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2023-11-17 11:40

#577 なぜ人は船酔いするのか?

2023.11.17配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、船酔いについてお話しました。
それではまた。

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サマリー

船酔いするのは、風浪やうねりなどの波の揺れによる影響です。揺れる周期が6秒に1回の場合、船酔いがもっとも起こりやすくなります。観光地の小型船での遊覧船は船酔いしやすいです。大きな船に乗ることや、船外に出て水平線を見ることで船酔いを克服できる可能性もあります。

船酔いの原因
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?ということで、今日はですね、午前中、冷たい大雨が降っておりまして、昼間はね、少し晴れ間も見えたんですけども、非常にね、結構久しぶりでしたね。ここまでまとまったね、強い雨が降るのはということなんですけども、明日はさらにね、明日は天気いいんですけども、気温が下がるということでですね、
もう過酷な季節になってまいりましたね、と言ったところですかね。今日のお話はですね、人はなぜ船酔いをするのかというね、お話をしたいと思います。
私ですね、船舶免許を持っているんですけども、船の運転免許ですね。まあ、車の運転ね、自動車の運転って、自分で運転してたら、酔うことってないと思うんですよ。
でもね、船ってね、自分で運転してても酔います。はい、酔いますね。たまにね、海にね、レンタルボート借りてね、釣りとか行くときにあるんですけど、それまで酔うんですよ。いつまで経っても慣れないという感じなんですけど。
でね、このね、船ね、乗ったことある方はわかると思うんですけど、常になんかこう揺れてません?揺ら揺らしている。この揺れがですね、非常にですね、気持ち悪いなみたいな、吐き気になっちゃうなみたいなね、感じなんですけども、
なぜこう酔ってしまうのかということなんですけども、まずね、波立ってますよね。海ってね。この波がどうやって発生するのかということなんですけども、波の種類がですね、2種類あるんですね。
風がある日でもない日でも波打ってますよね。2種類あるんですけど、まず1種類目ですね。これはね、風が吹く日にできる波なんですけども、もう海の上でですね、風が吹くと、海面が風向きによって押し下げられたり、持ち上げられたりして、でこぼこし始めますよね。
これが波の誕生なんですね。要は波が発生されるのは風の影響なんですね。なので、風が作る波なので風浪というふうに呼ばれております。風が弱いうちは小さな波、さざ波と呼ぶんですが、風速が毎秒数メートル程度になると、波の頂上部分の水が風に飛ばされて、白い泡立ち、白波というふうに呼ぶんですけど、それが目立ち始めるということで。
この白波がですね、あちこちで生まれては消える様子は、まるであちこちでウサギが飛んでるよ、晴れてるよみたいな感じで、これが釣人とかの判断なんですね。
さらに風が吹き続けると、水面の上下と風の強弱のタイミングが上手く合うと、波はだんだん大きくなるんですね。
これはブランコに似てますね。ブランコって揺られていると、前に行く時にうまくタイミングを合わせて漕ぐと、ブランコはどんどん大きく揺れるようになりますよね。
これは波も同じで、波が出来た瞬間にまた風に押されると、さらに大きくなると。このような現象を強振というふうに呼ぶんですね。
同じ方向に強い風が吹き続けると、風と波は強振し続けて、波はどんどん大きくなるわけです。ある程度流気したところで、横風に押されてさらに盛り上がっていって、もっと大きな波へと成長していくんですね。
風によって波が誕生すると、風が強くなればなるほど強振し続けて大きくなるということなんですね。風呂は風とともにどんどん発達して、波の立ち方は不規則になりますので、波の頂上部分は尖った三角形のようになって、波しぶきも激しくなるということで、それが風呂と呼ばれて、風が強くなればなるほど大きくなるというのが、風が吹いた時に誕生する波なんですね。
さっきも言いましたけど、風がなくても波ありません?なんか今日はもう無風状態で鏡みたいな海だけど、船乗ってみたらなんか揺れてるなみたいなね。風ないのになんか揺れてるんですけどみたいな、いう経験があると思うんですけども。
なのでそのせいで船はいつもフラフラフラフラ揺れてますよね。このフラフラ風もないのにフラフラ波揺れてるというのが、この船湯の原因なんですね。もう一種類目の波なんですけども、これがですね、うねりなんですね。うねり。
このうねりはですね、もともとは風呂なんですよ。風によってできた波が出どころなんですけども、じゃあうねりって何なの?っていうことですけども、大きな風呂っていうのはですね、尖った峰を持つ不規則な波ですよね。それがね、遠くへ伝わるにつれて角が取れていくんですよ。三角形のちょんちょんがなくなっていく、角が取れて緩やかになっていく、滑らかになっていくんですね。
