2023-05-22 29:29

特別編#05 カンリー 藤林さん(前編) - ハードシングスを乗り越え立ち上げたCanlyのカスタマーサクセス

2023年5月16日に資金調達を行ったカンリーの藤林さんをゲストに招き、
複数店舗の一括管理サービス「Canly」で取り組んでいるカスタマーサクセスの活動内容について伺いました。


・3人目のメンバーとしてスタートアップへジョイン
・コロナ禍の事業危機で体験したハードシングス
・ゼロからのカスタマーサクセス組織を立ち上げ
・カンリーが企業カルチャーとして大切にしていること
・カスタマーサクセスだからこそMVPを獲得できた理由


資金調達について (https://jp.can-ly.com/news/230516-press/)
Canlyについて (https://jp.can-ly.com/)
カンリーについて (https://biz.can-ly.com/)


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Twitter
藤林さん https://twitter.com/yuzo0702
https://twitter.com/mttk_hr

カンリーの事業内容とターゲット層
CS Harmony Radio の特別編を始めたいと思います。
今回は、株式会社カンリーの藤林さんにお越しいただいています。
藤林さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
カンリーさんは、複数の店舗情報を一括管理分析するところで、
運用コスト削減して集客効果を上げる、
カンリーという同じ名前のサービスを提供されている会社さんになります。
主にチェーン展開をされている、
店舗ビジネスに向けたマーケティング支援を行っているというところで、
個人店舗というよりは、大規模の複数店舗が開いているお客さんの情報をうまく管理していく、
まさにカンリーという名前だと思うんですけど、
それによって集客支援とか送客支援というのをされている会社さんになります。
藤林さん、カスタマーサクセスチームのマネージャーでありますので、
カンリーさんってまずどんな会社なのとか、
藤林さんの自己紹介というところからちょっと伺っていきたいなと思います。
はい、株式会社カンリーでカスタマーサクセスでマネージャーしております。
藤林と申します。
まず会社の紹介としては、
カンリーという先ほどもお話に挙がりました、
店舗ビジネスに対して、
特にチェーン展開をしている規模のお客様エンタープライズといわれる領域に対して、
マーケティングですね、Googleマップとかホームページ、
あとはSNSとか、今いろんな店舗ビジネスの方々ですね、
チャンネルが増えてマーケティングを行っているかと思うんですけども、
このチャンネルを一つに一括で管理ができるサービス、
カンリーというものを出しております、SaaSのサービスになっています。
ありがとうございます。
カンリーさんの事業としてはまさに店舗ビジネスやってらっしゃる方のご支援なので、
基本的には実店舗を抱えていらっしゃるお客さん向けなのかなと思うんですけども、
例えばどんなお客さんが中心とか業態的なところでいうと、
こんなお客さんによく使われているとか、もう少し伺ってもよろしいですか?
お客さんのセグメントですとかなり幅広くてですね、
いわゆるホリゼンタルSaaSなんですけれども、
小売から美容室、飲食から銀行ですとか、
調材、ドラッグ、あとは介護とか、いわゆる塾みたいなところですね。
複数店舗展開している、10店舗以上ぐらいが私たちのターゲットサイズになっているんですけども、
メインとしては飲食ですとか、美容室などの予約がある業態が一番フィットしているような形ではあるかなと思います。
ありがとうございます。
それと基本チェーン展開されているお客さんで、
予約をして来店するような業態のお客さんがメインのサービスを展開されているというところになる形ですかね。
そうですね。
管理さんはそういうビジネスが今展開されていて、授業をやられていると思うんですけど、
カンリーの創業期とサービス展開
実は藤林さんとお話ししたときにも、
管理という会社になる前の経緯から含めて会社ジョインされてやってらっしゃったというお話もあるので、
差し支えなければどうしてそういう管理というところにたどり着いているのかみたいな背景も含めて伺いたいなと思うんですけれども、
お願いしてもよろしいですか。
少し長くなってしまうんですけれども、
元々株式会社リリットという名前で、私たち管理は元々創業を2018年の8月15日ですね。
今から4年半前ぐらいに創業をしておりまして、
