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ぼやきアーカイブ Log No.15 Wake Up, Samurai 再生開始。
はい、じゃあちょっとね、ここからはネタバレありで、いろいろ言ってこうかなってとこですかね。
サイバーパンク2077のお話を続けようかと思いますが、若干物語の大筋というか荒筋を振り返りましょうか。
もうだからね、皆さんエンディングまで見たという前提でお話ししちゃいますよ。
サイバーパンク2077、Bという主人公が、はっきり言ってしまえば、ある出来事、事故、事故と言っていいのかな。
わかんないんですけど、そこで相棒だった仲間を失い、そして新しい相棒というのかな。
ジョニー・シルバーハンドという存在に出会うというところから、そこがメインストーリー開始ってことですよね。
そのBとジョニーが出会って、ジョニーはすでに個人なわけですよね、実際はね。
もう何年も前に亡くなった存在。
それが記憶プラス人格というのかな。
それがチップを通してBの中に入ってきたことになって、脳内で同居するみたいな感じになるわけですよね。
さらにそのせいでBが長く生きられないという状況になってしまうと。
このままだとBも、当然ジョニーも死んでしまうわけだから、何とか生き延びる方法を探すというのが
タイバーパンク2077のメインストーリーだったかなと思います。
これね、エンディング見た人ならみんな思うと思うんですけど、結論としてはBは助からないんですよね。
基本的にどのエンディングも助からないというか、同じではいられないという結末にはなる感じですね。
元には戻らない。
その辺がね、いろいろ思うところではあると思うんですよ、いろんな人が。
ハッピーエンドはないのかと。
その気持ちはわからなくもないんですが、俺としてはまあそうだよねっていう気はしちゃうのが正直なとこですね。
全部バッドエンドなわけじゃないですか。
いくつかサイバーパンクにはエンディングがありますけど、どれもがいわゆる幸せになるっていうエンディングはほぼないと言っていいのかな。
考えように、捉えようによってはあるかもしれない。
でも死亡宣告、余命宣告を受けてそれが撤回されるみたいなエンディングはほぼないっていう感じなんで。
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苦い話といえばそうなんですが。
ただ、これBだからっていうわけでもないんだけど、ナイトシティでああいう生き方をしてる人間はああいう終わり方をするんじゃないのかっていう意味で納得度は高いっていうのが俺の意見ですかね。
まともに天寿を全うできるわけないじゃんっていう、あんな世界でかつああいう生き方をしてるんだから、もうそれはしょうがないよねって思うわけですよ。
だってあんなけバンバンバン人殺して、人殺すわ盗むわみたいなことをして、
それがキャホーイって能天気にハッピーエンドどっかの豪邸で暮らしてそのまま余生を終えましたみたいな終わり方。
そういう映画とか物語がないとは言わないんですけど、そうはトンヤがおろさねえだろっていう話ですよね。
これ実際開発の方も確かどっかでインタビューかなんかで言ってたんじゃないかな。
この作品はノワールなので、単純なハッピーエンドはありえないっていう発言をされてたと思います。
ここで言うノワールっていうのは、映画好きの方なら言わずもがなって俺が改めて言うことでもないんだけど、いわゆるフィルムノワールっていうものですよね。
犯罪映画って言っていいのかな。
どんな映画かというと、いわゆる表社会というか普通に暮らしてた人物が何かのきっかけで裏社会、例えばギャングの世界だったりとかそういう裏社会に入っていって、
1回は成功はしたように見えるんだけど最終的には破滅して終わるみたいな、そういう映画のジャンルだったと思います。
俺の雑な理解ではそういう感じですね。
その方法論というかそのジャンルのルールに従えばこうなるよね、サイバーパンク2077もっていう納得度は高い。
