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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年11月30日水曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
今日で11月も終わりですね。残すところ2022年はあと1ヶ月となりました。
ということでね、1年が本当に早いですよね。
最近の楽しみといえば、ここ最近ですね、オープニングトークというかですね、最初はワールドカップの話をしているんですけども、
いよいよ明後日ですかね、第3節ということで、
明日の深夜になるんですけど、日付は変わって金曜日になるんですが、
この第3節からですね、日本時間の24時と28時のキックオフになるということでね、
サポーターからは悲鳴ということで話題になっているんですが、
日本線はですね、28時キックオフということでね、
体をですね、28時に鳴らすためにですね、
昨日、今日か、もう日付は今日になるんですけども、
今日のね、イラン、アメリカ線見たりとかですね、
体を鳴らすために3時半くらいに起きているんですけども、眠いですよね。
はい、もう眠い。本当にね。
釣り行く時はですね、3時とか3時半に起きることはあるんですけど、
なかなかですね、体が起きえない。
同じ6時間寝ても、やっぱり早く寝て早く起きて、
同じ6時間でも、やっぱり早い。めちゃくちゃ朝起きる早いと、
なんか体しんどいなと感じますよね。
やっぱり体内動態ってあるんだなという感じですけどもね、
起きれるかどうかわかりませんがね、
日本の結末をね、見届けたいと思います。
ちょっとね、あの、今ね、周りがですね、工事しているので、
家の周りがですね、ちょっとうるさい音が聞こえるかもしれませんが、
ご了承いただいて。
今日のお話はですね、釣った魚を血抜きするのには、
どんな意味があるのかというお話をね、したいと思います。
私ですね、元生物の教員なんですけど、釣りが趣味でですね、
よく釣りに行くんですけども、血抜きをするんですね。
しめるというかね、その意味合い、なぜ血抜きをしなければならないのか。
血抜きしているということを知らない方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
血抜きする意味ですね。
生きている魚のエラと斧付け根に包丁を入れて血抜きをすることをですね、
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生け締め、もしくは生き締めというふうに言うんですね。
釣り人なら大体やるかなと思うんですけど、
釣り上げた魚を生け締めすることで、魚のね、鮮度を保つことができるんですね。
なんで血を抜くと鮮度を保つことができるのということなんですけども、
これですね、女子栄養大学栄養学部食品学第一研究室の国崎直道教授によりますとですね、
血抜きをすることでですね、どういう意味合いがあるかというとですね、
微生物の繁殖が抑えられるので鮮度を保つことができるんですね。
魚はですね、生きている時にですね、エラや内臓には微生物が生息しているんですけども、
筋肉は無筋状態になっているんですね。
よくですね、アニサキスなんかね、海産魚類、サバとか食べた時にアニサキスを食べてしまってですね、
胃に穴が開いたとかね、穴は開かないけど、ドリルしてですね、胃の壁とかね、腸の壁とかに。
めちゃくちゃ痛いみたいなね、なかなかそういうのをニュースで見たこともあると思うんですけど、
アニサキスも元々ですね、筋肉になるんですね。
基本的に魚の筋肉っていうのは無筋状態なんですね。
無筋状態となっているので腐ることはないんですね。
筋肉に筋がいたら筋肉腐っちゃいますから、そんなことはないと生きている間はね。
魚が死んだ後、エラや内臓に生息していた微生物が増殖して、
やがて筋肉の方へと侵入していくことになるんですよ。
アニサキスもそうなんですけどね。
微生物の繁殖はですね、栄養成分の多い血液が存在していると急速に進むので、
だから血抜きをするんですね。
血液、魚の心臓はエラのすぐ後ろにありますのでね、血液がエラ付近に非常に豊富なんですね。
特にエラの部分は毛細血管が集中しているため、血抜きをしないと微生物がどんどん繁殖してしまうということなんですね。
エラや内臓にいた微生物が栄養分のある魚が死んでもですね、
その中の内臓とかエラにいる筋肉はまだ死んでませんからですね、生きよう生きようとするわけですね。
そうすると血液では非常に栄養分も豊富ですので、それを栄養源にしてどんどん増殖しているから、
どんどん筋肉の方に移っていってしまうんですね。
それを防ぐためにエラの付け根、頭のところですね、と斧付け根のところを包丁で切り込み入れて血を出すわけなんですね。
だから血液があると微生物が増殖してしまうので血液、血抜きをするのは鮮度を保つことができると。
要は腐らないために血抜きをしているわけなんですね。
この釣った魚の処理はですね、大きく分けて2種類に分けられることができるんですね。
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生け締め、先ほど冒頭で述べましたけども、エラからですね、包丁を入れて背骨、鉛髄を切断し、
さらに斧付け根にも切り込みを入れて、氷で冷やした海水中で魚体を折り曲げて血を出すようにして体内の血液をすぼり出す方法を生け締めと。
主に鯛とかヒラメなどの高級魚に対して行われることが多いですね。
あとのじめというのがあります。
のじめというのはですね、血抜きをせずに氷を入れた海水や塩水などの中で魚を自然に死なせる方法。
これも結構行われてますね。
主に行われる魚はですね、青物系に多いですね。
アジア、カツオ、サバ、サンマなどの大衆魚はほとんどがこの締め方なんですね。
魚が沢山とってきて沢山とれますから、わざわざ家のところに包丁を入れて、切り込みを入れて血抜きすることはしないですね。
そのまま冷凍しちゃえばですね、そのまま金も死んじゃいますからね。
というのは大きく分けて生け締めとのじめがあるということなんですね。
ブランド魚と言われるものですね。
アジアサバの中でもブンゴスイドウで捕らえるセキサバやセキアジとかブランド魚になるとですね、こういった生け締めというか血抜きもしているわけですけども、
こうやって魚を食べてね、鮮度を保ちたい、非常に美味しく食べたいのであればですね、必ず血抜きはしてください。
これからですね、冬になってくるとですね、いろんな旬の魚が出てきます。
カワハギなんかもですね、割と血液が非常に臭いですので、これから肝がパンパンになったカワハギを食べると美味しいんですけども、
それもすぐ筋肉の方に血が行っちゃいますからですね、釣ったらすぐ血抜きするのがポイントですし、
カワハギに限らずですね、カワ魚もそうだし、私のケイリュウギはあんまり血抜きしない人多いと思うんですけど、
割とね、私は釣ったその場で血抜きするのは多いですかね、ということで血液があると微生物が繁殖してしまうので、
血抜きをする意味があると、鮮度を保つことができるというお話でした。
ちょっと寒くなってくると、なかなか釣りに出かける方も少なくなるかもしれませんから、
今度釣った時はですね、鮮度を保つ意味で込めてですね、血液があると微生物が増殖してしまいますから、
ぜひ息閉じ目をしてみてくださいというお話でございましたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさまさよなら、バイバイ。