私が2019年の2月の最初にジョインをしております。
創業6ヶ月ぐらいで、当時いたのが代表2人、
辰巳さん、秋山さんとあとインターン生2,3人いて、私もインターン生として大学3年生の終わりにジョインをするというところでございます。
当時は2つサービスを行っておりまして、1つは今のサービスにつながるんですけれども、
やっぱりスタートアップでお金がなかったので、
いわゆるキャッシュを作る事業として、Googleマップのいわゆる運用代行ですね。
お客さんのアカウントをもらって、広告の運用代行に近いんですけれども、
手を動かす画像とかをもらって、あるいは営業時間の変更があったらLINEとかメールでいただいて情報を更新したりとか、
あるいはLINE公式アカウント、昔のLINEアップの運用代行とかを、
1店舗、それも今みたいな大規模チェーンじゃなくて、会社さんとか美容室1店舗とか個人向けの飲食店に売り込んで、
それぐらいで月額いくらいくらでもらって、キャッシュを作るっていうのを1つやっておりました。
もう1つが社名にもつながるんですけれども、宴会の漢字代行というサービスをやっておりまして、
創業の代表の2人がもともと総合商社と銀行出身というところで、
当時、宴会を日常業務と別途でお店を手配しなきゃいけなくて、すごい華やかを感じていたときに、
それをプラットフォーム化する、食べログの宴会に特化したバージョンを作ろうみたいなものをやっておりました。
私がジョインした頃はまだプラットフォームはなくて、いわゆるテストマーケティング的なところで、
LINEアットにいろんな総合商社の人とか、いろんな銀行の人とかを登録無料でしてもらって、
あの日に何人で、どこら辺で飲み会を企画したい10人で、いい店探してって言ったら、
私たちが成果報酬で契約したお客さんを、リストみたいなのがエクセルでバーっとあって、
そこから要望にあったところを、パッとLINEで出して、契約に結びつけるみたいなところを2つやっておりました。
Canlyの創業と変遷
私が入ったときは、人もいなかったので両方やってたんですけど、
2番目の方ですね、グルメの方を契約結びつける、カスタマーサポート的な立ち位置で、
ずっとLINEで受けてやっていました。
まあすごい雑談なんですけど、リリットというのは、Leave it to me っていうのがあると思うんですけど、
任せろみたいな、あると思うんですけど、それのLeave it の it をリザベーションに変えて、
予約のことなら俺らに任せろっていうところで漢字大工って実は始まったんですよ。
なるほど。
そこから1年ぐらい普通に、実はテレビとかでも、その年の私が大学4年生なんで、
創業2期目とかに入ったときに、普通にテレビに出たんですけど、こんな面白いサービスある。
ただ、もう皆さんご存知の通りコロナが来まして、
私がちょうど新卒で入ったときに、コロナで世間はめちゃくちゃ騒がれますし、
僕らの授業も完全に吹き飛ぶみたいな。
そうですね。まさに飲み会ができなくなるかっていう。
そうなんですよ。当時は飲食店20事故やったらダメですよとか、罰則出ますよとか補助金出ませんよとか、
それこそ使う側のお客さんも多くても絶対、宴会はもう一切ダメというか、
もう私たちのメインターゲットのお客さんがもう完全に会社NGみたいな。
これでもう授業撤退を余儀なくされてみたいな。
ところがもうまず新卒で入ったときの最初のハードシングスというか、
めちゃめちゃハードシングスですね。
2つあるうちの一方がもう完全にダメになって、
でも会社も何とかしていかなきゃいけないとなったときに、
1個目の個店向けに出していた、いわゆる歯医者さん、美容師さんでやっていたサービスが、
実は海外ではかなりバージョンアップした100個ぐらいいろんな媒体と連携して、
チェーン店向けにGoogleを主軸としながら店舗情報の一括管理できるようなサースがあって、
ユニコーンに当時の角度となっていて、
それが日本に創業事業のリリットがダメになる半年前くらいか1年前くらいか来ていて、
徐々に日本に浸透していった頃で、
私たちもお客さんからヘアリングをしてなくて聞いていたりして、
実はそこに正気あるんじゃないかみたいなところで、
完全に強制ピポットというか、
高速のスピードでもするっていうのが今のサービスの背景みたいな感じですね。
コロナ禍でのピボット
いきなり背景からむちゃむちゃ面白い話。
面白いって言うと不謹慎ですけど、すごい興味深い話で。
気になった話として2点あるんで、ここで早速質問したいんですけど、
まず1点目は結局コロナっていうタイミングで、
リリットという事業自体が継続するのが難しくなって、
ピボットしなければならなくなったって話なんですけど、
社名を変えたところっていうのはその時って理由はあるんですか?
