00:00
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて、理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、今日ね、めちゃくちゃ寒かったんですけど、
みなさんどこ、どうでした?そんなにね、天気予報ではね、
そんなにめちゃめちゃ寒波がやってくるみたいなね、ことは言ってなかったので、
もうほんとなんか、久しぶりにね、なんか寒い思い出をしたというかね、
まあ比較的今先週もね、今週の初めもね、わりと暖かかったので、
急にまた冬に逆戻りみたいな感じでね、土日なんかね、雪マークもついててね、
来週の中頃、めちゃくちゃ寒い予報が出ておりますから、
あーやっぱりこうね、ちょっとなんか、3月上旬みたいなね、
今日の気温は3月上旬並みですみたいな、天気予報ばっかだったので、
もう今年はね、暖かい冬かなと思いきやですね、雪も降るみたいで、
やっぱり寒いなっていう感じですかね、ということでね、
今日のね、お話はですね、馬をね、取り上げてみたいと思います。
結構ね、馬を取り上げたお話もね、いくつかしたんですけども、
どんな内容を取り上げるかっていうのをですね、
我々人は腕を回せるが、馬は腕を回せない。
要は足を回せないっていうね、お話をしたいと思います。
人間がですね、腕を内側とか外側にね、回すことがね、できますよね。
皆さん回してみてください。くるくるくるくるね。
馬はね、360度もくるくる回らないけど、外側、内側にね、回すことができますよね。
これがね、できるのはですね、肘から手首まで伸びている、
尺骨と頭骨というね、2本の骨のおかげなんですね。
手首にはくるぶしのような出っ張りがあって、
腕とかね、手首見てみて欲しいんですけど、
小指側にね、出っ張りがありますよね。
小指側にあるのは尺骨の先端で、肘から手首の小指側に出っ張りますね。
手首から肘から手首の小指側まで、尺骨と呼ばれる骨があるんですね。
親指側もね、出っ張りがね、下に下げてみたら出てきますよね。
親指側は頭骨と呼ばれる骨がね、肘から伸びているわけなんですね。
この2本の骨を交差させるようにして動かすことによって、手を回すことができるんですね。
そのためですね、この2本の骨がない動物、
尺骨と頭骨の2本の骨がない動物はですね、腕や前足を回すことができないんですね。
03:07
その代表として挙げられるのが馬なんですね。
馬は尺骨の下半分が頭骨とくっついているので、
肘から手首にかけてクロスしてないんですよ。クロスできないということはですね、
この2本ね、肘から手首まで我々はあるんだけども、尺骨が頭骨と連結した状態になっているので、
1本の骨になっているんですね。尺骨と下半分が頭骨とくっついているので、1本の骨になっているので、
なので腕を、まあ馬は前足ですけど、足を回すことができないということなんですね。
だからクロスする骨がね、クロスできないんですよ。1本しかないから。だから回すことができないということなんですね。
その代わりですね、非常にね、太い骨ですから、1本になってますから、肘から手首にかけての骨がですね、
馬でいうね、1本しかないからですね、このね、1本の強い骨になっているから、
直線をね、走ることには非常に長けてるんですね。なのでさらに長い距離を移動することができるので、
競争場とかね、サラブレッドはね、走りに特化してますから、だからあんな風にしてね、直線、早く走ることができるんですね。
一方で横から受ける衝撃には非常に弱いので、骨折の原因となることもあるということですね。だから柔軟に回すことができないから、
横からの衝撃があるとですね、簡単にね、こうね、骨折してしまうことがあるということで、いうことなんですね。だから馬もですね、競馬場とかね、
ジグザグしてないし、テクニカルなコースってないじゃないですか、オーバルコースでね、直線が長いコースが競馬場多いと思うんですけども、
それもね、馬の骨の突き方の特性によるから、カーブとかしちゃうと横の衝撃に弱いし、横の重力かかっちゃうから、
骨折の原因になるので、競馬場はね、ああいう風な直線が長い形になっているんですね。骨折に弱いということでね、
馬の競走場に多いんだけど、走りに特化しているから、骨折しちゃうと、安楽死させるみたいなね。
骨折、こっちの感覚でいうとね、骨折って結構大怪我だけど、ギブスとかハメってね、安静にして骨がくっつくみたいな、それがやがて治るみたいなイメージがあるから、
馬が骨折して安楽死しちゃうとか、死んじゃうみたいなね、ことで結構大きな問題にね、
命を粗末にしてるんじゃないかみたいな感じで、動物愛護団体が起こったりするんだけども、骨折するだけでなんで死んじゃうの?なんで安楽死させないといけないということなんですけども、
これね、たとえ4本の足で歩いてるけど、1本の骨が折れるだけでですね、非常に馬にとってみては一大事なんですね。
06:10
4本の足で支えておりますよね。1本折れるだけで、3本あるから支えられるやんとか思うかもしれませんけども、支えることができない。
馬って体がでかいけども、非常に気性が荒いというかですね、非常に臆病。草食動物だから臆病なんですよね。
骨が折れたりすると違和感を感じて、逆にぶつけたりとか、感覚がおかしいから暴れてしまうわけなんですよね。
馬とかは、我々ね、哺乳類とか肉食動物とか、折れてゴローンと横になることができるんですけど、
馬の場合、休む場合は足を折りたたんで、正座した状態で座るんですよね。
それって逆に、辛くないの?みたいな感じですよね。でもね、それが一番落ち着く馬の体勢なんですよ。
だから、それができないし、ゆっくり休むことができない。基本的に馬って立つときは、馬は骨と骨をつなぐ人体で関節をロックして立つので、
身体の力を抜いても倒れなくて、立ったまま寝ることもできる。
基本的に立った状態が正常な状態なので、一本折れるだけだと立つことができない。
じっとしてない。ゆっくり横になることもできない。草食動物の特性でもあるんだけども。
なので、一本骨折するだけで、死んでしまうんですよね。
いっぱい食べないといけないし、食べてるものは草なので、たくさん食べないと栄養分がまかないから、いっぱい食べる。
でも、一本折れると食べれない。食べて体重を支えられない。
なので、骨折一本だけかもしれないけども、その後の生活を考えると、苦しみながら骨折が原因ですぐ死ぬってことはないんだけど、
骨折が原因で亡くなる場合が多いし、骨もくっつかないみたいなんですね。
自然界で温泉治療とか、おぐりキャップとかね、骨折して温泉治したとかいうのはありますけども、
基本的に自然界でゆっくりできないし、くっつくことはほとんどないらしいんですよね。
だから、すぐ骨折は死なないんだけども、それが原因で苦しみながら死んでしまうので、
それを見るよりは安楽死して、結局的に骨折が原因で亡くなることが多いので、苦しみながら少しでも痛みを和らげるということで、
安楽死という選択肢が多いらしいんですけども、またそれはそれでね、なかなか難しい問題かもしれませんけども、
非常に骨が一本、脚骨と頭骨がクロスできない、曲がることができない一本の太い骨なんだけども、
脚に特化しているんだけども、非常に横からの衝撃が弱いので、骨折しちゃうと馬は弱いというところなんですね。
09:01
そうやって見ると、こうやって馬にかけててダジャレみたいかもしれないけども、
非常に細い体で、あんだけ細い脚で体重を支えてますからね、
非常にしっかりした骨があるんだけども、骨折すると非常に命の危険性があるというところなんですね。
ということでね、馬は非常にスラッとしておりますからね、立ち姿は綺麗ですけども、
それもしっかりした骨があるおかげで、長い距離を直線を速く走れることができるといったところでですね、
我々は腕を回せるけども、馬は腕を回せないというお話でしたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。バイバイ。