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2023-06-21 11:01

Apple Vision Proを絵を描く作業にどう活かせるか(第665回)

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Apple Vision Proについて語る第3回目。Vision Proを絵を描く作業にどう活かせるのか、AR空間上で絵を描くメリットとは、といったことを考えました。

=== 目次 ===
Apple純正フリーボードとVision Pro
絵を描く作業とVision Pro
AR空間上で絵を描くメリットは
空間オーディオを生かしたアプリに期待
ゲーム機としても期待できそう
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サマリー

Apple Vision Proを絵を描く作業でどう活用できるかについてまとめられた話題がある。アップルの開発者会議で、Vision Proの紹介が行われ、その中で使われているフリーボードにも言及された。また、Vision Proが絵を描く作業でどのように使えるのかについても興味があると述べられている。

アップルビジョンプロとフリーボード
アップルビジョンプロについて、私なりの視点ですごいと思ったところや、疑問に思っていることなどをまとめたものを喋ってるんですが、各回10分くらいで喋っていて、第3回になってしまいました。
アップルの開発者会議のWWDCでビジョンプロの紹介・プレゼンテーションをしていたんですが、その中のビジョンプロを使っている映像で、フリーボードがちょこちょこ出てきていて嬉しく思いました。
フリーボードは、去年、2022年の12月に登場したアップル純正のオンラインホワイトボード的なツール・アプリです。
Mac、iPhone、iPadに標準でインストールされます。
オンラインで、グループで付箋にアイディアを書いて貼っていって、ブレインストーミングするとか、画像を貼り込むことができるので、デザインのレビューとか、貼り込んだデザイン画像に対して矢印とか図形を書き込んで、テキストも入力できるので、ここを押しようとか、みんなで打ち合わせをしながら使うとか、
見ろを知ってる人なら見ろみたいなツールというところを目指しているものだと思います。
iPadで使うとApple Pencilとの相性が良くて、私はお絵かきツール的な感じで一人で使ったりしています。
このフリーボード、英語だとFreeformという名前なんですが、Vision Proとの相性がすごく良さそうです。
Vision Proでフリーボードの画面を大きくホワイトボードのように表示させて、付箋を貼っていく、ブレストするというのは、リアルで現実のホワイトボードを使っているのと同じように、あるいはそれ以上に便利なんじゃないかなと、使い勝手がいいんじゃないかなと思いました。
もっとも、見ろのアプリもVision Proで使えるでしょうし、Vision Pro用に機能強化してくるかもしれないので、そっちにも期待したいですが、フリーボードはVision Proのキラーアプリとなるかもしれないと思っています。
あるいはフリーボードはVision Proのために作られたツールなのかもしれないなとも思ったりします。
あと、絵を描くという作業においてVision Proがどう使えるのかなということに興味があります。
絵を描く作業とVision Pro
例えば、iPadにApple Pencilで絵を描くと、文字を描くのもそうですが、この体験は非常に素晴らしいんですが、Vision Proを装着してiPadにApple Pencilで絵や文字を描くというときに、どうVision Proによってより便利だったり面白かったりできるのかと。
Appleは何か考えているのかなと興味がありますね。
VRゴーグルのメタクエスト用のアプリで、VR空間上に表示されるキャンバスに絵を描くというアプリがあります。
こういうのはVision Proでも実現できるんだと思います。
WWDCのときのVision Proの紹介の映像にはなかったんですが、別の映像でVision Proを使ってフリーボードアプリの描画機能で文字や図形を描いている動画を見つけました。
それによると、空間上で手を動かして、親指と人差し指をくっつけて動かしているときにだけ描画されるといった操作になっていました。
なので、同じような感じで絵を描くアプリは作れるんだと思います。
