1. 音声広告実験隊
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2023-11-20 13:09

EP.25 Voicy社の取り組みから見る日本のデジタル音声領域の動きについて

「音声広告実験隊」は、音声広告に関わる様々な実験・検証を行い、音声広告の現在・未来について考えていく番組になります。聞き流しているだけでデジタル音声広告の現状や活用可能性をなんとなく把握できる、そんな番組を目指しています。毎週月曜更新。
デジタル音声広告に関わるご質問やご依頼、番組へのご意見・ご簡素についてお気軽にご連絡ください。

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【参考記事・リンク】
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サマリー

ボイスアーティストとポッドキャスト広告は、ブランドの認知度と好感度を高めやすく、社内での活用方法も注目されています。私たちは、社内でのポッドキャスト番組の可能性について話し合っています。ポッドキャストを活用することで、メンバーの理解を深めたり、採用活動に活かすことができるという意見が出されました。

00:01
音声広告実験隊、今回もロボットスタートの中の人1名と外の人1名でお送りします。
今回は第3週なので、リスナーからの質問会ですかね。
最近何か気になるご質問ってありましたか?
質問ではないんですけど、以前、いつか日本のデジタル音声領域についてまとめて報告したいって言ったのを聞いてくれて、
楽しみにしておりますってお声を伝えているので、ちゃんと今回そのニーズにお答えしなければなというふうにちょっと思ってました。
日本の動向については、前回も少しだけ触れましたよね。
前回は市場の状況っていう切り口を中心に触れたと思うんですけど、今回はサービス面の部分をお話しできればなというふうに考えております。
各企業がそれぞれに取り組みを進めているかと思うので、話を広げすぎると焦点がぼやけてしまいそうなのが怖いですね。
確かに技術面に強めを持つ会社ですとか、企画力が強い会社ですとか、特徴も違いますからね。
今回は一緒に絞って見ていきましょうか。
そこまで絞り込みますか。
そうなるとどこかいい企業はありますかね。
ボイシーサーティストの活動
前回、声の再建というお話をさせていただいたと思うんですけど、その一者となるボイシーさんというのはやっぱり頭に浮かんできますね。
確かに最近よくお名前をお聞きする気がします。
そのボイシーさんについてなんですけど、ベッドを運営するテキストメディアをやってますけど、
この中で今年だけで20本以上ボイシーさんに関する記事を作成してるんですね。
11月ってことは月2本くらい作成されてるっていうことですよね。
ということはそれだけネタがあるというか、多角的に活動されてるわけですね。
ボイシーさんは日本独自の音声プラットフォームということで、彼らの取り組みを理解するということは、
我々がやってるポッドキャストの活用可能性を把握することに繋がるんじゃないかなというふうに思うわけです。
そうお聞きすると興味が湧いてきますね。具体的にはどのような動きがありましたか?
まず触れたいのが、後陣向けのブランドソリューションの利用者数が250を突破したってことを今年の8月に発表されてます。
かなりの企業に利用されてるようですけど、ちなみにどのようなソリューションなんですか?
チャンネルのスポンサーであったり、タイアップとか、声のウンドメディアの限界の支援とかですね。
そういった複数の機能を提供されてるといったものを思うですね。
ポッドキャストにお深いると、純粋な広告ですとかホストリード?
ブランテッド・ポッドキャストの支援のようなイメージですね。
大枠そういうイメージかなと思います。
そのビジネス領域において、過去3年間で流通総額が3倍に成長されてるってことなので、着実に広がってるという感じですよね。
このプレスリリースですね。
スポンサーに関わる音声情報との接触回数が多いほど認知度と好意度が上がるっていうデータも発表されてますね。
