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2023-11-22 10:53

香港発動画ショッピングサイト7sGoodはあやしいのか?(第705回)

動画ショッピングサイト7sGood(セブンスグッド)は香港企業の運営ですが、それなりに信頼はできそうだと感じました。その根拠として、自社ブランドも持つ企業で社長は日本のIT企業に11年いたこと、日本法人もあることなどを話しました。

=== 目次 ===
ショート動画を使ったECサイト7sGood
香港の会社の運営だけど信頼できそう
運営会社の社長は日本のIT企業に11年いたらしい
日本法人もあるし梱包動画も見られる
とはいえSHENのようにパクリ商品もある
商品を厳選していて安いだけがウリじゃない
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サマリー

高校生の娘が、レモンエイトというSNSを利用している。彼女は香港発のECアプリ『7sGood』を見つけた。怪しいという意見もあるが、日本に法人があり、梱包動画も見られるなど安心感があると感じている。彼女は自分の意見を紹介している。

7sGoodの特徴と安心感
うちの高校生の娘は、最近レモンエイトというSNSをよく使っています。
TikTokを運営しているバイトダンスが運営しているInstagramみたいなSNSです。
最近は、Instagramでもおすすめスイーツとか、おすすめクリスマススポットとかを複数画像で紹介する半分プロみたいな人の投稿が多いですが、
多いというか、娘はよく見ていますが、レモンエイトで娘が見ているのもだいたいそういう感じの投稿です。
それで気に入ったものを保存しておいて、後で見返すみたいな、ある意味ピンタレストみたいな使い方をしているんですね。
で、たまたま娘と一緒にレモンエイトを見ているときに見つけたのが、今回紹介する7sGoodというECサイト、ECアプリですね。
この7sGoodは数字の7に小さいsにgが大文字でgoodと書くネット通販のアプリで、特徴はショート動画で商品を紹介すると。
TikTokみたいなECサイト。
Instagramとかピンタレストには投稿を見ていて、そこからワンステップで購入ページに行くみたいなことができますが、
7sGoodはそれと同じような体験を閉じた形でできるようになっているということですね。
7sGoodの7th、7sというのは7秒を意味していて、セブンセカンドということですね。
すべての商品には7秒で商品の魅力を伝えるショート動画がついているというコンセプトなんですね。
で、この7sGoodの存在を知って、多分シーンみたいな中国のサービスだったり、あるいは韓国なのかなとか、そういう雰囲気を感じて調べてみたんですが、
香港に拠点を持つ会社が運営するサービスでした。
最初は怪しいサイトかなと思いましたし、実際ネットでは使わない方がいいというような情報もあるみたいですが、
いろいろ調べてみて、結構信用できるんじゃないかな。
シーンよりはマシなんじゃないかなと思うようになりました。
あくまでも私の個人的な意見なので、これを聞いて信用してトラブルに巻き込まれたとかいう場合の責任は取れませんが、
ある程度信用できそうだと思った理由などを紹介していきたいと思います。
まずこのセブンスグッドを運営する会社はHHO Limitedという会社なんですが、
その創業者、社長の人は大学卒業後、日本に11年間いて、IT業界で仕事をしていたらしいんですね。
ここでだいぶ好感度が上がるというか、日本のビジネスをちゃんとわかっているというのはまず好印象ですよね。
その後中国に戻り、アリババグループの企業でビジネス向けコミュニケーションプラットフォームディントークというのを生み出したそうです。
アリババは世界最大のEC企業ですね。
HHOの社長の人はその辺の実績があるし、技術畑の人ということなんですね。
で、アリババグループを離れ、HHOを立ち上げるんですが、
HHOはECサービスのセブンスグッズ以外に2つのブランドをもって製品を提供しています。
1つがイヤフォンのブランドで、もう1つがペット商品のブランドです。
ペット商品も猫用の自動トイレとか、デジタル技術を利用したペット製品のブランドですね。
なのでECサービスだけでなく、自分たちのブランドをもって製品開発もしているというところも、
信頼・信用につながるんじゃないかなと思います。
この辺はHHOという会社の背景みたいな部分で、何か信用できそうという部分でしたが、
セブンスグッズのオリジナル商品と悪質なパクリ商品
1つわかりやすいのは、HHOは日本法人もあります。
愛知県名古屋市に株式会社HHOというのがあって、
セブンスグッドの日本国内での運営・マーケティング活動をしているそうです。
ちゃんと日本法人があるというのは、すごく安心材料ですよね。
あと、もう1つ安心感につながる取り組みがあって、
購入した商品を梱包しているところを動画で見ることができるようになってるらしいです。
自分が購入した商品がどういう風に梱包されているかを動画で見られるということで、
これはなかなか新しい取り組みですし、安心感があるなと思いました。
なんか今回PR案件みたいですね。
ECサイトとしてそれなりに信頼はできそうだなとは感じたんですが、
やっぱりシーンと同様にパクリ商品っぽいものも見受けられますし、
使う側の買う側のモラルを問われる部分もあるなとも感じています。
クレヨンしんちゃんをパクったようなスマホケースとか、
フォレス&グルミットの犬をパクったようなデザインが使われたグッズとかが見受けられたので、
これはあかんなと思いました。
セブンスグッズではオリジナルグッズをオーダーメイドで作ることもできるんですね。
アクリルスタンドやTシャツ、クッションなどを画像を送ってその画像で作ってくれるんですね。
アクスター1個で399円とか、Tシャツ1枚1709円とか結構安いんですね。
ただこれ、芸能人の写真とかアニメの画像とかを使って著作権無視のグッズが作られる、
そういう場になっちゃうんだろうなと思いました。
シーンと同様、セブンスグッズもレビューに力を入れていて、
多分若い人中心だと思うんですけど、レビューが結構入ってるんですね。
しかもこのオーダーメイドのアクリルスタンドとかだと、他の人が作ったグッズも見れたりするんですね。
これ公開OKかNGかの設定があったりするのかどうかわからないですが、
ともかくそれを見ると案の定、著作権、肖像権無視のグッズが作られている無法地帯になってるなと思いました。
日本のそういうアクリルスタンドを作ってくれるサービスとかだと、
ちゃんとそういうのはダメですよと歌っていますし、そういうデータはお受けできませんと。
チェックが入る仕組みになっているようですが、
とはいえ全てをチェックはしきれないなと。
これ芸能人じゃなくて普通の人だよと。私ですと言い切られると、
有名じゃない人の場合なかなかわかんないなとか思いますが、
そもそもセブンスグッズのオリジナルグッズの場合は、
そういう正しがきすらありませんし、
個人の趣味の範囲だから勝手にアクリルスタンドとか作ってもいいんだと。
悪気がなく作ってる人とかも多そうですよね。若い人の中には。
なおこのセブンスグッズですが、
世界中の新しい商品やクラウドファンディングサイト人気商品など、
最新のワクワクするような商品を厳選し販売しますと書いてあります。
シーンのように衣類を中心に何でも扱ってるというのとはちょっと違うコンセプトのようですね。
値段も意外とそんなに安くなかったりするものも多いです。
シーンのような激安商品ばかりというイメージでもなさそうですね。
セブンスグッズは集客のためのブログにも力を入れていて、
それこそライバルのシーンやメルカリ、ヤフオク、ファイマ、アリエクスプレスなどについて解説した記事をたくさん上げていました。
そういうオウンドメディアで地道に集客をするという姿勢も私には好印象に移りました。
今回は以上です。足利浩二がお届けしました。
10:53

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