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2025-02-09 08:44

hel活単語リレー:answer から riddle を経て read へ

#hel活単語リレー #hel活 #英語史 #異分析
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英語史つぶやきチャンネル。 ということで始まりました。
hel活単語リレー順調に進んでいますね。 いろいろなフォーク、分かれたり戻ったりしながらですね
早速複雑な経路となっておりますが、今回私が受け取ったのはですね 文字言語さんのアンサーですね
swear という単語と関係するということで、つづりと発音の関係にも良いお読んでいただいてですね、非常に重要な回だったと思うんですよね。
そしてアンサーで投げていただきまして、さてどのように続けようかということを考えていたんですね 1日2日経ってしまいましたが
あまり間を空けるのもいけないと思いまして、今回決めたのはですね リードルという単語なんですね
これここに行き着くまでにはいろいろとうよ曲折がありまして アンサーであればクエスチョンであろうということでクエスチョンを考えたんですね
さらにですね、英語詞界隈で盛り上がっている 英語詞クイズというのも候補に上がったんですね
ところがですね、これストレートすぎるということもありますし このクイズがですね最近難しくなってきてるんですよ
この界隈ではアリさんであるとか川上さんという 英語詞クイズの
制作者ですよね あの手馴れてきてですねめちゃくちゃ難しくなってきてるんですね
ただのクイズではなくてですね、もう謎かけ リドになってきているんではないかというふうに思い始めていたところですので
アンサーに対して単にクエスチョンとかクイズという レベルではなくなってきたなと
いうところでこれあのどうやってひねるかがですね このヘルカツタゴリレーのポイントでもありますよね
ちょっとですねあのひねらないと面白くないというところで レベルが実はですねあのなんとなく高くなってきてるんですけども
これクエスチョンクイズではなくてあえてリドでいきたいと思った次第なんですよね
このリレーでついていただきましたアンサーとリドの関係っていうのはちょっと微妙でですね
リドっていうのは謎なんですね謎かけということなんで これコロッケーションとしては
an answer to the riddle 謎への答えという使い方はあるんですね
ただ謎を解くのようないわゆる動詞と目的語ということになりますとあまり アンサーとリドというのは凶器しないですね
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リド謎という名詞と凶器しやすいのは solve the riddle であるとか
read the riddle これ意外かもしれませんが別のところで私お話ししているんですけれども
実はこのthe riddle 謎という単語と相性の良い動詞はリードなんですよ
読むという日常語のリードですよね read the riddle と言いますと謎を読むというふうに解釈されがちですがそうではなく
謎を解くという意味になるんですつまり solve the riddle とほぼ同じ意味になるんですね
というのは read 読むというのは 古い時代には
これ文字そのものがいわば魔術みたいなものなんでこれ読み解く 魔術を読み解くって意味があるんですね
なので現在の我々には読むというのは ただ文字をそのまま読んで理解するという意味になりますが
かつてはこんな芸当は普通相当な教育を受けた人しかできない つまり魔術師しか読み解くことができないということで
解くの意味があるんですよリードに なので read the riddle で謎を解くというコロケーションが今でもあるんですね
さあこの問題の riddle なんですがこれ自体が実は read の関連語なんです
もっと言ってしまいますと read の名詞形が riddle なんですつまり読み解くべき対象
謎ということになるんですねこれ結構驚きだと思うんですよね なので read a riddle
謎を解くという表現はいわば同族目的語みたいになるんですね riddle の rid の部分が
read 読むと同語コンです その後ろの
doos という部分ですよねこれどうなっているのかと言いますと 実は小英語ではこの謎という単語は radels ということで
rad つまりリードの語幹ですよねあるいは語根ですよね これに els と綴る else がついて名詞化したものなんです
この els というのは小英語では一般的に使われていた名詞語尾なんですね なのでまさにリードの
名詞形中小名詞化したものが radels これが riddles という形になったんですね
さあ次の中英語記になりますこの小英語記に radels と言われていたリードの名詞形ですよね
これがそのまま受け継がれたわけなんですがもうすでにこの els これで動詞を名詞化するという
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働きをするということはですねもう忘れかけられていたんですね あまり一般的でなくなったということなんですねよね
そうしますとリードと radels が関係づけられるという契機が弱まります
関係はあるんだろうけれどもこの els 語尾っていうのは何なんだろうという発想になってくるわけですよね
一方でその時代中英語記以降はですね フランス語からの釈用も盛んでですね
例えば arrive に対して arrival el を付すと名詞化するっていうのがありますね 動詞が名詞になる他にはそうですね
deny に対して denial このような el を付けると名詞になるという
いわば設備時のフランス語的な関修が英語に入ってくるんですね そうするとですねこの
read に対して readels に対応するような riddles ですねこれが結びつけられます
この el なんですけれどもこの arrival とか denial の al と発音が近いのでここと関連するんではないかというふうに
結びつけられるわけですよつまりリードの 名詞形がリーダーをなんだろうということになるんですね
ですが本来的には小英語からの 設備時はですねエルスということで s までついてるんですよ
そうするとこの s って何だろうって発想になりますよね 一番簡単なのは何だかわからないけれども複数形の s なんじゃないの
だから単数形にするときにはこの s 取ってしまっていいんじゃないのという発想になるわけですよね
そこでリードという新たな単語が生み出されたっていうことなんですね いわば勘違いです
異分析メタナリティと言いますが勘違いによってできた単語が今回注目したリード謎という単語なんですよね
ということでちょっと長くなってしまいましたが今回バトンとしてお渡ししたいのは 五感リードということですね
read 読むという基本をです こちらでバトンをお渡ししたいと思いますよろしくお願い致します
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