結局サービスの中の一つのものとしては継続してたというところなんで、
その会社のサービスというものとしては範疇にあったものを
より尖らせていったとした時に、いろんな意思決定があったと思うんですけど、
社名にかけた思いみたいなところがあればちょっと伺いたいなと思います。
そうですね、いきなり当時2020年の4月ぐらいコロナ来て、
リリットっていうサービスダメだよねってなった時にすぐ変えたわけではなく、
それこそ私たちの正式リリースが2020年の7月末ぐらいなんですけど、
管理ですね。当時数社さんと取り組み一緒にPOCさせてもらっててみたいなところで、
一気に最初はずっとリリットでやってたんですけど、リリースしてからもなんですけど、
これでいけるな、会社としてそれにも管理で完全に勝負をかけていくっていうところの
思いと、やっぱりわかりやすい。なんでリリットなの?みたいな。
管理でやってるのにみたいなところで、市場に対して認知っていうところも含めて
名前を合わせたっていうようなところが、これフリーさんとか、たぶんさんさんさんとかもそうだと思うんですけど。
じゃあもうサービス名は管理として2020年7月に出したっていうところもあって、
サービス名と社名を合わせようっていう形になってったっていうことですかね?
そうですね。出したばっかりの7月はまだリリットだったんですけど、
徐々にもうこれでどんどんどんどん顧客数も一気に増えていったときに、
もう数ヶ月経って、これでもう勝負をしようというか、もうっていう意味もあってっていう形ですね。
なるほど。
それと、たぶんコロナの騒ぎとかで不安になったのって2020年の3月とかぐらいだと思うんですけど、
もうじゃあだいたいその1クォーターぐらいの期間で、
いわゆる2つあったリリットのサービスのうちの、前者の方の個店の対応としてた運用代行みたいなところを
チェーン店に広げていくっていうサービスを短期間でガッと作り上げて、
プロトタイピングしながら、新しい事業に強制的にピボットしていったっていう、そんなスピード感ですか?
そうですね。だいたい2月ぐらいに騒がれて、おやおやってなって厳しそうだってなって、
その頃から実はちょっと一括管理ツールも少しリサーチの中で話は出ていて、
ただもうヤバいよねみたいなのが3月ぐらいからじわじわ来て、
おっしゃる通りで3ヶ月、4ヶ月ぐらいで作ってっていうのをやりましたね。
Canlyの立ち上げと初期課題
なんていうんですかね。ちっちゃい店舗でやるのと、チェーン店の統括してやる管理的なものに広げるのって結構大変な気がするんですけど、
その辺でどういう風な苦労とかってあったりしました?
いやもうおっしゃる通りで、最初はそもそもPMFしてないので、
Googleってそもそも管理しなきゃいけないの?みたいな感じなんですよね。
チェーン店からすると別にホームページで良くないとか、それならSNSじゃないとか、
飲食だったらそれこそ、グルメ媒体がまだもちろん全然強くあったので、それで良くない?みたいなところで、
Googleって勝手にGoogleが情報載せてんじゃないの?みたいなところのやる意味みたいなところをやっぱり認知してもらうっていうところは最初すごい大変でしたね。
その辺りの認知って大変だったところは、やっぱりさっき来たユニコーン企業みたいなところがいたりとか、
そういう競合がいたことっていうのはプラスだったりしたんですか?
そうですね。おっしゃる通りで、競合がすごい広げていたってわけではないんですけれども、
やっぱり市場を日本の中でも持ってきてくれて、ちょっとずつ一緒にマーケットを開拓してきたという意味ではすごいありがたかったです。
フィッシャーでやってる話だと、そもそも価値を伝えるところの大変さもあると思うので。
いや、ほんとおっしゃる通りですね。
ちなみにそのユニコーン企業ってどういうお名前の会社なんですか?
EXTさんっていうNASDAQに上場してる会社です。
そういうこと考えると、まだまだカンリーさんの市場デカいですね。
じゃあすいません、あともう一個気になった質問があって、そっちもちょっとすいません。冒頭からいろいろ質問だらけになっちゃうんですけど、
藤林さんの時間軸みたいな話で言ったときに、コロナの始まっているときってまだ年度区切りではないので、
その前からカンリーさんってそのときはリリットになるのかな?
その前の会社としてのメンバーとして入っていると思うんですけど、そこのあたりっていうのはどういう感じで上位にされてたんですか?
