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2022-06-27 08:37

#240 果物と野菜の境界線〜イチゴは果物?野菜?〜

2022.6.27収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、果物と野菜の境界線についてお話しました。
それではまた。

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年6月27日、月曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、いやもう梅雨明けたやん!って感じですね。
私が住む東海地方ですね。今日気象庁の方から、梅雨明けですよと発表があったんですけども、何故かね、史上最速らしいですよ。
このね、ちょっと前に梅雨入りしたと思ったら、もう明けてね、なんかもう一昨日ぐらいからね、これ梅雨明けなんちゃうん?っていうぐらいめちゃくちゃ暑かったんですけど、もう案の定やっぱり梅雨明けでしたね。
私としましては、これね水不足になるんじゃないかですごい心配してね、米の生育大丈夫なんかなっていうちょっと心配してしまうんですけども、どうなんでしょうか。
台風も全然発生しないし、来てもないですもんね。
ということで、やっていきたいと思います。ということで今日のお話はですね、果物と野菜の境界線というお話をしたいと思います。
よくですね、これって果物なん?野菜なん?みたいなね、ものありません?そういったことをですね、例を挙げながら、野菜とは何?
果物とは何?というお話をちょっとしたいと思います。よくですね、メロンは果物の王様と言われておりますけども、メロンって本当に果物なんでしょうかね?というお話ね、まずはね。
メロンはね、ウリカの植物なんですね。ウリカの植物にはキュウリとかカボチャとかニガウリとかあるんですけども、どれもね野菜に分類しているんですけども、
メロンだけが、じゃあ同じね、ウリカの仲間なのにメロンだけ果物なのか?って言われたら、実はね、メロンはね、果物ではなく野菜なんですよ。
なぜかというとですね、農林水産省によれば、果物は木、木本性、茎がですね、リグ化して木化した形ですね、木になる果物、木になる果実であるとされています。
で、一方野菜は草、双本性ね、はい、と定義されておりますので、メロンは分類上キュウリやカボチャと同じウリカの野菜なので、メロンはね野菜の王様、野菜の王様ってあんま言わんけどね、メロンは野菜なんでございますね。
でもね、まあ本来は野菜ではなくね、果物口内並んでますし、まあ果物として売られておりますよね。
次ね、バナナ。バナナは野菜か果物かという感じなんですけども、一般的にね、バナナの木みたいなこと言われますよね。
私もね、阿多川バナナワニ園行った時に、バナナの木をね、見ましたけど、立派な木やなと思ってね、バナナやっておりましたけども、これね、よくよくね、バナナの、このバナナという植物をね、よく観察してみるとですね、
03:15
茎のように見えるね、カチカチの茎のように見えるのは、実はですね、葉の軸の部分である葉平が重なり合ったものなので、あの巨大な、このバナナの木みたいなやつは、巨大な葉が伸びて、木のような姿をしているんですよ。
なので、てことは、あれは木本、木じゃないから、じゃあバナナは野菜だってなりますよね。
バナナがあれ、葉っぱやから、偽の茎みたいなこと言われてるんですよね。あれは葉っぱがでかくなってるやつですが。
だからバナナの実もじゃあ野菜なんかなって思いがちなんですが、定義上ね、バナナは野菜ではなく、実はですね、
バナナは果物なんですね、えーみたいなね、いやいやいや、さっき草が、草から出る果実は野菜やん言うたやんと思ったんですけど、もっとね、詳しくその分類をしていくとですね、
野菜は一年生双本類から収穫される果実なんですね、一年で枯れちゃうやつ。
果物、果実は永年生作物などの樹木から収穫される果実とされておりますから、バナナは双本なんだけど、あの木の部分みたいなところは葉っぱなんだけど、
一年では枯れず、永年生で何年も何年も同じやつから取れるから、果物に分類されてるんですよ。ややこしいね、ほんとにね。
じゃあ最後、イチゴは野菜なんか果物なんかって話ですね、イチゴはバラ科の植物なんですね、バラ科というと美しい花束のバラを思い浮かべる人もいるんですけども、実はね、果物の中にはね、これ以前も話したことあるんですけど、
バラ科の植物たくさんあるんですね、サクランボやリンゴや桃とか梅とか、あとナシやヨーナシやスモモ、ビワなどもすべてバラ科なんですよ。
よくよくそれ見てみたら、全部木やんみたいなね、全部木本生やから、なるほど果物だねって納得するんだけど、イチゴもバラ科なんだけど、イチゴ狩りとかね、イチゴを食べたことある人とかね、イチゴ畑とかそういったものを連想すると、
あれ?草じゃないの?みたいなね、あれ?草から伸びて実付いてない?みたいな、あれ?みたいな、と思いません?あれ?ってことはイチゴって野菜か果物って見たときに草から生えるからじゃあ野菜やんみたいなね、定義に減らし合わせると野菜なんだけど、
06:01
実はですね、イチゴもさっきのバナナと一緒で永年性に取れるんですね。1年生の双本じゃないからですね、バナナとイチゴは永年性の植物、永年性の双本類だからイチゴは果物に分類されるわけなんですね。
でもですね、ここでね、またややこしくなるんですけども、イチゴは栽培方法によっていろいろ分類されるんですけども、イチゴは同じ株が何年も続けて実を慣らせます。延命戦だからね。でもね、2年目以降は実の付きが悪くなって品質も低下しちゃって病気が発生する可能性もね、高まっちゃうんですね。
なのでイチゴ農家の方は毎年新しく育てた苗に植え替えて、1年生の作物と同じように栽培してるんですね。
っていうことはですね、永年性の双本から取れるイチゴは、もともと分類上は果物なんだけど、2年目以降は実の付きが悪くなって味も落ちちゃうから、全部1年で取っ替えてまた新しい苗をつけてるから、その定義に当てはまるとイチゴは野菜になるんですね。
だからイチゴ狩りとかで盛んにビニールハウスに入れて買ってもらうのは、要はもう1年で味落ちちゃうから、2年以降味落ちちゃうから、1年でもう全部取ってほしいからイチゴ狩りっていうのをやってるんですよね。
だからあれはもう全部植え替える手間をね、農家さんがね、消費者に対してイチゴ狩りっていう形でやってですね、ウィンウィンな感じなんですよね。
ということでね、今日はですね、果物と野菜の境界線のお話をしました。
まあ簡単に言うとね、野菜は草、果物は木という感じなんですけども、その中で1年生、A年生でね、ちょっと変わってくるので、ちょっとややこしいですけども、そういったことを考えながら果物コーナーを見ると、割と物知りになったのかね、そういったことを野菜かな、果物かなって考えてみるのもちょっと面白いですよ、というお話でございました。
今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆様、さようなら、バイバイ。
08:37

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