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はい、皆さんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、今日も相変わらず断暑が厳しいということで、めちゃくちゃ暑いですよね。先週の天気予報では、今週は全て曇りがちで雨模様みたいな感じだったんですけど、そんなことない大バレで、めちゃくちゃ暑いという感じですよね。
明日からまた曇りがちな天気らしいですけど、週明けに台風がやってきて、西日本直撃コースじゃないかと言われてるんですよね。まだ台風の発生はしてないんだけど、南海上で台風の卵があって、それがやがて台風10号になって、こっちに来るんじゃないかということで、備えは万全にといったところです。
今日のお話は健康志向の方は、必要な内容となっております。特に女性の方は、ぜひとも明日から実践してほしいというような内容になっております。何かと言いますと、小魚を丸ごと食べる人、特に女性の方は寿命が伸びるっていうお話なんですね。
どういうことかと言いますと、本当に最近研究結果が発表されたホヤホヤの研究結果、研究論文なんですけども、名古屋大学、大学院の研究グループ、医学系の大学院グループが発表した内容になるんですが、
小魚摂取と死亡リスクとの関連を調べて、我々に身近な小魚を食べることが寿命に関わることを発見したということなんですね。結論から言うと、小魚摂取頻度と死亡リスクとの関連について調べた結果、
小魚をたくさん食べる食習慣がある女性の方は、全死亡とがん死亡のリスク低下に関連することを発見したということなんですね。
小魚摂取ということなんですけども、この小魚って何ってことなんですが、シシャモとかシラスとかニボウシがこれに当てはまるんですけども、シシャモとかシラスとかの小魚はですね、
頭、内臓、骨を丸ごと食べられますよね。これね、結構珍しい食べ方で食べ物で、基本的にお魚を食べるときって、筋肉、お肉の部分しか食べないですよね。塩焼きとか煮付けとかそういったものもですね、骨をよけたりとかね。煮付けったら内臓も食べれるかもしれないけど、塩焼きだと食べる人もいると思いますけど、ちょっと苦いからよけようとかね。
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骨なんてね、硬くて食べない。ルフィぐらいしか食べれないですよ。ということで、よけて食べるから、お肉の部分しかね、ヒレとか頭とか食べる人もいると思いますが、あんまり食べないんですよね。でもね、小魚っていうのは頭、内臓、骨を丸ごと食べることができますよね。
魚の頭、内臓、骨にはビタミンAやカルシウムなどの病気の予防に関わる栄養素が多いということと、なので、小魚は不足しがちな栄養素の大切な摂取源とされてます。ということで、先行研究によるんですけど、血圧低下による動脈効果の予防や一部のがんの予防の効果もですね、報告されているので、非常にですね、分かりやすいです。
病気の予防、疾病予防の役割が注目されているんですね。さっきも言ったように、お魚を食べると健康にいいみたいなことがよく言われていますので、皆さんもご存知かと思うんですけども、お魚を食べる触手感のある方、筋肉とかね、普通の小魚以外のお魚を食べるのと、健康リスクとかそういったものを調べた先行研究によると、
お魚の摂取習慣が全死亡、循環期疾患死亡、一部のがんの死亡のリスクを下げる可能性が示されているので、それは先行研究としてあるんだけども、小魚の摂取にフューチャーして着目して、死亡リスクとの関連を調べた研究はほとんどないということなんですね。
なので、名古屋大学大学院の研究グループが、小魚摂取と死亡リスクとの関連を調べたということなんですね。どんな調べ方をしたかというと、被験者の数がめちゃくちゃ多いです。
参加者が約8.1万人、内訳は男性が3万4千人、女性が4万6千人ぐらいなんですけども、合計で8万1千人の方を参加者、被験者として調べたと。
この方々を、およそ9年間の追跡調査によって、小魚摂取頻度と死亡リスクとの関連を調べた、評価したということなんですね。
この9年間の間に2400人の方が亡くなっていて、その中の死亡者の中での死亡率が一番多かったのはガンということで60%ということだったんですけども、
