ヒョウとジャガーの外見の違い
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
今日からですね、週始めですね、今週も頑張っていきましょうといったところですかね。
早いものでね、来週末、来週の金曜日からもう12月ですよ。もう早いなということと、
本当に寒くなったなという感じなんですけども、今ね、学生の皆さんはですね、
そろそろ期末テストかなということと、今ね、大学入試の推薦入試とか、
総合型選抜、昔でいう栄養入試ですね。それがですね、ただ中なので、
一生懸命頑張ってますよというかね、忙しい日々をね、学生の皆さんも過ごしているかなと、
言ったところで、こういった時にね、体調崩しがちなので、しっかり体調を管理をして、
暖かくしてね、過ごしていきましょうといったところですかね。ということで、
今日のお話はですね、皆さん、ヒョウとジャガーの違いは分かりますかというね、
お話をしたいなと思うんですけども、似てますよね。ヒョウとジャガー。
これをですね、動物園に行った時にね、あ、それジャガーやでとかね、
あ、あれはヒョウだよっていうね、こう、さらっとね、言い分けついて言える人。
これなんかめっちゃかっこよくないですか。違いの分かる男みたいなね。
あの、なんか、コーヒーのCMでありましたよね。違いが分かる人ってなんかちょっと、
素敵やんってなりますよね。なので今日はですね、ジャガーとヒョウの違いをですね、
ちょっとあの、科学的にね、ちょっと皆さんにお話したいなと思うんですけども、
このヒョウとジャガー、似てますよね。似てるということはですね、もちろんね、
共通の祖先なんですね。で、分類学上ですね、どちらもネコモク、ネコカ、ヒョウ族なんですね。
まあ、そのうちで似てるってのはわかると思うんですけど、
ヒョウ族には他にですね、チーターとかライオンとか虎などがいるので、
だいたいまあ、ネコモク、ネコカ、ヒョウ族っていうのはまあ、
だいたいみんな似てるって感じなんですけども、で、柄もね、似てますよね。
それはですね、まあ、同じような生活スタイルをしているので、
まあ、そういった感じで似てくるんですけども、そもそものね、
そもそもね、ヒョウとジャガーがですね、自然界で会うことはないんですよ。
どういうことかっていうと、ジャガーはですね、アメリカ大陸なんですね。
まあ、要は主に南米ですけども、アメリカ大陸に生息していると。
大きさもだいたい1.1メートルか1.9メートルぐらいなんですね。
ヒョウはですね、アフリカとか南アジアに生息しているので、
このね、両者がですね、自然界で出会うことはまずないんですよ。
ヒョウはですね、ヒョウも大きさがだいたい1.1メートルぐらいから1.8メートルということで、
図鑑で見るとだいたいね、ジャガーがちょっと大きめっていう感じなんですけども、
まあまあまあ、大きさもまあ似てますし、柄も似ておりますよ。
でもまあ、自然界で会うことはないと。
こんなに場所離れてるんだけど、生活スタイル似てるしね、
何かこう狩りをしてるっていう生活スタイル似てますし、
茂みに隠れてっていうところなので、ああいう柄も似てくるわけなんですよ。
見分け方なんですけど、まずね、まず分かりやすいのが、模様が違うんですよ。
いやいやいや、今一緒って言うんだよね。確かにね、パッと見似てますよね。
似てると思います。もうほぼ一緒ですよ。
昔ね、大阪のおばちゃんとかがね、ひょう柄の衣装を着てね、
アニマル柄のやつ、流行りましたよね。あれはひょう柄、ひょう柄って言うんですけども、
この柄はね、よく見てください。ちょっと違うんですよ。
特徴的なね、半紋模様がありますよね。
ヒョウとジャガーの自然界での生息地の違い
なんとも言えない、綺麗やなっていう感じですよね。
本当に自然界でこのカラーリングというか、この体色というか模様、素晴らしいなと思うんですけど、
この半紋模様の中に黒い点があるのがジャガーなんですよ。
で、半紋模様に点がない、黒点がないのがひょうなんですね。
だから今度ね、もうさすがにどうなんですか?
