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2025-02-12 11:30

アニメーションもAI動画も大事なのは効果音(第796回)

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アニメーションもAI動画も作ったあと効果音を追加して完成します。効果音をAIで作るためのツール紹介と、Adobe Premiere Proでには効果音のライブラリが用意されていることなどを話しました。

=== 目次 ===
アニメーションもAI動画も効果音が重要
効果音もAIで作るアプローチ
英語での音を表現する難しさ
英語でのオノマトペの例
Premiereに効果音が用意されてる
AI生成した動画にAIで効果音を追加
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アシカガキャスト最近アニメーション制作の話ばかりしていますが、自分でアニメーションを作るようになって効果音がすごく重要だということがよくわかりました。
動画生成AIで動画を作った時にも音は作ってくれないので効果音などを加える必要があります。
その効果音によって動画の印象が変わる。クオリティが上がる。効果音を入れることによって動画が完成するということを実感しています。
そこで今回は効果音もAIを使って作ればいいじゃんというアプローチの紹介と、アドビプレミアプロで効果音を入れられますよと、効果音のライブラリが用意されていますよといった話をしていきたいと思います。
効果音の音のファイルの素材を提供しているサイトはいろいろあるんですが、完全無料でクレジットなども入れなくていいよというものはあまりありません。
無料のものは結構見つかるんですが、規約をよく読むとクレジットを入れる、利用したサービスの名前を入れる必要があるものが多い印象です。そして欲しい効果音、音を探し当てるのにも結構手間がかかります。
そこで、じゃあ効果音もAIで作ればいいじゃんというアプローチもあります。私は11LabというツールとStableAudioというツールを使っています。どちらもブラウザー上で使えるオンラインのツールです。
11Labは音声読み上げのツールなんですが、効果音を作る機能もあります。無料でも利用できるんですが、無料の場合は作ったものにクレジットを入れなきゃいけないということで、私は有料プランにしています。
StableAudioの方は音楽生成のAIなんですが、効果音も作ることができます。こちらは無料でも商用目的でなければ使えて、クレジットを入れる必要もありません。
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これらのAIにテキストで、プロンプトで効果音を作ってもらえるので、いちいち素材を探すよりも指定した通りの効果音が作れて、すごく効率化が図れそうだと思ったんですが、そうでもありませんでした。
これらのサービスでは、日本語でプロンプトが書けないので、英語で書かないといけないんですが、効果音を作るための英語でのプロンプト作りというのが、すごく難しいと痛感しております。
もしかして動画を作るよりも効果音を作る方がプロンプトが難しいんじゃないかと思うくらいです。
もちろん、自力で英語を考えるだけでなく、翻訳ツールを使ったり、チャットGPTなどの対話型AIにプロンプトを作るのを手伝ってもらったりしているんですが、それでもなかなか思い通りの効果音をすんなり作れることは少ないです。
日本語だとオノマトペでシューとかシュッとかパッとか指示したいところなんですが、それを英語でどう表現しようかなというところからチャットGPTとかに相談しています。
今まで作った音として、ジャーンと主人公が登場する時の効果音とか、クラッカーを鳴らす時のパーンという乾いた音とか、シュッと横からスライドしてキャラクターが登場する音とか、
そういうものを、なんとかAIの力を借りながらプロンプトを作って、AIに効果音を作ってもらったんですが、なかなか何度も何度も試行錯誤しないと思い通りの効果音を作ることはできませんでした。
いろいろやっていく中で、英語での音の表現として学んだものをいくつか紹介します。
バーンという音は英語ではBANGで表現するんですが、衝撃音、パンチなどの音はPOWで表現したり、何かにぶつかる大きな音はBAMで表現したりするそうです。
あと、大砲の音などはBOOMでルームなんですかねと表現するんですが、特に大きな爆発音の場合、頭にKAをつけてカブーンになるそうです。
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確かにアメコミのアメリカンコミックの書き文字の効果音でカブーンとか見たことあるような気がします。
日本人向けにそういう英語で効果音を作るためのプロンプトをまとめたものがあればニーズがあるんだろうなとも思いました。
AIで効果音を作るのも結構時間がかかって大変だなと思っているときに、アドビプレミアプロで効果音をつけられるようになったらしいという情報を知って試してみました。
エッセンシャルサウンドというところに効果音がたくさん用意されています。
無料のものと有料のものがあるんですが、無料のものだけでも1249種類の効果音が用意されています。
その効果音を検索して探すことができるんですが、日本語での検索はほとんどうまくいきませんでした。
なので英語で検索することになるんですが、また英語で音を表現することの難しさの壁に当たっちゃうんですね。
このプレミアが用意している効果音はカテゴリーである程度細かく分けられているので、カテゴリーで絞り込みつつ、
各効果音のタイトルには日本語表記もあるので、その日本語表記も見つつ、とにかく一つ一つ音を聞きながら探していくというやり方をしています。
ちなみに英語では一つ一つ違うタイトルがついているのに、日本語ではシュという音スラッシュシュという音というだけの名前の音がたくさんあります。
このプレミアの効果音の英語でのタイトルをAIで効果音を生成するときの参考にすると良さそうですよね。
カートゥーンというカテゴリーがあるので、アニメっぽいわざとらしい効果音はそこから、そのカテゴリーから探すといいと思います。
効果音が1000種類以上あるとはいえ、何でもかんでもあるわけではないなと感じています。申し訳ないんですが少ないなという印象は持っています。
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でもアドビクリエイティブクラウドのコンプリートプランのユーザーならプレミアは追加料金なしで使えますし、その中にライセンスを気にせずに使える効果音を探してすぐ動画に入れられるというのはありがたいですね。
動画を再生しながら効果音を鳴らして確認するプレビュー的なことができる機能もあります。効果音は追加したら自動でダウンロードされて、その音声ファイルは自分のストレージに入っているので、使おうと思えば別なツールで使うこともできます。
なので今私はまずアドビプレミアプロで効果音を探して、いいものが見つからなかった時にはイレブンラボでAIで生成するようにしています。
ステーブルオーディオの方は無料で使えるクレジットを使い切ってしまったので今は使っていない状態です。
あと素材サイトのフリーピックを私は有料プランで使っているんですけども、ここのところフリーピックは生成AIに力を入れていて、動画生成AI機能も最近搭載したんですね。
でフリーピックではAIで生成した動画に効果音を追加できる機能というのも最近リリースされました。
まだ1回しか試していないんですが、ちゃんと動画に合わせたタイミングで音が入って、今後は動画生成AIで動画を作った後、あるいは同時に効果音、音も作ってくれるようになるんだろうなと思いました。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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