じゃあ、AR空間で絵を描くことのメリットについて考えてみました。
まずは、大きなキャンバスに描けるということですね。
AR空間の中でなら、いくらでもキャンバスを大きく表示させられますよね。
あとは、空間を利用することによってツール類を現実のリアルな世界に近づけることがやりやすいと思います。
例えば、筆がいっぱい用意されていて、そこから選んでもつとか、現実のパレットのようなものに絵の具を出して色を作るような作業を空間上で行うとか、そういうこともできそうですよね。
あと、見本になるものを空間上に表示させて、それを見ながら絵を描くということもできますよね。
これは、似顔絵を描くときに写真を表示させておくとか、2Dの世界でもやろうと思えばできることもありますが、それこそ石膏を見ながらのデッサンみたいな立体物を表示させて、それを回転させながら見てデッサンするとか、モデルの人物を3Dで表示させて絵を描くとかもできそうですよね。
Vision Proでは3D映像が撮影できるので、その3D映像を見ながら絵を描くというのも面白そうですね。
結局、絵は一方向から見たところを描くんじゃないかと言われそうですが、ちゃんと立体的な状況がわかっている方が描きやすいんですね。
あと3Dといえば、3Dのオブジェクトに対して絵を描く、ペイントする、立体的なものを描く、3Dアート的なものとかもいろんなそういうアプリが出てくるんじゃないかと思います。
話変わって、Vision Proでは空間上に画面を配置して、その画面の位置から音が鳴る空間オーディオの機能を持っています。
例えば、FaceTimeでのテレビ電話で複数の人と話をするときに、それぞれの喋っている人の画面のところから声が聞こえるそうです。
なので、ラジオとかホッドキャストで複数人で喋っているものの場合、それぞれ喋っている人の顔が表示されて、それぞれの位置から声が聞こえたら臨場感があって面白いんじゃないかなと思いました。
人物は動画だといいんでしょうけど、静止画でも十分楽しめるんじゃないかと思います。
思ったんですが、Twitterのスペースで話している人のアイコンがVision Proで見ている空間の中に浮かんでいて、それぞれのアイコンの位置から声が聞こえるというのがイメージできますね。
クラブハウスもそうですよね。なので、どっちが先にVision Proに対応させてくるかわからないですが、うまくVision Proに対応して今言ったようなことが実現できれば、私レベルの発想じゃなくてもっといい感じに作り込むことができれば、
クラブハウスがまた注目されるということもあるかもしれないなと考えたりします。
最後に、やっぱりゲーム機としてもVision Proは期待できるんじゃないかと思います。
任天堂スイッチスポーツみたいに手を振って操作する系のカジュアルゲームみたいなものがVision Proだけでできるのかどうかが気になります。
メタクエストのようなコントローラーを不要にして手だけで操作できる。目と手と声で操作できるというところにこだわっているので、そのくらいできるんだろうなと思っています。
キャラクターをどっちの方向に移動するかとか、単純にメニューをセレクトするとかは目で選んで指で選択できますし、あとはボーリングの投げるとかバトミントンとかバレーの打つとか、そういう操作を手の動きでできればカジュアルなスポーツゲームがいっぱいできそうですよね。
iPhoneが出てすぐの頃と同じで最初のうちはアイデア勝負のゲームが注目されるチャンスの時期でしょうね。
例えばiPhoneだと最初の頃iPhoneを振ってボールを投げるボーリングのゲームとかありましたよね。そういう単純なアイデア勝負のものが最初は注目されやすいと思います。
アイデア勝負的なもので言えば、プラネタリウムのアプリがビジョンプロ向けに開発されているらしいです。ビジョンプロをつけたまま寝っ転がってプラネタリウムを眺めると、これもビジョンプロのいい使い方なんじゃないかと思います。
夜あまり眠れない不眠症みたいな人がVRゴーグルをつけてVRの世界の中で眠れるというような話があるらしいんですが、ビジョンプロをつけてプラネタリウムを見たりとか、そういうことで安眠につなげるみたいなそういうものも出てくるかもしれないですね。
3回にわたってAppleビジョンプロについて話してきましたが、今回でひとまず最後です。足利浩二がお届けしました。
11:01

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