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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭、SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年12月6日火曜日のホームルームの時間になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうかということで、
昨日ですね、ノックアウトステージ第1戦ですね、ラウンド16、ベスト8を賭けた戦い、
日本対クロアチア戦がですね、未明に行われたんですけども、惜しくもですね、PK戦の末、敗退ということでね、
ベスト8を賭けた戦いは今回で4回目になるんですかね、2002年、2010年、2018年、2022年ですね。
やはり世界の壁は厚かったという感じですかね。
普通に考えてですね、サッカーのトップ8ってですね、すごないですか?
日本はランキング20位台なので、16位に残ること自体が結構すごいことですので、
さらにその上ってなるとやっぱりなかなかね、アジア勢が今回3カ国もね、決勝となるように進出したんですけども、
どれも全部敗退ということで、やはりですね、結局残っているのはやっぱり南米とかね、
ヨーロッパのチームになっちゃいますよね。なかなか難しいところですけどね。
また4年後にね、期待をしたいかなと思うんですけども、4年後は32チームから48チームに増えますし、
それで期待できるかなと思うんですけども、やはり揺るがない大エースのセンターフォワードと、
やっぱり対角差を感じさせないゴールキーパー、この育成が大事かなという感じですかね。
ということで、今日のお話はですね、そういったね、サッカー界は非常に盛り上がってですね、
世界人と対戦してどんどんトップ8を狙っていくという感じでね、どんどん大躍進、大成長しているんですけども、
日本のね、科学技術というものは実はもう落ち目なんだよと、長楽気味というお話をしたいと思います。
これはですね、去年ですかね、2021年の9月にですね、あるセンセーショナルなニュースが駆け巡ったわけなんですけど、
東京理科大学のですね、藤島あきら研究チームがですね、この方がですね、光触媒の発見をしたということでですね、
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ノーベル賞に非常に近いというふうに言われております。酸化チタンを光当てるとですね、水をですね、酸素と水素に分解できるということでね、
詳しいことはあまりよくわかりませんけど、光触媒を発見した方は非常に有名な方なんですけど、その方がですね、今後ですね、
藤島市のチームがですね、中心となってこの研究をしているこの研究チームがですね、中国の上海理工大学で研究をするということが発表されたということでね、
今はリモートとかで、その全部が全部この研究チームがごっそり移行するってわけではないんだけど、中国で研究をするということでですね、
センセーショナルなニュースということで、多く取り上げられたんですけども、多くの意見がですね、流出だと科学技術の流出がまた中国に奪われるというかね、
日本の頭脳がまた海外に流出するということで、非常にですね、コメント欄とかですね、非常に叩かれたというか軽く炎上したわけなんですけども、
それをね見た時にですね、私はですね、あ、みんな未だに日本というものは科学技術大国の先進国で戦闘を走って引っ張っているんだというのが
みなさんのイメージなんだなというふうにですね、思ったわけなんですけど、今やですね、科学技術のトップ、世界トップレベルはですね、中国なんですね。
流出でもなんでもなくて、やはりトップオブトップのところで研究するっていうのはですね、当たり前であるし、全然流出じゃなくて、そっちの方が最先端なんですよね。
中国の方が。でですね、研究者、科学者はですね、自分で研究して世に論文という形で発表していくわけですね。
優れた論文だと、この論文非常に参考になるなということでですね、引用論文って感じですね、引用されるわけですね。
私もですね、一応大学院まで出てますから、自分の研究に裏付けがあるのかどうか、この結果って自分だけでやっていっても意味ないので、
こういう先行研究があって、この人はこういうデータが出てるから、自分のこういうデータは裏付け根拠、エビデンスがありますよ、みたいな感じで、必ずね、引用論文っていうのを使うわけなんですね。
その引用された論文のトップがですね、中国なんですよね。
ここでですね、文科省がですね、科学技術、学術政策研究所がですね、まとめたですね、科学技術指標というのがありましてですね、
どれぐらい論文を発表してて、各国がね、どれぐらい論文を引用されてるんだろうというのをですね、まとめたデータがあります。
