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おはようございます。アツの夫婦関係学ラジオショート。今回も先週金曜日から引き続き、日本唯一の家事シェア研究家三木智有さんを招きしています。三木さんよろしくお願いします。よろしくお願いします。今回もですね、5月24日に出る新しい書籍、「チーム家事）仮」ですね。これについてのお話を伺いしていこうと思います。今回はどういったトピックになりますか。
今回はですね、第三の溝ということで、時間の優先順位の溝についてお話ししたいと思います。これは具体的にはどういったことになるんですか。そうですね、夫婦間で時間間隔っていうのが、時間に対する優先順位の間隔が結構違うよね。それがそもそも問題だよねっていうことをお話ししているんですけど、
ちょっとあつさんに聞いてみたいなというふうに思うんですけど、男性って家事なかなかやらない理由として時間がないからって言われるじゃないですか。実際時間があったら男性の家事時間って伸びると思いますか。
時間があったら早く家に帰れたらとかそういうことですよね。疲れてるから結局やんないんじゃないかなって気もしますけどね。微増しそうな気はします。ありがとうございます。そうですね、まさに微増しかしないんですよ。
これねコロナ禍の時の調査で出ちゃってて、それまで男性が家事をやれない理由として、家事の時間が短い理由として一番多かったのが時間がないから、仕事が忙しいからなんです。これ別に間違いじゃないです。間違いじゃないんですけど、コロナ禍になって
家で在宅ワークで仕事できるようになった期間があったと思うんですけど、その期間の間ですね、仕事以外の自由時間が増えたっていう男性が結構多かったんですね。それに対して家事とか育児の時間が伸びたかっていう調査をしたところ、ちなみに女性は20分伸びたんです。家事育児の時間が長くなったんです。
コロナ禍で在宅が増えた。男性も家にいる時間が増えたんですね。何分増えたと思いますか。
同じくらい増えそうな気がしますけどね。大きさと同じくらい。20分くらい増えた気がする。普段やってた時間よりもどのくらい増えたかってことなんですね。
たぶん家にいる時間が長いから1時間くらい増えてそうな気がします。
優秀ですね。正解はですね、1分です。
本当本当1分です。調査結果がちゃんと出てるんですけど。
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全然ですね。
もちろん2分されてると思います。増えなかった人もいれば、いっぱい増えた人もいれば、平均値をとっているので。
この調査の中で言われているのが、男性は時間が増えても家事に使うわけではない。
何に使っているのか。
結局自分の時間が。面白いことに自分の時間が増えたのは男性の方が割合として多いんですよね。
女性は増えてないんですか。
女性は増えてないんですか。
20分家事の時間が増えてます。
最悪じゃないですか。
最悪だ。
そうなんですよ。で、この現象が何で起こるのかっていうところなんですけど。
やっぱりその時間の優先度、時間の間隔っていうのが全く違うよねっていうことで、
ここの時間の優先順位の溝っていうのを埋めていこうよっていうのが、この第3の溝の話になっていきます。
その優先順位が、夫と妻にとって時間に対する価値観とかが違うってことなんですか。
そうですそうです。で、これねすごく大事だなと思っていつも言って、この本にも書いてあるんですけれども、
結婚して、特に子どもが生まれるとですね、時間って夫婦の共有財産になると。
夫婦の共有財産。
はい、思っています。で、この間隔がないからすれ違っていくんですけど、この共有財産ってどういう意味かっていうと、
例えば、じゃあアツさんが仕事が終わって、アツさんはないと思うんですけど、
ちょっとじゃあ今日は早く終わったからゆっくり飲んで帰ろうみたいな感じで妻に連絡してですね、
今日はちょっと夜帰り遅くなるねって言って飲んで帰ったとするじゃないですか。
じゃあまあその時間がだいたい2時間ぐらい帰りが遅くなったとします。
するとパートナーさんの2時間、そのアツさんが飲んでる間の2時間っていうのは、
子どもの面倒を見たりとか家事育児をしたりしなくちゃいけない2時間なので、
妻は好きなことができない時間になるんですよね。
逆に負担が増えますもんね。
負担が増える。
でこれ夜の飲み会だけじゃなくて、