言ってしまえば前半というかちょっと前に言ったサイバーパンクエッジランナーズ、アニメですよね。
アニメの方もあれももうはっきりとノワール、フィルムノワールでしたよね。
主人公がそれこそ運命の女性ルーシーに会って、そこから裏社会に入っていく。
そして最終的にアーネルっていう物語だったじゃないですか。
エッジランナーズも見た前提で話しちゃうんですけどね。
ああなっちゃうんで、もうあれもまさにそうだな。
そういう意味でもあのアニメはゲームのサイバーパンク2077を忠実にトレースというかしている感じがします。
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面白いなと思ったのはエッジランナーズの方は確かに主人公のデイビットが運命の女性ファムファタリって言いますかね。
ルーシーと出会って、デイビットが裏社会に入っていくっていう物語なんですけど、
これアニメ見てくれた方ならちょっと分かるというかみたいなこと思うかもしれないですけど、
ルーシーも変わるんですよね。
ルーシーもデイビットが運命の女性、女性じゃないけど運命の人物として出会うことによって人生が変わるっていう話なんですよ。
二重の意味ってわけじゃないけど、なんかそういう二重の構造になってるのはちょっと面白いなと思って。
面白くかつ切ないな。
変わったことによって我らはお互いがお互いのためを思って行動するんですよね。
エッジランナーズ、デイビットもルーシーもね。
それが致命的にすれ違ってるっていうのが、もうね、すげえ泣けるっていうか、
実はこれつい先日ちょっと見直したんですね、エッジランナーズ。
もうちょっと最終回ラストはね、もうちょっとね、大変なことになってますね。
アニメだと、デイビットとルーシーだけじゃなくてね、レベッカっていうすごい印象的なキャラクターもいるからね。
あれがまたね、ずるい、ずるいな、まったくね。
っていう感じですけど、これでね、もう一回アダムスマッシャーをぶちのめす理由ができたって感じですけど。
そんな感じで、エンディングについてはああなってしまうのはしょうがないなっていう感想が、俺としてはあります。
で、個々のエンディング、いろいろ思うことあるんですけど、
俺は一通りね、一応エンディングは見たと思います。
確か、エンディングが太陽エンド、星エンド、悪魔、雪星だったかな。
隠しエンディングとして、死神っていうのもあるらしいんですけど、
これは途中のルートが違うだけで、エンディングは最終的にどれかに落ち着くんだと思います。
死神の展開は俺はちょっとごめんなさい、見てないんで、分かんないんですけど、
一通り見ましたね、太陽と星と。
一番最初に見たエンディングは太陽でした。
どんなエンディングだったかっていうと、
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結局寿命というか、余命は変わらず近いうち死ぬだろうみたいな状況なんですけど、
死の直前まで俺はやりたいことをやって、生きてやるぜ的なね、
最後に大仕事をやって終わるみたいなエンディングだったのかなと思います。
ジョニーはだから、あれですね、いなくなっちゃって。
エンディングだったかな、最後にクリスタルパレスだっけ、
名前合ってる、クリスタルなんとかに乗り込むみたいなところで終わったやつですよね。
正直ね、俺これのエンディングはあんまりピンとこなかったんですよね。
だって唐突にクリスタルパレスに乗り込んで何かやるって言われても、
俺そんな話聞いてねえよって話じゃないですか。
あれがもうちょっと前から近々こういうでかい山があるみたいな仕込みみたいなのがあるんだったら、
最後にこれをやって終わるんだみたいな展開になれたかもしれないですけど、
いきなり今どういう状況?みたいな。
何かやるっぽい、仕事に行くっぽいみたいな感じで終わっちゃったんで、
正直うって思った覚えがありますね、当時。
あと、これ言っちゃうとしょうもないのかもしれないけど、
そもそもなんですけど、このBとかジョバンの相棒であるジャッキーとかが、
