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2024-07-23 10:38

画像素材サービスFreepikでAI画像生成もモックアップも(第757回)

画像素材サービスFreepikは、AIを活用したツールを中心にクリエイティブな機能がどんどん充実しています。個人的には最近モックアップ作成ツールが搭載されたことがうれしいです。

=== 目次 ===
画像素材サービスと画像生成AIは競合していく
画像素材サービスFreepikの画像生成AI機能
Photoshopの生成塗りつぶしのような機能も
モックアップの作成ができるようになった
Canvaのような画像編集ツールも
動画素材もあるけど動画編集はできない
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00:01
今まで何度か話したことがありますが、私は画像素材のサービスとしてフリーピックを使っています。
いわゆるロイヤリティフリーの画像素材、写真やイラストを提供しているサービスです。
年間プランで1月あたり1300円払っています。
月額プランで契約すると月2179円です。
私は特にベクターイラストを利用することが多いです。
このアシカガキャストをYouTubeに載せるときの画像に使ったり、
最近はノートに文字起こしの記事を作るようにしているので、そのカバー画像に使ったりしています。
最近私はあまり使っていませんが、アイコン類も充実しています。
もちろん写真も豊富に揃っています。
こういった画像素材のサービスは画像生成AIと競合していく、ぶつかっていくことが考えられます。
必要としているイラストや写真をAIが生成してくれるのなら、素材を探すよりも早い、便利となることが期待できますよね。
ただ現状はそうはなっていなくて、画像生成AIで生成するよりも、画像素材が集まっているところで検索して探す方が早いと私は感じています。
画像生成AIは生成自体に時間もかかりますし、なかなか思った通りの画像が生成されない。
よく言われますが、ガチャを引く感覚ですね。
当たりが出てきたらラッキーぐらいな感じのことも多いので、それだったら素材を探した方が早いというケースが多い印象です。
あと画像生成AIが生成したものは余計な要素を消したり、微調整、レタッチしないと本番では使えない。
そのまま使えない素材ばかりだと感じています。
でもいずれ画像生成AIが画像素材サービスを代替していく、画像生成AIの方を選ぶ人が増えていくというシナリオは考えられると思います。
じゃあ画像素材のサービスはどう戦っていくかということですが、
03:00
フリーピックは画像生成AIを取り込む方針で開発に力を入れています。
フリーピックの画像生成AI機能、ツールはどんどん充実してきていて、テキストトゥイメージもイメージトゥイメージもできるようになっています。
プロンプトと呼ばれるテキストを入力して画像を生成するテキストトゥイメージと、画像を元に画像を作るイメージトゥイメージが両方できるんですが、
イメージトゥイメージとしては2種類のツールに分かれています。
こういう画像が作りたいというのをその場で描いてリアルタイムに画像を生成してくれるスケッチトゥイメージというのがまず一つです。
これは手書きでその場でスケッチしなくてもイラストや写真を読み込んでそれを元にすることもできますし、
カメラで撮影した映像から画像を作るといったこともできます。
もう一つのリイマジンという機能はアップロードした画像のバリエーションを作ってくれます。
他にもフォトショップの生成塗りつぶしのようなことができて、画像の中の一部分だけを画像生成AIで生成したものと入れ替えるリタッチという機能があります。
いわゆるインペイントと呼ばれる機能ですね。
また画像を拡張できるエクスパンドという機能もあります。
これは例えば写真のサイズが足りないなと横長の画像だけど縦長で使いたくて上の方の、
例えば風景だったら空の部分が足りないなというときにAIによって写ってない部分の画像をリッチ上げてくれる機能ですね。
バストアップの写真を全身の写真に変えたりもできます。
さらにアップスケールという画像を高精度に拡大してくれるピクセル数を増やしてくれる機能もフリーピックで使えるようになったのでありがたいですね。
アップスケーラーだけのサービスとかもあるんですが、最近は無料で使えるものも減ってきているのでフリーピックにアップスケーラーの機能が搭載されて嬉しかったです。
しかも最近フリーピックはAIに限らずクリエイティブな機能がどんどん充実していってます。
06:01
これまた最近Mockupの作成ができるようになったというのが個人的には大きなトピックスです。
例えばスマホやパソコンがいい感じにかっこよく写っている写真の画面のところに手持ちの画像を合成すると。
はめ込み合成ですね。そういうことがフリーピックだけでできるようになりました。
もちろんそのMockup用の素材の写真も豊富にあって充実しています。
スマホやパソコンだけでなく他にもTシャツやスウェットなどのアパレルとか
名刺、ポスター、本などの紙物が実際に印刷されて仕上がって机の上とかに置いてあるようなイメージとか
マグカップ、ボトル、缶などのパッケージ類、デザインしたものが実際にプリントされたらどうなるかを立体的にMockup画像を作ることができるということで
これは個人的にはすごく嬉しいです。
デジタルのツールやサービスを紹介するときに結局はパソコンやスマホの画面上で完結するものなので
ビジュアルのイメージがスクリーンショットばっかりになっちゃいますよね。
これをノートのカバー画像だとか、ビジュアル的にいい感じに見せたいというときに
シャレた感じの写真に写っているスマホやパソコンの画面に合成するというのが見せ方としてやりやすくていい感じになりやすいんですね。
なのでたぶん今後私の発信の中でそういう画像が増えるんじゃないかなと思います。
さらにフリーピックにはCanvaのような画像編集、レイアウトのツールも登場していました。
もちろんCanvaとかAdobe Expressほど機能はないんですが
テンプレートを使ってSNS投稿用のイメージを作ったりできるようになっています。
画像をレイアウトして文字を追加して画像を加工したり文字を加工したりそういう一通りの機能はちゃんと使えるようです。
やっぱりCanvaの存在はフリーピックも意識しているはずだと思います。
Canvaは画像編集のツールですがCanvaの中で画像素材を探して使えるところがいいところですよね。
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有料プランにすると使える画像素材も増えるので画像編集ツールプラス画像素材と考えている人も多いんじゃないかと思います。
その両方があるからコスト的に納得できると思う人も多いと思います。
なお一応言っておくとCanvaの写真やイラストなどの素材を何も加工せずにそのまま書き出して他のデザインツールの素材として使うのはダメです。
なのでFigmaとかAdobeのツールとかで素材を使うのであればフリーピックのような画像素材のサービスを使うべきです。
なおフリーピックには動画素材もあるんですが動画編集はできません。
Canvaは動画編集もできるので対抗してフリーピックも動画編集機能がついたらいいなとちょっと欲張りですが思ったりもします。
あとちょっとしたBGMとか効果音とか音の素材があったら嬉しいなとも思います。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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