じゃあ土日のお休みにちょっと朝ジムに行くんだとかランニングするんだとか趣味の何かをやるんだとかっていう時間で、
休みの日にやってるのになんか妻からいい顔されないとかなんかイライラされるのなんでと、
別に誰にも迷惑かけてないじゃん。
めちゃくちゃ迷惑かけてる。
そこの感覚なんですよね。
自分の時間じゃんって思ってるけど、
夫婦2人にとってのその時間って夫婦2人ともが持ってる、またがってる時間なんだよ。
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そうなんです。
で子どもって特にそうで、
ある程度大きくなっちゃえばね別に子どもに留守番させて、
夫がジム行って妻がヨガ行っててもいいかもしれないんだけど、
子どもがちっちゃいうちって特に目を離せないし、
もし早く帰ってきてくれれば他のやりたいことができたりとか家事が進められたりしたのにそれができないだったりとか、
もっと細かいこと言うと車の中に10分置き去りにするだけで死ぬかもしれないっていう危険を伴うわけじゃないですか。
ちっちゃい子どもっていうのはそれだけ時間っていうものを拘束してくる存在でもあるわけですね。
でそのことの認識がないで自分の時間なんだからある程度好きに使ったって別にいいじゃんと。
ちょっとじゃんと。
独身の頃とか子どもが生まれる前よりはだいぶ調整してるよっていう価値観だとだいぶ調整してるって何?
だいぶって何?
私は全てを調整してますけど。
やっぱりなってくるというところなので、
ここのすれ違いっていうのが、
俺は全書してるって片付けてると絶対理解できないんですね。
全書じゃないよというところ。
すごい分かる。
体を切り刻まれるように感じてるんですけど。
最近あったんですけど土日に僕たまにノートの記事書いたりとかニュースレター書いたりとか平日にやってるんですけど
落ち着かなくて土日に2時間とか時間もらうときがあるんですよ。
フォトキャストの収録もうまくいかなくて土日にちょっとやるとかってあるんですけど。
その大義名分を使ってたんです僕は。
僕はこういう活動をしててやってて君を応援してくれてる。
だから分かってくれてると思ってたんです。
向こうもいいよって心よく言ってくれるんだけど。
だけど終わってみると心良い顔はしてなくて。
時間ちょっとオーバーしたりとかあったりすると若干嫌悪になったりとかして。
家庭をちょっと犠牲にしてそれをやるって本末転倒なんじゃないみたいな話になってくるわけですよ。
僕がやってることと正反対になっちゃうんで。
っていうのに話があったことがあってその時にさっきミキさんがおっしゃったように
時間が自分たちの共有財産っていうのがなんとなく分かったんですよね。
自分の時間だと思ってたけど妻にとっても同じ時間が流れてて。
その2人の時間を自分が今奪ってたんだなみたいな話聞いてて
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すっごい切り刻まれたなっていう感じがしたね。
今の話でいうとポイントは2つあると思ってて。
1つは時間の使い方に規制なし。
これ本にも書いてあるんですけど。
例えば仕事だからとか勉強だからとかそういうのってなんとなく時間として優先されそうじゃないですか。
僕もそう思ってた節があります。
それに対してゲームやりたいとか遊びに行きたいとかちょっとカフェでお茶したいとかっていうのは
それまた別に大事じゃなくないとかって思われがちじゃないですか。
関係ないです。
時間の枠です。
その時間の枠で何をやるかはその人その人のやりたいこととかいろいろあるわけですよね。
そこに対して俺は勉強してるのにお前は別にやりたいゲームとかやってるだけだから
そんなことに使う時間があるんだったら俺に勉強させてよみたいなのは絶対言っちゃダメ。
これはもう地獄でしかない。
なので時間の使い方に規制なしっていうのがまず一つあるのと
もう一個のポイントとして考えられるかなと思ったのが
時間の枠の捉え方みたいなところですね。
これってさっき規制なしって言ったんですけど
結局相手にも同じぐらいの自由時間というか
そういったものっていうのをフェアに交換し合ってれば
飲み行こうがジム行こうがポッドキャストやろうがノートを書こうが別に全然いいわけですよ。
何が不公平かって自由時間の不公平っていうのが一番問題になるわけですね。
なので例えばアツさんが土曜日に2時間ノートを書くっていう時間を使ったのであれば