でかいことしてやるぜみたいなこと言うじゃないですか、メジャー行きだとかね。
あの考え方が俺は正直ピンとこないんで。
別にメジャー行かなくてもよくない?みたいな。
なりやがるみたいな、そういう欲が俺はあんまないんで、発想として。
だからああそうなんだっていうぐらいなんで、
だからやっぱり太陽エンドは正直ピンとこなかったっていうのもあります。
最後にでかい花火を打ち上げてみたいな感覚も俺はちょっとよくわかんないなっていう感じですよね。
で、その次に見たエンディングがね、悪魔でした。
悪魔エンド。
これはあれですよね、ざっと説明すると、
ほっといたら死んでしまうBが最終的に現況であるあらさかを頼る。
あらさかの中の味方になってくれそうな人物を頼るっていうね。
花子あらさかですからね。
花子あらさかと竹村を頼るっていう展開ですね。
で、レリックというBの頭に埋まってるチップのテキストには成功するけど、
ほぼ灰燼みたいな状況になってしまうっていうエンディングでしたね。
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感情もなんかおかしくなってるみたいなね、そんな感じがしましたけど。
これね、ひどい。
最初見たときもびっくりしたけどね。
なにこれ地獄か、これが地獄かって思いました。
いつも毎回同じ実験をさせられるっていう。
最悪だと思った。
最終的にはあらさかの医療施設みたいなのを出ていくみたいな終わり方でしたね。
最初にこの悪魔エンドを見たとき、竹村じゃなかったんですよ。
病室に最後の最後でお見舞いじゃないけどなんか来てくれる人物が竹村なんですけど、
竹村がメインストーリーのどっかで死んじゃってると、竹村じゃないんですよね。
なんかヘルマン博士だったかな。
レリックの設計した、あの人が来ましたね、だから。
俺のときね。
お前が来るのかよ、お前別に親しくもなんもなかったろみたいな感じで。
でも一応状況というか事態を説明するには博士ぐらいしかいなかったんでしょ。
ただそのヘルマン博士の場合、ヘルマン博士バージョンの悪魔エンディングだとトロフィーもらえないんですよね。
それがねちょっと若干なんともいかないんですけど。
ひどいエンディングですけど、仕方ない。仕方ないのかこれはっていう感じもしましたね。
これもね、竹村バージョンの悪魔エンディングを見た覚えがありますね、ちゃんと。
もうしょうがない、やり直すよって言って。
そんな感じでしたね。
まあこれはね、悪魔エンド。
仕方ない。仕方ないのかこれはっていう感じもしましたね。
これ見てちょっと思い出したのは、タクティクスオーガっていうゲームが。
前、ユニコーンオーバーロードの時になんかちらっと言ったかな。
シミュレーションRPGがありますけど、タクティクスオーガも一応ルート分岐があるんですよね。
ロー、カオス、ニュートラルだったかな。ルート分岐があって。
それのニュートラルエンド。
エンドっていうかね、ニュートラルエンドはね、俺見たことないんですよ。見たことないんだけど。
なんかね、一番個人的にはえぐい展開になる。きつい展開になると思ってるんですよね。
それを思い出しました、なんとなく。
というのは、タクティクスオーガのニュートラルエンドって。
これがね、メガテンのニュートラルだったらまたちょっと印象は違うんですけど。
タクティクスオーガでのニュートラルって結局優柔不断みたいな価値観というか、そういう判定というかな。
優柔不断、決めるときに決められない場合、事態はどんどん悪くなっていくよみたいな
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安易を感じるシナリオなんですよ。タクティクスオーガのニュートラルルートって。
メガテンのニュートラルはもう明らかに違うじゃないですか。
中道を行くっていうね。神でも悪魔でもない中道を行くみたいなのがメガテンのニュートラルですけど
タクティクスオーガのニュートラルはまあそういう感じなんですよ。
悪い意味でどっちつかずなのは、それはいいのかい?大丈夫なのかい?