死亡リスクと小魚摂取の頻度を調べていくと、分かったことが、日本人の女性の方、女性の全死亡リスクは、小魚をほとんど摂取しない群に比べて、月に1回から3回食べるよっていう方々の摂取グループは、
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0.68倍、要は死亡リスクが32%低下したということですよね。さらに、週に1、2回食べるよっていう方のグループは、0.72倍、28%ぐらい減った。
あと、週に3回以上食べるよっていう方は、0.69倍、3割近く死亡リスクが下がったということなんですね。さらに、ガン死亡リスクは、月に1回から3回食べるよっていう方で0.72倍、
週に1回から2回食べるよっていうグループで0.71倍、週に3回以上食べるよっていうグループで0.64倍に低下していたということで、3つのグループに分けて、月に1回から3回食べるよ、週に1回から2回食べるよ、週に3回以上食べるよっていうグループに分けると、
どのグループにとってみても、ガンの死亡リスクが下がっていると。全然接種しない群に比べて、明らかに下がっているということなんですね。ガン死亡リスクも3割程度、死亡リスクが下がるということなんですね。
先ほども言ったように、女性は、男性は、男性の全死亡とガン死亡のリスクについても、女性と同様の傾向を認めたんだけど、統計学的に有意ではなかったということなんですね。
これは、被験者の死亡した人と来ている人の数が少なかったのか、その辺の詳しいところは分かりませんけども、同様に死亡リスクが下がるという結果が、男性にも出たんだけど、統計学的に見ると、
果たしてそれが本当かどうかというのは、統計学的に見ないといけないんですけど、統計学的に見ても、言うのさがなかったから、女性ほど強く、死亡リスクが下がるように示唆されたということは、あまり言えないということなんですね。
下がってはいるけどね、ということなんですね。なので、小魚食べるということは、死亡リスクを下げるということは、ほぼほぼ言っちゃってもいいぐらいの研究結果ということなんですね。
これ、詳しく見ていくと、月に全死亡リスク、月に1回から3回食べる人と、週に3回以上食べる人の死亡リスクがあまり変わらないので、いっぱい週に食べたから死亡リスクがどんどん下がるってことは言い切れないけど、リスクが下がってるけどね、なのかなっていうことと。
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この論文の全部を細かく読んだわけじゃないんですけど、食べるっていうのが、一体どれぐらいの量なのかっていうのは記載がわからなかったんですけど、どれぐらいなんですかね。
シシャモとかシラスとかを何グラムぐらい食べるのか。その食べる量によってもとか、シシャモとかニボシとかシラスとか、その種類によってのリスクっていうところも、さらに研究が進んでいくと面白いかなと。
一回どれぐらいの量食べるんですかね。死者をもらったら3匹とか5匹とかいろいろあると思うので、その辺はもうちょっと踏み込んだ研究が、今後期待されるところかなという感じですかね。
今回の研究結果はまとめになるんですが、普段の食事に小魚を取り入れることの重要性を提案しているということですね。ビタミンA、カルシウムだけでなく、小魚に含まれる独自の栄養素や生理活性物質が死亡リスクの低下に関わっている可能性が示唆されているということだから、栄養素っていうのはだいたいわかってるんだけども、
何が含まれているかというのは、詳しくは細かくはわからないです。どれがどの部分かというところもありますし、小魚をまるごと食べるということが全ての栄養素を取り入れることができるから、それが死亡リスクの低下につながっているということも言えますから、非常に面白い研究結果かなということと、
さらにどれくらいの量を食べたらいいのかというのと、小魚どの種類が一番とか、そういったところの発展研究みたいなのを続報したいなといったところですかね。ということで、皆さんは小魚を食べてますか?食べると死亡リスク、特に女性の方は死亡リスクが下がることが示唆されているということなので、ぜひ明日からの食事、食習慣で参考にしてみてはいかがでしょうかということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
