1. アシカガCAST
  2. お役所への申請のデジタル..
以前は紙で提出していた申請が今年からデジタルになり、オンライン申請とマイナポータルの組み合わせで便利さを感じたエピソードを話しました。

=== 目次 ===
個人的にはマイナンバーのメリットを感じてる
オンライン申請とマイナポータルの組み合わせ
住民票などがコンビニで出せるのも便利になった
書類を画像にして提出するのはハードル高いかも
住民票の不正防止処理と文字認識
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サマリー

高校の支援金申請がデジタル化され、オンラインでマイナンバーカードを利用して簡単に申請できるようになった。マイナポータルを活用することで、手続きは簡単に済ませられる。

高校の支援金申請のデジタル化
今のこのアシカガキャストのジングル的なものを言ってくれているのは、うちの娘なんですが、今、高校に通っています。
私立の高校に通っているんですが、国の制度だとか、東京都が独自にやっているようなもので、支援金とか補助金を申請していただくことができるんですね。
具体的には、国の制度でやっている高等学校など就学支援金というものと、東京都がやっている私立高等学校など授業料軽減助成金というのを我が家ではありがたくいただいています。
この2つの申請が、去年までは紙ベースの書類で提出していたんですが、今年からどちらもデジタルで、ネットで申請するようになりました。
個人的にはデジタル化は大賛成ですし、マイナンバーカードと連動することによって非常に便利になってきているなと思っています。
マイナンバーカードのメリットをあまり感じていない人もいるとは思うんですが、確定申告であったり、こういう支援金補助金の申請であったりで、私としてはマイナンバー、マイナンバーカードのメリットをすごく感じています。
それぞれの申請をやってみての話をしたいと思います。
まず、高等学校など就学支援金ですが、これは国の法律に基づく全国一律の制度として、平成22年、2010年ですね、4月より制度が開始されたというもので、
授業料の一部に充てる費用として、高等学校など就学支援金というのが学校に支払われて、学校から家庭に振り込まれるという形になっています。
毎月の授業料からその金額が引かれるとかではなくて、一旦お金は払うんですが、年に1回ドンと戻ってくると、高校からお金が振り込まれるという仕組みになっています。
これ、対象は基本私立の学校ですね。で、この高等学校就学支援金を申請するためのオンライン申請システム、e支援というのができています。
パソコンかスマホのブラウザからそこのサイトにアクセスして申請することになります。
で、この手の支援金とかは親の所得によってもらえるもらえないとかいくらもらえるかとかが決まるんですが、紙ベースで提出していたときには課税証明書というのを出さなきゃいけなかったんですね。
あと住民票も出していました。で、これが今回からe支援を使ってオンラインで申し込むときにマイナポータルというマイナンバーカードと連動していろんな情報を管理したりするサービスと連動することで、そういう書類なしに申請できるようになりました。
マイナンバーの番号と暗証番号的なものを入れればいいだけとかそこまで簡単ではないんですが、マイナポータルというサービス、パソコンのブラウザからも使えるんですが、私はiPhone用のアプリを使っています。
パソコンだとICカードリーダーを使ってマイナンバーを読み込む必要があるんですが、カードリーダーがなくてもiPhoneのアプリでiPhoneでマイナンバーカードを読み込むことができるので便利です。
マイナポータルアプリにログインするときには必ず暗証番号の他にマイナンバーカードそのものを読み込まないといけないんですね。
例えばウェブサイトで申請をやっていて、マイナポータルとの連動ですとなったときにアプリに切り替わってマイナンバーカードを読み取らせてログインしてブラウザに戻るというような作業になるんですが、
その後もう一回マイナポータルでとなったときにはまたマイナンバーカードを読み取らせないといけないといったケースによく遭遇して面倒だなぁと思うんですが、まあしょうがないかなと。
パソコンのブラウザで申し込みをしていて、マイナンバーカードに関わる部分だけスマホでやって連動するみたいなこともできるケースが多いです。ただその辺も含めて結構面倒だったりわかりにくいことも多いので、
途中で諦めちゃう人とかハードルが高く感じてやる前に諦めちゃう人も多いんじゃないかと思います。かなり便利になったんですが、ついてこれてない人も多いんじゃないかと心配になります。
で、もう一方の東京都がやっている私立高等学校など授業料軽減助成金ですが、こっちはマイナポータルマイナンバーカードを使った申請には対応していませんでした。
マイナンバーカードの活用
オンラインの申請なんですが、住民票課税証明書の書類を用意しろと、画像で申請しろということになっていました。なおこの住民票課税証明書ですが、以前は役所に行って窓口で発行してもらう必要がありましたが、
マイナンバーカードを持っていればコンビニのマルチコピー機で出力することができます。これも非常に便利になった点ですね。コンビニのコピー機にICカードリーダーがついていて、そこでマイナンバーカードを読み取らせます。
で、ちょっと気が利いているのはマイナンバーカードは置きっぱなしじゃなくて、そこのICカードリーダーから離さないと次のステップに進めないんですね。これはマイナンバーカードの置き忘れを防ぐための考えられた仕組みだと思います。
ただ残念なのは住民票をプリントアウトして、次に課税証明書という時に最初のマイナンバーカードを読み取らせて暗証番号を入れてというステップをもう一回やらないといけないことです。ただまあこれは不正を防ぐための仕組みとしてしょうがないんでしょうね。
で、紙の住民票、課税証明書をスマホのスキャナーアプリで読み取って画像にして申請しようとしたんですが、ファイルは1MB以下にしてくれと。
そういう制限があって画像のサイズを変えたりJPEGの圧縮率を調整して1MB以下になるように私はPhotoshopでやったんですが、ファイル容量を軽くしてからアップしたんですね。
ただ、普通の人にとってはそもそも書類をきれいに画像にする、そしてファイル容量をいい感じに調整する。これらの作業はハードル高いよなと感じました。
スキャナーを持ってる人ってそんなに多くないと思うので、多くの人はスマホで撮影すると思うんですが、書類を斜めにならないようにきれいに撮影する。
iPhoneだと簡単な方法だとメモアプリに書類スキャンの機能があるので、そういうのを使えば新しいアプリなど入れなくても標準機能でできますが、そんなの知らない人も多いですよね。
さらにiPhoneで普通に撮影すればファイル容量的にはかなり大きなものになるので、1MBという制限は基本超えてしまうと思うので、なんとかしてファイル容量を軽くする必要がありますよね。
これは私もiPhoneの標準のアプリだけでどうやるのが一番楽なのかわかっていません。メールに添付すると軽くなるからそうしてるという人の話を聞いたこともあります。
なのでここの画像のファイル容量の制限のところで行き詰まる人もいるんじゃないかと心配になりました。
住民票と課税証明書は不正防止みたいなこともあるみたいで、背景に変な柄みたいなのが入ってるんですね。このせいでJPEGの圧縮効率が悪いという面もあると思いました。
ちなみにiPhone、Mac、iPadで画像の中の文字をテキストとして認識できる、コピーしたりできるようになっていますが、この不正防止のごちゃごちゃした柄が背景に入っている住民票、課税証明書の文字をちゃんと認識するかなと試してみたところ、やっぱり認識できない部分もあって、
ざっと見た感じ7割くらいしか認識できていないような印象でした。今回は以上です。足利浩二がお届けしました。
10:53

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