この波の中でですね、素早く上下に波打つものはですね、遠くまで伝わりづらいんですね。ゆっくりと波打つものはですね、遠くまで伝わりやすいんですね。このようにですね、遠くまで時間をかけて伝わった波のことをうねりというふうに呼ぶんですね。
風吹いている震源地はブワーッとなっているけども、それは遠くまで伝わりにくいので、それが遠く遠くになっていくと、角が取れていって残っていった波がうねりということなんですね。
うねりはですね、風呂よりも穏やかな波なんですけども、夏の晴天の日にね、海水浴行こうとかね、ツリーカーって時にですね、うねりがあるから、強いから、遊泳禁止、クローズドーとかね、出船してませんとかなるんですけど、
うねりってもともと揺れがじゃないという話かもしれないけども、これは何かというとですね、南太平洋海上にですね、でかい台風があって、それがものすごい風速でできた波がですね、もう伝わって、遠くに伝わって、つまって、伝わって、伝わって、そのうねりが大きくなるということでですね、
数千キロメートル離れた日本に大きなうねりとなって届いているので、なんか晴れてるんだけど、海水浴場、クローズドーとかね、なんか出船しないなとかね、そういったことがですね、遠くに伝わってきて、大きなうねりとなって届いているということなんですね。
で、なんでじゃあそもそもこのうねりがですね、あるとですね、船酔いしやすいのかということなんですけども、同じ高さの風浪と比べると、うねりは波の山と山との間隔が空いておってですね、10秒くらいの周期で規則的にこう波打ってんですね。
規則的に上下にうねり、うねり、うねり、みたいな感じで届いていくわけですよ。
で、この丸みがですね、風浪だとちょんちょん鳴ってるけど、山の頂上ね、緩やかになってるからですね、この丸みがですね、船をゆっくりと揺らすので、船酔いになるということなんですよ。
この山の下から上をゆっくり上下に揺れるのが満喫できるというか、漏れなく全部下から上になるから常に揺れているということなんですね。
で、ある調査によるとですね、船が6秒に1回揺れると、多くの人が吐き気を感じる、いわゆる船酔い喫という状態になるらしいんですね。
逆にですね、船が1秒に1回と早く揺れる場合は、あまり船酔いしないということなんですね。
で、これね、このうねりとか人間の傾きとか回転っていうのはですね、耳の中にある半器官、三半器官と呼びますけども、そこで感知してるんですね。
そこの半器官の中に感覚網という毛が生えておりまして、実績もありますけど、その毛がリンパ位置によって右に傾いたり左に傾いたりするとリンパ位置が揺れるんですよ。
それのリンパ位置から移動するから、そこに毛が生えてまして、それが右に左に揺れるから傾きを感知してるんだけど、その半器官の感度が6秒に1回の揺れがですね、一番感度がいいんですよ。
なので、6秒に1回の揺れの時が一番たっぷり堪能できるので、めちゃめちゃ気持ち悪いみたいな船酔いが一番しやすいのは、6秒に1回のうねりなんですね。
だから早くは早くほどですね、意外に船酔いはしないということなんですね。
さらにね、このね、観光地にある小型船の遊覧船とかがですね、6秒に1回の揺れになりやすいらしいんですよ。
なので、船酔いはあかんわ、遊覧船があかんなんやわ、みたいな人はですね、ぜひ今度乗る時はですね、大きな船ね。
5ヶ月船じゃないけど、大きめの船に乗ると感覚が長くなりますから、一番ジャストの酔いやすいうねりの感覚になっちゃうと。
感知しちゃうので、船酔いの方はですね、大きな船を乗るとですね、克服できるかもしれないということですね。
船酔いね、それでもね、嫌なときは外に出てください。船の外に出てですね、遠くの景色を見てください。
そうするとですね、水平線揺れますよね。向こうの景色が揺れるので、傾いてるな、揺れてるなっていうのが脳が感知した方がいいので、それがないとですね、脳は普通なのに、
うねりの影響
脳との認識がずれちゃうので、余計酔っちゃうので、外に出て、水平線見てください。揺れてるので、揺れてるなっていう脳もそういう風に、
半期間の感覚も自分の脳の感覚も一致しますから、外に出てください。でも外に出るとね、排気ガスがまた臭い。
なので排気ガスがかからない船首の方がいいかね、前の方がいいと思うんです。船尾行っちゃうともうガス臭いので、その辺は注意してくださいということでですね、
今日はですね、なぜ船酔いするのかということで、やっぱりうねりがダメで、6秒に1回のうねりはもう最悪、もう一番半期間は感知しやすいので、
酔いやすいということで、また大型の船に乗って外に出てね、水平線を見てくださいと言ったところで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
11:40

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