っていう問いかけを含んだルートっていう印象があるんですよね。
なんか仲間の一人がゾンビになって出てきちゃったりとか嫌な展開が多いんですけど。
それを思い出しましたね。悪魔エンド。
最初、荒坂に対していろいろやろうとしていたのにもかかわらず
最終的に荒坂の手に委ねるっていう選択をしたわけじゃないですか。
ジョニーに言わせればお前はコウポーのことを何もわかってない。
価値観を変えたというか判断を変えたみたいな印象がある選択肢なので
そういう連想をしましたね。実際には違うかもしれないですけどね。
プレイヤーによっては完全に前向きな判断として。
だってレリックをね、そもそもの原曲を作ったのは荒坂なんだから
荒坂の中に頼れる味方となる人物がいるんだったら
それを頼るのが道理じゃないか。一番確率が高いんじゃないかって判断もあると思います。
だから必ずしもタクシーストーカーのニュートラルルートの印象と同じ感じには
人によっては受け取らないかもしれないけど
これは近いものを感じたっていう意味ですね。
これもね、きつかったな。
きついエンディングでしたね。ヘビーなエンディングでしたね。
次のエンディング、節制エンディングですね。節制エンディングを見ました。
これもどんなエンディングだったかというと
B、真胴体の状態になってるわけじゃないですか。Bとジョニーがね。
最終的にBが死んで、ジョニーがその体を使う。
Bがジョニーに体を渡すっていう選択肢のエンディングですね。
なのでジョニーがBの体を使って残りの人生を歩んでいくと。
そういう展開です。
これがね、なかなかショッキングではありつつも
これエンディング見た人なら思うんじゃないかなと思うんですけど
穏やかですよね、これ。
さっきの悪魔エンドは終始不穏でね、地獄みたいな。
ヘドが出るみたいなシーンばっかりでしたけど
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節制エンドだと、ジョニーが何をしているか。
Bの体を使って。
パシフィカのどこかで暮らしてましたよね。
近所に住んでる子供にギターを買ってあげて
こうやって弾くんだみたいなことを教えてあげたりとか。
最終的にはバスに乗ってナイトシティを離れるみたいな。
すげー穏やかで静かで落ち着いたトーンのエンディングになってるんですよね。
最終的にナイトシティを離れる前に墓参りに行ってたか。
これ結構好きなんですよ、俺としては。
ジョニーが要するに第二の人生を得たわけじゃないですか。
Bの体とはいえ。
だからまたパッキンコーポみたいな。
あんな器用のクズ野郎どもは燃やしてやるみたいなことをするのかなって思ったりもしたんですけど
そうはなってないんですよね。
またでかい花火を打ち上げてやるぜみたいなことはしないんですよ。
どういう心境の変化なのかわからないんですけど
おそらくはBとの出会いによって何か変わったんでしょうね、彼自身。
Bもジョニーと出会うことによって何か変わったんだと思いますけど
変わったからこそ体を上げたのかもしれないですね。
その辺は実際のところはプレイヤーの解釈次第なのかなと思いますが
これはちょっと趣深い印象的なエンディングでしたね。
俺結構好きなんですよね。
自分が望んだ、ジョニー自身が望んだ人生ではないのかもしれないけれど
Bと出会う、ある意味自己的に出会うことによって
こういうもう一回チャンスを、生きるチャンスを得られて
そこで同じことをまたやるんじゃなくて
違う方法で何かする、構成に何かを残すみたいなことをしていくのかもしれない。
それは以前のジョニーだったらテレビスト的なことをするのかもしれなかったけど
今のジョニーはそういう手段は取らずに何か違う方法を取るのかもしれない。
もしくは何もしないでただ穏やかに過ごしていくのかもしれない。
ちょっとわからないですけど、これにはね。
あれは良かったですね。良かったです。思いのほか良かったです。あのエンディング。
悲しいけど。
今だいたい結構言っちゃったけど、見てない人はぜひこの節制エンド見てみてほしいですね。
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さて本編の本来あったエンディングとしては
太陽、星、悪魔、節制で4つ大きく分けて4つのエンディングだったんですけど
先日DLC、カリスマの自由、ファントムリバティが追加になった後に
本編にもエンディングが追加になりました。
はい。TOWというエンディングですね。
これ全部序章メソッドですね。タロットカードの名前になってるんですけど
このTOWエンドがですね、ある意味悪魔エンド並みにヘビーではあったけど
すごい未来も感じる、何とも言えないエンディングになって強烈な印象がありました。
