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アシカガCAST
ゴリゴキャストさんが作った新しいiPad本を読みました。
タイトルは、iPadワーカーズ ノートアプリとApple Pencilの活用です。
Kindle版の電子書籍で700円で購入するか、Kindle Unlimitedの対象にもなっています。
よく、Kindle Unlimitedのユーザーなら無料で読めるという言い方をする人がいるんですが、私はちょっと違和感があります。
確かに間違いではないんですが、Kindle Unlimitedに月々のお金を払った上での追加料金なしという意味なので、
無料という言葉のインパクトが邪魔になるような気がしていて、カロリーゼロ理論みたいなちょっとインチキっぽいニュアンスもないことはないので、
私はKindle Unlimitedのユーザーなら追加料金なしで読めるという言い方がいいのかなと思っています。
本の内容としては、まずいかにiPadプラスApple Pencilが紙とペンよりも良いのか。
紙とペンの持つアナログの良さを損なうことなく、プラスデジタルなことによってより便利になっていることを経験者として語っています。
そしてその上でおすすめのノートアプリ3本をベースにノートアプリの機能の比較だったり紹介をしています。
具体的な操作方法をどうやるかを教えるようなノウハウではなく、それぞれのアプリの得意なところ、苦手な部分、どのノートアプリを使うかを選ぶ上でのポイントなどを解説しています。
私はよく人にiPadとApple Pencilを勧めるときに、アナログ以上にアナログだという言い方をしたりするんですが、よく考えると意味がわからないですが、アナログ以上にアナログの良い部分を感じられる、利用できるということでしょうか。
ともかく紙とペンの良さをそのまま損なうことなくデジタルならではの良さが生かせるというようなことを書いている部分には非常に共感しますし、うまく言語化してくれてありがとうといった感想を持ちました。
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この本、実はゴルゴキャストの春名さん、この本の著者の後藤春名さんから献本いただきました。余談ですが、昔メルマガをやってたときには、よく献本でウェブデザイン系の本とかをいただいていました。
献本をいただけるというのは、情報発信していく上でのメリットであったりご褒美だったりするのかなと思います。
で、このiPadワーカーズの本ですが、ePub形式とpdf形式でここからダウンロードできますという形式で献本していただきました。
せっかくなのでiPadで読もうと思い、ePub形式のファイルをiPadのブックアプリで読んだんですが、これがすごく快適でした。
iPhone、iPad、MacにはBookというアプリが最初から入っていて、昔はiBooksだったと思うんですが、このブックアプリ、カタカナでBookという名前のアプリで、
ブックストアから買った電子書籍を読めますし、ePub形式のファイルを開いて読むことができます。
iPadを横置きにして見開きで表示して読むといい感じでした。
結構図版が入っているんですが、見開きで見た時にちょうど一つのページは図版で一つのページに文字が入っているように考えられているようで、紙の本を読んでいるような自然な感じで読むことができました。
私はiPad Proの12.9インチなんですが、11インチとかでも十分見開きで快適に見られると思います。
ePub形式でリフロー型なので、文字のサイズを変えたりもできますね。
なお、この本にたくさん入っている図版は、著者の春名さんがiPadで作ったであろうもので、手書きのイラストであったり、アプリの画面をスクリーンショットしたものに手書きで文字とか説明が入っていて、
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こういうのをiPadとApple Pencilで書けるんだったら、自分もやってみたいなと思わせるようなサンプルとしても機能してるんですね。
この図版がこの本を印象付ける上で大きな役割を果たしていると思います。
この本をePub形式で読ませていただいて、ePub形式でコンテンツを発信するのはいいんじゃないかなと改めて思いました。
Appleの端末にはBookアプリが入っているので、例えばMacだったら、ePub形式のファイルをダブルクリックすればBookで開きます。
WindowsだとSorium Readerというのがおすすめらしいです。
T-H-O-R-I-U-M Readerですね。
Windows版、Mac版、Linux版がありました。
Mac版を使ってみたんですが、シンプルでわかりやすくていい感じでした。
メニューバーから選ぶプルダウンするメニューは英語なんですが、実際本を読むときに使う開いているWindows内のインターフェースに関しては日本語化されているので、英語版のアプリが嫌いという人にも受け入れられると思います。
このSorium Readerは技術評論者の独自の電子書籍ショップでePubを読むアプリとして推奨されていました。
技術評論者の電子書籍ショップではPDFとePubで本を販売しています。
ある程度まとまったコンテンツはブログとして複数ページに分かれて掲載されているより、ePub形式でまとまっている方が便利だろうなと思います。
ePubだと全文検索もできますしね。
電子書籍を販売するんだったらKindle版がいいと思いますが、配布するということであればePub形式いいんじゃないかなと思いました。
この本販売されてからKindle版でも読んだんですが、Kindleアプリでも見開き表示で快適に読むことができました。
Mac、iPadと画面が大きい場合は見開き表示でいいんですが、iPhoneのKindleアプリで読むときは画面が小さいので見開きというわけにはいかないですよね。
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Kindleアプリの機能で連続スクロールというのがあって、それをオンにするとページの概念がなくなってWebページのようにずっとスクロールして読んでいくことができるんですね。
この本横書きなので連続スクロールで読めばWebページのようにずっと縦にスクロールしていって読んでいけて、その読み方でも快適に読めるなと思いました。
図版もいい感じにスマホの縦画面に収まります。
これ出版社が出している紙の本もある本のKindle版だと固定レイアウトでなくてリフロー版であっても縦書きで連続スクロールに対応してないのも多いんですね。
縦書きだとそもそもスマホの縦画面で見た時に縦が長くて読みにくいんですね。なので電子書籍は横書きの方がいいんだなと思いました。
固定レイアウトになっているものは論外ですね。
PDFと同じように紙の本そのままのレイアウトでできている電子書籍ですが、これはスマホだと読みにくいというか快適には読めないですね。
リフロー型と何度か言いましたが、これは文字のサイズなどをユーザーが自由に変えられて、それによってレイアウトが可変する電子書籍のことです。
今回は以上です。