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  2. #S21 夫婦関係は等価交換なの..
2024-05-16 15:39

#S21 夫婦関係は等価交換なのか?夫婦をドライブさせるものとは?

夫婦関係は等価交換で成り立つ関係なのか?そうでないならばなぜなのかについてお話ししました。



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アツの夫婦関係学ラジオショートです。今日は、夫婦関係は等価交換なのか、ということについて話をしようと思います。これはおとといかな、なんかおとといXでバズってた投稿があって
2人の男女が対談か何かをしていて、1人の男性が男が稼いできたら、女性は代わりに何かを差し出さなければいけないんだ、みたいな話をしてたんですね。
例えば男が外で稼いでくると、じゃあその代わりに女は文句を言わないで家事育児をしろ、みたいな話だとか、
片方が一つのボールを投げたんだったら、もう片方は投げ返さなければいけないと。
そういったように、夫婦関係っていうのは等価交換なんだ、みたいな。男女関係はって言ってたのかな。等価交換なんだ、みたいな話をしてて、だいぶ大炎上してたんですね。
これについてちょっと思うところがあったので、話をしようと思うんですけど。
当たり前ですけど、僕は夫婦関係って等価交換じゃないと思うんですね。片方が何かをしたから、もう片方は何かをしなければいけないっていう関係性は成り立たないなと思ってて。
なんでかっていうと、夫婦関係っていうのは論理性とか経済合理性とかでは動いてなくて、情緒性で動いてるんですよね。
この話はブライチャーっていう語学学校を経営している松井博士さんのノートとかボイシーとかでも話されてるので、ご本人が話されてるので、そっちはぜひ聞いていただきたいんですけど。
松井さんの話がすごく面白くて、経済合理性を夫婦関係の中に適用した場合。
例えば、家庭の中で行われている家事とか育児とか、そういったものはもちろん外注できるわけですよね。
で、情緒性を外注しようとしたら、例えば夫婦間の中におけるセックスレスって問題が起こってるとすると。
で、俺が外で働いて稼いだけど萌えしてるんだから、お前はセックスは提供しなければいけないみたいな感じで夫が言い出したら、経済合理性で考えるとそれを外注しましょうとなっちゃうんですよね。
じゃあ外でお金を出してそういった性欲処理すればいいとか、外で若い子を捕まえてパパカッとすればいいだとかっていう話になっていくけど、それでうまくはいかないじゃないですか。
ポリアモニーとかうまくいってる人もいるのかもわかんないですけど、外で何かを外注しようとした、情緒性を外注しようとしても、自分の中にある満たされない愛着というのは埋まらないわけですよね。
で、いい問題が起こっていると。で、僕は同じように夫婦関係というのは情緒性で動いていると思うんですね。
で、こういった話をしたときに、夫婦関係というのは片方が何かをしたら何かをしなければいけないんだ、与えたら与え返さなければいけないんだみたいな、そういうなんかマストだみたいな、であらねばみたいな、しなければみたいな風に考えてしまう方たちっていうのは、
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そもそも愛とは何なのかっていう問いをもうちょっと深く考えた方がいいんじゃないかなと思うんですよね。
夫婦というのはお互いに愛し合っている存在だといった定義が多くの人の中にはあると思うんですよ。
でもそもそもじゃあ愛って何なの?夫婦をドライブさせる愛っていうものは一体その正体は何なの?