すごい気になっちゃったんですけど。
時間軸で言うと結構特殊というか。
特殊ですよね。
もともとめちゃくちゃ小中高サッカーで体育会で、大学ずっとラクロスでやってたんですけど、
3年生終わったぐらいに、ラクロスってだいたい冬12月まではシーズンが終わって、1月ぐらいちょっと休みというか。
ちょっと考える期間あって、就活も3年生の終わりからちょっとずつ始まってきてる中で、
いやなんか就活も大事だけど、今までずっとスポーツしかやってこなかったんで、
藤林さんの入社とカスタマーサクセス
ちょっと先ビジネス揺れておきたいなというか、そのままだと脳筋すぎるなと思いまして、
背景としてはこれもほんとたまたまなんですけど、当時ツイッターで今の代表の辰美さんをフォローしていて、
その時は就活に少しでもためになるものをフォローして学びたいなと思ってたんですけど、
たまたまインターンの募集が流れて、当時リリットが何してるかも知らなかったんですけど、恥ずかしながらの。
で、とりあえず話聞いてみたいねって言ったら、渋谷のワーキングスペースみたいなとこだったんですけど、
行ったらなんか2人しかいなくて、なんか少なくない?みたいな、この会社。
今日休みですか?とか、他いますか?みたいな。
いや、いないよ、2人いたよみたいな話になって、これどういうことだってなって、できたばっかだったみたいな、そんな背景あります。
大学3年生の時にインターンで、2名の時の状態からジョインしてるんで、
ナンバー3みたいなことだと思うんですけど、3番目に入ってらっしゃるっていうことで、
そこから卒業まではずっとインターンで働いてたんですか?
そうですね。インターンでまずは1年間ぐらいなので、2月から働き始めて、
1年とちょっと1ヶ月、2ヶ月ぐらいリリットとしてインターン生として働いてっていうのをやってましたね。
そのまま4月コロナのタイミングと一緒ですけど、新入社員になるみたいな。
ああ、そういうことですね。インターンと言いながらもほぼ社員みたいな働きして、
ジョインしてたっていう、ほぼほぼメンバーのような。
そうですね。いわゆる正式社員ではないけどみたいな感じですね。
正式社員ではないけど、もうメンバーとして働いてるような状態ですね。
なるほど。よくわかりました。
授業背景の話をしたら、なんと15分くらい経っちゃったっていう。
さらっといけるところへ行きたいと思うんですけど、ありがとうございます。
サービス内容とかお客さんの話もさっき伺ったんで、
管理さんの話、タイミング的にはコロナというものがあって、
良くも悪くも業態をかなり尖らせたっていうところは見えてきたんですけど、
ただタイミング的にもその状態から藤林さん、正式社員として入って活動されてって、
カスタマーサクセスって言葉まだ出てきてないんですけれども、
管理さんになってから多分いわゆるCS、さっきのCSはカスタマーサポートだったので、
そのサクセスみたいなところに少し変わりつつあるっていうところがあるのかなっていうところで、
まずは管理さんの中でのCS活動っていうところの全体外境の話と、
あと藤林さん個人としてはその中でどんな活動されてるかっていう
カスタマーサクセスの内容に特化してお話を伺っていければなと思うんですけれども。
Canlyのカスタマーサクセスの始まり
はい。カスタマーサクセスっていうところだと、
管理はですね、いわゆるご契約いただいた後のお客様をハイタッチで支援をするっていうところでして、
だいたい最初の2ヶ月間、2から3ヶ月ぐらいオンボーディングっていうところで、
各週ぐらいでプロジェクトを組んで、オンボーディング初期設定みたいなところから、
オペレーション構築、アカウントプラ戦略案作っていって、
4ヶ月目、3ヶ月目以降からは月1回の定例ミーティングみたいなところで支援をするんですけれども、
いわゆるCSMがお客様を数十社持って支援をしてっていうようなところが内容になっていて、
もう一つ同じチームの中にサポートがいるので、サポートがメール問い合わせとかヘルプガイド作成あるので、
そこと協力して今CSチームっていう枠でやっております。
ありがとうございます。サポートの方もCSのチームの中に含まれてるって話だと思うんですけど、
全員で何名ぐらいいらっしゃるんですか、CSチームって。
そうですね、15人ぐらいおりまして、構成だと1名が統括の役員がいて、2名マネージャー、私ともう1人いて、
それぞれのチームに6,7人ずつぐらい配置されてっていうような形ですね。
それぞれマネージャーのラインで分かれててっていうことになるんですかね。
おっしゃる通りです。
その中の6,7名の中にサポートのメンバーも入ってるっていう感じですか。
そうですね、はいおっしゃる通りです。
なるほど。ちょっとすみません、管理さんの多分業務の内容によってどれぐらいサポートの重さがあるかにもよると思うんですけど、
サポート人員6名、7名の中だとどれぐらいがサポート対応で、
配達とかいわゆるCSMの仕事されてるっていう割合でどんな感じなんですか。
