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はい、バーニング公演のアウトプット読書術、本日の一冊は
勉強の価値、こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は森博嗣さん。1957年愛知県生まれ、
国立N大学工学部建築学科で研究する傍ら、96年に全てがFになる、で第1回メフィスト賞を受賞し
作家デビューされた工学博士であり作家さんですね。
以前にも森博嗣さんのお金の減らし方っていう本をね紹介させていただいたことがあるんですよ。
この読書アウトプットをね続けていくにしたがって、この方、作家さん前にも見たなっていうのが増えてくる、そんな喜びをちょっと最近感じております。
勉強の価値、みなさん勉強は好きですか?
永遠のテーマですよね。これねお子さんがいらっしゃる家庭だったらなんで勉強せなあかんの?
この質問絶対通る道なんじゃないんかなって思うんですよね。うちはまだね、小1ですからそれ言われたことないですけど、
楽しいよって勉強は楽しむもんだよって言ったって、はいそれ伝わらないですよ。
なんでか大人が勉強を楽しそうにしてないから、勉強してますか大人の皆さん家でね、やれやれ勉強せって言うのにもかかわらず、大人たちが勉強してる姿見たことないや、ずっとテレビ見てるかスマホ触ってるやんじゃないんですか。
そうなんですよ。子供たちが勉強しないのはね、大人が勉強は楽しいんだよとか勉強しなさいよっていう偽善を見透かしてるからなんです。
まずはそこはごまかすな、認識しろ。自分たちだって勉強楽しいと思ってねえ。それを見透かされてるから子供に伝わらないんだよっていうことを厳しくねおっしゃってるんですよね。
ただ結論、大人も子供も勉強した方がいい。なぜか森さん曰く、それは個人的な願望からです。
抽象的やな。どういうことでしょう。いやこれをね中で話をされてるんですよ。最後にもう一度帰ってきたいと思います。
この森さんね、良くも悪くもすごく考えが沢山されてるんですよね。自分なりの価値観をはっきりとお持ちだっていうところがまた面白い。
テーマを4つに分けてお話しさせていただきます。まず一つ目、学校は他者との付き合い方、社会性を学ぶ場であると言い切られてますね。
学校で何で学ぶのかっていうのもまた永遠のテーマですし、僕もこれからもこういった本を読んでいくとは思うんですけれども、集団で学ぶことのメリット・デメリットがあるんですよとおっしゃってます。
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まずメリットっていうのは、学校っていうのは多様性ですよ。いろんな考えの人がいっぱい集まってそこで授業というものを同じ授業を受けていくっていうことで他者の思考を想像することができるんですよ。
それは、何であの人は自分よりもできるのかなとか、この子は何度も同じ話をされているのにできないのかなって考える機会、これが大事なんですよ。それによって社会性というものが育つんですよ。
これを考えるきっかけを得られることがまず学校・集団生活のメリットですよね。
対してデメリットっていうもの、それも同じくなんですよ。同じく他者と比較してしまうこと。能力が高い人も低い人も平均的な授業しか受けられないっていうところがデメリットですよね。
当然理想としては高い能力を持つ子どもっていうのはもっとステップアップした授業を受けたいですよね。低い子っていうのも平均に追いつきたいけどちょっと先に行ってしまって追いつけないということが発生しちゃいますよね。
だから個々に合わせた授業ができないっていうのは逆に言うと集団のデメリットでもあります。
ただこれはやっぱりね、社会性を学ぶっていうことがやっぱりそこのメリットとして大きいからもうそういうふうに考えるべきでしょう。
一つ例を出されているんですよ。ここに大きいホールのケーキがあります。
ケーキを切り分けたときにそれを僕が食べる僕が食べるってこっちの大きい方を食べるっていう取り合うのは子どもだとしたら
どうぞどうぞ大きい方を食べてくださいって譲ることができるのが大人。これは何が違うかっていうと大人は譲ることによる利益を想像できるっていうことなんですって。
なるほどなとこれはもうある種その森さんが択感してるなっていうところに通ずるんですけども
人に対しての思いやりとか優しさとかも結局は自分の利益なんですよ。その優しくできていることによる自分を想像して喜ぶっていうことは結局ね
巡り巡って自分が気持ちいいからやるんだとこれを割り切って認識しましょう。そうであるべきなんですよ。むしろね。
