そうですね。簡単になんですけど、僕が。
ミキさん公演がありで、8時間以上返ってきたところで喉が死んでるんで。
ノーションの細かい使い方に関して説明しだすとめちゃくちゃ膨大にしちゃうので。
っていうわけじゃないんですけど、僕が作っている家族のページっていうのがあるんですね。
ファミリーページっていうのをどうやって作るか。
どういうページを作って家族で共有していくといいかっていうのを書いているんですけど。
これ収録しているその時なんですが、つい最近もちょっと大きな事案とかあったりとか。
大きな事案?
地震があったりとかしたと思うんですけれども、災害情報ですね。
これを家族でどうやってまとめて共有していくかっていうことについても書いていたりとか。
どこに逃げるかみたいな話とか?
どこに逃げるかっていうことは別に書いてないんですけど。
要はその災害が起こった時に、今言ったどこに逃げるかもそうだし、どういう連絡先があるかもそうだし。
あとは備蓄とかをどこにどれだけ準備したらいいかみたいなことも結構ですね。
ママが頑張って一人で情報収集してて、これはここあれはここでストックはここにこれだけあってとか準備してるけど、
家族が意外と分かってなかったりとか。
あとはしまっている場所がバラバラすぎて結局ママしか分からないみたいな状態が結構あるので、
そういったものを家族みんなが分かるようにやっていこうと。
そのためにノーションをどう活用したらいいよっていうことを書いていただきます。
これめちゃくちゃ便利なテンプレートがあって、それも紹介しているので、
ノーションのテンプレートを使ってその項目を埋めていくだけで、
災害のための準備というか大事なことっていうのが全部揃えられるようになっている。
災害以外の家の中の薬がどこにあるとか、子どもの保険がどこにあるとかっていうのをまとめたりしてもいいわけですね。
もちろんです。何をまとめるかは自由なんですけど、
面白いところで子どもの洋服のサイズとか、あとは学校のプリント類とか、
そういうのもノーションとかでまとめておくと、いつでも誰でも見られるようになる。
子どもの洋服のサイズすぐ変わるじゃないですか。
で、いちいちそれをママに確認しなきゃ分からないとかって煩わしいので。
掃除しない?
なんか手順決まってなくて、
例えば朝子供がご飯食べ終わった後にパン屑落ちてるのを、
落ちてたらハンディの掃除機でプワーってやるとか、
あとは子供にちょっとやっといてよってやってもらったりとか、
僕がリモートワークの時にルンバとブラーバをやるっていうのが何となくあって、
だけど忘れちゃうんですよね。
リモートワークの日に最近よく忘れちゃってて、やってほしかったのにな、みたいな。
なるほどね。
よくありますね。
そうそう、忘れちゃうっていうのも、
じゃあ家事の発動ポイントがいつなのかっていうのが意外と決まっていなかったりとか、
じゃあルンバとブラーバをスイッチオンするのに、
多分ただスイッチオンするだけじゃないはずなんですよね。
そうなんですよ。椅子片付けたり。
でしょ?
人を断面するソファーを抜かしたりとか。
抜けたりとかありますよね。それが家事の手順です。
なるほど、確かに。
これが夫婦で違うんですよ、全然。
違いますね、違います。
違っても結果が一緒だったらいいんですけど、違った上で結果も変わってくるから、
要は不満が出るわけですね。
あなたはできないっていう風になるわけです。
なので、ここのプロセスっていうものをちゃんと洗い出しをしていってみようと。
その上で別にそれをどっちかに合わせる必要はなくて、
例えばすごくこだわりが強い人もいれば、そこまでこだわるのはちょっとしんどいなっていう人もいたりするので、
その中で我が家としての最低限のボーダーラインはどこなのかっていうのを擦り合わせをしていくっていうようなワークになっています。
もうちょっと丁寧にやるんですけど、そういうのを書いてますね。
なるほど、お互いそれを擦り合わせして、私の言ったとおりにやってよとかっていうんじゃなくて、
自分たちは心地よく暮らしていくためには、じゃあどうするのかっていうのを改めて再定義していくみたいな。
そうなんですね、結局自分のやり方を同じようにやってくれっていうのはだいたい無理なんですね。
それ求めちゃいますよね。
そう、よくやってる人とか上手な人っていうのはそれを求めがちなんですけど、それってわりと嫌な言い方すればエゴなので、
うまくいくわけがないんです。それでやってくれないっていうのは当たり前の話であって、じゃなくてやっぱり私たちのラインはここだよねと。
別に頑張ってる人が下に合わせる必要もないので、頑張ってやってる人はそれよりももっと丁寧に私はやるんだったら、
それはそれで全然丁寧な分には全く問題ないし、でも同じ丁寧さは求めないで、
私が10やってるけど我が家としては7ぐらいでOKラインにしようっていうのを決めるっていうのがすごく大事。
思い出したんですけど、洗濯物を干すときにシワになってるじゃないですか、まず濡れてると。
それ干すときにパンパンって伸ばしたりしないとシワくちゃなまんま乾くじゃないですか。
