、そうなんですね。
大前代。
10年以上ですよ。
はい。
すごいですね。
だって10代ですもん。
そうですよ。
この頃なんでね。
これまでそう続けられてきて
はい。
長く続ける秘訣みたいのってあったりするんですか?
えっと諦めの悪さですかね。
かっこいい。
かっこいい。
急にもう開始3分ぐらいですけど名言が。
もう一個言うと
はい。
絵とか描かれますか?
そんなに描かないですけど
あんまり描かないです。
例えば楽器演奏されるとか
楽器はやります。
で、頭の中で思い浮かぶ
自分のこういいプレイとかあるじゃないですか。
以前やってみたら全然ダメだと。
で、悔しくてもう1回、もう1回、もう1回ってやってたら
13年経っちゃったっていう。
かっこよすぎですよそれ。
繰り返される妄想文化さんみたいな感じですね。
それちょっとですよね。
でもうまくいかなかったから続けられたっていう。
いや、理想が高いってことですよね。
ここに行くまではと思ってると
そうですね。現実を見てないという。
いやいやいや。
コンテンツを語るみたいなことは
これまでポッドキャストでも主軸でやられてきたかと
思うんですけども
このトークライブではゲストの方に
今個人的に最も旬なコンテンツを
持参いただくようにお願いしております。
ということでイチさん
本日のタップお願いいたします。
私が持ってきたのはですね
落語家たて川男子についてですね。
落語家さんですね。
僕も申し訳ないですけど
名前は知ってます?
以上です。
いや、そうだと思います。
なので今日はですね
どちらかというと教えてもらう立場として
ちょっといろいろ役に質問して
教えていただきたいなと思っております。
ちなみに落語に出会ったのというか
いつ頃から聞き始めてみたいなところを
お伺いするっていかがですか?
2000年ちょうどぐらいだったと思うんですけど
状況、私も地方の人間で
状況したての頃に
同タイムで出た友人がいたんですよ。
東京に来たんだったら
東京でしか見れないものなんかないかな
っていう話になって
落語ってふと思い浮かんで
じゃあ誰を見るかって時に
まだ地元にいた時に
鶴部さんとか竹内さんとかが
男子一緒の名前をよく出したんですよ。
立川男子ってどうよって話になって
じゃあ見てみようと思って検索したら
ちょうどその言い出した
1ヶ月前に
NHKの独演化をやめちゃったんですよね
そうなんですね
検索したBSNHKで
公開資料があるってのを見つけて
それにはがき出したんですよ
そしたら当たって
それが初めての落語体験だった
我らがNHK
06:01
別に代表はしてないですけど
文化的なんですよ文化的
そうですね
その時の体験がやっぱり印象的だったんですか
それ一問解だったんですけど
我々映画見てる人間にとっては
簡単で感動するってのは分かるんですけど
約20分30分で
1人芸でこれだけの人の心を
笑わせるんだっていうのに
感動して
最初は落語についてちょっと語ろうかなと思ったんですけど
落語知らない方に
それを伝えようとしても
あんまり伝わりづらいかなと思って
じゃあ誰か1人
有名な人を
スポット当てて言った方が
この人に興味出たな
それで落語聞いてみようっていう
思ってですね
一番とんがってた方なので
いろんな方
クロートな方でも大好きな方いっぱい
いらっしゃって
エピソードも満載ですから
そういうのをご紹介できればなと思っております
ズバリその魅力と言いますか
どこが
熱いというか
面白いと思うポイントはどこですか
破天荒なキャラクターと
言いますかね
落語界の
その当時
慎重秘書っていらっしゃったんですよ
その人ってものすごい華麗な方だったんですけど
逆に汚くやるっていうか
乱暴な言い方もするし
そのギャップの
面白さっていうか
それが20代の自分にとっても
ハマっちゃったんです
パンクな感じというか
そこにハマっちゃったというか
影響を受けた
武さんとか太田光さんもそうですね
だいたいあの流れの
ずっとついてるって感じなんですよ
破天荒っていうか
テレビとかも昔ほんとに出てた
ちょこちょこ出てた自分の印象で
僕もうっすら覚えてるのは
あれですよね
初期のM1の審査員も
やられてました
そうですよね
その時に結構いろいろ
コメントも結構破天荒で
当時すごい怖い感じの審査だった中で
破天荒だった
そのイメージは確かにあって
M1の審査員とかにも出てくれるぐらいというか
それぐらい
いろいろ業界を
渡り歩くような
そういう人なんだろうなという
印象はちょっとほんとにあったんですけど
テレビと
ダンスショーっていうところだと
どういう関係性があるんですかね
やっぱり
商店が一番大きいんじゃないかなと
というのは
商店を作った人なので
商店を作った人って
知ってました?
