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2022-08-09 11:17

実践編:個人が電子決済を導入するには(第562回)

Squareを使ったクレジットカード決済を実際にやってみた話です。個別に決済用ページを作って使ってもらうのは簡単で問題なかったんですが、JCBカードを使うには申請・審査が必要だったため別な手段を考えました。

=== 目次 ===
クレジットカード、PayPay、銀行振込の割合
それぞれのメリット・デメリット
クレジットカード決済にSquareを使ったわけ
JCBは申請・審査が必要だった
JCBの人にはペイパルを使ってもらった
後日JCBの審査には通った
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アシカルゲスト
先日、個別オーダーでの通信販売をして、クレジットカードを使って電子決済でお金を受け取るというのを初めてやってみました
Twitterのメッセージ、DMでやりとりをして、最終的に送料込みでこの金額です
それでOKですということだったら、決済方法に合わせて支払い方法を連絡するというやり方にしました
決済方法は、クレジットカードを銀行振り込み、PayPayの3種類から選んでもらいました
割合で言うと、クレジットカードが一番多くて46%、PayPayが32%、銀行振り込みが22%という割合でした
それぞれのメリット・デメリットをまず簡単に紹介します
クレジットカードは、払う側の人にとっては、今現在手持ちのお金がなくても買うことができますし、何かあったらクレジットカード会社の保証とかもあるので安心だと思います
お金を受け取る側からすると、決済業者に手数料を払う必要があるのがデメリットですね
PayPayは、払う側も受け取る側も手数料がかからないですし、とにかく簡単で便利だなと思いました
今回PayPay残高を送るという個人換送金の仕組みを使ったんですが、信頼関係がないとお金を送るのには躊躇するだろうなと思います
実際詐欺も多いみたいですし、犯人を特定して捕まえるのも難しそうなので、泣き寝入りしてる人も多いみたいですね
送る人のアイコンと名前が出るので、間違えて他の人に送金するという危険性はあまりないのかなと思いました
あとPayPay残高にはPayPayマネーとPayPayマネーライトというのがあって、PayPayマネーライトはもらっても現金化できないんですね
ちなみに今回PayPayで支払ってくれた人のほぼ全員がPayPayマネーライトでした
そういうもんなんだなということがわかりました
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参考までにアイコンをちゃんと設定している人はちょうど半分くらいでした
一人だけ支払う前に現金化できないと書いてあるけど大丈夫かと問い合わせしてくれた人がいました
そして銀行振り込みに関しては振り込む側の人の負担が大きいですね
振り込み手数料は今回振り込む人に負担してもらったので手数料分余計にお金がかかりますし
ATMなどで振り込みするのは手間がかかりますし
ネットバンキングを使ったとしてもPayPayやクレジットカード決済に比べて時間がかかると思います
クレジットカード決済についてですが今回はSquareというサービスを利用しました
SquareとStripeという似たような決済のサービスがあってどっちを使うか迷ったんですが
JCBカードに対応しているという理由でSquareを選びました
管理画面の使い勝手やお客さんが使う決済画面のデザインとかはStripeの方が実は好みでした
後で発覚したんですが実はSquareもStripeもどちらもJCBに対応はしているんですが
どちらも申請して審査に通らないと使えないということでした
お金を払ってもらう方法ですがSquareのオンラインチェックアウトという機能を使って
こちら側で金額を設定した支払い用のページを作ってそのページのリンクのURLを知らせました
リンクをお知らせした後特に使い方の問い合わせなどはなくみんなすんなり決済してくれていました
考えてみれば今回通販に参加してくれた人はTwitterをある程度使いこなしている人なので
デジタルに対してそれなりのリテラシーはある人たちなんだろうなと思います
ただ一部決済できないという人が現れて聞いてみるとJCBの人だったんですね
この通販をやるにあたって事前にかなり対応のカードについてとか調べたんですが
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なぜか決済サービスを提供しているところが何のカードに対応しているかわかりやすいページにはっきり書いてないんですよね
同じ決済業者でも提供しているサービスによって対応のクレジットカードが違ったりとちょっと複雑なんですね
ともかく深掘りして色々調べてみてやっとでJCBは審査が必要と書いてあるページにたどり着きました
Squareのオンラインショップ機能ではJCB対応っぽかったので試してもらったらそれもダメで
Paypalのエクスプレスチェックアウトという機能がJCB対応と書いてあったので簡単な通販ページを作ってみて試してもらったんですがこっちもダメでした
そして最終手段としてJCBの人にはPaypalのアカウントを作ってもらいPaypalMeでお金を送ってもらうことにしました
JCBカードを使おうとしていた人は4人いて1人は違うクレジットカードに変えてくれて1人はPayPayに支払い方法を変えてくれました
残りの2人は大変申し訳なかったんですがPayPalのアカウントを作ってくれました
そして1人の人は問題なく送金してもらったんですがもう1人の人はPayPalMeという個人間送金の仕組みを使って送ってもらったところ
なぜか円じゃなくてドル立てに金額がなってしまいました
支払ってくれた人と相談したんですがやっぱりドルでまた日本円にそこから換算されるのは嫌だよねということで
一旦その取引はキャンセルして返金しました
簡単にキャンセルできるのは便利ですね
クレアももちろんキャンセル返金することもできます
多分どちらも30日以内とかだったと思います
ドル立てになってしまった問題ですが私のPayPalのアカウントの通貨の設定がメインがドルになっていたのでそこを円に変更しました
あとPayPalMeではお金を支払う側が金額を入力するんですがURLの末尾に金額を入れるとこちらから金額を設定したリンクを作れることを思い出しました
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それで金額を指定して送ったリンクがちゃんと円で表示されればOKだろうと思いまた失敗したらどうしようという不安はあったんですが
それでやってもらったところ問題なく円で決済することができました
あとでわかったんですがPayPalMeは個人間送金の機能なので手数料は基本無料なんですね
ただ私はPayPalのビジネスアカウントというのにしてるので決済手数料がかかるということがわかりました
Squareでクレジットカード決済した時の手数料とほとんど変わらないんですがビジネスアカウントにしていなければ無料だったと考えるとちょっと損したような気分になりました
なおダメ元でSquareとStripeのJCBの申請を出してたんですが両方とも審査に通りました
特定証取引のページが必要だったりとなかなか面倒だったんですが審査に通ったので今後はJCBカードも使えるようになります
ただ悩ましいのは次回があったとしてSquareを使うかStripeを使うかということですね
私としてはStripeを使いたいんですが1回利用して問題なかったSquareの方を使った方がいいんじゃないかという考え方もありますよね
今回通販を利用した人は次も同じSquareの方が安心感があるはずですよね
その辺悩ましいところですが今回は以上です
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