サポートがまず4人ですと。で、最近入社した方がまだ案件持ってなかったりするんですけど、
大体7,8人ぐらいみんなもうCSMとして案件持っててっていうような状況ですね。
じゃあ、7,8名と4名のサポート人員の中で藤原さんチームにジョインしてる人が2名とかそんな感じと、
CSMの方も3から4名ぐらい入っているっていうそんな感じのバランスになるんですか。
ですね、はいおっしゃる通りです。
ありがとうございます。管理さんのCSとしては主にハイタッチの導入支援で、
今多分オンボーディングの部分とかの内容から定着した後はテレビミーティングみたいな感じで活用を図っていってる活動なのかなというところだと思うんですけど、
しばやしさんは今の立場でマネージャーだと思うんですけど、
当然新規で入られて3番目のメンバーだったんで、マネージャーじゃない時期もあったと思うんで、
ポジションいわゆる担当の時とマネージャーの時とかで多分活動内容変わってきてると思うんですけれども、
立ち上げの時とかって担当の活動と思うんで、その辺りでどんなことをされてたとか話、
今説明いただいたハイタッチ施策のところやってたですよっていうお話なのかもしれないですけど、
改めてやってた活動とか、あと実はこういう実績上げてきたみたいな話とか伺えればなと思うんですけど。
1年目はもうとにかくサービスリリース前からPOCの段階、一番最初のお客さんはまずPOCっていう形で無料で使っていただいて、
よかったら有料化みたいなのを担当でやりました。
当時はキックオフとかもないので、何キックオフするんだっていうところからなので、
もちろん社内にカスタマーサクセスに詳しい人間ももちろんいなかったので、
いわゆるザーモデルとかカスタマーサクセスに関する青本とか、
いろんな、もうとにかく何週も読み漁って、とりあえずキックオフってこんな感じかなというかをやってみて、
POCとか有料の案件も入ってきたんで、そこを最初プレイングとしても完全に入って、
とにかくサクセスをして有料化してもらうとか、とにかくロイヤルカスタマーになってもらうっていうところを持っていて、
何が正解かも正直わからなかったので、かなり超ハイタッチというか、
サービスの枠に取られず何でも相談の手だというか、お客さんから依頼があれば即レスですし、
有料化のためならもういろんなあらゆる角度でみたいなところをやってました。
それがもう1年ぐらい最初はずっとやってて、一周するとだいたいリニューアルとかっていうところが分かって、
もうちょっと2年目から成功体験とか失敗体験をもとに新しい人も入ってくるので、
一緒に整備化されていって、そのタイミングで実は2年目のときにもう1個新しいクロスセル商材を作ろうってなったので、
事業を作るところもかなり平らしていただいて、3年目からマネジメント近いところをずっとやって、
今があるっていう流れでいうとそんな形ですね。
藤原さんの現在のポジション
なるほどですね。整理すると20年に入られて、CSの数でやられて、21年、22年とやってきているので、続き3年で、
いわゆる昨年度っていうのはカタカとか成功体験、失敗体験みたいなの整理みたいなお話があったと思うんで、
この辺りからいわゆるマネジメントみたいな仕事にちょっと近いところもあって、クロスセル商材の開発とか、
そういうふうに少しお客さんじゃないところの業務、お客さん全体を見ての方向を考えるとか、そういう仕事に移られてきたっていう感じなんですかね。
そうですね。3年目はプレイングマネージャーみたいなところをやってましたね。
ありがとうございます。
今今もプレイングマネージャー。
そうですよ。今今も案件を持ってプレイングでやってますね。
そういう意味だと、どんどんどんどん大変になっちゃってるっていう感じなのか、
マネージャーになったから部官とかチームのメンバーが育ってきてるんで、
藤林さん的な負荷っていうのは上がり一方というよりは、ちょっとうまく分散できてるとか、
その辺とチームの話とかに少し寄っちゃうかもしれないですけど、その辺どんな感じですか今。
結論言うと、分散できてるっていう回答をしたいところなんですけど、
フェーズがどんどん進んでいくにあたって新しい課題とか、
まだやらなきゃいけないことってめちゃくちゃあるというかだったりすると思うので、
普段みたいなところはずっと同じぐらいか、もしかしたらちょっと高まってるぐらいな感じかなと思います。
なるほど。じゃあますますお忙しくなってるというところで。
とはいえ成果も出されてのプレイングマネージャーというポジションになってるっていうところもあるのかなと思うのと、
あとはTwitterなんかも拝見してると、カーリーさんの中でもMVP取ってるみたいなことも少し紹介の中にあったりとかしてるんで、
多分その社内的にもすごく評価されてらっしゃるのかなと思うんですけど、
そのあたりってどういう活動とか行動結果からその辺のいわゆる高い評価を得ているみたいなところってあるんですか?
