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はい、バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊は、1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き
この一冊を紹介いたします。
著者は加藤俊徳さん、左利きの脳内科学医学博士
株式会社脳の学校の代表取締役を務めてらっしゃる
脳科学のプロフェッショナルですね。
この加藤先生ご自身も生まれ持った
喫水の左利きだそうなんですね。
まず持ってね、この一冊を僕が手に取った理由なんですが
僕の2歳になる長女が今、お箸を持ったりペンを持って書き出したりとか色々してるんですけども
左で持つことが多いんですよね。
それでちょっと気になったんですよ。
これって生きていく中では右利きの方が絶対に便利な世の中、そういうふうにできてるじゃないですか。
今、強制すべきなんかなどうなんかなって迷った時に
これね、スタエフ仲間でもある山猿さんからお勧めいただいて読んだ一冊なんですよ。
娘さんがね、左利きでっていうことで
これを読んだらすっきりしましたっていう感想をいただいたんで買って読んでみたんですよ。
結論、左利きに育ってほしいなって思えるような一冊でした。
必ずしもね、右利きの子を左利きに無理やりさせる必要はないですけれども
色々科学的知見に基づいたね、検証結果っていうのが書かれてますんで非常に参考になるなという一冊でございました。
早速内容の方入っていきます。
まず第一に、著者の幼少期のことついて書かれてるんですよ。
僕自身は右利きなので、左利きの方がどう育ってきたかっていうのは知る余地もなかったんですね。
なんとなく僕としては、左利きの方って親が強制しなかったからそのまま左利きになったのかなって思ってたんですけど
どうやら右で持とうとしてもうまくできないらしいんですよ。
これって遺伝的なものらしくて、克服しようとしてもできないらしいんですね。
この著者の加藤さんは小さい時から左利きだったんですけども
周りの大人からこの子左利きなんだねばっかり言われるのがもう嫌で嫌で仕方がなくて
直そう直そうって思ったんだけど全然うまくできない。
著者曰く左で文字を書こうとしたら俊敏かつ大胆に書けるんだけど
右でやるとどうしても慣れないもんだから慎重で丁寧になっちゃうんですよ。
もう使い分けようと思ってもどうしても左しか使えないというか使いやすいんですねっていうことがあったと。
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その前提を持っていろいろスポーツをされたらしいんですけど
見て学ぶっていうのがすごく得意でスポーツいろいろ万能だったらしいんですよ。
その中で動きっていうのはこの脳を発達させることが非常に重要で
脳を解明していくっていうことに興味を持って脳科学者になっていかれたっていう経緯が書かれてるんですよ。
それでもって第2に右脳と左脳の違いっていうことについて研究されたんですけれども
これ皆さんご存知の方も多いかと思うんですが
右脳っていうのは絵や写真映像っていうのをこのまま感性として捉えるんですね。
左脳っていうのは文字や文章などの読み取りこれが発達している。
右手は左脳で左手は右脳なので左利きの方は感性が鋭いなんて言いますよね。
それでもってこのね遺伝との関係も調べられたんですよ。
右利きと右利きの父母この両親から生まれた子どもが左利きになる確率は約10%
10人に1人。右利きと左利きの両親から生まれたらこれ半々やから50かと思いきや実は20%
5人に1人。じゃあ左利きと左利きの親から生まれたらさすがにと思いきや25%
上がってはいますけどそれでも4人に1人なんですね。
もう先天的にやっぱり右の方が多いようにできてるらしいんですよ。
それがなぜかは解明はされてないんですけど統計学的にはこのような割合になるんですね。
そしてね次左利きが得意なことって何なのかっていうテーマなんですが直感とか独創性こういったものがね鋭いんですよね。
例えて言うならば左利きの方っていうのは情景を捉えた時景色を見た時に
カメラのシャッターを押すように瞬間的にその画像を情景として捉えるのが得意らしいんですよ。