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でですね、論文の数、1年あたりの論文数はですね、中国が40万件以上ということでですね、世界一位なんですね。
ちょっと前まではですね、2007年、2009年のデータによるとですね、米国がトップなんですね。
米国、中国、日本っていう順番だったんですけども、このね、科学技術大国ね、アメリカがずっとトップを走ってたんだけど、
ここ最近ですね、この5年ぐらい前からですかね、論文数はですね、中国がトップなんですよね。
めちゃくちゃ多いんですよ。10年ぐらい前だと米国が20万件で、2位が中国で9万件ぐらいだったので、2倍以上の差が開いてたんだけど、
もう中国の論文数もすごいんですよ。めちゃくちゃ論文発表してると。
日本はですね、今は最新のデータによると第5位ですかね、6万5千件ということで、非常にどんどんどんどん、
少なく、あんまり数変わってないですね。横倍ですね。周りがめちゃくちゃ増やしてるという感じなんですね。
さらにですね、注目度の高い論文ということで、引用された中でトップ1%、めちゃくちゃ引用されてるよっていう非常に学術的に優れたトップ1%の論文数もですね、
これも中国がトップなんですね。4万件、2位が米国の3万7千件で、3位がイギリスの8600ということで、
日本はですね、今は2017年、2019年期は10位だったんですけど、最新の2022年のデータだともう韓国やインドにも抜かれて12位なんですよね。
トップ論文ね。よく論文されて、影響力のある論文も。だから、これね、日本は科学技術大国ということで、いろんなですね、テクノロジーの発達とかで、
非常に売りにしてるけど、実はそこまでなんですよ。そこまで、もう世界から認められている論文っていうのも中国に完全に抜かれておりますし、
世界、科学技術としての存在感っていうのは結構薄れてきてるんですよね。でも論文のその引用数とか論文の数が全て科学技術大国というかね、
全て直掲するわけではないけど、それぐらい多くのお金をつぎ込んで研究をして世に発表しているというこの技術は消えないので、
やっぱりその相関関係っていうか、必ずしも論文の数イコール科学的に発展してるかっていうのは、ますびにつきにくいところもあるんだけど、
やっぱりそこまでお金かけて発表してるってことはやっぱり関係あるのかなっていうのは個人的に思ってるんですけども、
かなりね、日本はもう存在意義というものがちょっと薄れてつつあるんですよね。かなりちょっと開いてきております。
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研究開発費もですね、日本は全然お金をかけておりません。お金かけてないというかですね、ずっと横前なんですね。
中国アメリカなんかもね、あと中国アメリカ、ドイツ、EU諸国ですかね、ひっくるめて。EU諸国ひっくるめても中国やアメリカが多いし、
やはりこの教育にお金をかける、科学にお金をかけるっていうものは当たり前で、そのおかげでここまで発達していくということなんですね。
日本っていうのは今ですね、国公立大学も法人化しましたし、研究費も年間4%ずつ引かれていくみたいな、私もね、お世話になった大学の教授が投げておりました。
年間4%5%毎年削減されていってお金が全然ない、国から全然お金がないということでね。お金になるような、すぐ目先の利益に飛びついたような研究しかできないみたいなんですよね。
だから、昔たくさん基礎研究をやってきた結果、多くのノーベル賞の受賞者が誕生してますけど、そういった基礎研究っていうのは、これもしかしたら取れるかもしれないとか、これは何の役に立つかわからないみたいな研究ばっかりなんですよ。
科学の研究とかね。でもそれはもう、そんなお金ならないからやってもしゃーないやみたいな感じで、お金を出してくれないってなると、やっぱり科学技術大国っていうものは名ばかりで、どんどんどんどん長絡していくのが目に見えてるし、それがもうすでに始まってるんですよね。
だから最先端っていうのは中国なんですよね、今ね。中国と米国なんですけど、でもアメリカ抜いてるから中国か、やっぱり最先端っていうのは中国なんですよね。
だから目先の利益飛びつく、自分だけ、金だけ、今だけみたいなのっていう考えも政治の世界だけでなく、この科学の場でもそういったことがなってて、やっぱり研究のお金を使わないから長絡の一途をたどるということなんですね。
これなんとかせなあかん。サッカーも大事やけど、科学技術これも大事だから、そこももうちょっと力を入れないと、どんどんどんどん貧困していくかなと思うんですよね。だから科学っておもろいから、すぐ結果は出ないし、どうなるかわかんないけど、それが科学のおもろしろさなので、そういったところにもうちょっと目を向けてほしいなと私は思っております。
ということで今日はですね、このへんにしたいと思います。サッカーもいいけど、科学もサイエンスもおもしろいよということでしたということで、今日はこのへんにしたいと思います。それではみなさまさよなら、バイバイ。