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2023-12-08 08:44

#592 冬の寒さの中でも緑の葉っぱをつけていられるのはなぜか?

2023.12.8配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、冬と緑の葉っぱについてお話しました。
それではまた。

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サマリー

冬の寒さの中で緑の葉っぱをつけていられる植物は、寒さに耐えるために糖分を増やして凍らないようにしています。このような植物は、常緑紅葉樹や野菜にも見られ、寒さに備えて準備を整えています。 冬の寒さの中で、緑の葉っぱをつけている植物は、寒さに耐えるために糖分を増やして、凍らないようにしている。このような植物は、常緑紅葉樹や野菜でも見られ、寒さに備えて準備を整えている。

00:14
皆さん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?ということで、本日プロ野球界では現役ドラフトが行われましたよね。これ、2年目ですよね。
今所属しているチームでは、ちょっとくすぶっているとか、素質はすごいんだけど、みたいな選手の環境を変えて生まれ変わるといったところなんですけども、現役ドラフトも気になるところなんですけど、
大谷選手はどこに行くんですかね?私はもう完全にドジャースかなと思ってたんですけど、ここに来てブルージェイズが有力候補に挙げられているので、そっちの挙手も気になりますし、あと、西武ライオンズの山川選手もどこに行くのかなっていうね、ちょっとね、気になるんですけどもね、やっぱり日本人って野球好きなんやなっていう感じはしますよね。
なんか野球、オフシーズンってなんか寂しいですもんね。
あと、山本由伸選手もね、どこ行くんかなってめっちゃ気になりますよね。ということでね、またね、シーズンの開始がね、来年3月も待ち遠しいなといったところですかね。ということで、今日のお話はですね、冬場ね、野球もオフシーズンですし、こんだけ寒いとね、昆虫ね、セミの声も聞こえなくなりましたよね。
昆虫もね、変異動物ですから、寂しい、寂しい。
植物の寒さへの準備
自然界になってしまいますよね。でもですね、こんだけ寒いのに、めちゃめちゃ寒いのに、寒い中枯れずに、緑のままで葉っぱをつけている木って結構ありません?
基本的にその日本の本州っていうのは温暖ですから、商用樹林、商用樹林帯ということでですね、基本的に常緑、紅葉樹がですね、
優先種ということで優先しているので、基本的にですね、そのどんぐりつける木ですね、タブの木とか、シー類とか、カシ類とか、っていうのは葉っぱ落とさないんですよね。
基本的に生え変わりもしますけども、基本的にその紅葉を行うですね、火力樹林とかはもうね、イチョウとかね、モミジとかね、ブナの木とかね、結構基本的に葉っぱ落とすんですけど、意図的にね、基本的にずっと生えてるし、ずっと緑、青は落としますよね。
じゃあこれなんで、寒いのに、今日は枯れずに、緑のままでおれんの?っていう話だと思うんですよ。
今日はね、なんで寒いのに、緑のままでいられるのかっていうね、お話をね、したいなと思うんですけども、
これね、冬の寒さの中で、緑に輝いている葉っぱがたくさんあるね、植物、木があると思うんですけども、
これなんで寒さを感じないのかな?みたいな、鈍感なんかな、この植物たちだと思うかもしれませんけども、
これはですね、とんでもない誤解なんですね。
それらの植物っていうのはですね、冬の寒さの訪れを見据えて、きちんと準備しているんですよ。
じゃあどんな準備をしているのかというとですね、この緑の種類ということはですね、生きておりますし、
光合成をしているんですね、寒い中、日照時間は短くなっちゃいますけども、
しっかり青としている葉っぱをつけているものっていうのはですね、光合成しているんですね。
これはね、冬の寒さにさらされても、
寒さにさらされてもですね、凍っちゃったらあかんですよね。
凍ってしまったらその葉っぱが死んでしまいますし、
葉っぱ死ぬということはですね、日照の日の時間とか、暗い時間とかも認識できないし、
栄養分を作ることもできないし、そもそも光合成できなくなっちゃうから、
葉っぱ凍っちゃって枯れちゃったら意味ないですから、凍らない仕組みになっているわけなんですよ。