知らないです
だって商店って
破天荒とは一番かけ離れているような
イメージがちょっと
今のやつを見てると
商店を作った人ってどういうことなんですか
ちょっと説明なくなりますけど
もちろんです
もともと
1965年頃に
金曜夜席という前週の番組があったんですよ
それは日本プロレスの中継番組の
09:01
拡集でやってたのかな
それの穴埋め番組として
やろうかって話があって
じゃあ何しようかって言った時に
大喜利をやろうと
大喜利って本当は寄せでは
サービス的な感じでやってたんですよ
じゃあそれをやる
にはいいんだけど
いい答えとかダメな答えだったら
あの
羽根付きみたいに
墨塗るとか人形取り合うとか
そういう企画でやろうとしたんですけど
どうもそれじゃ面白くない
スタッフの一人が寄せ行った時に
前座さんが
演者が変わると
座布団を裏返すんですよね
温もりを与えないために
それ見てて
他のお客さんが何であれ座布団変えるの
みたいな話してて
座布団があったと思って
取りっこするっていうのを思いついたと
そこから始まったんですよ
プラス最初は
連絡省は司会だったんですよ
この間亡くなった連絡省の
見てました
司会が下手だったんで
そんなイメージないんですけどね
生まれついた頃には上手かった
生まれてた頃には
黄年のね
しょうがない俺が変わるって
男子省は司会になったと
そこから人気が出たらしいです
縦川男子さんが
あそこの
主役というか
司会振興の役をやられてたんですね
それすら知らなかった
それまでは
大喜利みたいなものがテレビで
扱われるみたいなことってあんまり
なかったんですかね
本来落語をやりたかったんですけど
CMが間に入っちゃうと
どうもダメだっていうので落語ができない
確かにそうですね
テレビっていうフォーマット上
どうしてもCMって
スポンサーなので挟まなきゃいけない
っていうところがあって
テレビ向きな感じしますよね
大喜利とか商店の感じって
ちょっと短く笑えて
それこそ5分10分の間隔で
CMが入ってくるから
それで途切れちゃうっていうのは
先ほどおっしゃってた30分
和芸をするっていうところとは
また違うものがあるかな
っていうのがありますよね
でも当然そっちの方ももちろん
得意なというか
縦川さんはそこにもしっかり
思い持ってやられてたっていうことなんですよね
僕も落語を
見に行ったことがあるんですけど
高校生かな
学校の行事課なんかで見に行って
その時に一番テンション上がったのが
座布団交換する瞬間だと思って
出てきたと思って
やっぱり商店のイメージがあるんで
本編よりもむしろそっちの方が
見たことがあるものだから
テンションが上がってしまうみたいなね
それがおっしゃってた弊害かもしれないんですけど
そんな今
実績お話いただいたかと思うんですけど
じゃあ大どころ
本物の落語っていうところで言うと
いろんな
作品というか残されてたりもするかとは思うんですけれども
もう
12:01
ズバリお聞きしますけど
市さんが考えるベスト
どれが良かった
どれが面白かったというところで言うと
いかがですかね
2007年の時の