やっぱりこの絵とかそういったところで捉えるのが向いてるんですね。
この左利きつまり右脳はそういうことが向いてるってことらしいんですね。
で一つの物事捉えた時に右利きの人っていうのは9割を言語で理解して1割を非言語見た目とかそういうもので理解する。
対して左利きの方は6割が言語で捉えて4割が非言語で捉えると。
言葉でやっぱり理解しやすいのは右利きの方。
左脳が発達している方なんですよ。
だから例えばねゴッホのひまわりっていう絵がありますとこれを見た時に大げさに言いますと右利きの人は
なるほどこのひまわりっていう絵はゴッホが1800年代後半に描いた絵なんだなっていう風に捉えたとしたら
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左利きの人はこの絵のタッチは豪快で独創性が高いな迫力がすごいなってこういう感想から入る。
こんな感覚一概には言えないんですけどこういった一つのものを見ても捉え方の違いがあって感性鋭く捉えるのが左利きの人の特徴。
つまりこれは得意なこと直感とか独創性を伸ばすことが得意なんですね。
じゃあ次に左利きの方の特徴。
これは忍耐力がある。
左利きだからって忍耐力どういうことって言うとねこれね解説するとなるほどって思うんですけども
世の中のことはだいたいね右利きにできてるんです。
例えばハサミ、あとは自販機のお金入れるのもだいたい向かって右側ですし自動改札機ね電車乗る時も右から通すじゃないですかっていうように
右利きの人に有利なようにできてるんですよ。
だからこれを左利きの人が右手を使ってやろうっていうとワンクッション思考のひと手間がいるんですって。
左で行きたいところを一旦右に置き換えるっていうこの脳の回路を行き来することで
この本来やりにくい方で動かすっていうことが使われるんで
生きていくだけでも忍耐力っていうことが身についてくるらしいんですね。
つまりトライ&エラーを繰り返すんですよ。
だから慣れないことを克服するっていうことにつながってくるらしいんですね。
そしてねもう一つ、左利きをぐんぐん伸ばす方法。
左利きの子供がいたとしてもそれをねどうやって右利きが難しいと
じゃあ左利きでいいんだけどその特徴を捉えてどうやって成長させてあげたらいいのかなっていうと
左利きは見て姉をさせるとぐんぐん伸びるんですよ。
例えば絵を描くにしたって見たまんまをやっぱり絵で捉えるんで
丁寧になぞって書くとか文字を書くにしても止め跳ねがうまくできないんですよ。
だけど身を見真似でやっていくとうまくいく。
ここで注意したいのは左利きの子っていうのはワンテンプ遅いんですよ。
脳の回路をたくさん使うからね。
だから言葉っていうことにしてもパッと映像で捉えたものを言語に変換するっていう
そのワンクッションがどうしても必要だから右利きの子よりも数倍手数がかかっちゃう。
でもそれを理解した上で左利きの子は待機晩成型遅れてついてくるから
そこを忍耐強く親も付き合ってあげると必ず後から伸びてくるよ。
最終的にはね右利きの人が左を使おうという発想に一切ならないじゃないですか。
でも左利きの人は左を普段使うけど右で使わなきゃいけないときは右で使おうという発想にもなるから
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結局脳の大半をね多く使うから頭のいい子に育ちやすいよ天才型なんですよ。
そんな励ましの言葉もおっしゃってます。
これ最後の締めですがいろんなね1万人以上の脳を見てきたこの加藤さん著者ですね。
一人として同じ脳を持った者はいないんですよ。
全て脳の形って違う。だから左利きであってもねマイノリティではあります。
少数派ですけど右利きの子と違ってそれでいいんだよね。
左利きは右利きよりも自分の内面を観察する力が育ちやすい。
だからもうそれは左利きっていうことは個性として伸ばしていきましょう。
だから自信持ったらいいんだよ。
人より時間がかかっても習得すること必ずできるから根気よく付き合っていこうね。
そんな風に励ましの言葉で締められていますね。
お子さんが左利きでどうしようと悩んだ方はぜひこの一冊読んでみられるといいんじゃないでしょうか。
もっと数多くのねいろんな事例が書かれていました。
いやー非常に励まされる一冊でございました。
さあ明日もワクワクと皆さん元気にいきましょう。
それではまた明日。