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2022-06-30 09:18

#242 絶対に食べてはいけないビワの種

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2022.6.29収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ビワの種についてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年6月29日、水曜日のホームルームの時間になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうかということで、2日くらい前ですかね、ネットニュースを見ておりましたら、
サスケね、サスケ、TBSでやってました、サスケ、あれって近代語種ということで、オリンピックの競技の候補になっているらしいですよ。
パリ五輪からやるんですかね、確かに見てて面白いですけど、サスケをオリンピック競技にするってどうなんかなという感じはしますけどもね、どうなるんでしょうか。
ぜひメダルセレモニーの時のプレゼンターは、Mr.サスケこと山田勝美さんにお願いしたいですよね。ということでやっていきたいと思います。
本日のお話はですね、絶対に食べてはいけないビワの種というお話をしたいと思います。
ビワですけども、6月初旬くらいから春を迎えてですね、オレンジ色の実がほのかな甘みという感じで、非常に美味しい果物ですよね。
ビワはですね、バラ科の植物で、英語名はロクワットというふうに呼びます。
学名をですね、エリオボトリアヤポニカと言います。学名はエリオボトリアヤポニカと言うんですね。
ヤポニカは日本生まれのという意味なので、じゃあこのビワって日本生まれなんだなということがね、学名にもあるからそう思いかもしれませんけどもね、原産地は中国なんですよ。
エリオボトリアですけども、エリオというのは柔らかい毛を意味しまして、ボトリアはブドウのようにフサ状になるという意味なんですね。
なのでエリオボトリアヤポニカというのは、柔らかい毛に包まれた果実がブドウのようにフサ状になる日本生まれの植物という意味が込められているわけなんですね。
ビワという名前なんですけども、実の形とか葉の形がですね、日本古来の楽器であるビワに似ていることからその名前がついたという説とですね、
楕円の形の実をビワという説もありますが、いろいろあるんですけども、ビワの形で楽器の形に似ているというのが諸説として一番有力と言われているんですけども、
このビワですけども、日本では奈良時代に既に栽培されていたようだけど、その頃の当時のビワというのは非常に小さかったという風に記述が残っているということなんですね。
この大きなビワになったのはですね、中国で栽培されていた種がですね、江戸時代に長崎の出島にもたらされたのがきっかけで各地に広がったと。
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今の大きなビワはですね、中国からやってきたという感じなんですね。
ビワの花が開いているところをね、見たことがある人いますでしょうか、今いるんじゃないかなと思うんですけども、梅とかですね、桜と同じバラ科の植物なので非常に似ております。
同じグループですからね、五枚の花びらと中心部に多くのおしべを持っておるのが特徴的でですね、本格的な冬の訪れを直前にした11月頃にね、ビワの花って開くので、
それ見た人がね、やっぱり温暖化で桜がもう勘違いして咲いてるんやみたいなね、勘違いを起こした人もいるかもしれませんけど、それはビワですからね。
11月頃に咲いてですね、蜜鉢などに花粉を運んでもらって、実がなってできた実は大体6月初旬ぐらいですかね、実を付けて各地に流通しているという感じですかね。
このビワの鮮やかなオレンジ色の果肉ですけども、これはですね、この色っていうのはですね、カロテノイドという色素によるものなんですね。
抗酸化物質のカロテンとかですね、クリプトキサンチンを総称してカロテノイドと呼ぶんですけども、非常に抗酸化物質が入っているので非常に健康に良いということでね、通称カロテノイドの王様という風にも呼ばれることがあってですね、
このカロテノイドですけども老化を防止して疲労を回復して視力を保つことなどに有効に働くことが期待されているので、ビタミンやミネラルも豊富に含まれておりますので、ビワは健康に良い果物ということをよく言われております。
ビワはですね、果実だけじゃなくてですね、葉っぱにも健康を保つ効果のある成分が含まれておりますので、昔からですね、毒ダミの葉っぱとか柿の葉っぱなどと同じようにお茶として飲まれることもあるということでね、葉っぱも利用されるし、実はもちろん美味しいしという利用価値が非常に高い植物になっておるんですね。
このビワの中に食べた時に皆さん感じるのは種でかいなみたいなね、この種なかったらもっと身楽しめるのになって誰もが思うと思うんですけども、このですね、種をなくしたビワっていうのがあるんですね。
2003年この不満の種、種と種をかけてますけども、不満の種だったでかい種の種なしのビワがですね、千葉県の農林総合研究センターで作り出されて、世界で初めてですよ、世界で初めての種なしビワを誕生したんですね。
品種の名前はキボウと言います。希望、望みにですね、フサって書くんですけども、千葉県の南房総地方の発祥なので、そこで作られたので、希望になる希望の木とですね、山地の南房総のね、房総のボウが入って希望ということで、2008年の春頃から流通しているので、ぜひですね、高いですけどね、高いですけども、南房総にお出かけになった際はですね、ぜひ希望、種なしのビワを買ってみてください。
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いかがでしょうか、という感じですね。それで最後ですけども、タイトルにあるように種の話をしたいと思います。
ビワの種とか未熟な果実には天然の有害物質がね、実は含まれてるんですね。
これね、アミグダリンって呼ばれるですね、有害物質なんだけど、かつてね、このアミグダリンはですね、ビタミンの一種であるとして、ビタミンB17と評されたりして、非常にね、癌に効果があるとかね、歌われたりしてね、ビワは実も美味しいし、葉っぱもお茶として使えるし、種も実は癌を予防する、癌に効果があるということで、種も利用できるんだということで、
種に含まれているアミグダリンを健康に良い成分として紹介して、それを商品としてなんですね。要は種をですね、粉末状にしてアミグダリン含有のサプリメントとか発売されてたんですけども、これらに対してですね、2017年、ビワの種を粉末にした食品からですね、天然の有害な物質が高い濃度で検出され、製品が回収されるという事案が複数あったんですね。
なので、その事件というかね、そういったことをきっかけに、その種に含まれるアミグダリンというのは、有害物質だったんだと、ビタミンじゃないよということがですね、今はもう科学的に解明されてですね、十分な、科学的に十分な根拠があるということで、アミグダリン、要はビワの種を使ったら危ないよと、有害物質含まれているからダメだよという風になっているんですね。
今、農林水産省のホームページを見ますとですね、2019年6月の更新されたホームページからですね、更新されたんですけども、ビワなどの種や未熟な果実には天然の有害物質、要はアミグダリンが含まれると。
ビワの種子が健康に良いという噂を信用して、シアン化化合物を高濃度に、アミグダリンに含む食品を多量に摂取すると健康を害する場合がありますということが、もうホームページに記載されておりますので、ビワの種の粉末は食べないようにしてくださいということでね。
もう勢いでガンかぶりついたら、種まで行っちゃう人もいるかもしれませんけど、種にはアミグダリンという有害物質が含まれておりますからね。
ビワの種は食べないようにしてくださいね。そのまま食べる人もなかなかいないと思いますけども、その種が鬱陶しければ南暴走発祥のキボウを買ってみてですね、種なし、要は果肉2倍ですからね、量がね、それを買ってみてもいいんじゃないでしょうかということでした。
今日はですね、ビワのお話をしました。皆さんね、気をつけて種は食べないようにしてください。ということで今日はこれで終わります。それでは皆様、さようなら、バイバイ。
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