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2024-04-22 09:52

#686 なぜ春に多くの雑草が芽を出すのか?

2024.4.22配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、春の雑草についてお話しました。
それではまた。

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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、すっかりですね、桜のほうも散りまして、新緑の季節となってまいりました。今がね、ぽかぽか陽気で、もう何をするにもね、一番いい時期だなっていう感じもね、しておりますし、やっとね、
私はもう花粉がなくなりまして、なくなってはないと思うんですけど、Ig抗体はね、ずっと体の中にあり続けると思うんですけど、
杉花粉のほうもですね、だいぶ少なくなりまして、これから日の木とかね、何かしら花粉というのは飛んでるんですけど、花粉症の症状も軽減されまして、
暖かいということでね、もう何するにもレジャーするにもね、何するにも一番いいなっていう時期なんですけども、これ以上ね、季節が進行するとですね、めちゃくちゃ暑くなりますから、
レジャーどころじゃないみたいな感じの気候になりますからね、ということでね、新緑の季節になってきたわけですけども、
ふとね、庭見てみたらね、いつの間にかね、雑草めっちゃ生えてるやんみたいな、あれ?そんなとこにあなたいました?みたいな感じで、いつの間にか草ぼうぼうなんですよね。
新緑の時期ですから、仕方ないとは仕方ないんですけどね、これからね、花つけてね、子孫を残す命の葉と繋げていきますから、
雑草がこの時期に生えてくるっていうのは、当たり前なサイクルなのかもしれませんけども、今日のお話につながるんですが、
なぜこの春に多くの雑草が芽を出すのかっていうね、お話をしたいなと思うんですけども、
いつの間にかね、自分の庭以外のところも、野や、あぜ道とかにね、多種多様の雑草がですね、この時期から芽を出しますよね。
これらの種というものはですね、冬の間も同じ場所にいたはずですよね。急にポンって現れるわけじゃないから、冬の間もいたはずなんですね。
それでも発芽しなかったということなんですよ。で、発芽に必要な3つの条件というものがありまして、その3つの条件何なのって言われると、
適切な温度、水、空気、酸素なんですね。この3つの条件が揃うと、よし発芽しようということでね、植物は芽を出していくわけなんですけども、
その3つの条件の一つに、適切な温度というのがありますよね。
何かしらこの温度が暖かくなれば、気温が高くなれば植物も芽を出すというのは、何かしら皆さんね、そういう風に肌感じると思います。
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冬の間とかホームセンター行っても苗とか売ってないし、すごい植物、野菜の苗とかたくさんお花とかで売ってますよね。
冬の間に温度が寒い、冷たいから芽を出しにくいというのは、何となくお肌感覚として、皆さんそういう風に思っていると思います。
なので、適切な温度が整わないと芽が出ないということはですね、寒い冬に発芽しない理由は、
冬の低い温度は発芽に適切ではないのだという風に考えればですね、種は暖かくなると、
その暖かい容器に誘われて発芽するという現象は、容易に理解、想像できますよね。
そのため、雑草の種はなぜ春に発芽してくるのかという、先ほどのように質問を投げかけられた場合、
暖かくなったからでしょ、という答えが即座に返ってくると思います。
答えた人には、そんな当たり前のこと、私の今日のトークテーマのタイトルになってますけども、
春に多くの雑草が芽を出すのは何でかと言われたら、それは温度が高くなったからでしょ、というのが皆さんそう思っているんですけども、
確かにそれはですね、半分正解なんですけども、あることが抜け落ちてるんですね。
この条件もつけて言わないと、花丸じゃないんですよね。
ちょっとなんか煽ってるみたいな感じ、ちょっとなんか嫌ですけどもね。
暖かくなってきたから発芽してきたことには自律ですけども、だからといってね、その答えが間違ってるわけでもないです。
でもね、その答えではダメなんですね。本当に足らないんですよね。
なんでかというとですね、冬の寒さを耐えたからこそ、芽が出たよということの条件が抜けてるんですね。
春に発芽するためには寒さを耐えて苦労をしているんだよということがですね、条件として必要なんですね。
春の暖かさで発芽するのであれば、温度が一番条件で、この温度が暖かくなったから芽が出たということを答えるのであれば、
春と秋は同じ温度ですよね。夏の終わりにかけてね、結実して種を作りますよね。
花開いて受粉してもらって、昆虫とかいろんなものをね。
受精しました。種ができました。ぽろっと地面に落ちた時に、春と秋ってほとんど気温一緒だから、
結実して種を作って、ぽろんと落ちた時点ですぐ発芽すればいいじゃないですか。
でも発芽しないですよね。それを一サイクル終えて春に芽が出るということは、温度一緒なのに、
温度一緒で温度が暖かくなったから発芽したという答えはですね、
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じゃあ秋は同じ温度だけど、じゃあなんで発芽しないの?というふうに言いますよね。
これはなんでかというとですね、秋の次は冬ですよね。すぐやってくる冬の寒さを耐えることができないんですよ。
できないというかね、芽生えてから日照時間も短くなるし寒いし、その芽生えた後、成長しにくいですよね。
なので秋に結実はするんだけども、芽が出ないんですよ。
だって次やってくるのは冬だし寒いし、成長できないし、自分の命が危ういやんということで発芽しないんですね。
なのでそのためね、成長できないからどうするかというと、
寒い冬が通り過ぎたことを確認した後でなければ発芽しないんですよ。
冬の終わりを確認するためには、種は冬の寒さを感じなければならないんですよね。
自然の中で春に発芽する種は冬に土の中で寒さを体感してるんですよね。
寒い寒い寒い寒いと結実してね、地面の中にいましたと、
めっちゃ寒いぞと寒いぞ寒いぞ寒いぞということはですね、寒い次はあったかい春ですね。
さらにもっと春の次は夏ですよね。
なのでこの寒さを耐えれば暖かくなり、さらにもっと気温が上がって、
いろんな昆虫とかが動き出す季節になるよということがですね、
冬の寒さを体験すれば分かりますよね。
日本には四季があるし、春の次は夏だし、夏の次は秋、秋の次は冬ということですから、
なので同じ春と秋は同じ温度なんだけど、
あったかいから発芽しちゃえばいいという感じかもしれないけど、
秋の次は冬だから成長できへんでということで、
寒さを体感した後だとあったかい、さらにもっとあったかいということが分かってるんじゃない?
すごいじゃないですか。脳とか神経とかもないし、誰から教わったわけでもないじゃないですか。
春の次は夏やで、秋にそんな芽が出たら赤いのって、
誰にも教わったことがないのに、それ分かってるんですよね。
だから寒さを体感するということは、もっと先は暖かくなるよということがですね、
植物体内で理解しているということなんてすごいじゃないですか。
あんの種にそこまでの生存戦略が詰め込まれているということなんですね。
日本で進化してきましたし、四季があるというところで命のバトンをつなげてきたからですね。
日本に適した生活サイクル、生活史になってますからね。
そういうことができるので、本当すごいなと。
冬の寒さを耐えて、春に芽が出てる、脱草が生えてるということは、
次の夏が暖かい時に、よし、もう子孫残すぜっていう気合の表れなんですよね。
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でもまあ、庭に入ったら抜くけどね。
この種で寒さを感じたからこそ、
芽が出て、さらに夏だからより暖かくなるよということを理解するために、
寒い冬を耐えてると。
だから春と秋は温度一緒なんだけど、
秋に発芽しないのは、冬を越えた後より暖かくなるでっていうのを分かっているということなんですね。
すごいね、植物の種はね。
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。バイバイ。
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