柴浜ですね
柴浜ってネタ
大晦日に書けるネタなんですよ
男子師匠のお箱の一つなんですけど
必ず読売ホール
有楽町にある
あそこの独演会で必ずやってたんですよ
私毎年行ってて
ちょっとずつチューニングを変えていくんですよ
出てくるオオカミさんのキャラクター
少しずつ変えて
2007年の時一番
バランス良かったなと思ってますね
それはどういう風に
変わっていくんですか
あんまりこう
ネタ喋ると大変長くなっちゃうんですけど
私定女でしょ
できた女性でしょみたいな感じの
キャラクターだったんですけど
2007年の時って
もうちょっとカラッとした
ちょっと天然っぽい感じの
オオカミさんだったんですよね
それが逆に柴浜ネタのリアリティが
出てきたような感じがあったんですよ
その柴浜っていうのは
元々古典の演目
っていうことなんですかね
ありました
アップデートしてったっていうところが
ブラッシュアップずっとしてましたね
僕も今回
この題材を扱う
っていうのにあたって
映画立川男子を見たんです
ドキュメンタリーで
その中でも柴浜が取り上げられていて
それは2007年じゃなくて
2006年かな
初めて見て
最初おっしゃっていただいたように
あの映画ってドキュメンタリーなんですけど
あの部分だけ映画であったみたいな
すごい思っていて
やっぱり舞台上は映画のような
豪華なカット割りとか
ものもないし
ただ出てきて喋っているだけ
言ってしまえばそれだけなんだけれども
見せられるものがあるし
あと何よりもすごいなと思ったのが
どこから話に入ったのかが分からない
っていうところが
僕はすごいなと思っていて
だいたい男子賞って枕は
普通枕って演目の
繋がるような話をするんですけど
だいたいジジマンダみたいなのが入る
今の調子とかも
だんだん男子像に引き込みつつ
聞いている瞬間に
入ったなと思ったらいきなり演目に入る
そういうの多いですね
なんかこう
古典をやる方って
難しいところがあるなと思っていて
何かっていうと本人のキャラクター性が
古典に対して邪魔をするんじゃないか
っていうところが一つあると思うんですが
破天荒な人が
真面目な教科書的なものをやったところで
ちょっと説得力がなくなってしまうというか
そこはあると思うんですけど
逆に演目に入っちゃうと
演者を
忘れちゃうんですね話に入っちゃって
じゃあ立川男子がやってるってことを
忘れちゃうってことですね
かつらしじゃく師匠みたいな方は
やっぱりキャラクター全面に落ちてるんで
やっぱりキャラクターありきで
面白いなっていう方もいらっしゃいます
男子賞も途中から
15:01
切っちゃっていきなり
外に戻ってこの話ねとか
そういう時もあるんですよ
トリックスター的なこと
それが本当にすごいなと思っていて
話の中に入った
話している時と
急に第三者的な目線で
今風に言えばナレーションじゃないけど
自分で一歩外の世界に出たっていうのが
明確に分かるんですよね聞いてて
それが本当に
すごいなというか
どうやってやってるのか分からない
そういうメタ構造みたいなの作るのって
男子賞だけじゃないですか
普通にやられてる?