ありがとうございます。MVPっていうのが私たちの場合だと、何ですかね、
数値だけではなくてというか、目標の数値だけではなくて、むしろそのバリューをどれぐらい、MVのVがバリューですね。
どっちかというと数値ではなくて、バリューをどれぐらい体現できたかっていうのを表彰するような形でして、
私たちは本当にバリューを大切にしている会社で5つバリューがあるんですけど、これをどれぐらい体現したかっていうところを、
毎週実は今でも創業期間やってるんですけど、全社員が今週どのバリューを体現していたかっていうのを自分以外の人に投票するんですよ。
毎週金曜日の最後の30分ですね。全社員が同じGoogle Meet入って代表が表彰するっていうのをやっていて、
投票された回数とか、特筆したエピソードとかで評価がされていただいたっていうところにはなりますね。
すごいですね。そういう意味だと、単純計算で52回の誰がすごくバリューを発揮したっていう投票結果の総評から、
藤原さんが一番バリュー出してたよねっていうMVPを獲得されてるっていうことですよね。
そうですね。これはカスタマーサクセスっていうSaaSの中では立ち位置かもしれないんですけど、やっぱり開発とも連携しますし、
セールスマーケット、あとはCS社内もそうですし、あるいはコーポレートとも連携したりすることで請求関連とかいっぱいあると思うんで、
いろんな組織とハブになっていたっていうところもあって、活動がいろんな方に知り渡りやすいとか、どうしても開発の中でしかなかなかわからなかったりすることってある中では、
カスタマーサクセスで中心にSaaSだとなりやすいので、いろんな方が目に見えやすいというところがあったかなと思いますね。
何年も連続取ると電動入りになっちゃうかもしれない。
それも目指してます。
ちなみに電動入りもあるんですか?
電動入りはまだ歴が長すぎて、聞いてみます。
まさにいろんな領域のハブになるみたいなところって評価されやすい、有利な場所でもあるというのはまさにそうだなと思ってまして、
そこでちゃんとうまく相手をつなげるような活動、できるとやっぱり目立ちやすくなるっていうのはCSのいいところではありますよね。
本当にSaaSでカスタマーサクセスって会社のコアだと本当に僕自身ずっと思っていて、だからこそ面白いと思っているんですけども、
一番バリューを発揮しなければ逆に言うといけないポジションだと思いますし、そこはすごい面白みがあるところかなと思ってますね。
カンリー社内での評価とMVP
ありがとうございます。
まさにそういうCSの活動が管理さんのサービス発展の原動力になっているっていうところがちゃんと見えているがゆえに、
藤林さんのようにCSやってる方が表彰されてるっていうのは、多分いい循環回ってるんだろうなみたいなことがそこからも少し見えるかなっていうところですね。
そういう意味だと、個人としていろいろ活躍して成果出されてるみたいなところっていうのはわかってきたんですけど、
今、新しいステージでマネージャーになられて、そのチームとして成果を出していかなきゃいけないみたいなところの話もあると思うので、
そうなると、前までは対お客さんっていうのでかなり深くいろいろ情報を取りに行って、いわゆる一時情報いろんなものを持った上で、
お客さんの声を代弁しながら社内とかをうまく調整するみたいなところがやりやすかったと思うんですけど、
立場が変わってくると、その辺りの進め方とか工夫みたいなところも少し変わってくるところのフェーズに今差し掛かってらっしゃるのかなみたいなところも気になったので、
次回ですね、その辺りのCSチームのマネージャーとしての立場として、
どんな進め方をして、その辺りって今取り組みやられたりとか、挑戦をやられようとしてるのかっていうのをぜひ伺いたいなと思うので、
後編でお話し聞かせていただければなと思います。
次回よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
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