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2024-03-08 17:51

#05 バンジーの歴史について

【今回の内容】 第5回目はバンジーの歴史についてです。 バンジーの歴史とは?/ナゴールという伝統文化/イギリスのオックスフォード大学の学生が真似した/それを見たニュージランド人AJハケットが真似した/バンドワゴン効果といえる

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バンジー中毒、一度は空を飛んでみたいあなたへ。この番組では、一度は空を飛んでみないとひっそりと思っているあなたへ、なかなか知らないバンジージャンプの世界について語っていきながら、怖いけどそれでも楽しいバンジージャンプのありのままの姿をリスナーの皆さんにご紹介していきます。
こんにちは。パーソナリティを務めます株式会社ロジリシティ代表の野村哲也と申します。
どこでもバンジーVRというアトラクションを作っていたり、マツコの知らない世界でバンジージャンプをプレゼンテーションさせていただいたりしています。よろしくお願いします。
同じくパーソナリティを務めます野村さんと20年来の友人の松村です。本日5回目の放送になります。よろしくお願いします。
では本日の早速トークテーマに移っていきたいと思うんですけども、トークテーマはバンジージャンプの歴史についてです。
バンジージャンプの歴史というところで、1回目から4回目でだいたい今どういうバンジージャンプスポットがあるのかとか、どういうスタイルがあるのかとかジャンル分けとかっていうのをしてきたんですけど、
今回ちょっと昔にちょっと戻っていつから始まったのかみたいなところをちょっと解説してもらおうかなと思ってます。
はい、もちろんです。バンジージャンプって、よくアフリカの原住民がやってたんでしょうとかってよくおっしゃると思うんですよ、多くの人。
微妙にちょっと違ってて、アフリカではなくてバヌナツ共和国っていういわゆるエリアで言うとオセアニア地域やね。
オーストラリアとかニュージーランドとかソロモン諸島、パプアニューギアとか。
そうそう、そのあたり。
ニューカレドラニアとかね。
近い近い。
あたりに島国でバヌナツ共和国っていうのがあって、その中にペンテコスト島っていうまたこれまた離島があるんですよ。
そこの離島で行われているナゴールっていう名前の儀式の中でこの村で大人だと認められたい男はヤグラを作ってランドダイビングするっていうのが
その成人の通過儀礼として行われてたりする。
なるほどなるほど。
それもね細かくめちゃくちゃ説明していくと細部に話は入り乱れてくんねんけども。
まずナゴールっていうのがその村の4月から6月ぐらいいわゆる雨季、日本で言うと梅雨の時期に入る前に行われる儀式になってて。
今年も豊作になりますようにっていう風に祈るための儀式やねんけど。
その儀式の通過儀礼としてランドダイビングが行われるっていう感じになってるんだよね。
確かね、ヤムイモだったかな。
木とかでヤグラが作られて。
しかもヤムイモのツルを自分で選定して選んで。
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でヤグラと自分の足に巻き付けて。
で飛び込んだ後、おでこを地面にくっつけないといけないっていう。
そういう儀式やね。
芋のツルを足に巻いて、それで飛び込んだら、地面にギリギリつくかつかないかぐらいで止まってくれるの?
まず自分で足にくっつけるツルを選ばないといけないから。
選んだやつが長かったら顔面激突するやん。
短すぎたら短すぎたで空中でビョイーンってなってヤグラに体打ちつけちゃうから。
本当にちょうどいい長さを自分で選ばないといけない。
なんでそんなルールにしたの?
その選ぶところは誰かやってくれよって思って。
自分でやるねんて。
マジで?