それによって人も喜ぶ自分も嬉しいんだったらやりましょうっていうことを学ぶことができますよ。わかりますかね。そう結局はもう人のね行動原理はすべて自分が気持ちいいからやるんですよ。
だから人に優しくできることが気持ちいいと思えるように人間になれればいいですよねっていうふうにおっしゃってます。
さあ2つ目。わからない迷っているを長く継続させるのが勉強。
これシンプルに言いますよ。答えをすぐに求めるな。答えをすぐに教えるなってことですね。
先ほども言いましたが考える過程それが大事。発想力を育てよう。そのためには何時間何日考えたっていい。すぐに答えを求めるな。その考えている時間こそが有益。
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時間をかけよう。おっしゃってますよ。これはねなんとなく理解できるんじゃないでしょうか。
だからこれはある種学校の勉強っていうのはもうカリキュラムが決まっているから難しいんですが、そうでない
過程の部分であったりね疑問とかがあればすぐに調べて答え出すんじゃなくて、なんでなのかな。一緒に考えてみようっていうこの考える時間をたっぷり設けること。
これが勉強の本質なんです。おっしゃってます。発想力を育てましょう。
3つ目、いかなるものも勉強になる。この考え方も大事ですよね。
本、例えばここ例に出したとしてすごくためになったな、これいいこと書いてあったな、読みやすいなっていう本はもちろん有益ですよ。
それによって自分の行動を変えることができればさらに有益ですけど、対してね思わなかったなぁとかちょっと読み始めたけど、
これ読めんな、つまらんなって思っちゃう本もあるじゃないですか。
じゃあそれ学びにならなかったのかというと、そこで一つ発想の転換。
この著者はなぜこの本を世に出そうと思ったのか。これを書くことによってどういう意味があったのかなっていうことを想像してみる。
結局この考えるっていうことができたとしたら、それがまた一つ自分になかった発想を生み出すきっかけになる。だから学びですよね。
いかなるものも学びになるんですよということなんですよね。なるほど意味があるものにするかしないか、それはすべてあなた次第ですっていうことなんですよね。
さあ4つ目、何をしようかの選択ではなく、何ができるだろうと可能性をゼロから考えること。
これが大事ですっていうことなんですよね。もうちょっと深掘りしてお話しましょうか。
人はいつか死ぬんです。それまでに自分が持っている知識とか経験、それを持ってさあ何をしようかなって生きるのも楽しいかもしれない。
でも今の自分じゃ足りない。今の自分ならできないけどもちょっと工夫をすればできそうな気がすること。
その予感がすべての勉強のモチベーションになるんですよっていうことなんですね。
今の自分にはできないけどこんなことやってみたいな。じゃあそこに行くまでにはどんな知識を得てどんな経験を積めばいいのか。
これが勉強なんですよ。そして勉強やりたいことが先にあるから楽しくできるんですよ。
勉強って悪くないでしょ。この気づきは素晴らしいなって思いますね。
そう勉強何のためにあるのか。やりたいこと、楽しいこと、叶えたいこと、それを達成するための差を埋めるための楽しい勉強なんですよね。
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この通して一貫して言われていること。他者と比較をしない。自分の能力を磨くこと。これを突き詰めましょう。おっしゃってます。
最初に話されてました。勉強するのはなぜか個人的な願望から。
つまり最後にも言いましたけどもやりたいことがあるんですよ。今自分ができないことを叶えたいために埋める作業ですよね。
やりたい願望までのこのたどり着くための階段を登る作業が勉強。そして勉強を積み重ねたらそれがやれる。だから楽しいんですよ。
自分が好きにやれているっていうことはめちゃくちゃ幸せなことですよ。
人と比べるっていう楽しさを持つ人もいる。それもそれでいいでしょう。勝負に勝つ。これが幸せだっていう人もいれば、
自分が好きにやれるようなことをやりたいことが言われている。だから幸せなんだって思うことも同列。
人は幸せになるために生きているんです。そのために勉強を楽しんだ方がいいじゃない。そんなことを述べられております。
こんな一冊、勉強の価値。僕の中では勉強を楽しむことの意味が見出せた素晴らしき一冊でした。
さあ明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。それではまた明日。