2025-02-12 06:04

hel活単語リレー:みーさんの deer/beer を受けて

みーチャンネルより「#4 かわいくないオトナの間違い」を受けてバトンをつなぎます🏃 https://stand.fm/episodes/67ac1f4c4b9ada24d1eb08ba

#hel活単語リレー
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英語史つぶやきチャンネル!
ということで始まりました。
最近英語史界隈では、
hel活単語リレーというものが流行っておりまして、
順調に継続しているんですよね。
つい先ほどなんですが、
みーさんのみーちゃんねるの方で、
かわいくない大人の間違いと題しまして、
配信がなされました。
この中でですね、みーさんは、
最近のhel活単語リレーレベルが高くなっておりまして、
私はちょっと加わることができません、
という趣旨のことを発言されたんですが、
この配信の中でですね、
挙げられている単語、
これ面白いんですよ。
deerとbeerの関係に言及されたんですね。
これはもうですね、
新たなhel活単語リレーの系列が立ったということだと思うんですよね。
ですので私はですね、
これを継ぐ形でリレー続けていきたいと思うんですよね。
みーさんがですね、
英語を子どもたち、生徒たちに教えていたときに、
deer、鹿の単語を、
自身が誤答の文字を読み間違えて、
beerと発音してしまったということなんですよ。
これだいぶ異なるものですからね。
deer、鹿というのは確かに、
子どもにとってあのつぶらな瞳で、
人々を魅了する可愛い子鹿ということなんですが、
いやいや、読み間違えたbeerもですね、
大人を虜にしますよね。
非常に可愛い間違いなんではないかと私は思うんですが、いかがでしょうか。
deerをbeerに変えただけで、
こんなにもですね、魅力的なものになると。
いや、deerも魅力なんですが、
beerも同じぐらい魅力的であるということなんですよね。
ここからですね、私が新たに、
ヘルカツタンゴリデーですよね。
継ぎたいと思うんですよね。
deer、beerときましたので、
ここはpeerでいきたいと思います。
p-e-e-rというpeerです。
これは動詞としては覗き見るという意味合いがありますよね。
これはですね、語源は必ずしもはっきりしないんですけれども、
古くからある単語なんですよね。
少なくともどこから来たかよくわからないんですが、
いきなり現れたのは中英語記ということで、
外から入ってきたとは思いにくいんですよね。
一方で全く同じ綴り字、
そして同じ発音でpeerという別の単語がありまして、
これは同僚、仲間という意味なんですよね。
こちらは中英語記にフランス語から入ってきたんですね。
03:04
大元はラテン語です。
ラテン語のparseという単語で、
parの部分が語幹なんですけれども、
これ等しいって意味なんです。
同じ等しいっていうことですね。
ゴルフのparっていうのがありますよね。
あれも等しいということです。
それから今回取り上げているpeerというのも、
位が等しい人々ということで、
仲間、同僚、同輩ということになります。
これが後に貴族の間で流行ったので、
貴族の間同士ではですね、
貴族内部ではpeer、仲間といえば相手も貴族ですから、
結局貴族という意味になったんですよね。
このような意味の発展はありますけれども、
基本的には同僚、同輩、
同じレベルの人というのが基本的な意味なんです。
もともとがequal等しいですからね。
関連語にはcompareっていうのがあります。
これ比較するですよね。
比較するためには同レベルのものでないと、
同じレベルのものでないと、
比較しても意味がないということで、
同レベルのものを比べるっていうのが、
本来の比較するの意味なんです。
compareのpeerの部分がこの語源になります。
他にはですね、umpire。
これ挙げておきましょうね。
これはですね審判っていうことなんですが、
チームでスポーツのプレーで戦っている相手同士というのは
同じレベルですが、さらに上のレベルって言いますかね。
つまり同じでないレベルに審判がいなければいけないわけですよ。
プリス的な第三者的な立場でですね。
で、このumpireのanというのが、
実はnon-pireっていうのが本来の単語の形で、
nonっていうのは否定です。
つまりですね、同意でないもの、
同じレベルにいないもの、
一段上にいる第三者という意味なんです。
このnがひょんなことで落ちてしまって、
結局umpireとなっているということなんですよね。
ピアと言いますと、よく知られているフレーズとしては、
ピアプレッシャーっていうのがありますね。
仲間うちの同調圧力のことですね。
仲間集団内で働く圧力、プレッシャーということで、
これはまさに現代の日本でもキーワードとなっています。
ピアプレッシャーですね。
これなかなか大きな問題なんですけれども、
簡単には解決しないでしょうね。
ということで、ピアプレッシャーときましたので、
次につなぎたいのはプレッシャー。
この単語で次の方にバトンを渡したいと思います。
ミニさん、ありがとうございました。
ピアをピアと間違える間違い方、かわいいと思いますね。
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