最近はもうやってますねみなさん
でもそうするとタテカワダンスの時が
始まりというか
多分男子賞始まりだったと思うんですけど
下手にこれやっちゃうと
かえって話の雰囲気壊すんで
難しいですよね
特にそういう
一つの空間で
実際に
劇場にみなさん入って聞くわけじゃないですか
そうするとそこの一体感とか
それこそその30分
続く緊張感の中で
それって集中力
途切れたりしないのかなと思うんですけど
それをかなり自然に
やってるというか
よく男子賞おっしゃってたのは
俺を聞きに来るやつは
ラグを聞きに来るんじゃなくて
俺を聞きに来てるっていう
そういうところはあるんですね
なので
何やってもやっぱり受け止めようとする
姿勢があるっていうのがあるかもしれないですね
それって
どうなんですかね
戦略的にやられてたんですかね
狙ってたんじゃないかなと
それはもう
やっぱり本も書かれてますし
落語っていうのが中心にある方だなと思うんですよ
そこの何かクオリティというか
説得力を上げるために
それを作っていた可能性が
あるかもしれない
僕の憶測ですけどね
だって結構落語のイメージって
そういう古典のしばはまとか
他にもいろいろあるじゃないですか
そういうのを
今回この人はどういう風に
やってくれるんだろうとか
この人の持ち味だったらこういう風に演じてくれるに違いない
みたいなので結構見に行くような
イメージ結構あったんですけど
今の話だと
全然そことは別の戦いじゃないですけど
比較しないじゃないですか
つまりそのしばはまを
誰々のしばはまより
立川男子のしばはまの方がどうだっていうことではなく
もう立川男子を見に来ていて
その演目がたまたましばはまだった
っていうような
落語の基本的な
見方とはまた全然違うので
それってやっぱ
かなり狙ってやってたとしたら
その当時というか
相当戦略的だなというか
そういう風にメタ構造で
そういう演芸ってものを
見てるんだなっていうのは
なんとなく感じました
これでもそうやって
あえてフォーマット外すというか
違ったことをやると
既存の落語界みたいなものからは
嫌われることも多いのかなと
勝手に思うんですけど
その辺っていかがだったんですか
18:01
嫌われてますね
だからご自身も出ちゃったんですよ
落語協会から
そうなんですか
もともと親打制度という試験があって
お弟子さんが
受からなかったんですよね
そこはちょっと原因でこじれて
ちょっと離れるわということで
出ていって
家元制度を作っちゃったんですよね
そこもありますよね
落語っていう
いわゆる伝統的な
落語協会みたいなのがあって
いわゆるウルサ型みたいなのがあって
っていうところで
明らかにそこから嫌われるようなことをやっていて
そこから出る
でも自分の本筋は
落語にあるんだっていうところが
人となりを表しているじゃないですけど
それもパンクですよね
その生き方みたいな
かといって
向こうの方たち
下の方たちからは
すごい慕われてたりとかもしますし
親徴師匠もすごい仲いいですし
パーツパーツで嫌がられて
嫌われてたりとか
バチバチあったっていうのは
あると思うんですけど
確実に
先ほどの焦点の話もそうですけど
落語っていうものを
広げるっていう
ところの視点でいうと
かなり功績というか
いるかいないかで言ったら
明らかに今の状況が
180度違うぐらいの
影響力があった人であることは
間違いないですよね
ちょうど焦点を作った年に
現代落語論って本書かれてたんですよ
その中にも
この先このままいくと
落語が農薬表現みたいになる
っていう恐怖感があったり
やっぱりそこを壊したかったのかなと
確かにそうですね
それはなんか
言葉で出てきますけど
人間の業の工程とか
いろんな言葉を
本の中でも残されてますけど
そういった本みたいのって
今も割と読み継がれたり
するんですか落語家たちの間で
そうですね小浅師匠とか
ヨネスケ師匠とかの影響を受けた
あと
最近売れた口談の方も
あーはいはいはい
松野雄生さんじゃなくて白山さん
あの方もやっぱり影響を受けてた
でもわかります