だからこれね、TOWエンドぜひ見てほしいんですよね。
なんならここでこれの再生止めてもらっていいんで。
見てから続きを聞いてほしいっていうぐらいいいエンディングでした。
まあ人によっては最悪って思うかもしれないけど。
これはどんなエンディングかというと、DLCで起きた出来事によって
アラサカではない、ざっくり言ってしまえばミリテック系、ミリテックというかアメリカかな。
新アメリカが中国かな。に頼ることになるんですね。
アラサカではなくて要するにアメリカの力で頭に埋め込まれたチップを取り除くという選択肢が生まれることになります。
DLCのあるルートをクリアすることによってこの選択肢が出てくるってことですね。
その結果、リリック、頭に埋め込まれたチップの摘出には成功します。
そしてジョニーもいなくなります。
なんですが、リリックは全てを失います。
全てと言ってもなんなんだって話なんですけど、
友人、知人ほぼ全てを失うって言っていいのかな。
だからチップ摘出後に何年か渾水状態になっていたららしいですね、Bはね。
その間にみんな疎遠になってしまったってことですね、はっきり言ってしまうと。
友人、知人は。
プラス、チップを取り除いた結果、日常生活はほぼ問題ないかもしれないが、
インプラントとかそういったものはもう使えないと。
使えない体になってしまう。
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だから以前みたいに大暴れみたいなことはできないってことですね。
だから傭兵家業というか、エッジランナーとしてサイバーパンクとして活動することはもうできないっていう状態になると。
ある意味、生きてはいるけど全てを失った。
これまで持っていた能力とか。
全てを失った状態でナイトシティに帰ってくるっていうエンディングなんですよ。
これが本編中でいろんな人と知り合うわけじゃないですか。
それこそジュディとかパナムとか他のいろんな、ケリーとかに出会うんですけど、
彼らに電話してもね、「ビー、生きてたのか。」みたいな。
みんなそれぞれの生活があって、
今お前と会うって感じじゃないよねみたいな。
なんかそういう感じ。
あれきつい。きついなあれ。
本当に本当にきつい。
多くの人がそっけない態度をとるんですよね。
それがね、本当に生々しくて、
もうやめてくれ、やめてくれっていう感じ。
特にパナム。パナムは何があったんだろうっていう。
パナムに関しては電話しても出てくれないんですよね。パナム・パーマーっていうね。
男性Bだと恋人にもなれたりするキャラクターなんですけど、
パナム何があったんだろう。
なんかね、ネット上のなんかだと一説には、
もう死んでるんじゃないかっていう説っていうか話をする人もいましたけど、
たぶん俺としてはねパナムは生きてるんだと思うんですけど、
たぶんBの名前を出すとおそらくもう情緒不安定になって怒り狂うとか、
なんかそういう状況なんじゃないかなって思いますね。
おそらくね。
パナムね。パナムとはちょっと最後に会話したかった気もするけど。
そんな状態になって、友人知人がほぼいなくなった、ゼロになった状態で、
Bはナイトシティに帰るわけです。
で帰って、ビッグに会うんですよね。ビッグに会いに行くんですよね。
そう、ビッグだけは連絡がついたんですよ。
ビッグってリパワードクですよね。
リパワードクに会いに行って、でもビッグも昔のままではいられない。
要するにもうずいぶん時間経っちゃってるんで。
ビッグはそれまで個人でリパワードクを経営というか、
職業として仕事としてやったんだけど、
企業の参加に入って、企業のお抱えリパワードクみたいになってるんですよね。
そのせいか、企業絡みの依頼を受けるみたいな感じになってて、
以前より自由にいろんなことができるわけじゃないみたいな。
会社員みたいな感じになっちゃったんですよね。
生き苦しい状況で仕事をしてるっていうのを垣間見えるんですよ。
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プレイヤーとしてはね、ビッグとしてはね。
ビッグも大変なんだなみたいな感じで。
あれも切ないんですけどね。
でも生きていくためには変わらざるを得ないみたいな状況がありますよね。
昔ほどビッグはゲームの序盤では付けでキロ死を埋めてくれたりしてくれたんだけど、
そういうこともできないんでしょう。
なおかつBはインプラントとか使えない体の中だから、
助けてやろうにも今までのような助け方はできないみたいな感じになっちゃって。
そんな失意のBがビッグのもとから出てくるわけですよ。
じゃあまだ元気でやれよみたいな感じで。
