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第107回アシカガキャスト 撮影OKの原画展などで役立つフォトスキャン
フォトスキャン by Google PhotoというiOS、Android用のアプリがあります。
プリントの写真をカメラで撮影して、アナログの写真をデジタルにするという目的のために作られているアプリです。
机の上などに置いた写真をカメラで撮るわけなんですけども、傾きを補正してくれるというのは他の色々なアプリでもできるんですけども、
同時に光の反射を自動で除去してくれるというのが便利です。
このアプリで写真を撮ると、一回シャッターを切ると、4つ白い丸が右上、左上、右下、左下に表示されるんですね。
カメラの中央、このアプリ内の中央のところに丸い印があって、スマホのカメラを動かして、その一つ一つの白い丸に合わせていくんですね。
ちょうど合うとシャッターがバシッと切られて、最初の一枚と左上、右上、右下、左下で4回で合計5回シャッターが切られて、その5枚の写真を自動的に合成してくれるんですね。
それによって撮っている位置を変えることによって光の反射とかが変わるので、テカリとかがない部分をうまく合成して、一枚の写真に仕上げるという仕組みになっています。
これ、原画展など、学想された絵とか写真とかが壁に飾られているものをきれいに写真に撮るというのにすごく役立ちます。
我が家ではチャオサマーフェスティバルという女の子向けの漫画雑誌のチャオのイベントを毎年パシフィコ横浜でやっているのを見に行っているんですが、
それで原画の展示と色紙の展示というのをやっていて、これきれいに学想されていてライトも光っているので、普通に撮ったらライトの光が全部入ってしまうような状態でしか撮影できないんですが、
このフォトスキャンを使うとかなりきれいに撮影することができて、毎年役立っています。
これ注意点としてはシャッター音がうるさい。計5回シャッターを切ることになるんですが、1回1回で全部カシャカシャ言うので気をつけた方がいいかもしれません。
チャオサマーフェスティバルの時は結構ザワザワうるさい会場なんで、そんなに気にはなってないんじゃないかとは思います。
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あとiPhoneのスピーカーのところを指で押さえて音を小さくするというテクニックも私は使っています。静かな展示会とかだと結構ちょっときついかもしれないですね。
あと楽奏されていて表面がガラスみたいな時には本当はフラッシュをオンにした方がいいらしいんですが、
だいたい撮影OKの原画展でもフラッシュは使わないでって書いてあるので、チャオサマーフェスティバルでもそうなんですが、
もしフラッシュOKな状態であればフラッシュはオンにした方がフォトフレームとかに入っている時には綺麗に撮影できるらしいです。
あと撮影時に写真を画面に収めてくださいというようなテキストが表示されているので、
全体像が映えるようにして撮りがちなんですけども、必ずしも撮りたいものの全体が収まっている必要はなくて、
むしろちょっとアップ気味でフレームに入っている絵とかの場合、フレームがギリギリ入ってないぐらいの感じで1回目のシャッターを切った方がうまくいくというのが私の経験上のアドバイスです。
1回目の撮影時に全体像が入ってなくても次の4回で撮っていく時に入ってくるので、最終的にはいい感じに収めてくれます。
自動的に必要な部分を切り抜いてくれて回転もしてくれるんですけども、
この精度がそれほど高くない印象で、ただどの範囲で切り抜くかとか回転とかは後から自由に変えられます。
画像されている絵の場合、額縁の周りで切り抜くのか内側の絵のところだけで切り抜くのかみたいなのがなかなか自動ではうまくいってくれないので、後から自分で調整した方がいいケースが多いです。
あとちょっと気になるのはこのアプリ、2018年の3月10日が最後のアップデートなので、基本もう開発が止まっているんじゃないかと思います。
なので今後ちょっとどれだけ使い続けられるかは分かりませんが、Photoscan by Google Photo、非常にいいアプリなのでぜひお試しください。