生で見たことあるんですけど
今回映画で見させていただいて
本当に確かに影響を受けてるんだろうな
すごい感じました
特に枕の部分とかは明らかに影響を受けてる
と思いますね
小浅師匠さんは口談とかはやられてなかったですか
結構憧れがあって
口談やってる時も
ありましたね
結構そこは横断的に
なんですね
ちなみに今までいろいろお話を伺ってきたわけなんですけども
はい
なんでこうすらすらそんなに
喋るんですか
全部率直な質問を突然ぶつけて
すぐ答え返す
一応目の前カンペが用意してるんですけども
全部書いてるうちに自分で頭に入ってたというですね
21:00
いやでもやっぱ
それだけ書けるのもすごい
それだけ書けるのもすごいですし
実際あれですか
実際にこうお会いしたとか
行きつけの場所に行ったとか
そういう経験ってあったんですか
ご存知の頃は
ご自身の自宅の前で
ガレージセールを年に1回やってたんですよ
へー
でそこでサイン頂いたりとか
それはありますけど
その写真ですよね
じゃあまずこの写真をね
ありがとうございます
全く喋りだと伝わらないかも
そうですよ
昔実家にあった
富士カラーとかって
出してるあの
現像してくれるやつ
のアルバムに納められていて
立川達さんが
これがあれなんですか
お家の1階
そうですねねずにマンションがあったんですよ
そこの1階がややきせんべいという
おせんべい屋さんで
ねず神社でつつじ祭りっていう
時があったタイミングで
やってらっしゃったんですよね
ガレージセールってちなみに何を売ってらっしゃったんですか
家のいらないものですね
具体的に何を
爆笑問題の本とか売ってました
タンクだな
それ面白いですね
一番の宣伝ですよ
僕なんだっけ
五百円で石原慎太郎さんからもらった台皿を買った
記憶ありますねめちゃくちゃ錆びてました
それ絶対元はね五百円以上の
明らかに価値のあるものですもんね
ただ錆びてて捨てましたけど
サインもくださいって書いてくれるんですよ
そうなんですね
ちなみにそれも
1年目書いてくださいって言ったら
嫌なことはしない方がいいと
これを
書いてくれて
多分僕その時顔見て書かれてたんで
何かあったのかな
病んでたのかなっていう
それはあれなんですかその型を見て
言葉は選んでる感じなんですか
そういう時もあります
次いきますか
はい
すごい何枚もある
キムチョンギルマンセイ
っていうのもありましたね
時代を感じますね
記者の読者愛者を叩いてるという
マンギョンボンゴーとかが
流行った時代ですよね
こういうやつを
これもよく口座で叫んでました
へー
マンセイですか
翌年ですね
こういう絵もいただいたり
なにこれ
東京都のマンゴーみたいなやつですね
東京都の顔なしか
あれですよ
小池都知事のやつとかじゃないですか
あの時石原統制だったので
こういう絵描かれた
すごいパンクっていうかあれですね
これ書いてくださいって言ってるわけじゃないですか
僕の顔見て書いたんで
異常かなと思って
違いました
暗残期が
小池さんがよく書く
暗残期が
24:00
これちょっとエピソード一個言っていいですか
これ墨で書かれてたんですよ
根津神社の境内行くお客さんいっぱいいるわけですよ
もらいたての時
これ筆で書いてるから
乾いてないわけですよ
袋も何ももらえないんですよ
俺生涯で初めてこれが早く乾いてほしいと思ったのは
この日だけだった
すいませんでした
以上
だからこの根津の
ガレージセルの写真とか
いいじゃないですかこのハッピー着て
立川流落語会の
ハッピー着てあってとか
銀座の
お店とかね
亡くなってからなんですけど
銀座に行きつけのお店がある
ってのを知ってたので
意を決して行ってみたんですよ
もう亡くなったんですけど
ミヤというお店だったんですけど
大名小学校だったかなあそこ
銀座にある小学校が
大名県の大名ですか
そこを線にしてまっすぐ小道行ったところの
地下1階か
のお店だったんですよ
こういう
こじんまりしたとこだったんですけど
田中春男さんというマスターが
いらっしゃって
額縁に
男子師匠の書いた
これ言ってたんですか
そうです