っていうのってもっと深く考えないと、じゃあ外でセックスは害虫しますだとか、いや俺働いてるんだから文句言うなよだとかっていうよくわからない方向性に話が行っちゃうんじゃないのかなって思うんですよね。
じゃあ愛って何なのかっていうとこれは難しいですよね。僕ははっきり言うとこれだっていうのははっきり言うと言えないけど、僕が思っているのは愛っていうのはその一つのコンパッションだと思うんですよね。
コンパッションにすごく近いなと思って思い入れは慈悲に近いなと思ってて、自分にとってとっても大切な人がそこにいて苦しんでいる。
その時にその苦しみを取り除きたいと強く思う。もしくは自分にとって大切な人、その人を喜ばせたいと思う。
自然とそう思って、自然とこうつい行動したくなっちゃう。ついこう助けたくなっちゃう。つい喜ばせたいと思っちゃうっていう。
そういった心がブワーッと湧き上がってくるような感情のことを愛って呼ぶんじゃないのかなって思うんですよ。
それを思うと、俺が愛してるんだから愛し返してよっていうのは丘と違いなんじゃないのかなって思うんですよ。
それが投下交換なんじゃないのかなって思うんですよね。自分が何かボールをポンって返したんだからお前も返してこいよっていうのはちょっと違うんじゃないかなって。
それって愛って呼べるの?って。あなたたちの夫婦関係をドライブさせてるものは愛なの?
それ愛じゃないんじゃないって。経済合理性だけで動いてない。何のために結婚してるの?何のためにその人と一緒にいるの?
なぜその人と一緒になったの?っていう根本のところにもっと立ち返る必要があるんじゃないのかなって思うんですよ。
一方で、結婚して何年も経ってて子供もいて、今更何か愛とか好きとか恋愛感情とかよくわかんないっていう風になってる人もいると思うんですよ。
僕らも子供が産まれて3年ぐらいした時には付き合った時の恋愛感情ももちろんなくなっているので、そういった感情ってのは難しくなってきますよね。
だけど今は結構あるんですよ。お互いのことを大切にし合う気持ちとかケアし合う気持ちっていう、
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温かくて心の底から沸き上がってくるような愛と呼ばれるような感情が自分たちの中にあるっていうのは感じられるんですよ。
これは出会ったばっかりの時に感じたような激しい恋愛感情とかそういうのとは違ってて、
すごい落ち着いた気持ちで相手のことを慈しむような、そういった柔らかくて優しい気持ちなんですよ。
これが愛なのかなっていうのを何となく最近はその輪郭がつかめてきたなって感じるんですね。
じゃあそのためにはどうすればいいのかっていうと、
誰かのことを大切にする、妻のことを大切に扱う、夫のことを大切に思うっていうふうにお互いにケアし合えるようになるにはオキストシンというホルモンが一番重要になってくるんですね。
相手のことを大切に思う、相手のことを無条件に信じてしまうホルモンなんですけど、
これは夫婦間の中で温かいコミュニケーションを取ったり、ありがとうとごめんねって言葉かけをちゃんとしたりとかハグをしたりとか、
そういった肉体と精神の親密性が構築されたときに発動されるホルモンなんですね。
そういった行為を普段の中で行っていくっていうのはもちろんなんだけど、
オキストシンが自分たちの夫婦関係を愛情あふれるものにしてくれるんだっていうことをまず知ることが大事だと思うんですよね。
そしてオキストシンって日常の中のケアから生まれる。
妻に対するケア、夫に対するケア、夫婦間にお互いにケアし合うっていうその連続性の中から生まれてくるっていうことを知ることと、
実行し続けることじゃないのかなと思うんですよね。
僕、子供が3歳ぐらいのときに妻からもう恋愛患者が亡くなっているのが分かって、すごいショックだったんですよね。
嫌われているとまではいかなかったとは思うんですけど、それでも触れられたくないと言われたこともあったし、
そうなると普通につらいじゃないですか。普通につらいので、相手のことを大事にしようという気持ちってなくなりやすくなると思うんだけど、
だけど、それでも相手のことを大事にしよう、ケアしようという気持ちを強く持つようにして行動を繰り返していく中で、自然とそういったことがだんだんできるようになってくるんですよね。
僕は自分に対して、僕は妻のことが大好きなんだって思い込むことより何とか乗り切ったんだけど、そのときにその行動をする中で、
自分の行動を繰り返す中で妻に対して基礎心が出ていって、何も見返りを求めないという心境まで行けたのかなって思ったんですよ。
