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2022-05-17 10:00

#210 おいしさの科学〜ポテチをより美味しく食べる方法〜

2022.5.13収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、食事と科学についてお話しました。
それではまた。

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00:27
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年5月13日、金曜日のホームルームの時間になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。ということで、13日の金曜日ですね。
不吉な日付と曜日、ジェイソンが来ますね。
若い人はわかるんですかね、ジェイソンが来ますけども。
今日はね、そんなジェイソンの話を、と言いたいところですけども、
ジェイソンの話でもなく、電気チェーンソーの話でもございません。
今日取り上げるお話はですね、美味しさを科学的に考えようというお話をですね、したいと思います。
全然違いますからね、はいはい。
美味しい、食べて美味しいと思うものってたくさんね、あると思います。
各個人の思考性によるところも大きいんですけども、
食べログとか見てね、星がいっぱいついている方が一般的に見て客観的に見て美味しいのかなという判断基準にしてますけども、
その美味しさというものをもうちょっと科学的に考えてみたら、
どのようなことが見えてくるのかということと、
いろいろ美味しさを分析していって科学的な構成要素があるんだけど、
あるものが今後重要視されてくるんじゃないかというところまでお話したいなと思っております。
ということで、まず美味しさの構成要素を科学的に見てみますとですね、
食べますよね、口に入れますから舌で我々、味、味覚を感じることができます。
甘味、酸味、塩味、苦味、旨味を認識することができます。
辛味とか渋味というのはそもそも舌に味細胞と書いてみ細胞と言うんですけど、
味細胞は甘い、酸っぱい、しょっぱい、苦い、旨味を認識することができるんですけど、
辛味とか渋味は厳密に言えば味細胞は反応できないんですけども、それも味覚と入れましょう。
甘味、酸味、塩味、苦味、旨味、辛味、渋味、それが舌で感じる感覚、味覚でございますね。
さらに匂い、嗅覚、鼻で感じる、風味を感じることができますよね。
さらに見た目、色、温度、音ということで、触覚、食感、柔らかい、硬い、
あと視覚は綺麗、彩りがいい視覚、あとは音、ジューってした音だったりとか、
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そういった互換で感じるというところに分析できるわけですね。
味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚。
さらにプラスアルファの要素として、自分がハイのときとか落ち込んでいるときとか、
あと時期によってとか、あと食文化とか食生活とか、
プラスアルファの要素も付け加えられておいしいというものを定義しているわけなんですね。
皆さん舌に食べて口に入れるものだから、自分の好みがありますから、
しょっぱいものが好きとか、酸っぱいものが好きとかあるとはあると思うんですけど、
いろんなところ、重要視しているのは味覚、味うまいかどうか、あとは匂いがいいかどうか、
あとは食感とか、あとは彩り、見た目ね、フルコースとかめちゃ綺麗ですからね。
だから味覚、嗅覚、触覚、視覚というのが重要視されてきたんですけども、
今日ご紹介したいのはですね、そういった科学的に分析していくと、
音、音ね、聴覚も大事なんじゃないというのがね、最近言われ始めてきたわけなんですね。
この美味しさと聴覚の関係性を研究して、
イグノーベル賞を受賞した研究者の方と書籍がありますので、
ちょっとそれを紹介したいと思います。
美味しさに聴覚が重要だよということですね。
この方はね、チャールズ・スペンスという方ですね。
美味しさの錯覚、最新科学で分かった美味の真実という本を書いておりますので、
ぜひね、気になる方は見てみてください。
これどういう研究者かというとですね、
湿ったポテトチップスでもヘッドホンでパリパリっていうね、
サクサクパリパリした高音を聞きながら食べるとですね、
湿ったポテトチップスがパリパリに感じられて、
美味しく感じるという研究でイグノーベル賞を受賞したんですね。
イグノーベル賞はですね、人々を笑わせ、そして考えさせる業績に対して贈られる賞なんですけども、
それで受賞したと。
これね、まだやってないんですけどね、これを聞いてね、やってみたいと思いました。
要は、美味しい音を聞きながら食べると、より美味しく感じることができると。
味覚っていうのは舌で感じるんだけど、そこにプラスアルファで聴覚の情報を入れてあげると、
錯覚を起こすという言い方が正しいのかもしれないけど、美味しく感じるんですね。
なので、今までは舌と鼻と視覚とか、触覚重視してたけど、
やっぱり料理って美味しさって全部五感で感じてるんだなということがね、
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チャールズ・スペンスさんの研究から分かったということなんですよ。
結構面白いですよね。
なので、そのサクサクとした音を聞きながら食べるとですね、数値化もされてます。
高温を減らした時に比べて、高温を流した方が15%ほどサクサク感が増して新鮮に感じられるということなんですね。
15%増し、同じ湿ったポテトチップスなのに。
この音を鳴らしながら食べるということをソニックチップという言い方をしますので、
ソニックチップでも調べてみてください。
ここに注目しました。
じゃあ、この高温を聞きながらポテトチップスを食べると、より美味しく感じられるんだということをね、
ポテトチップスに関係するとね。
考えた企業がありまして、アメリカのフリトレイというお菓子ブランドにサンチップスというポテトチップスがあるんですね。
これをフリトレイの会社は何をしたかというと、
ポテトチップスって袋をガサガサして取りますよね。
より大きいガサガサという音をするようなポテトチップスの袋を開発して、それを売り込んだわけですよ。
より高温でガサガサとかパリパリに近い音を出せば、よりポテトチップスが美味しく感じられるという、
このチャールズ・スペンサーの研究をうまくインスパイアされて、
よりガサガサめちゃめちゃ音をするポテトチップスの袋を開発して、世に出したわけなんですよ。
そうしたらですね、うるさすぎという苦情が来て、めちゃめちゃうるさいんですよ。
YouTubeでも見てみてください。
サンチップスフリトレイってやると出てきます。
めっちゃうるさい。
100dBを超える音が出るんですよ。
めっちゃうるさい。
イヤホンで聞いていると音量を落としてください。
このYouTubeを見るときね。
これもううるさいっていう、めちゃめちゃ手紙とか苦情が来て、
うるさすぎやねんけどみたいな。
ポテトチップス食べたいだけやのに、袋ガサガサめっちゃうるさいんやけどっていう苦情が来てね。
どういうふうな対処をしたかというとですね、
この会社はサンチップスの袋に耳栓をつけたんですよ。
ガサガサ言うのはうるさいから、食べるときは耳栓をつけたんですけど、
この対応は舐めてるのか?
舐めてるよね。
舐めてるのかって消費者に言われてね。
このうるさいパッケージというのは、末路はすべて回収されたということになっているんですね。
ということで、サクサクした音を聞いているから、
ガサガサした音の高音を聞いて美味しく感じるのかと言ったら微妙かもしれないけど、
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ちょっとその研究結果、違うところに引用されたのかもしれないですけどね。
フリートレイの会社がね。
ということで、今日は美味しさを科学的に考えて、
美味しい食べ物は我々五感で感じているんだということをお話ししました。
最近はもう聴覚も重要視されているよというお話をしました。
ぜひ皆さんも高音を聞きながら、しべったポテトチップスを食べてみてください。
15パーセント増しで美味しく感じられるらしいですよ。
15パーセント増しでサクサクしているという風に感じられるらしいですよ。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆様、さようなら。バイバイ。
10:00

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