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2019-07-09 05:48

第86回「マークダウンエディタTyporaはいい感じだけど惜しい」

最近知ったマークダウンエディタ「Typora」を紹介しました。わたしがちょっと惜しいと感じたHTMLへの書き出し機能について解説しています。シンプルで軽快で、使い込んでいくと実は高機能だとわかるとても良いツールです。
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第86回 アシカガキャスト
タイポラというマークダウンエディターの存在を知りました。
知りごとがてらというポッドキャストで教えてもらいました。
Mac版とWindows版とLinux版があります。
Mac版を使ってみたんですけども、非常にシンプルで軽快で使いやすそうで、
使い込んでいくと実は高機能だということがわかってきます。
これ私としてはすごく好きな感じで、まずは取っ付きやすくて、ユーザーを迷わせる要素が少なくて、
慣れていくと高度なことがいろいろできるようになるという、
ゲームもそうですしアプリでもこういうのが理想だなと常々思っています。
マークダウンエディターというと、マークダウンで記述をするところと、
プレビュー画面の2画面表示というのが多いんですが、
このタイポラは一つの画面で入力が終わると同時にプレビュー状態になります。
例えばマークダウンで見出しを入力して、リターンを押すともうプレビュー状態になるというイメージです。
コマンドスラッシュを押すとマークダウンのテキストが見られて、
もう1回コマンドスラッシュを押すとプレビュー状態に戻るという機能もあります。
ミディアムとかドロップボックスペーパーでも同じようなことができるんですが、
いわゆるウィズウィグエディター的な感じというと、分かる人には分かると思います。
マークダウンというのはHTMLは書くのが結構面倒なので、
もっと楽に書く方法として考えられた書き方、言語みたいなものですね。
例えば見出しを作る場合、HTMLだと先頭にh1というタグを入れて、
見出しの終わりにスラッシュh1というタグで閉じてあげる必要があるんですが、
マークダウンだと見出しの行の先頭にsharpと半角スペースを入れるだけなので、
とても簡単で早く入力できます。
マークダウンエディターを使う人の用途としては大きく分けて2つあると思うんですが、
1つは文章を作る時に見た目を調整するために見出しを太くしたり、
リスト表示を使ったり表組みを使ったりするために、
マークダウンで書くのが楽で早いからマークダウンを使いたい。
最終的には見栄えがいい文章を作ることが目的というケースです。
そして2つ目はマークダウンのテキストを作ること自体が目的で、
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ワードプレスのようなCMSなどにマークダウン形式で投稿するために使いたいというケースがあると思います。
このタイポラは全社向け、最終的に見栄えのいい文章を作るための手段にマークダウンを利用するというエディターです。
私の場合は後者でマークダウンそのものを作るのにマークダウンエディターを使いたい。
あるいはマークダウンで書いてそれをhtml として使いたいというマークダウンエディターを探していました。
その場合においてもこのタイポラは非常に良いツールなんですが、
html の書き出しについてちょっとだけ惜しいところがありました。
タイポラでマークダウンで書いて、html として書き出すこともできるし、文章を選択してhtml としてコピーする機能もあって、これは非常に嬉しいんですが、
暖楽の p タグの中に必ずテキストをスパンで囲んじゃうというのがタイポラの仕様のようで、
この何でもスパンを挟んでくるのを設定で入れられないようにできたらいいのになぁと思っています。
なお開業についてなんですが、マークダウンでは半画スペース2つ入れると開業になって、
html に変換した時に pr タグになるんですが、
マークダウンを書くことが目的ではなく、文章を作ることが目的でマークダウンで見た目を変えられるよというエディターの場合、
この半画スペース2つで開業という扱いがうまくいかないものもあります。
でもタイポラではシフトプラスリターンで開業した後で半画スペースを2つ入れるとうまく扱えるということがわかりました。
そうすると画面上に薄く開業マークが出ていて、その状態でhtml としてコピーするとちゃんと pr タグになっていました。
ということでマークダウンエディターのタイポラはすごくいい感じなんですけど、
html 化するときにテキストをスパンタグで囲むのはやめてほしいと、そこだけが惜しいという話でした。
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