建物を出てくるとそこでゴロツキに絡まれるんですよね。
昔だったらそんなゴロツキなんか負けやしないんだけど、
ただの非力な一般人になっちゃってるんで、ボコボコにされるわけですよBはね。
地面がバーンって殴られて転がってたところを通りすがりの人に助けられる。
その通りすがりの人物っていうのがここが最高でしたね。
不良に絡まれて乗されてぶっ倒れてたBを助けたのはミスティなんですよね。
ジャッキーのスピリチュアルな彼女ですよ。
このミスティ最高だった。
ここで泣きそうになったんですよね。
ミスティがどんな状況だったかっていうと、
ジャッキーのジャケットを着てるんですよね。
それで泣きそうになったけど。
ずいぶん雰囲気変わっちゃってるんですよ。
もちろんスピリチュアルな趣味が変わったわけではないんでしょうけど、
今までBとかそれこそジャッキーとかが生きていたような生き方、
それとは違う生き方もあるんだよっていうのをまさに体現している存在として出てくるんですよね。
だから、こちらの世界へようこそみたいなことを言うんですよね。
あれは別に嫌味でもなんでもなくて、本当に心の底からそう思ってるんだと思うんですよ、彼女がね。
だから悲観することなんてないっていう意味でそういうセリフを言ってるんだと思います。
Bにしてみたら、今までいた強い力を持った生き方ではない、
こっちの世界に来てしまったことはもう人生の終わりだみたいな感じで思ってるんだと思うんですよ、B自身はね。
でも終わりじゃないんだって。
レイヤーが変わっただけなんだ、線路が変わっただけなんだって。
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で、ミスティは、もちろんジャッキーが死んでしまったときはすごい暗い顔をしてたけど、
もうそのときのミスティの顔ってすごい晴れ晴れとしてるっていうか、
あれが本当にこの人いいなって思った瞬間ですね、この人ってミスティね。
Bはね、そんなの受け入れられないと思うんですよ。
いやでももう俺の人生は終わったと思って、それで生きていくのかもしれない、あの後。
だけどミスティはミスティで、要するにナイトシティを出る決意をしてたんだかな、あのときは。
だから生き方はあるんだっていうか、
俺がね、多分若い頃だったらこうは思わなかったのかもしれないけど、
まあそれなりに年を取った身として、
昔はいろんなあれこれやりたいこととか、夢とか、
いろんなことがあって、
でもそれらすべてが手に入るとか、そんなことは思ってないわけですよ。
どうしても諦めちゃい、諦めないといけないと思うんですよ。
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
思ってないわけですよ。
どうしても諦めなきゃいけないものっていうのは出てくるわけです。
で、なりたかった職業とかやりたいことっていうのもあったけど、もう今となっては無理だなって思うところもあるわけです。
だったとしても、そこでじゃあもうダメだってなるかって話ですよね。
そうじゃないだろうっていう。
夢とか目的っていうのは、1個のそれを追いかけるのもいいけど、
それが変わることっていうのも別に普通にあることなんだし、それでいいんだと思うんですよ。
新しい夢を、別の夢を、別の目的を持って生きることは、別に恥ずかしいことじゃない、普通のことです。
っていう提示、そういうエンディングに思えるんですよね、このエンディング。
あの、すごく前向きでキラキラしたミスティを見せつけられて、俺はそう思いましたよ。
だからあの当エンディングがすごい嫌だって思う人もいるでしょ。
みんな冷たいとか。
あれだけ俺が助けてやったのにみんな冷たい。
なんでそっけないんだって思うかもしれないけれど、
でもそこからでも何かあるわけです。
未来がないわけじゃないっていう話。
これはね、やっぱ年取ったせいなのかな。
俺これの方がすげえぶん殴られるぐらいの衝撃だったんですよね。
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こんなのぶち込んでくんの、サイバーパンク2077って。
いやーすげえな。
まあ分かんないですけどね。
開発者としてはどういう意図であのエンディングを仕込んだのか分からないけれど、
これは良かったね。本当に良かった。
本当にミスティが最高だった、このエンディング。
それまではぶっちゃけミスティって正直影の薄いキャラクターでしたよ。
だってもうほとんど絡まないじゃないですか、本編で。
ジャッキーが死んじゃっていこう、あの葬式イベントぐらいじゃないですか。
イベントで別れてね、マンマウェールズに冷たくされて、
ちょっとそれは良くないんじゃないの?