糖分の増加と凍らない仕組み
凍らないようにしているんですよ。
そのために植物どうしているかというとですね、
冬に向けてですね、葉っぱの中で凍らないために、糖分を増やしているんですよ、糖分。
糖分についていくと、どんな糖分かもしれませんけど、砂糖の仲間ともね、思ってもらっても結構ですので、
その砂糖をね、糖分をめちゃくちゃ増やすわけなんですよ。
このね、冬に向けて糖分を増やしていくんだけども、
じゃあなんで糖分を増やしているかというとですね、
これはですね、我々の肌感覚でそんな認識があると思うんですけども、
何にも溶けていない、普通の水と何か溶けている、要は砂糖水を溶かしたものね、
砂糖に水を溶かしたものを冷凍庫に入れておいたらですね、
どっちが先に凍るかと言われたら何にも入っていない、水の方がね、先に凍りますよね。
なので、そういった我々も溶けているものの方が凍りにくいっていうのはですね、何となくわかりますよね。
植物はね、冬の寒さに耐えるために凍らないようにするために糖分を増やしてですね、凍らないようにしているということなんですね。
このね、液体の水が固体の氷に変わることを凝固するっていうふうに言われるんですね。
それを生じる温度のことを凝固点って言うんですね。
高校の科学とかで習った方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
普通の水なら凝固点っていうのは固体になる、要は氷になるって温度は0度なんですけども、
水に砂糖などの物質が溶けると凍る温度が低くなります。
そのことをですね、凝固点効果というふうに呼ばれる現象なんですね。
この凝固点効果っていうのはですね、純粋な液体は揮発しない物質が溶け込めば溶け込むほど、
固体になる温度が低くなるということなんです。
要は凝固点効果、凝固点がどんどん下がっていきますから、何か溶けてた方が凍りにくいってことなんですよ。
だから冬の寒さは本当に厳しいけども、泡を落としたまま常緑紅葉樹とかは、
光合成をするために葉っぱの中に糖分を増やして凍らないようにして、光合成できるようにしてるということなんですよ。
何にもね、春とかね、夏とかね、常緑紅葉樹だからずっと緑の葉っぱが泡々とついてるから、
何にもなくてね、何もしないかと思いきや、めちゃくちゃ冬の準備をしてるんですよ。
我々に見えないところでね、というぐらいね、何かを溶かして、要は糖分を増やして増やして、
溶かさないようにしているということなんですね。
なので、糖分を増やした葉っぱはですね、冬の寒さで凍らずに、緑のままでいられるということなんですね。
実際にはですね、ビタミン類とかアミノ酸などとかも溶け込んでるんで、
そういうような物質による凝固点効果の効果もありますから、
よりさらにますます凍りにくくなるということでですね、冬も泡を落としてるのは、そういった理由があるんですね。
野菜の甘みと冬の準備
で、このね、その冬になると糖分を葉っぱに溜め込むので、
それをうまく利用した野菜もあります。
白菜とかね、大根とか、人参、キャベツとかは、冬を越すとですね、甘みが増すというので、
これからの時期ね、非常に旬を迎えるわけですけども、
それはね、寒さに耐えるために糖分を増やしているので、
なので、冬を越したそういった野菜っていうのは、甘みが増してるっていう感じなんですね。
さらにね、ほうれん草なんかね、冬締め、缶締めほうれん草か、缶締めほうれん草と呼ばれてですね、
温室で育てるんだけど、わざわざ出荷前の1週間前に、外にブレンで掘り出してね、
寒さを経験させるんです。
そうするとですね、寒さがギュッと濃縮するんで、寒さ、甘さがね、ギュッと濃縮するんで、
そのね、缶締めほうれん草っていうのもね、売られてるということでですね、
冬の間ね、植物動きませんから、何もしないのかなと思いきやですね、
冬のこの寒さをね、耐えるために、要は凍らないようにするために、
中に糖分を増やしてですね、常に高剛性で、
生きるような準備を整えていると、いったところなんですね。
すごいですね、植物はね、ということで、
今日はですね、寒いのに、なんで枯れずに緑色してるの?っていうね、
植物がなんで緑色の葉っぱをつけてるのかっていうね、
理由についてお話ししましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。さよなら。バイバイ。
08:44

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