まあ私、大阪に住んでないのでわからないんですけど、
ナンバーとかね、街歩く人のおばちゃん、ひょう柄まだ着てるんですか?
その時によく見てみてください。その半紋模様に点がなければひょう柄。
点があったらジャガー柄なんですよ。
だから、おばちゃんこれひょう柄じゃなくてジャガー柄で、みたいなね。
まあそういったツッコミもしてみてもね、面白いかなと思うんですけど、
半紋の中に点があるかないかで、ジャガーとひょうを見分けることができるんですね。
でもね、まあそういったものの、まあわからんちゃわからんですよね。
もうなんかもう目チカチカするし、なんかもうあれ保護色になってますから、
あれめっちゃ目立つような感じかもしれませんけど、茂みに隠れるとね、もう全然見えないんですよ。
虎とかジャガーもそうもそうだけど、めっちゃ目立つやん、みたいなね。
だってもうおばちゃんめっちゃ目立ってるから、ひょう柄着てるから、
そう思うかもしれないけど、茂みに隠れるとね、もう全然見えないですからね、あれね。
それぐらいね、まあそういった茂みに隠れてなんかこう獲物を獲るから、
生活スタイルが似てるから柄も似てくるんだけど、
さすがに、まあまあ見ても、なんかもうよくわからん、目チカチカしてみたいな感じの方もいらっしゃると思います。
その時にもう一つ見分け方のポイントがあるんです。
ヒョウとジャガーの尾の長さの違い
それはですね、尻尾なんですね。ジャガーとヒョウの尻尾を見てみてください。
この尾の長さなんですけども、進化の原則としてですね、地上にいるものは尾が短くなって、
木の上にいるものは尾が長いままでいるというのがですね、もう進化の原則なんですね。
ジャガーはですね、地上に降りて、水辺のある森にいてですね、泳ぎも非常にうまくて、ワニとかもね仕留めるわけなんですよ。
基本的に単独生活なんですけども、なので地上生活を主にしているので、ジャガーはですね、尾っぽが短いんです。
尾の長さはですね、だいたい45センチから75センチという風に言われております。
それに一方ですね、ヒョウはですね、木登り得意なんですよ。木登りが非常に上手で、木の上からですね、家畜の牛を襲ったりとか、昆虫を狙うこともあるみたいですけども、
どっちかって言ったら樹上生活得意なんですね。なのでね、尾は長めなんですよ。
なので尾は60センチから110センチということでですね、ジャガーに比べて結構長いということなので、
その尾柄の柄模様でちょっと判別しにくいとか、尾見えない尾柄見えない、チカチカしてきたというときは尾の長さを見てみてください。
尾が長いのがヒョウ、尾が短いのがジャガーなんですね。
それは地上生活、樹上生活を主にどっちかしているかということによって尾の長さが変わってくるというのが進化の原則になっておりますので、
柄でわからない場合は尾の長さをね、見てみてくださいということでですね。
共通の祖先なんだけども、祖先は共通なんだけども、メインとしている生活場所が違うことによって尾の長さも変わってくるということで、
非常に面白いね、進化を遂げてきたということなんでございます。
ということでね、ぜひ今度ね、動物園に行ってみてね。
ヒョウとジャガーの違いをさらっと言えるとね、めちゃめちゃかっこいいですからね。
ヒョウとジャガーが同時にいるような動物園に行かないと、それは発見できないんだけども、
単独でね、どっちかいるだけでもね、いいですよね。
基本的にパッと見たときは、ヒョウ、ヒョウって言うけども、尾を見てごらん、点があるでしょ。
ジャガーやね、みたいなね。もうめっちゃかっこいいですよね、これね。
なのでぜひね、皆さんね、この動物園に行ってみたら、果たしてそれがヒョウなのか、ジャガーなのかね、
それを見てみてですね、違いのわかる人みたいなことをアピールすれば、何か道が開いているかもしれませんということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。