僕2週4回以上聞かれる方ですと、好意度が5点満点中3.8点になると。
この点については、たぶんポッドキャスト広告でも類似する話で、
最近大田市から発表された資料を見ると、
ポッドキャスト番組のジャンルとか内容問わず、
リスナーの90%がブランドのメッセージに耳を傾けて、好意的な反応を示すっていうデータが発表されたんですね。
聞くことによって90%近い人の好意度が上がるか、少なくとも維持されるってイメージですね。
テレビとかですと変な話ですけど、たまたま好きじゃない芸能人が出てると、ちょっと好意度が下がるみたいなこともありますよね。
ポッドキャストはそういう懸念が少ないっていうことですか?
テレビについては、我々詳細のデータを把握できている立場ではないですけど、
少なくともポッドキャストの場合は、リスナーが番組の選択をして、
この人の話を聞きたいから聞いてくれてるっていう状態でしょうから、
テレビのような懸念は少なくなるんじゃないかなというふうに思いますね。
また、自分が好きで聞いてるポストを応援してくれるスポンサーには、少なくとも悪い印象は抱かないでしょうね。
ディープなカテゴリーの広告
でもポッドキャストですと、事件ですとか犯罪を扱う、いわゆるトゥルークライムのようなディープなカテゴリーもありますよね。
人気なんですよね、しかもね。
人気ですよね。
媒体がこうとなると、このディープな内容ってブランドセーフティーですとか、
ブランド維持の観点から懸念されるってお話もよくお聞きしますけど、
ポッドキャストはこのあたりも大丈夫ってことですか?
質問は鋭くなってきてるんですよね。
本当ですか?
例えばたまたまテレビを見ていて、想定せずに突然ディープな情報に接触してしまった場合って、
その直後に流れる広告主のブランドフォンというのがつながってしまうことは可能性としてはあるかと思うんですよね。
しかし音声コンテンツ、ポッドキャスト番組の場合は、自分からそれを選択して能動的に聞いてる状態なわけですよね。
そういった場合、やっぱりほとんどのケースにおいて前向けに捉えてもらえるっていうことなんですね。
確かにお化け屋敷に好んで入る人が、なんで怖がらせるんだとか怒らないでしょうし、むしろ怖がらせてくれてありがとうってなるような、そんなイメージですかね。
これが適切な事例かっていうね。
ちょっとさっき褒められたんで調子に乗りましたが。
お化け屋敷に入れ入らないっていうのは選択もできますし、入る人はお金を払って入るってことですからね。
データとしては、事件とか犯罪を扱うポッドキャストカテゴリーでも、先ほど90%の話をしましたけど、トゥルークライム領域だと85%のリスナーが好意度が上がる、もしくは維持するっていうデータになってるんですね。
以前、ポッドキャストはブランディング目的の出向比率が上がってるっていう話を伺いましたけど、これなんとなく背景が見えてきたような気がします。
この辺りは他の広告媒体とデータ比較ができると、よりイメージが湧きやすくなるかと思うので、今後取り上げていきたいなというふうに思ってます。
ここまでのお話を整理すると、ボイシーサーティストとかポッドキャスト広告は、ブランド既存する確率が低いっていうディフェンス面に優れていて、
それでオフィスとリスナーの関係が広告効果に反映されやすいっていう、ポジティブな印象を形成しやすいオフェンス面も追求できるっていう、そんなイメージですか?
はい、その通りかと思います。いいことづくめだってことですよね。
それだけ言うと、歌って踊れてしかもみたいな素晴らしさを感じますよね。
言うとちょっと危ない感じがするので話を戻しちゃうんですけど、
社内法としての音声活用
ボイシーさんの法人向けのソリューションの一つとして、社内法としての活用も注目されてるっていう話があるんですね。
これは紙の社内法を音声に置き換えるイメージですか?
はい。その意味合いももちろんあるかと思うんですけど、コロナ禍ってあったときに社内のコミュニケーションがちょっと減ってる部分はあったと思うんですけど、
その部分の課題を緩和するっていう意味合いもあるんじゃないかなというふうに思います。