じゃあ額縁と通称って
こういう感じで
僕は初めて銀座に
キープボトルを置いた
お店という
これ言ってみたいですよ
言ってみたいですね
あの店にキープボトルがあるから
行かないっていう
人間国宝
野田偉子さん師匠の
キープボトルと
一緒にキープして
キープしたまま
逃げしてるわけですね
あとですね
これは藤尾先生の色紙
出た
これでも男子師匠って書いてある
男子師匠宛に書かれてます
なるほど
あとですね
藤住子さんの
サイン入りパネルが飾ってあったり
これも銀座の
割とその
業界では有名で
皆さん訪れてる人も
相当著名な方というか
そうですね
銀座なんで有楽町の4ミリホールの
講座終わったら
ここに来るのが多かったらしいんですよ
マスターが
写真好きでいろんな方
写真撮ってちょっと手元にあるのは
これ絶対ネットに出すなって
言われてるんですけど
今の文師師匠ですね
かつら文師師匠
すごい古い写真
太田昇さん
93年って書いてますよ
というんですね
若いですね
さっきボックス席というか
ここによく座ってらっしゃった
こういう写真をいただいたので
あと武さんとか
上岡隆太郎さんとか
中村勘続郎さんとか
曹操たるメンバーが一緒に飲み来てたとか
27:00
まだぺいぺいの頃の爆笑問題も
ここで漫才やらされた
という話もありますけど
こういうのが
レジェンド来てましたとかも含めて
地方から来た
人間としては
憧れますよね
銀座で
会ったみたいな
ネズでお会いしたとか
あとあれですよ
壁に森茂一哉さんの書物がありましたね
銀座
やっぱ銀座なんですよ
銀座ですね完全に
マスターからいい話聞いて
ここいっぱい出っ張ってるとこに
芸人さんの戦略だが貼ってあるの
わかりますか
唯一一人だけ下の方に貼ったんですよ
出っ張ってるところの戦略が
誰かなと思ってみたら
武志さんだったんですよ
まだ売れる前の
そこも冒頭も
おっしゃってましたけど
武志さんとの関係って
どういう感じなんですか
なんか結構
昔から見てて
ちょっとこれも
うろ覚えなんですけど
本当は弟子入りしたかったみたいなことを
その辺のね
昔の
いわゆるお笑い芸人というか
武志さんを何て呼称したらいいか
わかんないですけど
からのとそういう
落語との繋がりとかって
結構僕らわからなくなっちゃってるじゃないですか
要はその
師匠のところに弟子入りして
弟子入りできなかったから漫才やるとか
じゃないじゃないですか
漫才知ってやっぱその
お笑いの養成学校というか
学校通ってとかっていうのと
全然ちょっと時代が
違うというか
そういう時代のことを僕ら
レジェンドがそもそも何だったのか
ってわからなくなってきてる
結構ありますよね
深見千三郎さんの
とこにお弟子さんとして
入ってますけども
有名になって立川竜って
Bコースってあるんですよ
有名人を
お弟子さんにするというので
立川竜さんもそこに
入ってました
それこそネットフリックスで
やってましたね
アサクサキットでしたけど
劇団一人が監督やって
というのでまさにその時代の
頃のっていう話ですね
そういう
今まで
話聞いてきて
最初の質問にも関係してくるんですけど
2023の
ずばり聞く理由って
どういうところかなと思って
僕自身の仮説も含めてなんですけど
いろいろ
お題をいただいて考えている中で
今って
喋りの時代が来てるんじゃないかなって思うんですよ
それはこうやって僕らが
フォッドキャストをやっているっていうのも一つあるんですけど
それだけじゃなくてYouTubeとかも
そうなんですけど
動画ですごいものを誰しもが撮れるようになった
結果そこで差別化が
できなくなっちゃったっていうのが一つあると思うんですね
30:00
そうなった時に
何で差別化するかっていうと
間の取り方とか
そういう落語が
最も大切にしていた
和芸だと思うんですよね
落語ってすごい厳しいと思うのが
ある意味話は決まっていて
やるっていうところで
話をもちろん
先ほど話した枕を変えるとか
そういうカスタムはできるんだけど
アレンジはできるんだけど
とはいえ大筋は変わらないから
