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Level 113 N 危険度④ 空間信頼性安定、実体信頼性適体
Level 113 N とは、バックルームにおける113N番目の階層である。
概要
Level 113 N は、現実世界の日本における一般的な住宅街のような空間が無限に広がる階層である。
本階層には、昼夜の概念が存在せず、常に日中から夕刻程度の明るさを保っている。
一方で、気象には規則的なサイクルが存在していることが知られており、4時間程度の高天と1時間程度の雷雨を常に繰り返している。
高天時と雷雨時で安全性が大きく変化することが本階層の特徴であるため、探索の際にはその点に留意しておく必要がある。
高天時
高天時のレベル113Nにおいて、実態や身体的・精神的に悪影響をもたらす異常現象は確認されておらず、比較的安全に探索が可能であるとされる。
気温は30から35度。湿度は75から80%程度と非常に蒸し暑い。
階層内にあるこだての住居や集合住宅に類似した建築物の内部では、電気、ガス、無線ネットワーク等が利用可能であるほか、食料やアーモンドウォーター等の有用な物資を発見できることもある。
一方、現状では高天時に利用できる階層からの出口が確認されていないことには留意する必要がある。
レベル113Nでは、高天時にも時折遠雷の音が聞こえ、雷雨が近づくにつれてその頻度が多く、音が近く、大きくなっていく。
それと共に空が熱い雲に覆われていき、風量が増し、気温が急速に低下していく。
雷雨時、レベル113Nにおいて雨が降り始めると、瞬く間に雨量が増加して叩きつけるような大雨となり、落雷が頻繁に発生するようになる。
気温も15℃から20℃程度と大幅に低下する。
雷雨時、階層内のすべての建築物は停電状態となる。また、屋外・屋内ともに敵対的かつ危険な実態が出現するようになる。
実態。レベル113Nにおいては、以下2種類の実態の存在が確認されている。どちらの実態も雷雨時にのみ出現し、雨が止むのと同時に姿を消す。
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水たまり。屋外の主にアスファルト状に現れる、一見水たまりのように見える実態。ゆっくりと移動するほか、時間の経過とともに面積が拡大していく。
この実態に足を踏み入れると、体がそのまま地面に沈み込み、動けなくなるか、最悪の場合は息埋めとなってしまう。
そのため、雷雨時に探索を行う際は、足元には常に注意を払わなければならない。
風鈴。屋内に出現する宙に浮く風鈴の姿をした実態。常に放浪者の跡をつけるように移動する。
この実態が鳴らす音を聞くと、その度にわずかずつ体幹温度が低下していき、悪化すると低体温症に似た症状が現れる。
そのため、この実態が近くにいる場合は不必要に動かず、なるべく音を鳴らさないようにしなければならない。
入り口と出口。階層への入り方。
レベル4-2-Nで違和感を持つ水たまりに足を踏み入れると、レベル1-1-3-Nに到達する。
階層からの出方。
レベル1-1-3-Nで雷雨時に通常の水たまりに向かって外れ落ちると、レベル6-Nに到達する。
レベル1-1-3-Nで公園を見つけ、雷雨時にその敷地内に入ると、レベル8-0-Nに到達する。
画像が1枚。雷雨に移行する直前のレベル1-1-3-N内部の写真。
住宅街ですね。天気が若干悪い。曇ってきたかなーっていう感じです。
人は見えませんが、車が結構泣かず止まっている駐車場。
自販機、信号、電光掲示板等々見えますね。
お店っぽいところはそんなになさそうですね。もう本当に住宅街って感じで。コンビニなんかもなさそうです。
で、雷雨時。天気が良い時と天気が悪い時で状況が異なり、天気が悪い時は水たまり、あとは風鈴という敵対的な実態がいると。
ただ、階層からの出方、確立されている出方はどちらも雷雨時、天気が悪い時の状況なんですね。
風鈴はなんでなんだろうな。雷雨の時の水たまりはまだわかるけど。
風鈴雷鈴ってことかな。北風と太陽とかもありそうですね。わずかずつ体感温度が低下していき、でもそれだったら太陽要素がないので、暑い要素がないのでやっぱ風鈴雷鈴かなイメージ的には。
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という階層でした。ではまた次回お疲れ様で。