すごくヤグラの下は坂道みたいに斜めになってんねんけど、そのヤグラのすぐ足元飛び込むところは土をめちゃくちゃ掘って、ある程度クッションみたいになってる感じやねんけど、
そこのクッションみたいにしたところにちゃんと体飛び込ませないといけないっていうことらしい。
長すぎても命の危険だし短すぎても命の危険だから、
要するにこの村で大人と認められるためには勇気と知恵が必要だっていう意味なんじゃないかなっていうふうに思ってんねんけども。
知恵というかほぼ運みたいな感じやけど。長さそんなに。
いや絶対運ではないやろ。
大体じゃあ知恵があったらこれぐらいの長さの芋の鶴みたいなんで、飛んだらこれぐらいいけるみたいな。
飛ぶ前とか先輩とかに聞いてそうやけどね。
どうだったんすかみたいな。去年。
いやーこういう長さ選んでちょっと額にできた傷はこれだよみたいな。
マジあるやろうねそれ。
長すぎたよみたいな。
その儀式というかその通過儀礼が行われるようになった経緯っていうのも諸説あるねんけど、あんまりなんかしっくりこないエピソードがあって。
バナナーツ共和国のペンテコスト島ではその昔夫婦が暮らしててね、夫婦の奥さんの方が夫にDVを受けてたんやって。
である時奥さんが夫のDVから逃げ出して、家から出て島の中を逃げてたと。
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でそれを夫は怒り狂って追っかけてたと。
である時にその奥さんは木の上によじ登って、で夫も怒り狂ってそれを追いかけてきて。
で奥さんが先に逃げるために飛び降りると。
で夫は我を失ってそれを追いかけて飛び込んでいく。
っていう時に奥さんの方は実は足に木の蔓を巻き付けてて地面に撃沈せず、夫のDVの暴力から逃れることができたけども、
夫は怒りで我を失ってたからそんなこと知らず、奥さんを追いかけて飛び込んでそのまま地面に撃沈して死んでしまったっていう。
そういう伝承?
まあ神話というか。
神話ではない。全然神様ちゃうから。
まあけど昔話とか、昔の子供におじいさんからその村に伝わっている古い話みたいな感じかな。
昔話やね。
でそれが展示で成人としての通過儀礼になっているらしい。
でその昔話の名残かどうか知らんけども、これね僕ね現地見に行かないといけないなって毎年思ってんねんけど。
バナース共和国?ほんまに行くんねん。
いやほんまにほんまに。
遠すぎやろ。
飛び込む時に男たちは奥さんに対しての不平不満とかを言いながら飛び込んでいくっていう、そんな様子も見られるらしい。
まあねそれは別に男としての通過儀礼なのに奥さんの愚痴飛んでいくって変わっては。
男らしくないよね。
なんかあそこに物置いたらいちいち文句言ってくんねんみたいな。
細かいやつとか。
普通は揃えて玄関に並べとけって言うけど、俺はそんなしたくないんじゃーとか言って。
学校以降の未成年の少年から。
細かいやつとかだったらさらにね、そこまで飛んででも話す話かみたいなね。
一応ね、日本からだったらトランジットで確か片道20時間ぐらいで行けたはずでさ、今年か来年には行ってきたいと思ってます。
というか今年年明けに立てた目標ではその儀式を見てくるっていう風に決めてて。
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マジでか。
うんマジで。
えー。
やばいそろそろ準備しないとやな。
見れたらいいんかな。
ちょっとなんかそういう伝統的なやつだけだと、そういうのやってきましたって言えるけど思わないと思うけどな。
いやなんか極論ね、やっぱこのバンジージャンプを世の中に広げることを、バンジージャンプの面白さを伝える身として、
ランドダイビングはやんなきゃいけないなと思ってるんだよね。
なるほど、自分にそう貸してる感じなんだよね。
バンジージャンプに精通するためにバナナーツ共和国行きましたみたいな。
飛んできました。
はいはいはいはい。本物感を出るよね。
本物感出したくてちゃうねんけどね。
こいつは本物やなと。バナナーツ飛んでるなみたいな。
普通になんかマジで怖いんやろうなっていうのが想像から、ちょっと本当に興味はあるよ。
それ観光客が飛べるんかな?
これね観光客来てるらしいよ、毎年。
へー、そうなんよ。
世界中からその時期を狙って。
世界中から来てるかどうかは見てくるわ。
そのナゴールっていう儀式にそれをまた別の人が見たのかな?
そうだね、そのあたりで言うと
ナゴールが生まれたのはもうかなり昔。ざっくりと言うとかなり昔なんだけど
そっからね、イギリスのオックスフォード大学に
今はないねんけど、エクストリームスポーツクラブっていう部活みたいなサークルみたいなのがあって
すごくねアバンティアルドなことをいっぱいしていくっていう
そういうサークルで有名だったらしいねんけど
そこのサークルに所属している学生さんが
1979年、イギリスのかなり古い吊り橋
世界最古の吊り橋だったかな
クリフトン吊り橋っていう石造りの橋があって
そこからいわゆるバンジージャンプ的なことをしたのよ
ゴムを体に巻きつけて飛ぶっていうことをやって
これが結構一世を風靡したんだって
それが近代バンジージャンプの登場っていうふうに言われてる
その学生はさっきのマヌアツ共和国のナゴールを知ってた?