いかに面白くするのかって
間とか口調とかトーンとか
どれぐらいの速さで喋るかとか
そういうところじゃないですか
そうやってぐるって一周してくると
立川男子さんの落語を聞くっていうこと
男子師匠の落語を聞くっていうことは
今YouTuberを目指す人
全員が聞いたほうがいい
全員が聞いたほうがいいぐらいの
価値があるものというか
教科書になるべきものなんじゃないかなって
聞いてて思ったんですよね
実際やられてる
パッドキャストやられてるじゃないですか
その時に何か参考にしてるところとかあったりするんですか
あります
ゲストを呼ぶっていうやつですけども
これ一個エピソード
言っても大丈夫ですか
独演会で
包丁というネタをやりたかったんですよ
それをネタを得意としている
さん言って延尚師匠っていらっしゃったんですよ
当時
この間亡くなった延楽さんの大師匠に当たるからですね
で稽古したんですけど
見なかったんですよ一ヶ月経って
その日来ました
すいません稽古したんですけどマスターできませんでしたと
大学呼びますってめくりめくったら
延尚って出ちゃったんですよ
名前が
世界一うまい人を大学で呼んで
やったっていう
客がざわついたっていう
本人登場ってやつですね
その時加藤たけしさんという
俳優さんのお母さんがそれを見に行ってたらしくて
手紙が来て
あんたが包丁を振り回すってからどんな包丁と思ったら
本物が出てきたよっていう手紙が来た
かっこいいな
僕はちょっとそれを憧れて
映画わかんないなりに
一番悔しい人連れてきました
って監督呼ぶとか
鬼呼ぶっていう
反則技を時々やるという
そこはちょっと憧れてやってます
なかなかできないですよね
できないし
そういう意気じゃないけど
そこを使っていく
面白さみたいな
すごくあるなと思って
さっき山口さんが言っていた
間の取り方とかもありますけど
そういう
教科書的な
変な話
ボケの多さを競うとか
よくわからない
初めての展開を持っていくってことではなくて
そういう
本物連れてきちゃったんですよみたいな
そういう意気な
面白さというか
あれですね
コチカメとかで
良津とかがよくやってたような
コチカメとかも結構落語好きだと思うんですけど
そういうメタ構造的な
面白さで見せる意気みたいなのって
憧れちゃうっていうか
33:00
かっこいいよなって思っちゃいますよね
ちなみに
男子師匠の落語を聞きたいって思った時に
いろんな媒体出てると思うんですよ
何で聞くのが一番いいんですか?
えーっと
図書館にですね
CD演習が必ずあると思うんで
もう一から聞いてください
導入部
若い頃の男子師匠の音源残ってるんで
これ結構貴重なんですよ
当時テープレコーダーが
貴重だった時代の音源が
ちゃんと残ってるんですよ
若い頃の男子師匠ってすごい綺麗に
喋ってるのもあるし
意外です
それを時系列追っていくと
知ってる男子師匠の声だっていうのが
分かってくるんで
気に入ればどんどん先に聞けばいい
若い頃の男子師匠は
聞いてもらえれば
ピカソの青の時代こんなんだったんだ
そういうことですよね
ちゃんとしゅはりで
最初すごい型があって
そこからちゃんと天才は
リーをしていくと
型を破っていくっていうのがあるんですね
それが見れると
あとはお弟子さん
のライブを聞きに行く
今いらっしゃる
お弟子さんってことですか
篠介師匠 林野師匠 白駒師匠は
一番エッセンスを
受けてるんじゃないかな
他のお弟子さんもみんな
いろんなパーツを受け継いでるんですけど
一番分かりやすいのは
そのお三方かな
生で聞く落語と
そうやって音源で聞く落語って
何が違いますか
機械通しちゃうと
あくまでもデータなんですよね
ライブって体感なんですよ
落語って生物なんですよね
あの瞬間のあれを聞いたっていうのが
一番の思い出になるんで
そこはやっぱり
落語は生で聞いた方がいいかな
って思います
記録映像で見るのもいいけど
生で見た方が
これはだってどんなに
すごいと呼ばれている
千代の富士の動画見ますけど
これはだって生で
両国行ったら
この迫力、息遣い
やっぱ感じますよ