確かに出社しなかったとしても、社内メンバーの理解ですか、雰囲気。組織の一員である感覚を持つことにつながりそうですよね。
私もごく稀になんですけど、この番組を聞いてくれてる方に会うことがあるんですよ。
そのときは即座に自分の自己紹介をしなくてもすごく前向きに受け入れてくれるので、これに近しい効果を期待できるんじゃないかなというふうに思いますね。
確かに私もリスナーだったとしたら、お会いしたらメイドカフェお好きなんですよねとか話しかけちゃうかもしれないですね。
その内容を分かっておき、そういったきっかけを音程で簡単に作れるとなると、使い方次第では大きな価値を生むことができるというふうに思いますね。
その中でも社内法っていうのはかなり相性の良い活用方法じゃないかなというふうに思います。
これ今ボイシーさんのお話だったと思いますけども、社内法って切り口はPodcastでもできますか?
どこまでデータ分析ができるかと細かい部分に違いは出てくるというふうに思うんですが、Podcastももちろん音声を配信するという意味では近しいことはできるでしょうし、実際に社内法として活用している企業もあります。
やっぱり外部の方に聞かれると嫌な場合もあるかと思いますので、Podcastで情報管理面の対策ってやっぱり難しいですかね?
何もしないですね。例えばApple Podcastでそのまま登録すれば誰もが見つけてしまうという意味ではオープンになってしまいますけど、取らせば社内メンバーにしかアクセスできないような環境構築ももちろんできるかと思いますね。
そうですか。そういう意味では一回作ってしまえば、後から入ってきたメンバーの方が組織文化をキャッチアップするときにも活躍するでしょうし、大体採用の段階で候補者に聞いてもらってミスマッチを減らすためにも使えそうですよね。
これめっちゃスルー通りですね。採用というところで、ピトカさんが最近デジタルマネージさんの新卒採用向けのPodcast番組を制作しましたよというプレスリリースを出されてましたね。
Podcastの採用活動への活用
まさに就職活動を行う学生というのは、職場の雰囲気だったり社分を知りたがっているという雰囲気があって、その課題解決として使えそうだよねと。
しかもPodcastリスナーは15歳から29歳くらいがボリュームゾーンなので、非常に相性が良いよねと思ってます。
また、採用サイトとかホームページの現象だけでは伝えきれない社内の雰囲気だったり社内同士の関係性とかも、音声を活用することで補完していきたいという目的もあるようですけど、
もしかしたら文字ベースの特設ページなんかを振るよりも、コストがかからないかもしれないですよね。
え?
え?何か?
えっとですね。
今日は複数の企業になると取り留めがなくなるので、ボイシーさん一緒に絞ってっていうお話でした。
あれ、そんな話、冒頭で知ってましたっけ?
知ってましたね。
神野さんが採用の話を振ってきたから、これは伝えなきゃなって思っちゃってね、ついついね。
もし伝えたい気持ちが溢れてるのであれば、新しい番組立ち上げるのは簡単だと思うので、語り尽くすための番組を別に作ってもいいんじゃないでしょう?
ライブの方向けに取り留めのない話をするのはさすがにはばかりますけど、
社内向けに社長の思いとか業界のことを語り尽くす、1時間番組とか作ってもいいかもしれないねって思いますね。
社長の立場でメンバー向けにっていう。
そうそう。延々としゃべるやつ。
会社の文化にもよると思いますけど、
これは場合によっては数少ないPodcastの悪い使い方というか、悪い事例になってしまう可能性もあるので、
本社の立場でやるのはやめたほうがいいんじゃないですか。
じゃあその番組に全力を尽くしていきたいと思います。
そうしましょう。ということで今日はこの辺りにしましょうか。
本日もお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
音声広告に興味のある方、音声広告についてもっと知りたい方、こんな検証をお願いしたいという方がいれば概要欄にあるリンクよりお気軽にご連絡ください。
それではまた。
13:09

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