僕やんなくてシワくちゃなまんまやってたんですよ。自分の服はそれでいいからやってたんですけど、
妻のオシャレ液とかもシワくちゃになっちゃって、すっごい怒られたんですよ。
なんでこれこうなってんの?あなたこれパンパンしないの?みたいなこと言われて、
それもんなんですねって初めて知ったんですよ。
そこで大事なのが、今あつさんも言ったみたいに、僕の服はパンパンしなくていいんだ。
ここをちゃんと共有しておくことがすごく大事なんです。
全部の服をパンパンしなきゃいけないってなって、それをできるんだったらいいんだけど、
それは面倒だなって思うようだったら、妻の洋服だけはパンパンするけど、
僕のはクチャクチャでもいいから、ババババってかけて終わりでもいいんだっていうことを共有しておくと。
それで家族で、それならそれでOKかなっていうことで合意が取れれば、それが我が家のボーダーラインになる。
妻がやってくれるときは気になるから、あつさんの分もパンパンしてくれるとかいうのはあるかもしれない。
結局これ話し合いですね。どこまでどうするかっていうのを話し合っていく。
今回の本もそうなんですけど、家事シェアって家事のスキルの話では全然なくて、
パパが家事が上手にできるようになったら解決するっていう話では全くないと思ってるんですね。
何が大事だってシェアなので、そこには話し合いとか対話が欠かせないっていうのが、
今回の本のやっぱりテーマにもなっていると思います。
シェアっていうのは以前ご出演いただいたときにもお伺いしたんですけど、
家事というものを2人が共有するっていう感じなんですよね。
共有しているものだよねっていう前提に立つっていうのが家事シェアなので、
ママの仕事をパパが手伝ってあげてるとか、ママが大変だからパパが頑張らなきゃっていうことではなくて、
そもそもみんなでやることだよねという前提に立って話をしていこうっていうのがシェアです。
2人にとってもうそれは当事者のものだからねっていう前提条件がありますよね。
そうなんですよね。
分かりました。
もう1個思い出したんですけど、洗濯物畳めるのが大の苦手で、気が遠くなるんですよ。
うちこのくらいのカゴに洗濯物を取り込むじゃないですか。
5人分取り込んで、妻はそれをリビングに全部バーって出して、1個1個丁寧に畳んでくるんですよ。
それぞれの長男、次男、三男、僕、妻の分それぞれ分けて、それ自分たちはカゴに入れといてねってやるんですけど、
それがもう僕気が遠くなりそうなんですよ、それ見てると。
見てると?
妻のようになった洗濯物を見てると気が遠くなって、
それをそんな丁寧にこんなフォールドしていかなきゃならないかって思うとさらに遠くなって、
僕がやるときも自分のものをほとんど適当に畳んでバンバンとしまってくるんですけど、
妻がそれを見てらんないみたいで、これは私がやるからってなって、畳むのはほとんど妻担当みたいになったんですよ。
それを最初結構揉めたんですよ、その時に。
何揉めたんですか?
僕があまりにも綺麗に畳まずに放り込んでいくから、そんな丁寧に置いて畳まなくても、
そんなシワにならないし使えるじゃないかと思ったんですけど、
妻にとっては一種の儀式のようなもので、綺麗にフォールディングしていく中で気持ちが落ち着いていくんだっていうんですよ。
精神統一みたいな、すごい心が現れるんだ。
そんな意味があったんだと思って、全然知らなかったっていうのを思い出しました。
なかなか繋がっているかわからないですけど。
それはアーツさんのパートナーさんの価値観というか、そこが洗濯物をやる時のひとつのアレで、
同じようにショーティー洗いで無になれるみたいな人もやっぱりいたりするので、
何が自分がそういうふうに得意なのかとか、付加価値を感じられるのかっていうのはそれぞれだし、
逆にそれをパートナーに求めるのはやっぱり難しいですよね。
洗濯をしながらあなたは瞑想しなさいと言われても、いやちょっと無理ですってなるので。
食器洗うの大好きで、汚れを綺麗に削り取るのが好きなんですよ。
妻は結構適当に、適当って言ったら怒るんですけど、これ聞いてたら怒られちゃうんで。
適当じゃないんですけど、刺さって洗って直線型にやって洗うと。
直線型に洗うから大丈夫だろうってなるんですけど、油汚れとかカスとか残ってたりするんですよ。
それでも昔ちょっと揉めたりとかして、それをどこまで求めるのかとか、
どこまでやってほしいっていうのをお互いにちゃんと話し合うとかっていうのは結構抜けてたなと思いました。
そうですね。細かいところで言うと、食器洗いとかもチェックポイントがどこかっていうのをちゃんと共有しておくとミスが少なくなったりとかしますね。
要はお皿の裏側とかをあんまり見ないとか、
あとはお皿を下げるときに汚れたお皿を全部重ねて一気に下げる人とかもいると思うんですけど、
それが効率よくていいよねって思う人もいれば、そうすると汚れてないはずのお皿の裏側にも油汚れがついたりとかソースがついたりして、
そこも丁寧に洗わなくちゃいけなくなるから嫌だっていう人もいたりとかするんですよね。