相撲と一緒ですよ
そのまとめ
お客さんの感じとか含めてですよね
そういうところがやっぱり
ライブ感というか
生の雰囲気があっていいなと思うんですよね
勉強になりました
図書館行きます
そうですね図書館行って
本当に寄せに行ってみたいなと思って
行ってみたいですね
行ったことないんで本当に
実はドキュメント72時間でも
浅草園芸ホールに3日間
中継してる
密着
密着してるって書いてある
すごいディープで良かったですよね
はい
36:04
いちさんまだまだ
喋り足りないこととかあれば
これだけは言っておきたい
そうですね
有楽町のビアガーデンで
トークラブやるっていうのがあったんですよ
落語じゃないから
いいやと思ってほったらかしてたんですけど
翌日ぐらい聞いた話で
男子師匠遅刻してて
前座が慌ててたらしいんですよね
どうしようとしたら客席から
俺が繋ごうかって一人声がかかって
見たらイカリア長助さんなんですよ
ステージ上がって
前座やるのはビートルズ以来です
客を開けたという
2005年
2005年
イカリア長助さんはだいぶ
ベテランの時
相当ベテランですよね
イカリア長助さんで通じない時ありますから
そうですか
ドローグが分からない
長さん
ドリフって言っても志村健でしょ
そうですね確かに
長さんっていう
本当に
いろんなお話聞けてありがとうございました
ということで
決めちゃって大丈夫ですかね
ということでトークライブタップルーム
いろいろお話を伺ってきましたが
イチさんありがとうございました
本日はいかがでしたでしょうか
いっぱいネタ用意した後ですけどね
話きれないですね難しいですね
伝わったでしょうか
いやいや
イチさん何か告知とか
そういうのありますか
メールコーナーの
ダ名作っていうのを
1回やってるんですけど
世間的にはダ作なんだけども
個人的には名作っていうのを
メールで募集してまして
もしよかったらメール送っていただけると
嬉しいなと
思ってますので
うちの
Twitterのアカウントの
リンク先にメールの欄がありますので
そこから送っていただければ
大丈夫です
僕らも告知を
先ほどの前に
僕らもですね
そろそろ第100回が近づいて
まいりましてというか
毎週毎週淡々と
配信を続けてきたんですけれども
今まではあんまり
ポッドキャストっぽく
皆さんのお便りというか声を聞くようなことって
あんまりやってなく
ストロングスタイルで
ずっとやっていたんですが
ちょっと100回記念ということもありますので
ぜひ皆さんの
ドキュメント72時間のことであったり
我々のポッドキャストのことであったり
いろいろ本当に何でも自由に
ご意見をいただきたいなと思っておりまして
確か
今先ほどですね
我々のポッドキャストの方で
告知の回を配信させていただいているんですが
そこにあるリンクの方から
飛んでいただければ
ぜひぜひ
アンケートフォームありますので
39:00
答えていただければと思います
100回記念なので
皆さんのお声を取り上げさせていただこうかなと
思ってますので
ぜひぜひよろしくお願いします
ありがとうございました
そろそろお時間とはなりますが
本日雑談にお越しいただく方を
飛び入りゲストとしてお招きしての
第2部後半戦になります
ツイッタースペースでお楽しみの方は
そのままお聞きいただきつつ
今これをポッドキャストで
お聞きいただく方とはここでお別れとなります
毎月雑談にて開催中
公開収録イベントたっぷるむ
次回はぜひ
生で落語と同じですね
やっぱり生が一番ということで
直接雑談東中野雑談へ
足を運びください
お相手は真夜中コンビニの駐車場で
より山口と本田と
佐藤一でございました
ありがとうございました
生で皆さん聞きながら
ビールは進むこと進むこと
ありがとうございました
この番組は東京東中野にある
クラフトビアバー
雑談で収録しています
厳選されたクラフトビールと
こだわりのスパイスカレーを楽しみながら
夜な夜な繰り広げられる雑談に
参加したい方は概要欄をチェック
では次回の更新をお楽しみに
40:40

コメント

スクロール