例えば日曜日にパートナーさんが2時間何か好きなことをやる時間を確保してあげるだったりとか
そういうふうに自由時間の公平性みたいなものを担保していくと
結構お互いの中の不公平感とかわだかまりみたいなのが解けやすいかなと思います。
時間に寄せなしでしたっけ。
勉強のために時間を使ってるけど
それ以外の、じゃあ妻がよく言ってたのが
罪悪感を感じるって言うんですよね。
例えば土日に別に勉強するわけでもなくて
友達と飲みに行ったりとかハンディドラマを見たいとか
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そういうために自分の時間を抑えるっていうのが罪悪感を感じるって言ってて
それってまさに時間に寄せなしの話なのかなと思ったんですよね。
そうですね。
何かをやるために時間が欲しいっていうのがまさに寄せを生むんですよね。
これをやるために時間が欲しいっていうのはわがままじゃないかとか贅沢じゃないかとか
だから枠で考えるんです。
枠を交換し合うんですよね。
お互いにその時間何をやってるか別に宣言したっていいけど宣言しなくたっていいし
ただに昼寝してるだけだっていいしいいんですよ。
その時間の使い方はそれぞれ自由で罪悪感を感じる必要はないと。
何にもやらなくてもこの2時間は君の時間だと。
だからその時間に家事やったっていいし
いや私別にやりたいことなかったから家事やるわとか
今ここで家族みんなで喋ってる方が楽しいわ
だったらそれだって全然構わないです。
構わないんだけどとにかくその2時間っていう枠っていうのをお互いが
例えば交換し合うとかフェアに自由時間を確保し合うっていうことがすごく大事になります。
特にこの寄せんなしっていうのはちょっと意識しないと忘れちゃうから
自分の時間これ使うの大したことないからなんかちょっと言いづらいなーとかって思っちゃう。
特に女性結構多いんじゃないかって思うんですよね。
男性も言いがちなんですよね。
これなんかちょっと友達と飲みに行きたいんだけど
子供どうするの?晩御飯どうするの?みたいなことを言うと罪悪感を感じちゃうし
俺は仕事でこんなに大変なのにさみたいなこととかを言い出すと
仕事じゃない私には自由時間は贅沢なものなのかもみたいなことを考えちゃうんですけど
何一ついいことないのでそんなことを言い出したって
寄せんなしっていう感覚をしっかり持つのが大事ですね。
大事なのは枠です。中身じゃないんです。
中身は何だっていいですよ。寝てようと食ってようと
ダラダラしてようと勉強してようと何だっていいんですよ。
自分が好きなことをやるんだったら別に罪悪感を持つ必要ないですもんね。
そう。悪いことをしていなきゃ何だっていい。
今日の話は時間の優先順位の溝ということで
時間に寄せんなしと枠を交換するんだという意識を持とうという話ですね。
ありがとうございます。
ちょっと来週の予告をすると
来週は夫婦の対話の溝ですかね。
そうです。一番大事な部分かなと
結局対話をどうやってやっていくかということが
カジシアのポイントチーム化のポイントになってくるので
第4の溝の対話の話をしていきたいと思います。
来週の金曜日もまたぜひお聞きください。
最後のお知らせがありまして
5月24日にミキさんの新しい本が出ます。
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仮のタイトルですがチームカジということで本が出ます。
5月24日。予約ができるのがちょっと早めにできまして
Amazonスーパー予約日というのがあります。
5月17日の夜の8時ですね。
20時から夜の11時まで、23時までの間に
スーパー予約日ということで
この期間に特別に予約ができるという期間があります。
この期間にみんなで予約をして
書いたいなということを考えてまして
僕も実際にミキさんが発行されている
メルマガの特別バージョンみたいなメルマガを
今発行されていて
この出版の応援メンバーメルマガというのをやられています。
この概要欄にリンクも貼っておきますので
そちらを登録いただくとメールが届きまして
その本の新しい内容とか進捗状況とかを
見ることができます。
皆さんでこの5月24日発売の
ミキさんのチームカジの出版を
ぜひ応援していただけると僕も嬉しいです。
ミキさんそんな感じで大丈夫ですか?
はい、バッチリです。ありがとうございます。
また来週の金曜日またミキさんをお迎えします。
ありがとうございました。
