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2022-02-04 15:02

#145 日本初!さかなを学ぶ「日本さかな専門学校」が開校〜日本の水産業の救世主となるか?〜

2021.10.12収録。
こんばんは♪ちょぼ先生です。
本日は、2023年4月に開校予定の日本さかな専門学校について取り上げました。
大学との差別化をどうするのかこれから注目していきたいと思います。
それではまた。
おやすみなさい。
日本さかな専門学校Webサイト↓
https://www.sakana-n.jp/


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00:26
はい、みなさんこんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。
今日も夜のホームルームの時間帯になりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
このチャンネルでは、皆さんに科学的なものの考え方を身につけてもらって、
人生を豊かにしようということを目的に放送しておる、
ホームルーム風のラジオ番組になっております。
お話するジャンルは、生き物、教育、サイエンス全般、記事問題を主に取り上げてお話をしております。
毎週木曜日は、けん先生とコラボ配信を、
金曜日はライブでホームルームということで、18時からライブ配信しております。
気になる方は、プロフィール欄や概要欄をチェックしていただければと思いますので、
ぜひよろしくお願いいたします。
今日は火曜日ですので、教育系のお話をしたいと思うんですけども、
今日の取り上げるテーマは、日本初の専門学校について取り上げてお話したいと思います。
それは何かと言いますと、
日本初魚を学ぶ日本魚専門学校が神奈川県三浦市三崎エリアに2023年4月開校予定ということで、
海と一体化したカリキュラムで魚を学ぶ専門学校です。
大学じゃないですね、専門学校ね。
魚を専門に学ぶ専門学校。
専門が2回続きましたけども、
魚専門学校はまだなんですけども、
再来年23年の4月に開校予定ということで、来年の7月ぐらいには校舎が完成するらしいということなんですけども、
学校法人水野学園。
水野学園というのは、日本初めての自転車の専門学校だとかを開校されているところですけども、
あとジュエリーとかですね、1966年に水野学園は設立されたということですけども、
その水野学園がですね、2023年に日本魚専門学校ということで、
三浦半島のですね、先端の定賀島の近くですね、
本当に海が近いところに建てるということなんですけどもね、
03:03
すごいですよ、魚を専門に学ぶということでね、
なかなか面白い取り組みというか、面白い学校がですね、できたなということですね。
なぜこの魚を学ぶ専門学校を設立したのかという経緯に至ったわけなんですけども、
なぜ今魚を学ぶのかということですけども、
日本では漁師の高齢化や後継者不足など、魚業の担い手に関する多くの問題も賛成しておるし、
アメリカの科学雑誌サイエンスから、このままでは2048年には海から食用魚がいなくなるのではないかというショッキングな論文が発表されるなど、
温暖化や海洋汚染の影響により水産業を取り巻く環境は深刻さを増しているということで、
これらの問題を解決し魚という豊かな海の恵みを次世代へ引き継ぐこと、それが今私たちに課せられた命題なのですということでね、
今ホームページを読んでいるんですけども、そういった使命というかですね、
なぜ魚なのかということをですね、環境汚染だとか喋られなくなるから、
漁業従事者とかですね、魚に対して深く学んでですね、水産業からも支えていこうという人材を育てるというわけなんですけどもね、
まだちょっと開講されていないので、果たしてどういうことをやっていくのかっていうのがまだ明確ではないんですけども、
一応設置学科といたしましてはですね、魚学の習得を目指す海洋生物学科、
飼育、養殖、調理、加工、観光、レジャー、環境学、水産ビジネスなど、魚に関する幅広い技術知識を統計的に学ぶというコースと、
3年いくんですけど、あと4年生、突き詰めたい分野を探求するということで海洋生物研究学科、これ4年いくらしいですね、
3年生の内容に加え、先ほど言った内容に加え、魚に関する様々な問題やテーマを選択し、
自分の突き詰めたい分野を個別に研究を行うということでね、本当に魚付けの毎日がやってくるという感じですよね。
私としてはめちゃめちゃテンション上がっているんですけども、皆さんはどうですかね。
学びの特徴としては、多彩な実習技術を通して手を動かすことを主軸にした教育内容ですということで、
1人1台の個人水槽の飼育管理がされるわけなんですよ。
円形のFRP、強化プラスチックでできた水槽が1人1個提供されて、そこで魚を飼うらしいですよ。
養殖、飼育用の本格的な陸上養殖設備などを整えて、そこに自分のテーマを決めて魚を飼って飼育するんですかね。
06:07
あとは即戦力として、水産業界で働く人材は即戦力を伝えたいということなので、
漁に出向いたりだとか、フィールドワークとかしたりとかですね。
授業の5割近く、半分は実習と謳ってますので。
あとは釣りとかそういったものの画像も載ってますので、
釣りイコール環境レジャーにつながってきますから、
そういった魚に関係するものすべてを網羅して学んでいくというような学校なんですかね。
専門的に学ぶという感じでしょうか。
いろいろな環境問題に絡んだりだとか、いろいろあるので、そういったもののニーズが合致したという感じなんでしょうけども、
地元の企業団体の漁師さんとかとも連携するみたいなので、
魚漬けの毎日で水産業だとか、漁師さんになりたいだとか、
あとは海に関係するレジャーとか、あとは水産ビジネスというんですかね。
そういったものに興味のある人はぜひ、自分の進路の中の一つとして入れてみてもいいのかなと思いますけども、
私が思うに、日本というのは四方八方、海に囲まれているわけなんですけど、
