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みなさん、こんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。
今日も夜のホームルームの時間になりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
このチャンネルでは、みなさんに科学的思考力を身につけてもらうということを目的にしておる
ホームルーム風のラジオ番組になっております。
お話しするジャンルは、曜日ごとに分かれておりまして、
月曜日は生きものに関すること、火曜日は教育全般に関すること、
水曜日は時事ニュースから取り上げてお話をします。
木曜日はサイエンス全般のこと、生物学や自然だとか環境についてお話をしております。
金曜日は帰りのホームルームということで、
17時05分からライブ配信を定期開催する予定でおります。
どれもですね、科学的なものごとを考え、
科学的なものの見方として、科学的にそれぞれのジャンルについてお話をしております。
気軽にコメントをいただけたら非常に嬉しいですので、
ぜひレスポンスの方もよろしくお願いしますということで。
このように曜日ごとにジャンルを分けてお話をするというのは、
今日からになっておりまして、霜半期放送スケジュールということで、
大幅に曜日ごとにテーマを決めてお話ししようかなということで、
今日は一発目ということで、
今日は生き物についてお話したいと思います。
生き物。何について話そうかなと思ったときに、
私の数少ないフォロワーの方で、前々から聞いていらっしゃる方がですね、
それ聞いたかなという話があるとあるんですけども、
私はですね、外学時代にですね、魚の研究をしておりまして、覚えてますでしょうか。
魚の研究をしておりまして、人よりはちょっと魚については詳しいんですね。
じゃあどんな魚の研究をしてたのという話ですけど、
ブラックバス、ブラックバスについて研究をしておりました。
皆さん知ってますか、ブラックバス。
釣りで有名ですよね、バス釣り、バス釣りといって。
ブラックバスがどれぐらいのスピードで泳ぐのというのを研究しましたね。
無理やり水の流れを作って、それを無理やり泳がせて、
どれぐらいの水の流れのスピードまで耐えられるのか、
どれぐらいのスピードまで泳げられるのかというのをちょっと研究をしておったので、
今日下半期、番組のスケジュールというか放送の仕方を変えたので、
記念すべき第1号の生き物は研究したこともありますし、
ブラックバスについてお話ししようかなと思います。
早速なんですけど、ブラックバスという魚はいないんですよ。
お前何言うてんねんって話かもしれませんけども、
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ブラックバスという名前の魚はいないんですよ。
マグロという魚もいないんですよ。
アジという魚もいないんですよ。
ちゃんとした標準和名というか、ちゃんとした名前がついておるんですよ。
マグロはマグロじゃなくて黒マグロとか、ビンチョウマグロとかイソマグロとかね、
アジもマージって言いますし、タイもタイっていなくて、
マダイとか黒ダイとか言うんですね。
ブラックバスもね、ブラックバスっていう記載はないんですよ。
ブラックバス類とかは言うんですけど、
ちゃんとした生息名称はないんですね。
皆さんがよく釣りに行って、その辺にいるブラックバスのことは、
大口バスって言います。
英語名はラージマウスバス、口がでかいバス。
バスっていうのは、スズキモク、スズキの仲間の魚の総称みたいな言い方をするんですね。
黒いスズキモクの魚みたいなイメージですかね。
ブラックバス釣りされる方は、よく目にしてるのでわかると思うんですけど、
黒ないやんみたいなね。
どっちかというと緑色っぽい色してるのに、どこが黒なんて話なんですけど、
ブラックバス有名、大口バスがその辺で釣れて有名なんですけど、
小口バスって言うのも良いんですね。
英語名はスモールマウスバス、口が小さいスズキモクの魚みたいな。
スモールマウスバスの飼育期、赤ちゃんの時の体色が黒いので、
黒いスズキモクの総称のバスってことで、ブラックバスっていう風に言われるようになったのが初めてなんですね。
アメリカでそういう風に言われてて、それが伝わったのかなと。
アメリカ原産なんですね。
もともと日本にはいなかった魚。
よく外来魚とか言われますけども、釣れてきたんですね。
最初に1925年に実業家の赤星徹馬っていう人が、
カリフォルニアから90匹のブラックバスを日本に持ってきたのが最初なんですね。
神奈川県の足の子に90匹を放流したのが最初です。
1925年が最初。
100年経ってないですからね。
容易に養殖できるし、釣って楽しいし、食べて美味しいからという意味で、