食事ぐらい誘ってあげていいんじゃないの?みたいなことを言ったぐらい。
それぐらいで、それ以降はミスティの存在ってほぼ忘れてたんだけど。
最後の最後であんな退役ですよ。
これは良かったね。
なので、言っちゃいましたけどほとんど。
当エンディングはね、是非見ていただきたい。
あの後ね、Bがどうなったのかはもう分かんないですけどね、本当に。
本当に生きてる死体みたいな顔をしたまま、
ナイトシティの街並みに消えていくみたいなところで終わりましたね、確かにね。
そう、だから俺みたいに若干ポジティブな受け取り方を少なくともBはしてないんだと思うんだけど。
だから意気揚々はあると思うんですよ、あんな状態のBでも。
アフターライフにはもう入れなかったとしてもね。
そんなとこですかね。
ぶっちゃけね、この話が一番したかったのかなって思いました。
この当エンディングについて。
これを話すために長々とサイオンパンクに出るなどにいろんな話をしてたのかなって。
これは本当に衝撃的だった。
近年稀に見る。
いわゆる世界を救ってみんな平和になりました、エンドみたいな。
そういうのも嫌いじゃないですよ、俺は。
好きですけど、ここまで苦い現実というか。
かつ、俺には希望も見えたので。
そうだから言ってしまえば当エンドって悪魔エンドとあんま変わんないんですよね。
Bの状況としてはね。
一応生きてはいるけど、悪魔エンドの場合はあれは結局はあのまま行くと長くは持たないって話だったかな。
でも一応命はつながっていて、っていう状況は似てる。
ただ、この未来の予感というか、それを提示するという意味において当エンドはね。
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もう全く違った印象を受けたんで。
これはね、いいゲーム。
最後の最後でいいエンディング見せてくれたよと思いました。
ただこの当エンドを見るためにね。
DLCで選ばなきゃいけない選択肢の方がつれいって話ですよね。
そっちだよ、問題は。
そっちの方が俺はもうちょっと嫌だった。
これはね、あまり詳しく言うと。
ネタバレありで喋ってるから喋ってもいいんだけど。
それがネックではあるかな。
当エンディングを見るための条件としては。
そんな感じですかね。
長々と喋ってきましたか。
本当にすごいゲームだったなと思います。
サイパーパンク。
今ね、続編。物語として直接続くのかどうかは分からないですけど。
多分そういうものにはならないんじゃないかな。
でもこのサイバーパンクシリーズみたいなゲームは。
今、続編というか次作。
次の作品が開発中らしいので。
そっちをね、いつになるかね。
いつになるかね。
急にじいちゃんみたいな話くしになる。
楽しみに待っていようと思います。
でね。
いろいろ。
これ聞いてエンディングについてどう思った。
ああ思った。
お前何言ってんの。みたいな。
そういうのがあったら是非。
これ聞いてる方の感想も聞いてみたいななんて思ったりもしますね。
そんなとこでしょうかね。
一度に長く喋ると声が枯れてきちゃってるんだけど。
そんなとこにしましょうか。
じゃあこれでサイバーパンク2077については話を終わりたいと思います。
ご静聴ありがとうございました。
お疲れ様でした。
再生終了。次の更新をお待ちください。