海に関係する授業とか、海のことに学ぶこと、学ぶ事柄であったりとか、
そういったものが全然ないんですよね。
小学校、中学校、高校の教科書を見てみても、海のことについて学ぶということがほぼない。
魚も出てこないですよね。
たまに塩類濃度の調節とか浸透圧の調節、水分濃度の調節とか、
腎臓のことを勉強するんですけど、高校の生物基礎では、
そこにはちょろっと魚の浸透圧調節とか、体液の濃度の調節とか、
ちらっと出てくるんですけど、それぐらいですよ。
海のこととか、魚のことをしっかり深く学ばないですよね。
ここまで海の恩恵を受けて、大陸から渡ってきたわけじゃないですか、我々日本人ね。
そういった経緯があってですね、魚を食べてここまで発展してきたんでしょう。
身近なタンパク源として魚を利用してきたのに、
それを全然学ばずに、もう全然経史されている感じがするので、
そういったバックグラウンドがあるから、こういった魚専門学校というのは、
外でも海の恩恵を受けてここまで発展してきたよというのを
気づかせるという意味では非常にいいのかなという感じはしているんですけども、
09:01
あとは漁業就業者というのが今15万人ほど全国にいるんですけども、
年々減っていってます。
2048年、これは水産庁の統計によりますと、
2048年、今から25、26年先ですか、には10万人を切って7万3千人ぐらいになると。
2068年、今から50年ぐらいになると7万人を切って6万9千人ということで、
今よりも3分の1ぐらいになっちゃうという統計が出ておりますので、
どんどん減っていっていると。
そういった現状を見た上で、やはり漁業従事者にちょっとでも即戦力として活躍する人だとか、
漁業に携わらなくても、海というものによって我々日本人は発展してきたんだと。
身近に海というものがある、魚がいると。
それについても祖先が魚を食べてここまで成長してきたということをしっかり理解、把握することも大事なのかなと。
古きを知って、新しく飛び立っていくためには、やはり魚、魚食をしてここまで発展してきたんだということを
しっかり自覚するべきだと思うんですよね。
そういった意味ではこういった魚専門学校ってなかなかマニアックですけども、
そういった学校ができるので非常に面白いなと思っております。
でも大学と何が違うのという感じなんですけど、3年もいくし、コースによっては4年いくので、
そういった面をどういうふうに差別化していくのかというのが、
ここの水野学園の日本魚専門学校のこれからの腕の見せ所といいますか、
今後に期待したいところかなと思うんですけど、
大学もここまで四五八方海に囲まれているのに、水産学を学べる大学というものも非常に少ないんですよね。
非常に少ないです。
海がある県にある大学でも水産学部を要していないところもたくさんありますし、
東京海洋大学は一番有名だと思うんですけど、東京海洋大学とか北大とか東大も学べる人は学べますけど、
海洋系の水産学部がある公立大学というのもまあまあ少ないんですよね、正直ね。
だから長崎とか鹿児島とか、あと三重大学だとか、あと広島大学とかいろいろあるんですけど、
全部が全部47都道府県に必ず一個国公立大学があるんですけど、水産学部というか水産系を要しているものって本当に少ないんですよね。
あと私立に至っては有名なのはマグロの近代だとか、あと東海大学とか、あと日大とか北里大学ぐらいなので本当に少ないんですよ。
12:10
あとは文部科学、文科省管轄外の水産大学とかいうのもあるんですけど、非常に水産を学べるという場所が少ないので、
せっかく魚とかね、魚君とかね、みんな知ってるじゃないですか、魚についてそんなにね、
全然知らないっていうのがないと思う、アレルギーがないと思うんですよ、魚に対してね。
なので釣りやってる人も多いし、釣り産業も日本の釣り具メーカーとか、釣り道具っていうのは非常に世界に向けてね、かなりリードしてると思いますから。
にもかかわらず、水産系を学ぶという場所というものが非常に少ない、ここまで海の恩恵を受けてきた民族なのに非常に少ないので、
そこはちょっとね、私もちょっと心配しているので、こういったね、日本魚専門学校というものがね、初めてできる、でも遅すぎますよね。
もっとあってもいいはずなのに、このタイミングなので、もうぜひともですね、皆さんね、我々は魚を食べて、魚以外も食べてると思うけど、
身近なタンパク源として多分魚を多く利用してきたので、ここまで発展してこれたのは、日本という民族はですね、魚を食べてきたからなんですよ。
だから、四方八方を海に囲まれてるし、海のリスクっていうのも知ってるし、なのでそういった海のことを学ぶ、魚のことを学ぶ、
そういった機会を少しでも増やしていくためには、こういった学校を作るということも大事なのかなと思いますので、皆さんはどう思いますかね。
ということで、本当にね、学ぶところが少ないんですよね。
私も水産系、水産学部ではないんですけど、水産系のコースに所属して、ブラックバスの研究をしてたんですけども、水産系です。
本当にね、面白いですよ、魚ね、めちゃくちゃ面白いです。
他にもいろいろたくさん面白いのがあるんですけど、本当にめちゃめちゃ面白いし、本当に釣りも、いろんなことが利用できますから。
なので、魚とか海とかをもう一度見直してですね、学ぶ機会を取ってみてもいいのかなと思いますので、
ぜひこういった日本魚専門学校に、これからどういった学校になっていくのか注目したいと思います。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
ぜひこのホームルーム聞いたよという人は、いいねを押していただけると出席ということにしますので、ぜひ気軽にいいねの方もよろしくお願いいたします。
あとレターの方も募集しておりますので、ぜひそちらの方も覗いていただければと思いますので、ぜひよろしくお願いいたしますということで、
今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
それではみなさま、さようなら。バイバイ。
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