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2021-06-07 10:46

TikTokの会社が作った動画編集アプリの出来が良い(第440回)

動画編集アプリCapCutをiPhoneで使ってみた話です。TikTok動画のような派手なものも作れますが、普通にビデオ編集ツールとして優秀でした。これが完全無料は競合アプリは大変そうです。

=== 目次 ===
動画編集アプリCapCutを使ってみた
これが完全無料は競合は大変そう
自動テロップも文字の音声読みあげも
動画編集でできることできないこと
TikTok風の派手な動画も作れる
もちろん縦長動画も横長動画も対応
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TikTokを開発、運営している中国のバイトダンスの作った動画編集アプリが使いやすくて、機能も豊富でおすすめです。
CAPCUTという名前で、キャプチャーのCAPにファイナルカットのCUT。
CAPCUTはスマホ用のアプリでiPhone版、Android版があります。
iPadでもiPadの画面に最適化された状態で使えます。
アメリカのアップストアのランキングで、最近CAPCUTが1位になったそうで、それを伝えるニュース記事で私はCAPCUTの存在を知りました。
そして使ってみたんですが、感想としてはTikTokの動画編集機能の延長線上のものかなと思ったんですが、普通のビデオ編集ツールとしてもかなり使えるものだなと感心しました。
動画編集といえば、動画のいらないところを切り取って、複数の動画をつなげて、間に切り替えの効果、トランジションを入れるとか、文字を追加する、テロップ、字幕ですね。
あとBGMを追加するといった作業が基本になると思うんですが、この辺の操作もわかりやすく簡単にできますし、動きもスムーズでもたつきとか感じないですし、非常に快適に動画編集ができるツールだなと思いました。
ユーザーインターフェースが非常にこなれていて、中国製アプリというイメージは全く感じなかったですね。中国製アプリがどうとか言ってる偏見はもう通用しなくなってるんでしょうね。バイトダンス社は世界に開発拠点もあるようですし、まあグローバル企業と呼べるんだとも思います。
そして強調すべきはこれが完全無料のアプリだということですね。無料で使えて広告も入ってないですし、書き出す動画にクレジットが入ったりもしません。ここまでが無料でここから有料という要素も一切ないです。無料で使える音の素材もいっぱい入ってます。
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お手軽系の動画編集アプリは今後かなり厳しくなってくるだろうなと思います。無料で使い始められるけど追加の音源とか追加のフォントが有料ですとか無料で使えるけど広告を見せられるとかそういうツールのマネタイズの仕方はあってしかるべきだとは思いますが、
無料で機能的にもそれらのツールを軽く超えてきてると思えるキャプカットが登場したということで、競合するアプリは厳しいだろうなと。それほどキャプカットがインパクトのある存在だと思います。
iPadにちゃんと対応しているので、iPadの大きい画面だとさらに使いやすく動画編集できるんですが、やっぱりプロ向けの動画編集アプリとはちょっと違うので、iPadのプロ向け動画編集ツールのLumaFusionの代わりになるかというとそれはちょっと違うと思います。
キャプカットの機能で個人的に注目したのは、音声を認識して自動テロップをつける機能もあるし、テロップとして入れた文字を音声読み上げもできるという点です。
ただ、自動キャプション機能は今は何かしらの不具合で使えていません。ツイッターで調べても昔は使えてたけど、今使えなくなったと言ってる人が何人かいたので、一時的に使えていない状態のようです。
以前、自動キャプションが使えていた時の解説動画やブログ記事などを見る限りみんな絶賛していました。私も早く使ってみたいです。
テロップとして入れた文字を読み上げる機能は、5種類の男女の声から選べます。
声の種類にかわぼというのがあって、カタカナでかわぼなんですが、かわいいボイスということなんでしょうね。このかわぼを選ぶとすごくかわいい声で読み上げてくれます。
動画編集の機能としてできること、できないことを確認してみたんですが、まず黒巻き機能はできます。グリーンバックで撮った映像の背景を透明にする機能ですね。
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グリーンバックに限らずある程度自動でなんとかしてくれるみたいです。ピクチャーインピクチャーの機能もあります。これは動画の中にもう一つ動画をコマドで入れる機能ですね。
モザイクの加工もエフェクトでできました。ただ動画の部分的にモザイクをかける機能はありません。同じ動画を2つ重ね合わせるようにして、モザイクをかけた動画をマスク機能で部分的に表示するようにすれば、部分的にモザイクのかかっている動画を作ることはできるようです。
モーショントラッキングの機能はないようです。トラッキングは動画の中の動いているものに追随するように何かを動かす機能です。
例えば人の顔を隠すために顔の部分に何か違う画像を貼り付けといて、人が動いてもその動きに合わせて自動的にその顔を隠している画像が動くというような機能ですね。
歩いてる人のTシャツに常にロゴマークを貼り付けるとかそういう使い方もできます。すごい技術だと思いますが、最近ではインスタグラムのストーリーでもトラッキング機能を使えますし、お手軽系のビデオ編集アプリでも使えるものがありました。
あとマルチカム編集も多分できなそうです。カメラ2台とか3台とかで同時に違うところから撮った映像をなるべく簡単に編集するための機能ですね。
TikTok風の派手なシャレた動画もキャプカットで作れます。TikTokで流行ってそうな感じのテンプレートがたくさん用意されていて、そこから作っていくことができます。
ステッカーを追加するとか、エフェクトをかけるとか、TikTokだったりインスタグラムのストーリーだったりでできるような動画をデコるみたいなそういう機能も豊富です。
エフェクトでキラキラを追加したり、ハートをいっぱい飛ばしたりできます。エフェクトはズームするとか、ぼかしをかけるとか、ぼけた状態からピントが合うとか、地味だけど便利そうなエフェクトもたくさんありました。
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フィルターも豊富で、グルメに合ったフィルター何種類とか、景色に合ったフィルターとか、レトロ調とかいろんなフィルターがあります。
人の顔を加工する機能ももちろんあって、可愛く見せるためのメイク系のものはもちろん、3Dキャラクター風に顔を変換するとか、漫画風にするとかいろいろあって機能がてんこ盛りですね。
もちろん縦長動画にも横長動画にも対応していますし、動画の縦横比をあらかじめ用意してあるフォーマットから選んで切り替えることもできます。
iPhoneに最初からついてくるApple製のiMovieがいまだに縦長動画にも対応していない中、スマホの動画編集アプリのスタンダードとも呼ばれるようになりそうなアプリが中国のバイトダンスから登場してしまったんだなと。
それほどインパクトのあるゲームチェンジャー的なアプリだなというのがキャップカットを使ってみての感じたことですね。今回は以上です。
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