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2021-03-08 10:01

AnchorとWordPressが連携ってどういうこと?(第409回)

AnchorとWordPress.comの連携機能について話しました。WordPress.comの記事を音声化してポッドキャスト配信したり、ポッドキャストのページをWordPress.com上に作れます。

=== 目次 ===
SpotifyがAnchorとWordPressの連携を発表
WordPressじゃなくWordPress.comとの連携だった
WordPress.comの記事を音声化してポッドキャスト配信
ポッドキャストのページをWordpress.com上に作れる
Podpageなどポッドキャストのサイトを作るサービスも便利
ポッドキャストを自動文字起こしでブログにするのはどうか
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猫のモノマネをするよ。ほっ。アシカガキャスト。
先日、スポティファイのイベントが行われたそうです。
このご時世なので、オンラインイベントだったそうですが、
スポティファイはスウェーデンの会社なので、スウェーデンから配信したんでしょうね。
そこで、ポッドキャスト関連の発表もあったようで、
TwitterでQさんが教えてくれたんですが、
アンカーとワードプレスが連携するらしいよと。
アンカーというのは、ポッドキャスト配信のプラットフォーム、
配信するサービス、アプリなんですが、
スポティファイが買収して、今スポティファイの参加なんですね。
で、どうやらワードプレスで書いたブログを音声化してポッドキャストにしたり、
ポッドキャストのワードプレスのブログを作れるらしいということで調べてみました。
調べてみてわかったのは、まずワードプレスではなく、
ワードプレス.comと連携するということでした。
ワードプレスでブログを作っているという人も多いですが、
ワードプレスは基本的には自分でサーバーにインストールして使うものなんですね。
ワードプレスのプログラム自体はオープンソースになっていて、無料で使うことができます。
そしてワードプレス.comというのは、
ワードプレスがあらかじめインストールされている状態のものを借りて使うことができるサービスですね。
ワードプレスを自分でインストールする必要がないので楽なんですが、
その代わり自由にカスタマイズしたり、プラグインをボンボン入れたりとかはできないということですね。
無料でも使うことができて、独自のドメインを割り振りたいとか、
高度なことをやろうとすると有料になって、その利益で運営しているという、
言ってみればクラウドのサービスがワードプレス.comです。
なのでこれから話すAnchorとの連携は独自でインストールして使っているワードプレスではできない、
ワードプレス.comでしかできないことということになります。
連携機能のまず一つ目ですが、
ワードプレス.comで書いたブログ記事を音声化してポッドキャストとして公開することができます。
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もちろんAnchorで配信されるわけですが、
Anchorはいろんなポッドキャストを配信しているところと連携できるので、
Appleポッドキャスト、Spotify、Googleポッドキャストなどで配信できるということになります。
これは実際にやっているところのデモンストレーションを動画で見たんですが、
ボタンを数回押すくらいでもできてしまうんですね。
今のところは英語だけなんじゃないかと思います。
もし日本語に対応したとしても、
現状の日本語の機械での読み上げは英語ほど流暢じゃない感じがするので、
機械が読み上げた音声でのポッドキャストというのはあまり受け入れられないんじゃないかなと思います。
でもニュース的なものとか情報を耳から取り入れられればいいんだというニーズもあるでしょうね。
そしてもう一つ、ポッドキャストのページを WordPress.com 上に作れるという機能も追加されました。
AnchorにWebブラウザでアクセスしてログインしてダッシュボードに行くと、
Connect to WordPress.com というボタンが出てきます。
そこから連携して WordPress.com 上にサイトを作ってみたんですが、
過去のエピソードも含めて1エピソード1記事として WordPress.com 上にサイトと記事が作られました。
ポッドキャストのエピソードごとに1ページずつ作られる記事上でポッドキャストを再生することもできます。
プレイヤーが埋め込まれてるんですね。
ただ機能はあまりなくて、2のところから再生させたり、30秒進める5秒戻しはあるんですが、
再生速度のコントロール、1.5倍速とか2倍速とか、そういう速度のコントロール機能はありませんでした。
今確認してみたんですが、過去の記事というかエピソードに関しては50個読み込まれていました。
そしてこのポッドキャストのエピソードを WordPress.com の記事にする機能ですが、
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1個エピソードを更新するたびに WordPress.com に登録する作業をしなきゃいけないんですね。
今後エピソードを更新するたびに自動で WordPress.com に記事が追加されるわけではなくて、
ある意味手動でエピソードを公開した後ポチポチやって WordPress.com に記事を投稿しないといけないので結構面倒ですね。
PodPage というサービスなど、自動でポッドキャストのエピソードが更新されるたびにページを作ってくれるサービスがいくつかあるので、
そっちの方が便利だなと思いました。とはいえその手のサービスは基本有料のものになります。
ただ先ほども言ったPodPage、PodPage.com でアクセスできますが、PodPage は無料のプランでも基本問題なく今のところ使えています。
プロ版にすると独自ドメインが使えるのはもちろんのこと、デザインをカスタマイズできたり、メーリングリストを作れたり、
ポッドキャストのエピソードの自動投稿だけではなくブログのように使えたりアクセス解析できたりと盛りだくさんなんですが、
無料でも特にエピソード数とかの制限もなく使えてるんで、PodPage はおすすめかもしれませんね。
話が逸れましたが、この話題に関連してツイッター上でQさんとポッドキャストが文字に起こされてブログになったらいいんじゃないのかなという話をしました。
それについての私の考えですが、ポッドキャストの内容が全部文字起こしされて検索エンジンにインデックスされる検索対象になるというのは見つけてもらうという意味でのメリットにはなると思います。
ただそれがブログという形になってなくてもいいんじゃないのかなと思います。
Google はポッドキャストの音声をテキスト化して検索エンジンにインデックスしてるらしい、そういう動きをしているらしいという話は結構前から言われていますが、
検索にポッドキャストが引っかかれば結果としてテキストになっているものを見てもらうよりもやっぱりポッドキャストで聞いてもらった方がいいのかなと思うんですね。
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私の勝手なイメージではアップルミュージックやスポティファイなどで曲の歌詞が表示される感じでポッドキャストの内容の自動的にテキスト化されたものが出てきてそこで頭出しできる。
いろんなポッドキャスト番組のエピソードを横断してテキストで検索できる。しゃべってる内容を自動でテキスト化されたものを元に検索できるという意味ですね。
そういう機能がスポティファイやアップルポッドキャスト、Googleポッドキャストなどにつけばいいのかなと思います。
今回は以上です。
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