政府が認めたわけなんですね。
それをブラックバスを養殖して、戦争中ですから、食料なんとかに対しても、
非常に良いタンパク源で、炭水だし買いやすいしということで、足の子に放したのが最初なんですね。
赤星徹馬さんも肉食性で、非常に活発に食べるから、
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もしも違うところに行っちゃうと、
もともとおった日本の魚在来種と言いますけど、
日本の魚に非常に悪影響を及ぼすんじゃないかということで、
足の子から出ないように策を作ったりとか、
完璧に出て他のところに行ったらやばいんじゃんという感じで、
しっかり防御してたんですよ。
してたんですけども、
政府の意向だとか、戦争中ですからタンパク源ということで、
他のところにも話そうということで、
いろんな試験的に山中湖とか、東京の指定の池とか、
群馬県の田代湖とか、試験的に放流してたんですよ。
そして新中軍、在日米軍による部分拡散も行われて、
相模湖とか津久井湖とか、
そうするとどんどん広まっていって、
気づいたら47都道府県にみんなおるやんみたいになったんですよ。
それになりましたし、
あとはバス釣りブームですかね。
80年代の中盤あたりから、
賞金制のバスプロと呼ばれる人。
ブラックバスを釣って賞金を稼いで仕事として成り立たせる人。
バスプロとかも誕生して、
ゲーム性があるし、ルアーで釣るし、
ブラックバスって手で持つじゃないですか。
口の中に手を入れて。
そうやって持てる魚ってなかなかいないですよ。
めちゃめちゃ歯が鋭かったりとか、
魚にとって人間の手って熱いですから、
火傷するみたいなもんですから、
あんまり持つのはダメよろしくないんですよ。
でも持っても丈夫やし、
そんなにすぐ死なないしね。
触っただけでも全然死なないし、ブラックバスなんて。
スタイリッシュに感じる。
あとそりまちたかしとかね。
あと木村拓也とかがね。
当時バス釣りブームで、
彼らがバスブームを牽引しましたから、
かっこいいみたいな感じで、
猫もシャクシもみんなバス釣りしてたんですよ。
私も小学校、高学年くらいから中学校の前半にかけて、
もうね、めちゃくちゃ流行りましたよ。
グランダー・ムサシとかね。覚えてます?
ブラックバスを題材した漫画なんですけど、
コロコロコミックでやってたんですけど、
これがもうすごかった。
プレミアって言ってましたもん。
ルワーとかね。
っていうくらい大ブームで。
バスプロもバスプロで、
もうなんて言うんですかね。
みんなね、クーラーボックスで運んでね。
そこらへんの池にめちゃくちゃ放流しまくってたんですよ。
っていうような記載もあるんで。
そしたらもうすごい大ブームだったんですけど、
増えすぎて日本の在来種を被害及ぼすよね。
ということで、これ以上あかんよということで、
2005年ですね。
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大口バスも、さっき言った黒口バスも、
環境省によって特定外来生物、
もう著しく日本の在来種にも生態系にかかる
被害の防止に関する法律によって指定されて、
生きたまま輸送しちゃダメとかね。
あと、飼育しちゃダメ。
再放流もダメ。
キャッチ&リリースっていう言葉が
ブラックバスによって確立されたんですけど、
美波湖で釣りしたら本当はね、
リリースしちゃダメなんですよ。
再放流禁止なんですよ。
っていうような法律で決められて、
ガチガチにやられたんですけど、
16年前です。
でも今もキャッチ&リリースしてるし、
バス釣り業界がデカすぎて、
駆除とかね、そういう話はあるんですけど、
悪者扱いされてるんですけど、
難しい問題でというのは続いてるんですよね。
話し出したらきりないですね。
もうそろそろ10分になるんですけど、
10分をめいどに話してるんですけど、
結構オーバーしちゃうんですけど、
ブラックバスあかんね。語りすぎちゃう。
またシリーズ化して話そうかと思うんですけど、
悪者にされて、
1匹釣って殺すのは、
僕は結構虐待というかね、
虐殺だと思うんですよ。
組織だって、ここの池に住むブラックバスを
駆除しようというのはいいと思うんですけど、
1個人が釣って、1個人がブラックバスを殺すのは、
ちょっといかがなものかなと思うんですよね。
そもそも人間が連れてきましたしね。
まあそういう、
食糧難の乗り切るためのバックボーンがあるから、
もともと商業利用しようなんて感じはなかったですからね。
なかったんですけども、
そういった難しい問題がありますけども、
池の水を全部干すとかっていうのもね、
あれは組織だってやってるから、
駆除という名目でいいかもしれないけど、
テレビが絡むとね、
利権絡むからあんまり好きじゃないんですけど、
という難しい問題もあるんですけども、