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相手のことを大切にしたい、妻のことを大切にしたい、男のことを大切にしたいという気持ちはどこかにあるのであれば、
それを言葉にして伝えたりとか、行動に示したりとか、何か家事とか育児とかを一緒にやったりとか、
じゃあ俺こっちやるからっていうふうにやったりとか、お互いに助け合うっていうのを、
心の中にちょっとでも相手のことが大切だという気持ちがあるのであれば、
それを自転車のタイヤの空気を入れるあれみたいに、シュコシュコシュコってふくらまして、
日常の行動の中にブワーッと空気を送り込んでいくんですよね。
行動として変えていく、行動として実行していく。
すると、だんだんだんだん気持ちが、それが当たり前になっていくんですよね。
自然にできるようにだんだんなってくるんですよ。
それはオキストシンの作用なんですけど、そういったものが必要なのかなって思ったりもしています。
夫婦関係は等価交換と呼べるものではないんじゃないのかなと思うんですよね。
そういった論理性とか合理性だけで動いていなくて、情緒性で動いている。
付け加えると、人間が生きていくためには、食べ物があるだけでは生きていけなくて、
情緒性がないと生きていけないんですよね。
愛情とか愛着と呼ばれるものが必要になってくる。
第二次世界大戦が終わった後の個人の子どもたちって、すごいワンセがいたらしいんですよ。
ワンセがいたので、そこでケアをする人の数が足りなかったんですよね。
なので普段からハグをしたりとか抱っこしたりとかっていうことがあまりできなかったらしいんですよ。
なのでそれがきっかけで子どもたちがバタバタ亡くなっていったんですよね。
ミルクは十分にあったんだけど、触れ合いがなかったがために死んでいったんですよ。
人は触れ合いがないと生きていけない生き物なんですよね。
情緒性が必要なんですよ。
これは夫婦関係においても重要なんですよね。
仕事があって家庭があって育児があってっていう新しい毎日を生きてると、
僕ら大人っていうのは情緒性からどんどん遠く離れていくんですよね。
その後生きていてもしょうがないとか生きてる意味を感じられないとかっていう風に変わってくる。
だから夫婦関係の中に必要とされる情緒性、その必要性をもっと僕らは深く認識しておく必要があるんじゃないのかなって思ったりもしています。
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ということで、今回も最後までありがとうございました。
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すいません、これMOSHのリンクがずっと切れてたんですよね。ずっと概要欄、番組概要欄の方は多分切れてなかったんですけど、
放送、それぞれのエピソードの方の概要欄のリンクが切れていて申し訳なかったです。
過去5話分ぐらいは直したので、この放送の概要欄にあるMOSHのリンクは多分生きているはずなので、ご興味のある方はぜひご利用ください。
はい、ということで、明日はカジシア研究家ミキトモアリさんの放送会なんですけど、
5回にわたってミキさんの新書、新刊というのか、新刊、チームカジですね。
家族が自分たちで家事を動いてくれるようになるにはどうすればいいのか。
チームカジということで、新しく出る本の内容を一足早くご紹介をしています。
明日が最終回なんですよ。なのでぜひ皆さんお聞きください。
夫婦とか子供を含めた家族全員で家事をチームとして行うにはどうすればいいのかといったヒントが詰まっています。
明日は子供を家族の一員として機能させるにはどうすればいいのかといった話ですね。
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結構参考になる部分あると思うので、ぜひ書いてみてください。
あと明日の夜にAmazonの予約ページが確かできるんですよ。
先行予約ができるのが明日になっているので、ちょっと面白いかもなーって。
ちょっと読んでみたいなと思った方はぜひ明日の夜Amazonのリンクから入ってみてください。
詳しくは明日の放送でお話をしますので、ぜひ書いてみてください。
ではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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