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2021-06-16 10:42

音楽を止めるな! Apple Musicの自動再生機能(第445回)

Apple Musicで曲を選んで再生したあと、自動でおすすめの曲が再生されるようになりました。実は以前からある機能だったんですが、そこからYouTube、TikTok、Instagramの話題につながりました。

=== 目次 ===
Apple Musicの自動再生機能
YouTubeの連続再生を停止できなくなった
自動再生で次々とレコメンドしてくるTikTok
レコメンドを瞬時に判断してスキップ
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00:01
アップルミュージックで何か曲を選んで再生した後、その曲が終わった後、おすすめの別な曲が次々と再生されるようになりました。
例えば、検索して曲を探して、その曲を1曲再生した後も、再生が終了して無音状態が続くアップルミュージックの役割はもう終了ですとなるのではなくて、
その曲と同じようなジャンルの曲をアップルミュージックが勝手におすすめして、どんどん次々と再生していくと。
そのユーザーのライブラリに入ってる曲、入ってない曲関係なくAI的なものでおすすめのレコメンドの曲を延々と永遠に流し続けるという仕様にいつの間にかなってました。
今回これを話すにあたって調べてみたんですが、この自動再生機能はiOS14で追加された機能だとありました。なので2020年の9月くらいにはリリースされていた機能のようです。
私はMacでアップルミュージックで曲を主に聴いているんですが、自動再生の機能がオンになった。自分でオンにした記憶はないんですが、自動再生されるようになったのはつい最近なので、最近仕様が変わったのかなと思っていました。
なお余談ですが、先ほど延々と永遠にと言いましたが、延々とと使うべき部分で永遠とと書いてる人をTwitterでよく見かけますね。
あまりにもよく見かけるので、ネット用語的に間違った表現なんだけど、この方が伝わるから使ってるのかなとかも思ったことがあるんですが、多分純粋に間違えてる人が多いんでしょうね。
03:00
ただ言葉は変化していくので、このアップルミュージックの自動再生のように永遠に続いていくものを永遠とと呼ぶのが定着していくのかもしれないですね。
アップルミュージックの自動再生機能は無限大のマークなんですね。永遠に延々と曲を流し続けるぞという意味がよく伝わってくるマーク、アイコンです。
あと、これも私は最近気づいたんですが、YouTubeの連続再生を止める機能が、ボタンみたいなのがなくなりましたよね。
以前は一つ動画を見終わった後、そのまま停止状態にできるように自動再生をオフにする設定があって、私はそうしていたんですが、
その機能がいつの間にかなくなって、どんどん次の動画が、YouTubeがおすすめする別な動画が次々と延々と再生されるようになりました。
YouTubeもApple Musicもいかに自分のところのサービスを長い間使い続けてもらうか、ユーザーの箇所分時間をどれだけ奪うかを競争しているわけなので、
自分のところのサービスをだらだらと使い続けてほしいというのは当然で、そこが露骨になってきたのかなと感じました。
とにかく次々と自動再生でレコメンドを、おすすめのものを出していくというのはTikTokがそうですよね。
AIがおすすめのもの、あなたこういうの好きでしょと、こういうの今流行ってるよという動画をどんどんまさに永遠に出し続けてくるので、
ついついたくさん見てしまってあっという間に時間が経っちゃうと、そういうものですよねTikTokは。
Instagramのストーリーも次々と連続再生していくものではありますが、自分がフォローしている人のストーリーとストーリー広告しか表示されないので、無限ではないですよね。
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それだとInstagram上にユーザーがずっととどまってくれないので、リールという機能を追加したんだろうなと今回この話をするにあたって気づきました。
リールはInstagramがTikTokを真似してつけた機能なんですが、TikTokのようにショート動画を投稿する機能なんですが、TikTokと同じようにフォローしている人関係なくおすすめの動画が次々と再生されるんですね。
AIがその人に合わせておすすめする動画が次々と延々と流れ続ける。今のそういったサービスのトレンドに乗った、そのサービス上でずっと時間を使い続けてもらえる機能をInstagramもリールで持ったということですね。
Instagramの投稿を見るには自分でどんどんスクロールしていく必要がありますが、リールの場合はほっといても次々と新しい動画が出てくるわけですね。受け身になってるわけですよね。
ただリールもTikTokもおすすめされた動画をちょっと見て、これはもういいやというのはスキップできるんですね。なので受け身ではあるけれど、おすすめされた動画をちょっと見て、面白くない、気に入らないものはスキップする。気になったものは見続ける。
そういう能動的なアクション、試写選択は素早くどんどんやってるわけですね。TikTokやリールを見ている人は。そして多くの人にスキップされた動画はその動画の評価が下がり、多くの人に最後まで再生された動画は評価が上がると。
そうやって決まっていった動画の評価によって他の人にレコメンドされる動画が決まっていくんですね。
私はApple Musicを仕事中のBGMとして聞くことが多いので、自動再生でおすすめされた曲をいちいち評価してスキップしたりはしていません。
09:09
多分若者はTikTokのような感覚でレコメンドで流れてきた音楽もどんどんスキップしていくのかもしれないですね。
サブスク時代の曲はイントロなしでいきなり始まる曲が多い。最初の始まりにインパクトがあるようにしているというのはともかくスキップされないようにということですね。
次々と流れてくる。向こうからやってくるものを瞬時に自分が気にいるかどうかを判断していく。いらないものはスキップしていく。選択肢はほぼ無限にある。そういう状態に若い頃から慣れ親しんだことによる影響みたいなものがあると思います。
良い面悪い面両方あるかと思いますがシンプルに考えると時間をかけて問題解決していくよりも次々と代替案を別な案を考えていく傾向が強かったりするのかもしれませんね。TikTok世代の人たちは。
今回は以上です。
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