まあそういったね、
そういった問題が聞けないので、
今日もブラックバスってこんな魚だよっていうのもね、
最後にちょっとご紹介したいなと思います。
ブラックバスって財団主を食べるって言って、
生きるために食べてるから、
彼らは別に悪いことはしないんだけど、
めちゃくちゃ食うんですよ。
肉食なんですね。
雑食って言うと、
植物性のものと動物性のものを食べると雑食って言うんですけども、
本来の意味はね。
ブラックバスの場合は肉食性です。
動物性のものしか食べません。
で、どれぐらい食べるのかなっていう論文があってですね、
なんとですね、
自分の体の半分の大きさのものは食べるんですよ。
すごくないですか。
どれぐらいの大きさ、
自分の体長に対してどれぐらいの大きさのものを食べるのかっていう研究があって、
体の半分ぐらいの大きさのもの、
例えば30センチのブラックバスだったら、
15センチのものをやったら食べれるんですよっていう研究があって、
これすごないですか。
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皆さん、自分の体の半分のカステラとか食べれます?
豆腐でもいいわ、何でもいいけど。
無理じゃないですか。
自分の、例えば僕170ちょいぐらいなんですけど、
半分ですから85センチぐらい。
85センチぐらいの豆腐食えって言われたら無理ですよ。
すごくないですか。
でも自分の体の大きさって、
自分の動物って自分認識してるんですかね。
そういった研究も結構面白いと思うんですけどね。
自分の体の認識って、
鏡もないのに見たことないのに、
自分の体の大きさこれぐらいかなみたいな思ってて、
それで半分ぐらいの大きさまで食べれるって結構すごいですよね。
だいたい食べてから完全消化するのにだいたい24時間かかると言われてます、
ブラックバス。
自分の体の半分のものを食べて、
24時間で消化できるってすごいですよね。
めちゃくちゃ動物でガンガン食べますから、
在来種も少なくなっちゃいますし。
何が好物かっていうとアメリカザリガニなんですよ。
広角類とか魚とか昆虫とかも食べるんだけど、
良い内容物、何食べてるのかっていう研究者論文もあって、
だいたいどのブラックバスも広角類食べてます。
エビとかカニとか大好き。
特にアメリカザリガニが好き。
ブラックバスを全部駆除したらどうなるかっていうと、
アメリカザリガニの天国になりますね、たぶんね。
ブラックバスがいるからによってアメリカザリガニの数が抑えられてるって言うのもあるし、
アメリカザリガニが増えすぎると水辺の水草とか全部なくなっちゃうんで、
そっちはそっちは問題なんですけどね。
めちゃくちゃカニ、エビが大好きです。
私もブラックバスを飼育してたので、
特別な許可がありますからね、大学施設はね。
食事はですね、ほぼザリガニでした。
学校の周りの洋水路とかにザリガニがたくさんいるので、
めちゃくちゃ獲ってましたね。
あるときいなくなりましたからね、獲りすぎて。
それはそれで申し訳なかったと思うんですけど、
食べてね、バカンって食べるんですよ。
すごいよ、どうもむちゃくちゃ。
食べたら食べたで、うんちの中にハサミが出てくるんですよ。
ハサミって消化されないんで、僕切ってましたもん。
ハサミ切って食べやすいようにしてたんですよ、ブラックバスに対して。
めちゃめちゃ優しい調理師なんですけど、めちゃくちゃいっぱい食べます、ザリガニ。
ザリガニ食べるとやっぱり嬉しいのか、体調も良くなるんですよね。
泳がせて、また水槽に戻して、回復して、また数日後に実験してるんで、
結構体調面とか気にしてるっていうかね、
ちゃんと元気じゃないと泳いでくれないから、
だからエサとかすごい工夫してたんですけど、
やっぱりザリガニが一番よく食べるし、ザリガニが一番よく泳ぐし、
ザリガニが一番体調いいんですよね。
なので甲殻類大好き。
体の半分くらいの大きさだと食べれるし、24時間で消化するし、
エビが大好き、ザリガニが大好きなブラックバスなんですけど。
泳ぐスピードと言ってましたけど、泳ぐスピードどれくらいなのかっていう話なんですけど、
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持続力、もしも河川にブラックバスが入ったときに、
どんどん上流登っていって、
その渓流魚とかアマゴとかね、ヤマムイとかね、これも水産資源ですから、
それを食べられるくらい恐ろしいことなのか、
どんどん登っていける能力があるのかどうかっていうのを目的に、
水を流してどれくらいのスピードで泳ぐのかっていうのを研究してたんですけど、
だいたい持続力、1時間これくらいのスピードで泳ぐっていうスピードを測ってまして、
大口バスですとだいたいですね、1時間持続できるスピードが秒速60センチ弱くらいなんですよ。
60センチくらいかな?