知ってた
それをなんでやろうと思ったのかな?
エクストリームスポーツクラブだから
同じことをやったらいいんじゃないかみたいな
エクストリームスポーツクラブは本当によくわからないことをいっぱいやってて
例えばスキー場のゲレンデにチャブ台を置いて
チャブ台をみんなで囲みながら滑っていくみたいなことをやったりとか
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何やってんねんって話
スポーツなんだなそれ
スポーツとアートみたいなことを意識してたらしい
アートでもない気もするけど
真似してやったっていうことで
それは別に大学生がアホなことやってるねみたいな感じで終わるんじゃないの?
今って商業としてバンジージャンプは世の中全世界に広がってるじゃないですか
それをやった人はまたイギリスのオックスフォードの学生に触発されて立ち上げたの
ニュージーランド人でA.J.ハケットさんっていう人がいて
この人がイギリスのオックスフォードの学生おもろいことやってるなっていうことで
ニュージーランドのオークランドで
実際にどんなゴムを使ったらそんな風にできるんだろうとか
試行錯誤しながらパラシュートのハーネスとか使って
実際にテスト的に飛んでいくっていうことをやって
結果的に彼が1988年頃から
誰でもお金を払えば体験できるよっていう商業バンジージャンプを確立した
バンナーツ共和国であるっていうのを見たオックスフォード大学イギリスの学生が
イギリスの橋で真似をして
真似をしたやつを見たのがハケットさんで
それで実際商業的にできるんじゃないかみたいな
ハケットさんもエクストリーム系はやりたかったのかな
ハケットさんは自伝の本も書かれてるんだけど
おっしゃる通り冒険的なことがすごい好きな人
確かゴムとか工学系に精通した友達とかがいて
最初はもう遊びのノリでやってた
なるほどね
商業化されてその人がハケットさんのやつをやったら
みんなちょっと話題になって
ニュージーランドが一番初めに商業バンジーができた
その通りです
大学の授業で習ったのを思い出して今の話を聞いてて
バンドワゴン効果っていうのがあって
映像を見ささられて海外のロックフェスみたいな感じで
一人変な男の人が裸で踊ってると
裸で踊ってて初めはあの人何して踊ってるのみたいな感じになって
チラッと見てたら2,3人そのノリに合わせて踊ってくる人がいて
その2,3人がまた5人とか10人くらいの場になって
どんどん最後は最終的には全員踊りはだしたみたいな
そういうのが映像を見せられたけど
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見たことある僕もムーブメントの作り方とかっていう風な
そうそうそうそう
見せられたことあるわ
なんかそれを思い出したっていう感じかな
一番初めは土地狂ったやつだみたいな感じで見られて
それがいわゆるイノベーターみたいな感じ
それに対してリアクションしてみようみたいな
アーリーアダプターみたいなのができて
徐々に広まっていったみたいな話とか
ラグビーは1823年にイギリスのウェブ・エリス少年っていう人がいたのよ
その子がイギリスでサッカーやってたんだけど
いきなり試合中にボールに手を持って走り始めたのがラグビーの発祥として
広く知られてる
諸説あるらしいけど
知らんルールを勝手に作って
やり始めたけどそれ面白いやんみたいな感じ
バリ受けるわみたいな
ハラハラよじれるみたいな
あいつ手に持って走ってった
走り出したみたいな
取りに行けーみたいな感じになって
うおーみたいな捕まえるけどパスされたみたいな
あいつものどかって手に持って走ってる
そういうのも近いっていうか
一番初めにわけわからんことをやり始めた人がいたけど
それに便乗してどんどん盛り上がっていったみたいなところにつながるかなと思った
ということで今回はバンジージャンプの歴史を語っていただきました
バヌアツ教学部のナゴールというところであった伝統文化が発祥で
そこの行動に触学された学生さんがやって
その後にまたハケットさんっていう方が実際商業機を開発されて
商業施設ができたのが1988年ということで
我々よりもちょっと年下
34,35歳くらい人間で言うと
結構だからねこれから伸びしろまだありますよという
ありがとうございます
ということで今回はバンジージャンプの歴史についてお話を伺いました
ここまでお聞きいただきありがとうございました
番組への感想はハッシュタグバンジー中毒
バンジーはカタカナ中毒は漢字でXに投稿してもらえると嬉しいです
質問や要望も大歓迎です
それでは次回もよろしくお願いします
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