全然よくわかんないですよね。60センチ?秒速60センチどれくらいのスピードなんて話なんですけど、
それを時速に直すとですね、だいたい2キロ、時速2キロのスピードで泳ぐことができます。
水の中ですからね、水の中ですからね。
だいたい1ノットが1.8キロなので、1.2ノットくらいですか?
なので1時間に2キロ進めるということは、そうですね、
30時間あれば、美輪湖の南から北まで行けますね。
全然ピンと来ないかな?
30時間、1日と6時間あれば泳ぎ続けることができれば、
ブラックバスは30時間で美輪湖の南から北まで行けます。
ちょっとわかりにくいですかね。
瀬戸大橋がだいたい10キロくらいなんで、そうですね、5時間?
5時間もあれば瀬戸大橋を泳ぎ切ることができる。
なかなか結構スピード早くないですか?
なのでそれくらいの持続力のスピードであります。
秒速というかね、瞬間的なスピードだったら1メートル弱くらい。
1メートル10センチくらいかな?
なので4ノットくらいですかね。
瞬間的なスピードだったら、4ノットじゃない。
4キロくらいか。持続4キロくらいのスピードで走ることができる。
結構スピードはまあまあ速いんですよね。
でもやっぱり雨後とかね、酒か魚類はやはりむちゃくちゃ速いですけどね。
だからまあ、全然河川で持続して泳ぐことができるし、
上流部にはちょっとなかなか、渓流部には渓谷が難しいけども、
中流域くらいなら適応できるんじゃないかという結果が出たんですけども、
それくらいのスピードで泳ぐことができる。
まあスピード、まあまあ馬力のある泳ぎすることもでき、
体の半分くらいの大きさなら食べることができ、
だいたい24時間で消化できるし、
エビが大好き、どうも泳ぐことができるということの、
まあなかなかね、日本の魚ではなかなかいないよね。
あそこまで大きくなって、あんだけ口が大きいのでどんどん食べることができるし、
ということでまあまあ、
まあ魚類界的に、淡水の魚類界で言えばなかなか、
まあ強い、強いという表現はどうかもわかりませんけども、
まあ強い丈夫で生活できるというのが大きな特徴ですかね。
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まあ今日はこれぐらいにしとこう。
なんか話しすぎたらもうキリがないので、
まあブラックバスについてはまたシリーズ化して、
商業利用、釣りと駆除の関係性とかね、
あと面白いもの食べてるとかね、
まあ鳥食べてると進みますからね。
どれぐらいの大きさになるのかとかね、
告知バスとの関係性やみたいな、
いろんな語り出したらキリがないんで、
まあこれぐらいにしときましょう。
まあ今日はそのまあ、1925年に実業家の赤星哲也さんという人が移入して、
面白い生態として、
まあ泳ぐスピードがだいたい時速2キロぐらいで、
体の半分ぐらいの大きさを食べれるよということを紹介しました。
またね、ちょっとシリーズ化してブラックバスについて話したいかなと思います。
ということで今日はこの辺にして、
これぐらいにしてあの夜のホームルームを終わりにしたいと思います。
ぜひねこのホームルーム聞いたよという人は、
いいねを教えていただけるとそれをホームルーム出席ということにしますので、
ぜひレスポンスの方、いいねの方もよろしくお願いします。
それでは皆さん今日はこれで終わります。
それではさようなら。
おやすみなさい。
バイバイ。